無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田んぼの準備(苗代準備)

2008-11-26 21:25:50 | 自然菜園の技術 基本
本日

昨日は、最後の田んぼの準備をした。

田んぼは、2枚ある。
1枚は、5畝位で、今年からはじめた田んぼ。
2枚目は、今年大豆を育て、来年から田んぼにする予定。

どちらも借りたばかりの田んぼなので、
従来の耕して、代をかく有機自然農法式で今年はお米を育ててみた。

田んぼによって、
地力・土質・水管理・家からの距離・大家さんなどいろいろ条件が異なる。

自然農法や自然農で田んぼをやる場合、
一番大切なので、近所との人間関係。そしてあいさつ・世間話だ。

いきなり、「耕さない」・「草を生やす」、「うんちくだけを述べる」はなるべく避けたい。


まずは、信用を得るためにも、あいさつ回りに始まり、従来の方法とあまり変わらない方法で移行期間を設けた方が、末永くお付き合いが出来る。

今年は、一枚を耕して有機農業で育てたのもそのためだ。
それと、一年通してやってみて田んぼのでこぼこや近所との人間関係などを築きながら田んぼの特性をつかんで、お米にとって一番育ちやすい環境を見つけることが大切。

今年は耕し、代をかき、尺角(30×30cm)植えをした。そして、米糠&ボカシを3度、表面施肥した。

結果、初期の生育不足と中盤の除草が出来ず、地力を余らせてしまった結果になった。

お米にとっては、初期の根張りを助け、除草をもっとしっかりしてほしかったといったところだ。

そこで来年のために、田んぼの4分の1を耕さず藁を撒き、4分の3を無施肥で秋起こしした。

そして2枚目の3畝の大豆跡地田んぼでは、周りだけ耕し、一部苗代&里芋畑にした。

苗も、ミノル式プラグ苗と畑苗代(自然農タイプ)にし、一番この田んぼにとって良い苗を育てようと自然する予定だ。

【自然農タイプの苗代準備・初年度版】
0)大豆(小麦)を植えつける。
1)地上の草を刈り、種を含む表土を両側に退かす。
2)低めの畝を田んぼ内に立てる。板や鍬で平らにし、鎮圧する。
3)地表に米糠を補う。(土が隠れる程度の米糠を撒く)
4)藁を丁寧にマルチする。
5)藁マルチが飛ばないように棒などで重石をする。【写真参照】


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一足早い雪化粧

2008-11-26 21:00:05 | 日々の自然菜園
本日

おととい雪が一晩中降って、昨日は写真の通り真っ白でした。

昨日は、雪がまだあり一日、ズッキーニやトマトなどの自家採種でした。

雪が降る前に、『自然栽培やさいギフト』の野菜も収穫・発送できたのが何よりです。

薪ストーブの炎がとても暖かく、
出来た農舎に早く薪を確保・保存しなくちゃと気ばかりあせります。

保存食の加工も佳境に入り、
我が家のベランダなどは、干し柿・干し芋・切干大根などが並び、
ストーブの周りは、ズッキーニなどの自家採種子が所狭しと干されています。

いよいよ冬です。
一年の締めくくりと、今後どうしたいのかを修整しながら来年の予定を決め時期です。

コメント (4)
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