寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

鮮魚を選ぶ基準

2020年01月28日 | 家飯
皆さんは魚を買い求める時に何を重視するのだろうか。旬、鮮度、価格、産地などいろいろあると思うが、その日の気分(これ食べたいやという素直な感情)も大切にしたいものだ。回遊魚のアジは当たり外れの少ない魚で肉付きがよくて目力があるものを選ぶとよい。冒頭画像のアジは高知県産でオンリーワン木之庄店で1尾50円で購入した(笑)。自分でちゃっちゃと捌いて造り、ムニエル、あらの潮汁にしたのだった。

私はブランド(産地)へのこだわりがあまりない。関アジ・サバと岬アジ・サバの味がほとんど一緒(漁場は非常に近い)なのに前者の方が高い値段がつく(先にブランド化に成功したため)のは有名な話。能書きが嫌いで知力のある福山人はもし二品が並んでいるならば岬アジ・サバを選ぶだろう(だから地元の鮮魚店が客の要望を聞いて後者を仕入れるのは当たり前)。

もう一つ面白い話をしよう。南風泊(はえどまり)には全国から各種フグが集まってくるだけで別に山口で天然フグがたくさん水揚げされているわけではない。養殖物の品質及び冷凍技術が向上したおかげで庶民が通年フグのコースを適価で楽しめる時代である。昔別府でフグの胆のぶつ切り(あん肝のようなボイル品)を試したことがあるが、ハゲ(ウマヅラハギやカワハギの別名)の生胆(2枚目の画像)の方が美味いと感じた。備後地方でハゲは胆魚と呼ばれ、胆が最も価値ある部分とされ身はぞんざいな扱いを受けている。今の時期、薄造りを胆ポン酢で奴ネギと紅葉おろしと一緒に食べるのが巷では人気だが、小フグの厚引きの方が味は格上である。

魚介類の目利きのプロが何人もいる店に通って色々話をした上で買い物をすると非常に勉強になる(結局、市場や道の駅に出掛けるよりも遥かに安上がりで満足感も得られる→中食の素晴らしさね)

鮮魚2

広島県福山市昭和町6・大松模型店東隣の更地

2020年01月28日 | 日記
大松模型店隣の建物が解体されるのを見たのが昨年の11月下旬だった。先日現場を通りかかり鈴木工務店が施工業者だったと知った。昔の住宅地図(昭和40年)で調べてみたが、菊岡文具店付近と思われる。

解体後

解体後2

昭和40年代生まれにとって模型店は遊び場の一つだった。私が小学校を卒業する直前…ガンダムのプラモを予約するためにガキが小さな店に押し寄せて満員電車のようになっていたことを思い出す。当時プラモ作りは男の子の娯楽だった。

解体後3