一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……リンドウ、アキノキリンソウ、白花のムラサキセンブリが開花……

2021年09月23日 | 天山・彦岳


9月22日(水)

昨夜、雷を伴った激しい雨が降ったが、
今日の天気予報は「晴れ」。
気になっている花もあったので、
今日も天山へ向かったのだった。

途中、
アケボノソウや、




レイジンソウの群生地に立ち寄り、




天川登山口駐車場に到着。
今日も一番乗り。


すぐに出発。


登り始めてすぐの所にツルニンジンが咲いている。




ゆっくり登って行く。


ヒメアザミ、


アキチョウジを見ながら歩いていたら、


再びツルニンジンを発見。


嬉しい。
(と喜んだのだが、下山時、天川ルートでは草刈機による除草作業が行われていて、ツルニンジンは2箇所とも刈り取られて無くなっていた)


もうすぐ山頂。


センブリの花を見ながら、


天山山頂に到着。


晴れてはいたが、遠くの方は雲がかかっていて、
雲仙も多良山系の山々も見えなかった。


稜線散歩へ。


昨夜の雨で水溜りができている。


マツムシソウはピークを過ぎ、


数がやや少なくなってきた。


キュウシュウコゴメグサも、


ツルニンジンも、
花の数が減ってきた。


逆に、勢いを増してきたのは、タンナトリカブト。


至る所で目にすることができる。




アキノキリンソウは咲き始め。


珍しい花ではないけれど、


逢えると嬉しい。


ホソバノヤマハハコは、やっと花をつけた。


小さな花なので、撮るのが難しい。




センブリは、朝早かったので閉じた花が多かったが、
朝陽を浴びて開いた花をパチリ。


いいね~


そして、リンドウ。


この花で、天山の秋の花は咲き揃うことになる。


これから数を増していくことだろう。


いつもの場所で、


こんな風景や、


傍らに咲いていた花を見ながら珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


最後に、嬉しかったことを、ひとつ。
ムラサキセンブリを探しながら歩いていたときのこと。


一輪見つけては、立ち止まり、


その美しさに見惚れ、


感動し、


幸福感に浸っていた。


と、ムラサキセンブリの横に、
ムラサキセンブリの白花を発見。


2年ぶりの再会。


嬉しい。


今日も「一日の王」になれました~


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