一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……ナンバンギセル、レモンエゴマ、アケボノソウ、キバナアキギリ……

2022年09月24日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


9月23日(金)

今日も天山へ行こうと思ったが、
世は3連休で、秋の花が揃いつつある天山は登山者であふれていることだろう。
ならば、八幡岳へ。
オオキツネノカミソリが咲く夏以外、
八幡岳は静かな山歩きが楽しめるのだ。

まずは「蕨野の棚田」へ。
稲刈りが始まっていた。


いつものように、
いつもの場所(池高原)から八幡岳を眺める。


今日は、散歩道での花散策が目的なのだが、
とりあえず山頂を踏んでおこうと思い、山頂へ。
山頂周辺は工事中で、
いつも歩いている道は切り崩されて無くなっていた。


直登の道から、


八幡岳山頂に到着。


眺めはイマイチなので、


森の風景を楽しみながら展望所の方へ移動する。


だが、展望所にも重機があり、興醒め。


それでも風景は素晴らしかった。
船山(女山)の向こうに天山が見える。


作礼山も見えた。


「蕨野の棚田」も。


これから散歩道へ。


キバナアキギリが群れ咲いていた。




ツリフネソウもたくさん咲いている。


ヒキオコシの花も咲き始めていた。


花が小さいので撮るのが難しい。


アケボノソウも咲いている。


八幡岳のアケボノソウは、
花弁の数が少ないものがよくある。


以前、3弁のアケボノソウを見たことがあるが、
今日は4弁の花しか見つけることができなかった。




キンミズヒキ、


ノササゲも咲いている。


ミズタマソウが可愛い。




レモンエゴマを発見。
日本固有種と考えられてきたが、中国大陸でも発見されている。
日本では、本州の宮城県以南の太平洋側、四国、九州に分布する。
和名レモンエゴマは、牧野富太郎による命名。
葉をもむと、レモンのような非常に心地よい香りがする。


よく見ると、(実は)花も可愛い。


ねっ。


草原へ行くと、
ヒヨドリバナ、


サワヒヨドリ、


サイヨウシャジンなどが咲いていた。


ノアズキ、


キツネノゴマ、


ツルボ、


コキンバイザサ、


アキカラマツなどを見ながら、
ナンバンギセルの群生地へ。


最初はなかなか見つからないが、
一つ見つかると、


次々に見つかった。


これはデカくて、花の長さが3~4cmほどもあった。
オオナンバンギセルのよう。


笹薮の中に咲いているので、撮影が大変。(笑)


でも、撮り甲斐がある。


ツインのものも、アチコチにある。




いいね~


本日、最もイケメンだったナンバンギセル。




今日も「一日の王」になれました~

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