10月17日(木)
日頃、天山、作礼山、八幡岳、鬼ノ鼻山ばかり登っているので、
たまには違う山にも登ってみようか……と思い、
久しぶりに(調べてみたら15年ぶりだった)、女山(船山)に登ることにした。
女山(船山)の登山口は、八幡岳と同じ“池高原”なので、
“池高原”までの(車の)道順は、いつもの八幡岳と同じ。
中腹より、天山を眺める。
コスモス畑にも花が多くなってきて、秋らしくなってきた。
いつものように大平展望所より“蕨野の棚田”を眺める。
稲刈りが終わり、ちょっと寂しい棚田になった。
“池高原”に到着。
池の水位は低かった。
駐車場には一台の車もなかった。
今日も静かな山歩きが楽しめそうだ。
ここから入って行く。
ミゾソバ、
ツリフネソウ、
ヒメジソ、
ノササゲなどが咲いている。
この登山道は「九州自然歩道」の一部だ。
植林帯のやや味気ない道が続く。
古い道標もある。
植林と自然林が入り混じったような道もある。
ヒキオコシや、
オカダイコンが咲いている。
倒木が多く、
潜り抜けて行けるところはまだいいが、
乗り越えて行かなければならないところの方が多く、
私のように足が長い人にとっても、(コラコラ)
(障害物競走のようで)なかなかハードな道であった。
ここまでは緩い登りであったが、
ここからは急登が始まり、
汗が噴き出てきた。
ナワシログミの花や、
花を閉じているツルリンドウも見ることができた。
この辺りでスズメバチのように大きな蜂と遭遇した。
要注意。
ミヤマシキミの赤い実が鮮やか。
この道標から左へ。(直進すると船山キャンプ場)
山頂までは約100m。
やや荒れた道を進み、
女山(船山)山頂に到着。
周囲の木々が育ち、展望は悪くなっていた。
わずかに八幡岳山頂が見えた。
反対側は西多久地区がわずかに見える程度であった。
この山頂にはイチヤクソウが咲くが、
今は実になっていた。
フユノハナワラビがもう姿を現していた。
下山後、“私の山歩道”へ。
ノダケがまだ咲いている。
ヤマハッカだけでなく、
白花のヤマハッカも見ることができた。
いいね~
フユイチゴがもう実をつけていた。
ヤナギアザミがまだ咲いている。
佐賀県では「準絶滅危惧種」。
葉は、ヤナギの葉そっくり。
花は美しい。
まだ蕾もあるので、もうしばらくは楽しめそうだ。
サイヨウシャジンもまだ咲いている。
コキンバイザサを発見。
こちらにも咲いている。
角度を変えてパチリ。
いいね~
リンドウの蕾を発見。
開いている花がないか……と探すと、
「あった~」
嬉しい。
上の方からもパチリ。
返り咲きしているスミレを発見。
この時期に見ると不思議な感じ。
センブリの群生地へ行ってみると、
まだ蕾が多かったが、
開花しているものも見つかった。
嬉しい。
こちらにも咲いている。
たくさん開花させている株もあった。
いいね~
一輪だけ咲かせている株も好もしい。
素敵だ。
アケボノソウは、ややピークを過ぎた感じ。
この山域のアケボノソウは、4弁の花が案外多い。
以前、3弁の花も見たことがあるが、今日は見つけられなかった。
キバナアキギリもたくさん咲いていた。
そして、シロバナアキギリ。
今年も逢うことができた。
今日も「一日の王」になれました~