9月23日(金)
今日も天山へ行こうと思ったが、
世は3連休で、秋の花が揃いつつある天山は登山者であふれていることだろう。
ならば、八幡岳へ。
オオキツネノカミソリが咲く夏以外、
八幡岳は静かな山歩きが楽しめるのだ。
まずは「蕨野の棚田」へ。
稲刈りが始まっていた。
いつものように、
いつもの場所(池高原)から八幡岳を眺める。
今日は、散歩道での花散策が目的なのだが、
とりあえず山頂を踏んでおこうと思い、山頂へ。
山頂周辺は工事中で、
いつも歩いている道は切り崩されて無くなっていた。
直登の道から、
八幡岳山頂に到着。
眺めはイマイチなので、
森の風景を楽しみながら展望所の方へ移動する。
だが、展望所にも重機があり、興醒め。
それでも風景は素晴らしかった。
船山(女山)の向こうに天山が見える。
作礼山も見えた。
「蕨野の棚田」も。
これから散歩道へ。
キバナアキギリが群れ咲いていた。
ツリフネソウもたくさん咲いている。
ヒキオコシの花も咲き始めていた。
花が小さいので撮るのが難しい。
アケボノソウも咲いている。
八幡岳のアケボノソウは、
花弁の数が少ないものがよくある。
以前、3弁のアケボノソウを見たことがあるが、
今日は4弁の花しか見つけることができなかった。
キンミズヒキ、
ノササゲも咲いている。
ミズタマソウが可愛い。
レモンエゴマを発見。
日本固有種と考えられてきたが、中国大陸でも発見されている。
日本では、本州の宮城県以南の太平洋側、四国、九州に分布する。
和名レモンエゴマは、牧野富太郎による命名。
葉をもむと、レモンのような非常に心地よい香りがする。
よく見ると、(実は)花も可愛い。
ねっ。
草原へ行くと、
ヒヨドリバナ、
サワヒヨドリ、
サイヨウシャジンなどが咲いていた。
ノアズキ、
キツネノゴマ、
ツルボ、
コキンバイザサ、
アキカラマツなどを見ながら、
ナンバンギセルの群生地へ。
最初はなかなか見つからないが、
一つ見つかると、
次々に見つかった。
これはデカくて、花の長さが3~4cmほどもあった。
オオナンバンギセルのよう。
笹薮の中に咲いているので、撮影が大変。(笑)
でも、撮り甲斐がある。
ツインのものも、アチコチにある。
いいね~
本日、最もイケメンだったナンバンギセル。
今日も「一日の王」になれました~