寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島県立歴史博物館の秋の企画展「戦国の争乱から太平の世へ ‐戦国時代から江戸時代初期の芸備‐」

2019年11月04日 | 郷土史
文化の日、広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)の秋の企画展を観た(福山市民は無料)。私が感動したのは国宝の「平家納経(厳島神社蔵)」よりも「福山藩領図(守屋壽コレクション)」や「安那郡川北村絵図(福山市神辺歴史民俗資料館蔵)」だった。

特に後者の絵図(天和三年=1683)では神辺宿の町割りがよく分かり上の方に古城八幡宮が描かれているのが面白かった。当時の権力者が宿場町の外れ(平野村千田村の唐丸)に監視員を配置した理由を窺い知ることができる貴重な資料だ。

企画展

広場

飲食スペース

ふくやま美術館前広場で開催された第4回備後フィッシュフェスと備後ワインフェス2019について少し触れておく。プロレス目当てか結構人が集まっており飲食者も多かった。小雨が時折降る中、山野峡大田ワイナリーの販売ブースで接客にあたる大田市議の姿があった。今後が楽しみな醸造所である。

販売ブース

酢れんこん

2019年11月04日 | 家飯
緑町のエブリイですごくスリムできれいな福山産れんこんを見つけて購入した。カゴに根菜を入れる前に既に調理法は決まっていた。日本料理の定番である酢れんこん…主役のれんこんの質が重要となるのは言うまでもない。皮をむいて5ミリの厚さに切り3分程度茹でザルにとり薄塩をあてる。粗熱が取れたら出汁割り酢に漬けて食べ頃になるのを待つ。白いれんこんはシャキシャキとねっとりの中間の食感で箸が止まらない味わいだ。シンプルな料理ほど実は難しい。