無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然自給養鶏から考える想い(その1)

2008-10-26 20:10:57 | 自然栽培で自給できる想い
今日は、午前中の自給菜園教室終了後、
午後ちゃんのオープンテラスに開放した。
今の鶏舎はまだ完成していない。
少しでも開放できることからしてみようと思ったからだ。

というのも最近鶏を飼い始めて、少し生活が変わってきた。

というのも以前もらってきた廃鶏15羽中、1羽を友人にあげたころから生き物を飼う、育てることにより意識が深まってきたような感じだ。

その友人は同じ廃鶏を雌♀のみで飼い始めた。
そして、今回雄♂もっていったところ、今までリーダーになれなかった雄♂が、いきなりハーレム(雌)の中でリーダーになる瞬間を垣間見た。

雄は、のびのびし始め、すぐに新しい環境でリーダーぶりを発揮した。雌♀は、雄♂に従い絶対王政だ。

食べてしまおうと思って3羽もらってきた雄♂のうちの1羽を友人に譲って良かったと思った。

食べらずに済んだばかりか、リーダーにもなれた。
そして、いのちが発揮し、生を全う出来そうだ。

肉を食べる以前に、
の生命を改めて見つめることが出来た。ありがたい。

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信州麻サミット(美麻)に参加した。

2008-10-26 19:55:35 | 出張菜園教室
本日也。

昨日は、お隣の大町市美麻の『信州麻サミット』に参加してきました。

『麻』というと、マリファナといったドラック成分で悪い印象がある植物ですが、日本の在来種は、繊維をとるための麻薬成分のないものがほとんどだったそうです。むしろ、沈静作用が働き麻薬作用が抑えられるそうです。

今では「大麻法」で規制され、研究や神事のために(神社などの)免許を取らないと栽培できません。

実際、日本で繊維を採るために栽培された合法大麻の繊維にするまでの過程をちょっと体験してきました。

麻は、思ったよりも長く、細く、すぐに繊維質が糸に出来ることや、出来上がった繊維がとてもきれいなのに驚きました。

会場には、柔道用の麻糸を使った復元畳や、当時の麻の機織までの道具や、麻を使ったふんどしなどのグッツ販売や全国からの参加者がいて盛大でした。

麻の麻薬性しか知らなかった僕には、麻の本来のあり方や、失われてしまった麻が在った暮らし、麻の栽培法などいろいろ勉強になりました。

種を維持することは、その種との生活文化そのものと深くかかわりあっていて、麻があった頃の暮らしは、きっと今よりスローで、豊かだったんだと思いました。
コメント (2)
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