一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

西九州新幹線が開業……SKE48元メンバーの松井玲奈が嬉野温泉駅の一日駅長……

2022年09月23日 | 映画


私自身は「西九州新幹線」についてはあまり関心がないのだが、(笑)
武雄温泉駅~長崎駅の約66キロを結ぶ「西九州新幹線」が本日(9月23日)開業した。


鉄道ファンで知られるSKE48元メンバーの松井玲奈が嬉野温泉駅の一日駅長を務め、


開業記念式典・出発式で任命を受けた後、






長崎駅を6時17分に出発した一番列車の「かもめ2号」が、
午前6時42分、嬉野温泉駅に入線すると、


中野裕介駅長(嬉野市塩田町出身)と共にホームに並び、


右手を高く上げて「出発」と出発合図を送った。




ちなみに、
長崎駅は長濱ねる、






諫早駅は、内村航平が一日駅長を務めた。



松井玲奈は私の好きな女優である。


竹久夢二の絵から抜け出てきたような妖艶な容姿に魅かれる。
それでいて透明感や清潔感もある。
実に魅力的な女優だ。


普通なら、佐賀県の田舎の駅の一日駅長なんかするような女優ではない。(コラコラ)
〈やはり鉄道ファンだから嬉野温泉駅の一日駅長を引き受けたのだろう……〉
と思って、松井玲奈のコメントを読んだら違っていた。

【松井玲奈のコメント】
本日は西九州新幹線の開業日。
なんと、嬉野市で映画の撮影をしたご縁で、嬉野温泉駅の1日駅長を務め、
出発式に参加させていただきました。
一生に一度。
こんな貴重な瞬間に立ち会うことができ、新幹線好きとして大変光栄です!



「嬉野市で映画の撮影をしたご縁で……」とあり、
〈えっ、嬉野市で映画を撮っていたの?〉
と、ビックリ。
調べてみると、
松井玲奈の主演映画『緑のざわめき -Saga Saga-』(2023年秋公開予定)を、
佐賀県(嬉野市、武雄市)と福岡県で撮っていたのだ。
監督は、熊本市在住の夏都愛未。


【ストーリー】
28歳の小山田響子(松井玲奈)は、
東京の忙しい環境に疲れ、
生まれ故郷である九州・佐賀県嬉野市に近い福岡県で仕事を探すも、
20代後半、元女優の就職活動は中々上手く進まない。
響子の異母妹である24歳の本橋菜穂子は、
地元に帰ってきた響子を密かにストーキングしている。
ある日、
菜穂子は偶然を装い、響子との接触を試みる。
響子の手帳から盗んだ情報を通し、
もう1人の異母妹、18歳の小暮杏奈と電話の声を通じて繋がりをもつが、
響子の居場所を伝導するかのように、
都会に住みつく者、
森に住みつく者、
生き別れの三姉妹が、
まるで葉脈のように交差し、ざわめき、
やがて血縁と運命を超え、性(サガ)が共鳴する。



この映画『緑のざわめき -Saga Saga-』の完成報告で、
昨日(9月22日)、
主演の松井玲奈、嬉野市職員を演じる女優の松林うらら、夏都愛未監督の3人が、
佐賀県庁を訪問し、山口祥義知事と会っていたのだ。


松井玲奈は、

「緑のざわめき」はバラバラに生活をしていた異母姉妹の三人が、引き寄せられるように出会い、関わりを持つ物語になっています。脚本をいただきどこか寂しげな雰囲気のある響子に惹かれ、この不思議な生い立ちの三姉妹に出逢いたいと感じました。

ファミリー・ツリーという言葉があるように、家族の繋がりは木の枝や、その先に付く葉のように広がりを見せていきます。家族とは何か、血のつながりとはなんなのか、彼女たちが形の曖昧なファミリー・ツリーに引き寄せられる様は、人間味に溢れています。その愛おしい瞬間を、夏都監督が佐賀の緑豊かな景色と共に映像にとじ込めてくださいました。


と、語っていたが、
1年後に公開される『緑のざわめき -Saga Saga-』が待ち遠しくてならない。



(どうでもいい情報だが)3人は山口祥義知事に勧められ、
県内の風物が当たる知事室の「ガチャ」を回し、


松井玲奈は祐徳稲荷神社の模型を引き当てたとか。




現在、
松井玲奈の主演映画『よだかの片想い』(2022年9月16日公開)が公開されているが、


佐賀では(いつものように、遅れて)10月7日からシアターシエマで公開予定。


こちらも必ず見に行くつもり。


松井玲奈の“美”が脳裏を離れない。

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