一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

アケボノソウが咲き始めた天山 ……レイジンソウやアキノキリンソウも開花……

2024年09月06日 | 天山・彦岳


9月6日(金)

8月20日、23日、26日、31日、
9月3日、6日と、
連続6回目の天山。(笑)
この時期の天山は、一瞬たりとも目が離せない。
刻一刻変化しているからだ。
本当なら毎日でも登りたいくらいなのだ。

今日は久しぶりに上宮登山口から登ることにした。
登山口の駐車場に着くと、一台の車もなかった。
嬉しい。


軽くストレッチをして出発。


上宮の池の前を通過。


ゆっくり登って行く。




樹林帯を抜けると、


天山山頂が見える。


7月に美しい花を見せてくれたハンカイソウの小径。


今はもう実になっている。


あめ山分岐を通過。


天山にとりつく。


しばらく登って、


振り返る。


再び登って、


振り返る。
あめ山が美しい。


もうすぐ山頂。
(このときはまだ静かな山頂を予想していた)


天山山頂に到着。
大勢の登山者……ビックリ。


どこかの保育園か幼稚園の遠足のようだ。
親も一緒に登ってきているみたい。
記念撮影している一組。
右側にもう一組の園児と親がいる。


全部で50~60人ほどいたような……


私は(静けさを求めて)稜線散歩へ。


まずは稜線での(この時期の)主役、マツムシソウ。


美しい。


晴れているので、ツルリンドウがたくさん花を開いて目立っていた。


可愛い。


キュウシュウコゴメグサも花をたくさんつけていた。


いいね~


モウセンゴケは元気一杯。


花も咲かせていた。


可憐だ。


ノダケの向こうにオミナエシが見える。


ホソバノヤマハハコが開花している。


美しい。


なんと、アキノキリンソウがもう開花していた。




嬉しい。


登っているときは暑かったが、
稜線では涼しい風が吹いている。
気持ち好い。


タンナトリカブトや、


ムラサキセンブリは開花間近。
「早く、早く!」


山頂へ戻り、


私の山歩道へ。


まずはツルニンジンを見に行く。
たくさん咲いていて、嬉しい。


ひとつひとつ撮っていく。






楽しい。


アキチョウジや、


シギンカラマツも咲いている。


カワミドリにも逢えた。


こんなに美しいカワミドリの花は久しぶり。


そして、本日の目的の花、アケボノソウ。


やっと咲いてくれました。


嬉しい。


今年は開花が遅かったが、
咲き出すと、一斉に……という感じ。
3日前に来たときにはまったく咲いていなかたのに、
今はたくさん咲いている。


やはり、アケボノソウは特別だ。




ずっと見ていたい感じ。




そして、レイジンソウも開花していた。




アケボノソウとレイジンソウが開花すると、
いよいよ「秋の到来」だ。




今日も「一日の王」になれました~

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