最近でもないのだけれど、
昨年(2023年)10月10日(火)、
NHK「うたコン」(午後7:57~午後8:42 放送)を観ていたら、
「島唄」で有名な宮沢和史さんが出演されていたのだが、
このときは親川遥さんという女性と共に「宮沢和史 with 親川遥」として、
「島唄 〜琉奏〜」を演奏し、歌われた。
宮沢和史さんの歌唱の巧さはさることながら、
私が魅かれたのは、親川遥さんの演奏と歌唱、それに美貌であった。(コラコラ)
その美しさに驚かされたと言っていい。
早速、ネットでプロフィールを検索すると、
【親川遥】(おやかわ・はるか)
琉球古典音楽演奏家。
琉球古典音楽野村流保存会師範。
沖縄県今帰仁村出身。
沖縄県立芸術大学 音楽芸術研究科舞台芸術専攻 修士課程修了。
新垣俊道に師事。
とあった。
そして、出演翌日(2023年10月11日)の親川遥さんのInstagramやFacebookには、
こう記されていた。
ご覧いただき、ありがとうございました。
何もかも初めてのことばかりで緊張感のある現場でしたが、宮沢和史さんはじめ出演者やスタッフの方々にフォローしていただき、演奏に集中することができました。
素晴らしい経験をさせていただいたことに深く感謝し、今後も精進してまいります。
「島唄」に込められた平和への想いが世界へ、そして世代をこえて届きますように。
以来、動画などで親川遥さんのパフォーマンスを大いに楽しませてもらっている。
「瓦屋節」
さやか照る今日や あれも眺めゆら
共に眺めたる 月に向かて
歌意:愛しい人と眺めたお月様よ、今宵の美しい月をあの人も見ているのでしょうか。
2024年4月24日には初のCDアルバム「綾もどろ~月の若清ら~」が発売され、
認知度も一気に高まった。
収録曲のひとつ「干瀬節」。
忍ぶ道照らす 月の恨めしやや
我身のあとかくす 影やないらぬ
歌意:恋人の所へ忍び隠れて行く道を照らす月が恨めしい。私の姿を隠してくれる物陰がなくなってしまいます。
今年(2024年)の2月18日(日)、
NHK総合「にっぽん百低山」を観た。(再放送だったようだ)
酒場詩人の吉田類さんが全国の低山を訪ね、その魅力を伝えている番組で、
毎回ゲストを招き、一緒に登るのだが、
このときは、沖縄県の名護岳登山で、ゲストは上間綾乃という女性だった。
名護岳もとても好い山で、魅力的だったのだが、
私は、ゲストの上間綾乃さんの美貌に釘付けになり、
彼女の魅力に憑りつかれてしまったのだった。(コラコラ)
なにをされている女性かと思い、早速、ネット検索すると、
沖縄民謡歌手、唄者であった。
【上間綾乃】(うえま・あやの)
沖縄県生まれ。
7歳から唄三線を習い始め、
19歳で琉球國民謡協会の教師免許を取得するほどの腕前を持つ。
2017年、師範免許取得。
沖縄民謡で培った声をベースに、聴く者の心を揺さぶってやまない深い表現力の圧倒的なステージで、東京、大阪をはじめとする全国各地のライブも成功をおさめる中、
2012年アルバム「唄者」で待望のメジャーデビュー。
2013年6月シングル「ソランジュ」を発売、同年FUJI ROCK FESTIVAL'13に初出場し、
音楽ファンの注目を集め、9月に2ndアルバム「ニライカナイ」をリリース。
2014年3rdアルバム『はじめての海』をリリースし、
同年、情熱大陸SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'14へ参加。
2015年には、戦後70年という節目の年にCD「さとうきび畑〜ウチナーグチ〜」(緑の惑星プロジェクトより発売)に参加。
ブルーノート・ビルボード系列のライブハウスでの東名阪ツアーも成功を収める。
2016年、自身が作詞作曲を手がけた曲も収録したアルバム「魂うた」発売。
2017年、メジャー5枚目の「タミノウタ」発売。
海外アーティストとのコラボレーションも行うなど、
活動の幅を広げ、個性溢れる表現力で、今後ますますの活躍が期待されている。
以来、動画などで、上間綾乃さんのパフォーマンスも楽しませてもらっている。
上間綾乃 5th Album『タミノウタ~伝えたい沖縄の唄』ダイジェスト。
1995年に徒歩日本縦断したときに、
(本土最南端の)鹿児島県・佐多岬で歩き旅を終える予定であったのだが、
こんな機会は人生でもう二度とないだろうからと、沖縄本島へも渡り、
沖縄本島も北から南へ徒歩で縦断し、
石垣島を経て、有人島としては日本最南端の波照間島まで行った。
そのときに、多くの心優しい沖縄の人々に出逢った。
親川遥さんや上間綾乃さんの演奏や歌声を聴いたり、
歌っているときの美しい表情を見ていると、
約30年前に沖縄を歩いたときの、自然、空気、匂い、熱気、音、光などを思い出す。
沖縄の人々の優しさが歌い継がれているのを感じる。
「ついて来いよ!」
カッコイイ上間綾乃「ヒヤミカチ節」。