一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

里山の秋を探して ……里山でも紅葉が始まり、いろんな秋の花が咲き揃った……

2024年10月22日 | 近くの里山


10月21日(月)

北海道や東北地方、北アルプスなどから、煌びやかな紅葉の便りが届くようになったが、
そんな遠くへ行かずとも、近くの里山でも紅葉は十分に楽しめる。
古希を迎えてからは、むしろ(地味な)里山の紅葉の方を好もしいと思うようになった。
九州の里山の紅葉のピークは11月から12月にかけてであるが、
10月下旬に入ったこの時期でも、
場所によっては紅葉や黄葉をたのしめるに違いない……と思い、
近くの里山歩きをしてみたのだった。

はたして、紅葉や、




黄葉が、
里山でも始まっていた。






里山で紅葉を愛でる人は少ないので、
どこへ行っても“独り占め”状態だ。




下を見ると、ツワブキの花が開花していた。


まだ咲き始めだが、




至る所に咲いている。




今日一番の花を見つけた。


いいね~


ツワブキの花に似ているが、こちらはオタカラコウ。


まだ咲いて待っていてくれた。


黄色い花つながりで、
アキノキリンソウもパチリ。


小さくて可愛い花だ。




ツクシミカエリソウの新たな群生地を見つけた。


たくさん咲いていて嬉しい。




ひとつひとつの花はとても美しい。




森の中はキノコがたくさん。
これはドクベニタケかな?


ジンジソウや、


キッコウハグマも咲いている。


嬉しい。


季節を間違えたタツナミソウを発見。(花期は5~6月)


キバナアキギリは花期を終えようとしていた。


ツルリンドウも終盤を迎えていたが、


まだ可愛い花を見せてくれた。


センブリも所々に咲いていて、




私を楽しませてくれた。


そして、この花「ア〇ベ〇ケイ」。
まだ蕾が多く、


開花したばかりであるが、


よ~く探すと、全開した花も見つけることができた。


佐賀県では準絶滅危惧種。


地味な花だが、貴重な花だ。


家の近くで、この花を見ることのできる歓び。


なにものにも代え難い。




今日も「一日の王」になれました~

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