一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「御船が丘梅林」(武雄市) ……見頃を迎えつつあるが、まだ7~8分咲き……

2025年03月12日 | その他・佐賀県の山


3月12日(水)

武雄市へ行く用事があったので、「御船が丘梅林」に寄ってみた。

御船山の東山山麓一帯に広がる約16万5000平方メートルの敷地に、
「一目1万本」の梅の花が咲き誇る、
昭和17年(1942年)につくられた「御船が丘梅林」。(観覧無料)
例年、2月中旬から3月上旬にかけて見頃を迎えるのだが、
今年は遅れているということで、
〈そろそろ見頃かな?〉
と思い、寄ってみたのだ。


おっ、見頃を迎えているようだ!


でも、全体的には7~8分咲きといったところか。


入口から少し入った所に、北川重春の画碑がある。


北川重春は、あまり知られた画家ではないが、
1931年に武雄市桜町に生まれ、(1981年死去)
佐賀の風物や、御船山、御船が丘梅林、武雄温泉などを好んで描いている。


この道は、御船山の登山口へと通じている。


ゆっくり歩いて行く。
御船山が背景にあるので、梅林の美が引き立っている。


左右を見ると、いろんな種類の梅が咲き誇っている。




私が行った時は、誰もいなくて、すべて独り占めであった。


なんという贅沢。




大都会の近くだったら、人で溢れ返っていることだろう。


梅林の中をゆっくり歩き回り、梅の花と香りを堪能する。








足もとを見ると、ツクシが……


いいね~


その後も、時間の許す限り歩き回り、




たっぷり楽しんだ。




そして、戻って来て、


入口の近くにある梅林茶屋で、
(配偶者へのお土産に)名物の「梅の花餅」(1個120円)と、


「炊き込みご飯」(200円)を購入した。


今日は汗ばむほどの陽気で、
一気に春がやってきたようであった。


今日も「一日の王」になれました~


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