無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

畑のプランを立てる方法(春)

2009-03-31 16:54:01 | 自然菜園の技術 基本
本日、

先日、春風邪を引きました。
鼻は詰まるし、咳はでる、眼もしばしばする。
毎年、季節の変わり目に風邪を引きますが、今回もです。
花粉症に近い症状なので、花粉症の方の気持ちもわかります。
こういうときは、無理せず寝ていたいのですが、
野菜の育苗も始まっていますので、パートナーのゆうこさんと
協力してやっております。ありがたいことです。

先日のシャロムでの「あずみの自然農塾」〈写真〉もそうですが、
畑のプランを立てるのは、大切なことです。

うちの場合は、一年間に食べる量と、自家採種する野菜の品目によって
だいたいの量を毎年調整しています。

今年は、若干食べる量に加えて、出荷する分も増やした方がいいような感じです。

それに、自家採種する種子をちょっと多めに採種して
自然農法で育てた種子を販売していく量を増やそうとも思っています。

年々自家採種する大切さを感じます。
というのも、自然栽培(自然農・自然農法)で自家採種された種子は、
保存性もよく、無農薬栽培が簡単になるからです。

良い種の基準はいろいろあると思いますが、個人的な基準は
1)発芽率がいいこと。
2)種の寿命がいいこと。
3)無農薬で栽培しやすいこと。
4)美味しい味の遺伝子をもっていること。
5)自家採種できること。

それらを満たすためには、
1)無農薬栽培で自家採種する。
2)極力無肥料で、根張りがよい系統を選ぶこと。
3)食味がいいこと。
4)種が完熟していること。
5)種の保存状態が良いこと。
が必要です。


これらを満たした種子はあまりお目見かかれません。

生命をつなぐ、種子の継承をもっと力入れるためにも、
畑のプランに、自家採種を入れることを大切にしています。

コメント (2)
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