一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……御来光を拝んだ後に、稜線と散歩道で秋の花々を楽しむ……

2020年09月15日 | 天山・彦岳


9月15日(火)
明日から天気が崩れそうなので、
「晴れ」予想の今日は、天山へ朝駆けすることにした。

天川登山口から登り始める。(フラッシュ撮影)


いつもの場所で、パチリ。


空を見上げると、月と金星が……


帰宅後に調べてみると、
昨日(9月14日)の未明から明け方が、東の空で細い月と金星が並ぶ日だったらしい。




今日は少し離れていたけれど、
7月17日に朝駆けしたときには金星の位置が月の下だったのに、(レポはコチラから)


今日は金星が月の上に位置しており、これはこれで貴重だと思うし、
見ることができて良かった。


天山山頂に到着。


東の空を見ると、朝焼けができており、


(ちょっと不気味だけれど……)美しかった。


だが、日の出時刻が近づくと朝焼けは消えた。


雲の間から太陽が姿を現す。


いつ見ても御来光は好い。
心が浄化されていくようだ。


一日が始まる。


さあ、稜線散歩へ。


朝陽を浴びたマツムシソウが美しい。






サイヨウシャジンや、


イタドリの花も輝く。


お約束の足長おじさん。(笑)


タンナトリカブトの花は、かなり増えてきた。






美しい。


これからももっと増えていくだろう。


ホソバノヤマハハコは、昨年より株数は増えたが、


花が咲いているのは1株だけ。
なんでだろう。


キュウシュウコゴメグサ、


ツルリンドウ、


シギンカラマツの花が可愛い。


いつもの場所で、


こんな風景や、


こんな風景を見ながら、珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


センブリ、


ムラサキセンブリ、


ウメバチソウの蕾を見ながら、


山頂へ戻る。


これから、散歩道へ。


キバナアキギリ、


ヤマホトトギスを見ながら、


ツルニンジンの咲く場所へ。


美しく咲いている。


こちらにも。


いいね~


見ているだけで楽しくなる。




別の場所に移動する。
こちらは蕾が多かったが、


なんとか見つけて、パチリ。


オミナエシ、


ノダケを見ながら、


レイジンソウの咲く場所へ。


地味だけれど、好きな花だ。


別の場所に移動し、
こちらのレイジンソウもパチリ。


ミヤマウズラもまだまだ元気。


ユーモラスだし、見飽きない。


アケボノソウは、花がかなり増えていた。


嬉しい。


シロバナサクラタデが咲き始めていた。


地味で目立たない花だけれど、


好きな花だ。


ツクシミカエリソウは5日前よりも花が増えていた。


中でも、この花は美しかった。


完璧!


麓に下りてくると、ヒガンバナがたくさん咲いていた。


そして、黒い蝶が花にたくさん群れていた。


モンキアゲハ、


ジャコウアゲハ(手前)などが、花から花へ舞っていた。


今日も「一日の王」になれました~


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