一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

朝駆け「天山」 ……御来光と、初(プチ)冠雪、初(プチ)氷瀑を楽しむ……

2022年12月04日 | 天山・彦岳


12月3日(土)

今日は午後から仕事であったが、
天山に朝駆けして、御来光を拝みたいと思った。

天川登山口駐車場に着くと、(土曜日だったが)1台の車もなかった。
嬉しい。

ヘッドランプを装着して、出発。(フラッシュ撮影)


いつもの場所でパチリ。


もうすぐ山頂。
ここに至るまでにも、所々に雪が見られた。
天山にはもう雪が降っていたのだ。


天山山頂に到着。


下界(街)はまだ眠っている。


夜景も少し楽しめた。


他の登山口から登って来た人もおらず、
稜線には私一人きりだ。


日の出までには、まだ少し時間がある。(本日の佐賀の日の出時刻は7時6分)


彼方に、大きな波のように(右から左へ)移動する雲が見られた。




撮影している場所の足もとにも雪があった。


今日は、あの辺りから太陽が出るようだ。


光の線が見えた。


山の端が明るくなってきた。


もうすぐだ。


来るぞ!


キタ~~~






地球が自転していることを感じられるひととき。






山頂も、


稜線も、
朝陽に照らし出される。


お約束の「足長おじさん」。(笑)


稜線を少し歩き、




山頂が丸く見える場所で、


こんな風景を見ながら、モーニング珈琲。








しばらくは太陽も雲に覆われたりして、


雲間に見え隠れしていたが、


雲を抜け出すと、再び稜線に光を送ってきた。


雪が輝き出す。


まるで宝石のようだ。




山頂に戻ると、


山頂の周囲にも雪があり、


石碑の隙間にも雪があった。


しばらく展望を楽しみ、




山頂を後にした。


水溜りには氷が張っており、


氷の芸術を楽しみながら下って行く。






プチ氷瀑も見られ、








天山にも冬がやってきたことを実感した。


登山口に戻ってきても、
私の車以外、まだ1台の車もなかった。
素晴らしい朝駆け天山であった。
さあ、今日も一日が始まる!


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