「それって!?実際どうなの課」(中京テレビ制作)というバラエティ番組がある。
毎回、楽しみに観ているのだが、
この中に、
「知られざる世界の達人たち!」というコーナーがあり、(毎週ではない)
そこで、女優・森川葵が、
世間にはあまり知られていないコアな世界の達人たちに弟子入りし、
達人たちの技に挑戦する。
当初は、達人たちのスゴ技を見せてもらい、森川を驚かせるという趣旨だったが、
けん玉の達人が披露した「1ミリけん玉」という穴と剣の直径の差が1ミリしかない非常に難しいけん玉を一発で成功させたのを皮切りに、
「クレーンゲーム」、
「水切り」、
「ロックバランシング」、
「ダイス・スタッキング」、
「カード投げ」、
「テーブルクロス引き」など、
達人たちが長い年月をかけて磨いてきた技を、
森川は、毎回驚くべきスピードで習得していくのだ。
本当は、森川の苦労する姿を撮りたかったらしいが、
そんな番組スタッフの思惑を知ってか知らずか、
森川は、バラエティの法定速度を無視するスピードで達人の技を習得していく。
そんな森川についたあだ名が、“ワイルド・スピード森川”。
私も、毎回、
〈今度は無理だろう……〉
と思いながら観ているのだが、
森川葵はなんなく成功させるので、
毎回、本当に驚かされる。
長年かけて習得した達人たちは、なおのことだろう。
そして、毎回、達人たちの唖然とした表情に笑わされる。(コラコラ)
そんな森川葵の凄ワザを毎回録画し、
娘たちや孫たちに見せたのであるが、
皆一様に驚いていた。
友人知人にも、
「森川葵は凄い!」
と言い続けた私であったが、
今夜(2023年11月20日夜)、驚くべきニュースが飛び込んできた。
なんと、森川葵が、
「スポーツスタッキング」アジア大会で金・銀・銅メダル獲得したというのだ。
もうビックリ。
「スポーツスタッキング」とは、
カップを積み上げて元に戻すまでの速さを1000分の1秒単位で争う競技。
森川葵は、
2020年4月29日の放送の番組で初挑戦し、
その後、日本記録にチャレンジした。(2022年12月21日放送)
今回、韓国で行われたアジア大会(11月17日~19日)に日本代表として出場した森川葵は、
「3―6―3(サンロクサン)」タイムリレー25プラス部門で1位(団体)、
ダブルス25プラス部門で2位(ペア)、
「3―6―3(サンロクサン)」マスターズ1女性部門で3位(個人)と、
各種目で金・銀・銅3つのメダルを獲得した。
11月20日に帰国した森川葵は、
「練習期間は短かったですが、一生懸命やった結果が出せてよかったです。とても嬉しいです」
と大会を振り返っている。
大会出場までの軌跡と、快挙達成の模様は、
11月22日(23:59~)に「それって!?実際どうなの課」で【森川葵・スポーツスタッキング日本代表への挑戦!】と題して放送後、
11月28日(19:00~)「それって!?実際どうなの課」ゴールデン2時間SPで明かされるそうだ。