無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

鶏の放牧&在来大豆(青バタ)の脱穀始まる。

2008-11-12 21:05:23 | 自然菜園の技術 基本
本日

今日は、研修生が久々に静岡の出張から帰ってきたので、たまっていた仕事を一緒にしました。

今年初めて収獲・調整できた赤蕎麦8.5kg。金ゴマ850gは感動でした。毎年少しずつ自給できるものが増えるのは、とても豊かな気持ちになります。

そして、今日は在来大豆(青バタ)の脱穀を足踏み脱穀機で行いました。

【大豆の収獲法】
大豆の収獲は、午前中。脱穀は、日中がベストです。

午前中は、朝露などで大豆がはぜずに無事収獲できます。
晴れた日中は、大豆の莢が乾燥しているので、とても脱粒しやすく脱穀しやすいです。

今日は、鶏を二羽畑に外出させました。

自然養鶏を研究していると、鶏を鶏舎で飼うことの不自然さを感じます。

というのも、鶏舎がどんなに広くても、整備されていても
餌や環境に制限が多く、鶏が食べたいものが食べたいだけ準備できないからです。

餌を自給しようと思うと、二つの選択に悩みます。
1)あるもので餌とし、卵は自然にまかせ、準備できる餌の量で鶏の数を調整する。
2)あるもので餌としながら、卵も産んでもらい鶏どうしの喧嘩を防ぐ意味でも餌をプラス(買う&集める)する。

うちの場合、1)を選ぶなら、鶏の数は2羽が精一杯かともいます。

家内がお菓子を作るので、卵を毎日2~3個ほどほしいので2)を選び、鶏は8羽(内♂1羽含む)で、野菜くずなど以外にくず米・米糠・フスマを集め、トウモロコシ・魚粉・くず米を購入しました。

寒くなり、毎日よく食べるものも(鶏の欲求も)変り、ある鶏は野菜。ある鶏は、虫。ある鶏は、おなかいっぱいといった感じです。

今日は、実験的に畑に連れ出し、放牧させてみましたところ、大豆と大豆の間の土中のなにか虫みたいな物を一生懸命啄(つい)ばんでいました。

今回の放牧で、鶏が嬉しそうに啄ばむ姿から自給型自然養鶏では、時に放牧し鶏の志向にあわせてあげることも大切だと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする