無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

市民農園で、自然農のはじめ方(2)

2009-03-10 18:02:53 | 自然菜園の技術 基本
本日

【市民農園で、自然農のはじめ方】
前回に引き続き、市民農園で、自然農をおこなう
≪2≫種の選び方、野菜の育て方を紹介していきます。

1)まず、種の品種の選び方ですが、
市民農園の土地は痩せている場合や、
化学肥料で単純化していることも多く、
自然農向きの種子や、品種を選ぶことが大切です。


では、どのような種子や品種が向いているかというと、

①痩せ地や、荒れ地でも育つもの。
ミニトマト、ジャガイモ、サツマイモ、枝豆
二十日大根、サニーレタス、インゲン
など、元々栽培しやすいものが向いています。

②根張りの良い露地品種。
ハウス用の品種は、向きません。
昔から作られてきた、ロングセラーの品種や、
自然農で自家採種されてきた種子が向きます。

自然農仲間から分けてもらうほかに、
市販のもので、自然農しやすい種子は、
(財)自然農法国際研究開発センターの「自然農法の種子」
http://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.html
がお奨めです。

③あとは、今年育て野菜から自家採種、
つまり、自分で種採りをして、翌年育てることをお薦めします。

というのは、種の方が来年の準備をしてくれているので、
そこで育った種を使うのは、理にかなっています。

それか、花を咲かせ、こぼれ種が毎年同じところで発芽してくれる
自然生えしやすいものを選ぶのもいいと思います。

シソ、ミニトマト、エゴマ、おかのり、イチゴ
ジャガイモ、大根などあります。

2)後は、自然農の野菜の選び方としては、
通える頻度に応じて野菜を選ぶのもお奨めです。


①ほぼ毎日通える場合。
何でも育てられる。

中でも頻繁に収穫した方がいい野菜
キュウリ、つるありインゲン、オクラなどの野菜は、
たまにしか行けない場合は、あまりお勧めできません。

②週一で通える。
夏野菜、ミニトマト、ナス、シシトウなど
果菜類は、収穫をマメにしましょう。

③10日以上頻繁に通えない畑は、
イモ類を中心に、大豆や、雑穀などを中心に育てます。
ジャガイモ、サツマイモ、大根、カブ
大麦は、炒って麦茶。
アマランサスは、お菓子用のフルイで調整。
大豆は、若い時枝豆として。

無理せず、自分のライフスタイルにあった菜園にするといいでしょう。

3)自然農の野菜の育て方の基本中の基本

Ⅰ.蒔きかた
①種を蒔く場所は、草の根を残して草を刈り、表土をどけます。
②種の大きさの2~3倍の厚みの土をかけ、しっかりで上から土で抑えます。
③刈った草を種の蒔いた上にパラパラ戻します。

Ⅱ.草の刈り方、草マルチ
①野菜の生長をみながら、野菜が大きくなるまで、
周りの草を(根を残して、)のこぎり鎌で刈って生長を見守ります。
②梅雨の期間中が一番草が伸びます。
6月~8月にかけて伸びてきた草をよく刈り、野菜の株下に草マルチします。
③8月に入って、土手や公園の草を刈り集めて、
夏野菜の株下に厚く草マルチします。
草マルチの上から一握りの生ヌカをパラパラ補なってあげます。

市民農園は、草が足りない場合があります。
もしくは、生やすことが禁止されている場合があります。
その場合は、赤クローバーや、えん麦の種を
空いたところで育てるのも手です。

不明な点は、遠慮なくコメント欄にご質問ください。



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家庭菜園をはじめたい人、無農薬栽培を学びたい人、
ご参加をお待ちしております。

『無農薬栽培 プランターで野菜作り』4/25(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491211.html

『美味しく簡単に無農薬・家庭菜園の法則』4/22~6/10
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

『無農薬栽培 コンパニオンプランツ』5/23(土)13:30~15:30
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491230.html

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会場:ももせ第二公民館
地図

参加費:1500円(定員20名)
申込:松本日本みつばちの会
090-1651-5743代表山本まで

コメント (4)
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