10月21日(月)
北海道や東北地方、北アルプスなどから、煌びやかな紅葉の便りが届くようになったが、
そんな遠くへ行かずとも、近くの里山でも紅葉は十分に楽しめる。
古希を迎えてからは、むしろ(地味な)里山の紅葉の方を好もしいと思うようになった。
九州の里山の紅葉のピークは11月から12月にかけてであるが、
10月下旬に入ったこの時期でも、
場所によっては紅葉や黄葉をたのしめるに違いない……と思い、
近くの里山歩きをしてみたのだった。
はたして、紅葉や、
黄葉が、
里山でも始まっていた。
里山で紅葉を愛でる人は少ないので、
どこへ行っても“独り占め”状態だ。
下を見ると、ツワブキの花が開花していた。
まだ咲き始めだが、
至る所に咲いている。
今日一番の花を見つけた。
いいね~
ツワブキの花に似ているが、こちらはオタカラコウ。
まだ咲いて待っていてくれた。
黄色い花つながりで、
アキノキリンソウもパチリ。
小さくて可愛い花だ。
ツクシミカエリソウの新たな群生地を見つけた。
たくさん咲いていて嬉しい。
ひとつひとつの花はとても美しい。
森の中はキノコがたくさん。
これはドクベニタケかな?
ジンジソウや、
キッコウハグマも咲いている。
嬉しい。
季節を間違えたタツナミソウを発見。(花期は5~6月)
キバナアキギリは花期を終えようとしていた。
ツルリンドウも終盤を迎えていたが、
まだ可愛い花を見せてくれた。
センブリも所々に咲いていて、
私を楽しませてくれた。
そして、この花「ア〇ベ〇ケイ」。
まだ蕾が多く、
開花したばかりであるが、
よ~く探すと、全開した花も見つけることができた。
佐賀県では準絶滅危惧種。
地味な花だが、貴重な花だ。
家の近くで、この花を見ることのできる歓び。
なにものにも代え難い。
今日も「一日の王」になれました~