1月12日(水)
昨日(1月11日)、
勤めからの帰宅途中に天山を見たら、白く冠雪しているのが見えた。
下界は雨だったが、天山山頂には雪が降ったようだ。
今日(1月12日)も仕事であったが、
(午後からの仕事なので)早朝に天山に登ってみることにした。
天川集落を過ぎ、
天山スキー場(破産申請をし廃業した模様)からの道と合流する地点まで来ると、
道はアイスバーンとなっており、
(ノーマルタイヤなので)この手前に車を駐め、ここから歩き出すことにした。
滑らないように気を付けて、
ゆっくり歩いて行く。
天山ダム分岐を通過。
登山口まで、もうすぐ。
7:40
天川登山口に到着。
当然のことながら、一台の車も無い。
嬉しい。
ワクワクしながら再スタート。
思った以上に雪があった。
素晴らしい雪景色。
(霧氷に見えるが、ここはまだ霧氷ではない)
野ウサギの足跡を発見。
可愛い。
楽しい。
あめ山分岐を通過。
いつもの場所でパチリ。
この辺りは登山道が凍っており、
氷の上に雪が積もっているので滑りやすい。
こちらは鳥の足跡かな?
ふと目を上げると、霧氷が見えた。
途中まではまったく見られなかったので、嬉しい。
こちらの木にもびっしり。
遠景を楽しみながら登っていると、
またもや霧氷が……
天山では、くじゅうや雲仙のようには霧氷を見られないので、かなり貴重だ。
嬉し過ぎる。
ずっと見ていたい気分。
もうすぐ山頂。
天山山頂に到着。
靄っているので、展望はイマイチ。
道標には小さな“エビの尻尾”ができており、
枯草にも霧氷ができていた。
稜線散歩へ。
見事な霧氷。
見ているだけで楽しくなる。
青空に映える。
太陽の光が霧氷を一段と輝かせる。
素晴らしい。
稜線にいるのは、私ひとり。
松の葉にも霧氷ができている。
白と青。
こんな風景を、
独り占め。
くじゅうや雲仙に行かずとも、
家からすぐ近くの山で霧氷を見ることのできる幸せ。
幸福感に浸りっぱなし。(笑)
「私だけの天山」を実感する瞬間。
天山山頂や稜線には「樹木がない」というイメージを抱いている人が多いと思うが、
灌木がけっこうあるし、
霧氷も楽しむことができるのだ。
存分に霧氷を楽しみ、
山頂に戻った。
下山する頃には、霧氷も融け始めており、
昼頃に登った人は、見ることができなかったであろう。
朝だから見られた、美しくも儚い“氷の花”であった。