一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

ヤマツツジが見頃の作礼山 ……イチヤクソウやジュンサイの花も咲き始めた……

2022年06月17日 | 作礼山


6月16日(木)

九州は6月11日に梅雨入りし、
連日、雨の日が続いていた。
今日は、久しぶりに「雨が降らない日」のようだったので、
午後から仕事の日ではあったが、
午前中に山へ行くことにした。

訪れたのは作礼山。




この時期、作礼山は、ヤマツツジに彩られる。


そのヤマツツジを楽しみながら、


ゆっくり歩いて行く。


まずは西峰(作礼山山頂)へ向かう。


本当にヤマツツジが多い。


この花のアーチを抜けると、


作礼山山頂に着く。


次に東峰に向かう。


この両峰をつなぐ道沿いにもヤマツツジが咲いている。




東峰が近づいてきた。


東峰の山頂直下もたくさんのヤマツツジ。


こちらにも花のアーチがあった。




最後の階段を上がると、


東峰に着く。


イワガラミを見ながら、


池へ下りる。


池の周囲もヤマツツジの花に彩られている。


ピンクの花もあった。


作礼山のヤマボウシも、今年は花が少ない。


例年だと白一色となるのだが……


梅雨になり、
食虫植物のモウセンゴケが元気一杯。


クロイトトンボかな?
体長は3cmほど。


ジュンサイの花を探すが、
まだ蕾か、少し開いただけの花が多かった。


今日、最も開いていたのは、この花。


今年もジュンサイの花を見ることができて嬉しい。


ハンカイソウは、


蕾が大きくなっていた。
「早く、早く!」


散歩道へ。


クモキリソウは終盤を迎えていた。






オオバノトンボソウ。


数箇所で見かけた。


でもまだトンボは飛び交っていなかった。


イチヤクソウの森へ。


「おっ、咲いている~」


小さくて地味な花だが、


咲いていると嬉しい。


ひとつ、ひとつ、撮りながら歩いて行く。








これが実に楽しい。




ついでに、ウメガサソウを探すと、


「あった~」


こちらも小さくて地味な花だけれど、
逢えると嬉しい。


今日も「一日の王」になれました~


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