
今年(2024年)もついに大晦日となった。
明日はもう2025年である。
2025年の夜明けが近づいてきている。
……ということで、
私自身のための第1回「一日の王」紅白歌合戦の、
対戦18組目、トリは、「夜明け」対決。(これまでの対戦はコチラから)
紅組(大トリ)は、由紀さおり「夜明けのスキャット」。

白組(トリ)は、五木ひろし「夜明けのブルース」。

「夜明けのスキャット」は、
1969年3月10日に発売された由紀さおりのシングルレコード。

タイトルに「スキャット」とある通りに、1番は具体的な歌詞が全く登場せず、
大半が「ルー、ルールルルー」というスキャットで歌われる楽曲である。
(2番は普通に日本語の歌詞で歌唱)。

大ヒットに至った火付け役として、ラジオの深夜放送が挙げられる。
私も1969年(昭和44年)当時は、高校受験の勉強をしながら、
ラジオの深夜放送でよくこの曲を聴いていた。
由紀さおりは1969年に結婚しているので、
この曲がヒットしたときは(23歳で)既に人妻であった。

当時、中学生のマセガキだった私は、
由紀さおりの歌声だけでなく、大人の色気にも魅了されていた。(コラコラ)

「夜明けのスキャット」は、最終的には150万枚のミリオンセラーとなり、
由紀さおりは、この曲で、
1969年大晦日の『第20回NHK紅白歌合戦』に紅白初出場を果たした。
(以降1978年・第29回まで10年連続出場)
さらに、2012年の『第63回NHK紅白歌合戦』でも43年ぶりに本楽曲を歌唱披露し、
アメリカ・ポートランドから生中継で、ピンク・マルティーニとの共演で登場した。

対する白組は、当初、年代的古さを考慮して、
石橋正次の「夜明けの停車場」(1972年)を考えたが、

紅白歌合戦のトリなので(由紀さおりと同等の大御所歌手ということで)、
(年代的には新しいが)五木ひろしの「夜明けのブルース」を選出した。
(奇しくもスキャットとブルースの対決にもなった)
「夜明けのブルース」は、
2012年4月25日に発売された五木ひろしのシングル曲で、(B面:芙美子)
同年9月5日には、カップリングを変更したシングルもリリースされた。(B面:山河)

愛媛県松山市の繁華街・二番町を舞台とした恋愛をテーマにした曲で、
2018年1月13日には、同市二番町2丁目の第1ミツワビル前に、
歌詞・顔写真・サイン入りの歌碑(高さ約2m、幅約3m)が建立された。


五木ひろしはそれほど好きな歌手ではないのだが、
この「夜明けのブルース」だけは好きで、機会があればよく聴いている。
2012年12月31日の「第63回NHK紅白歌合戦」では、
手拍子をするAKB48をバックに披露された。

今回のこの記事が今年最後のブログ更新となる。
11月下旬からは毎日更新し、ちょっと頑張ってみました。(笑)
いかがでしたでしょうか?
来年も、(毎日更新はできないと思うけれど、ボケ防止の為に)更新回数を増やしたいと思っている。
来年(2025年)も宜しくお願い致します。
では、よいお年を~


※トリ・五木ひろし「夜明けのブルース」( 2012年4月発売)
※大トリ・由紀さおり「夜明けのスキャット」(1969年3月発売)