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4月20日(土)、4月21日(日)の2日間、
「くまもと復興映画祭2019 Powered by 菊池映画祭」に行ってきた。
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昨年は、1日だけの参加で、薬師丸ひろ子に逢ってきたが、(コチラを参照)
今年は、2日間の参加で、有村架純、松本穂香、和田光沙などの好きな女優に逢うことができた。
本当は、初日の4月19日(金)も参加したかったのだが、
どうしても休みが取れず、2日目と3日目だけの参加となった。
「くまもと復興映画祭2019 Powered by 菊池映画祭」のスケジュールは以下の通り。
4月19日(金) 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
16:00 開場
17:00 プロローグ特別上映『おいしい家族』
18:35 舞台挨拶 ふくだももこ監督、松本穂香
19:00 オープニングセレモニー レッドカーペット
19:45 オープニング上映『洗骨』
22:00 終了
4月20日(土) 菊池市文化会館
9:00 開場
9:35 新作特別上映『多十郎殉愛記』
11:50 招待作品『アストラル・アブノーマル鈴木さん』
14:30 招待作品『僕はイエス様が嫌い』
16:30 特集 有村架純『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』
18:30 有村架純スペシャルトーク
19:00 終了
4月21日(日) くまもと森都心プラザ
9:00 開場
9:30 特集 有村架純『ナラタージュ』
11:50 有村架純スペシャルトーク
13:30 招待作品『月極オトコトモダチ』
15:30 招待作品『岬の兄妹』
17:40 招待作品『オーファンズ・ブルース』
19:40 グランドフィナーレ
「くまもと復興映画祭2019 Powered by 菊池映画祭」は、
3日間、それぞれ会場が違っており、
4月19日(金)は、市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)、
4月20日(土)は、菊池市文化会館、
4月21日(日)は、くまもと森都心プラザで行われた。
よって私は、
菊池市文化会館とくまもと森都心プラザの2会場で、
2日間で計8作品を見たのである。
このうち、半数の4作品はすでに鑑賞済みの作品であったが、
再び見ることで発見できたこともあったし、
上映後には、それぞれの映画の監督や出演者によるティーチインがあり、
作品に込めた想いなどを聴くことができ、
有意義な時間を過ごすことができた。
すべての内容を、1回で紹介することはできないので、
4月20日(土)と、4月21日(日)の2回に分けて、レポしてみたいと思う。
4月20日(土)
会場は菊池市文化会館だったので、
早朝に車で出発し、(高速は使わず)下道だけで2時間ほどで到着することができた。
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9:00 開場。
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ロビーには、今回上映される映画のポスターが展示してあった。
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2017年と2018年の映画祭の(ゲストのサイン入り)ポスターも展示してあり、
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薬師丸ひろ子のサインも見ることができた。
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9:35 新作特別上映『多十郎殉愛記』
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この作品は、まだブログにレビューは書いていないが、すでに鑑賞した作品であった。
『木枯し紋次郎』(1972年)、『犬笛』(1978年)、『序の舞』(1984年)、『極道の妻たち』シリーズなどで知られる中島貞夫監督作品である。
中島貞夫監督は、1934年8月8日生まれの84歳。(2019年4月現在)
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長編劇映画としては、『極道の妻たち 決着』(1998)以来21年ぶりとなる新作である。
主人公の多十郎役を高良健吾が演じ、
私の好きな多部未華子が出演しているので、見に行った作品。
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作品評は、後日、このブログにレビューを書きたいと思っているので割愛するが、
2度目だからこそ発見できたことも多く、興味深く鑑賞することができた。
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上映後のティーチインのゲストは、主演俳優の高良健吾。
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高良健吾は熊本県出身で、「くまもと復興映画祭」ではレギュラー的存在。
『多十郎殉愛記』での撮影秘話や、時代劇への想いなどを聞くことができ、楽しかった。
「僕自身も、またこの映画祭で時代劇を持ってこられるように、毎年呼んでもらえるように、いい仕事をしていきたい」
との言葉が強く印象に残った。
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11:50 招待作品『アストラル・アブノーマル鈴木さん』
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若手人気女優・松本穂香の主演作。
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全17話がYouTubeで配信されたドラマの再編集となるディレクターズカットの劇場版で、
田舎でYouTuberとして生きる女性が、周囲の人々を翻弄する話。
大野大輔監督の即興性の高い演出が、
松本穂香の魅力を引き出し、とても面白い作品になっていた。
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共演している西山繭子もすごく魅力的だった。
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上映後のティーチインでは、大野大輔監督と、主演の松本穂香が登場。
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一人二役でのエピソードや、なぜ眼帯をしているのかなど、
面白い話をたくさん聞くことができた。
即興長回し的な演出なので、やっているうちに段々過激になっていったとのこと。
でも、松本穂香が本当に可愛かった。(コラコラ)
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映画祭の会場では、松本穂香の写真集も販売されていた。
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14:30 招待作品『僕はイエス様が嫌い』
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カンヌ・ベルリン・ベネチアに続いて権威のある国際映画祭とされる、
スペインのサンセバスチャン国際映画祭(第66回)にて、
最優秀新人監督賞を、史上最年少となる22歳で受賞した作品。
その後も、
スウェーデンのストックホルム国際映画祭(第29回)において、最優秀撮影賞を受賞。
また、中国のマカオ国際映画祭(第3回)では、スペシャル・メンションを受賞している。
監督・撮影・脚本・編集を手掛けたのは、新鋭映画監督・奥山大史。
青山学院大学在学中に制作した本作が長編デビュー作というのだから驚く。
とにかく傑作だったので、後日、レビューを書きたいと思う。
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上映後のティーチインでは、奥山大史監督と、主演の佐藤結良くんが登場。
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低予算で、しかも6日間で撮ったという話には、驚きを禁じ得なかった。
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上から俯瞰したようなシーンは、神の視線を意識したとのこと。
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奥山大史監督と、主演の佐藤結良くんには、限りない将来性を感じることができた。
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16:30 特集 有村架純『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』
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この作品に関しては、すでにレビューを書いているので、内容は割愛。(レビューはコチラから)
18:30 有村架純スペシャルトーク
上映が終わり、有村架純が登場すると、「ワァ~」という歓声と共に、
「キレイ」「カワイイ」という声が飛び交った。
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先程までスクリーンで見ていた女優が、すぐそこにいるという驚きと感動。
これが映画祭の醍醐味だ。
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「有村架純さんにとって、家族とは?」
との問いに、
「家族といっても色々な形があると思います。私自身は母子家庭で、母が私たち姉妹を育ててくれました。大人になった今は、毎日連絡は取らないですが、多くを語らなくても心はつながっています。いつまでも互いの幸せを願う、願ってもらう存在が家族だと思います」
と答えていたのが印象に残った。
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地方の映画祭に、これだけ豪華なゲストが集まるのは、
熊本県出身で、「くまもと復興映画祭2019 Powered by 菊池映画祭」のディレクターを務める行定勲監督のお陰と言えるだろう。
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明日の4月21日(日)に「くまもと森都心プラザ」で行われる映画祭3日目にも、
有村架純は登場することになっている。
それに、
私が今一番逢いたいと思っている女優・和田光沙も、
『岬の兄妹』の上映後に登壇することになっている。
乞うご期待。
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