無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然農むきの種子の購入先

2008-10-17 17:55:50 | コメントの公開
○○さんへ
風邪の体調はいいです。ご心配ありがとうございます。
たまに風邪をひいてリフレッシュし、健康を思い直すのにはいい休養です。

さて、種の購入先ですが、
たねの森さん
野口種苗さん
もいいと思います。僕もよく購入させていただいております。

それ以外に、購入先としては
自然農法センター<http://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.html
畑懐さんhttp://www.mcci.or.jp/www/tsurusin/
つる新種苗さん
もお奨めです。

それと、個人的な見解ですが、買った種子で特に固定種は初年度の生育が良くない場合が多く、無農薬種子の「たねの森」さんでも自然農では初年度よくない場合が多いです。

一番いい種子は、
1)自分で自家採種すること。
2)地域の自然農仲間から種を譲ってもらうこと
3)有機農業・自然農の種苗交換会などで交換できます。

毎年営まれる、いのちの営みが種子です。
種子を無農薬で自家採種すると

1)無農薬に向いた種子が自給できます。
2)肥料・農薬に頼らいで、種子の力で育ちます。
3)自分の風土に合った品種になります。
4)種が数多く採れるので、贅沢にどんどん蒔けます。
5)市販の交配(F1)種子から自分のオリジナル品種が作れます。

自家採種は、種のほうで自然に適った働きを強めるため、その種子は
自然農をより簡単になります。

写真は、自然農法種子「筑摩野五寸」ニンジン
    野口種苗の「赤長大根」
コメント (2)
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蕎麦の収獲一工夫

2008-10-17 15:17:04 | 自然菜園の技術 応用
本日たぶん

昨晩急に風邪をひき、セキ・鼻水・微熱があったため、早めに就寝。

今日は、午前中寝てしまって、今ちょっとご飯を食べてブログの更新。

というわけで、鶏くんにも畑にも行けなかったでの、昨日刈り倒した蕎麦についてブログを書こうと思う。

蕎麦は、チベット・ネパールに起源し、日本では米・小麦の栽培が難しい寒地や痩せ地での優良な蛋白源であった。

栽培期間が2ヶ月ということ、蕎麦の根からでる多感物質(アレロパシー)のため草の生長を抑制できる点からも栽培がとても簡単である。

ところが、栽培後がちょっと工夫がいる。

と言うのも、蕎麦は一斉に花が咲かず実も一時に完熟しない。

そのため、今の大型機械を使った近代農業では、一番最後の実が熟した、枯れる寸前の蕎麦を、機械で一気に収獲する。

その為か、蕎麦の味が落ちたと言う人もいる。というのも、完熟しすぎた乾ききった実は食味が落ちるからかもしれない。

蕎麦の栽培技術は、近年収量増産という点では、施肥技術・収獲法・品種改良が進み確かに進歩したのかもしれない。

その分、失ったものもあった。
痩せ地で寒暖の差が激しい霧の立つ蕎麦は、相変わらず美味しい。また在来品種は今の品種よりも収量は少ないが、製粉する際歩留まり(製粉率)が高く、香り風味が良い。

うちでは、自然農を営む友人からいただいた長野在来の蕎麦を、彼の蕎麦を想った方法で収獲する。


まず、一番最初に実が完熟し始めて、手で叩けばすぐに落ちる一番果の状態で、御前中に丁寧に鎌で、刈り敷く。(写真参照)

一週間ぐらい晴天が続くと、未熟な実も完熟し揃うので
晴天の午後、蕎麦叩きを行う。

そうすることで、蕎麦の実の状態が安定し、食べて美味しい風味や収量が増す。



その後、ござの上で3・4日乾燥させ、唐箕などでゴミを飛ばす。

そして、冷暗所で1ヶ月ほど安定させてから地元の製粉所で挽いてもらう。

今年は、在来蕎麦の他に、赤蕎麦(日本みつばち好み)・韃靼蕎麦(お茶用)を少し栽培したので、日を見て順次刈ろうと思う。

季節の変わり目の今日この頃風邪をひけるようになった自分を褒め、養生しようと思った。(整体では、風邪は身体の掃除であり、敏感な体質という)
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