THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ロールバーの製作

2023-05-29 14:29:57 | NDロードスター
ロードスターをカスタムしていく中で、初期シーズンのメインと考えているのがロールバーの製作であ~る。

ロールバーっていうと、競技向けのものを意味するケースが多いと思う。俺が作りたいもの(作りたい形状)は、正確にはファッションバーかな。
ただし、きちんと機能性を持ったもの。

まず、自作する理由。
第一に、「作りたいから」。ロールバー自体が一般ユーザーには縁がないものであり、パイプを加工&溶接するということも多くの人にはできないこと。マフラーと比べても大変マニアックなものなので、自作することに憧れがあった。
「既製品を買った方が早い」とか「プロに頼んだ方がいい」という人は、絶対に俺とは話が合わないのでよろしく笑

次に、いずれサーキット走行会に参加したいから。緩い走行会なら、どうやらノーマルのままのシートバックバーだけでもOKだったりするみたいだけど、自分の身を守るためでもある。

最後の一つ。
NDロードスター用にリリースされているロールバーはメーカーも形状も限られており、ガチのレース用の6点式か、フロア4点式のどちらかで、どちらもオーバーヘッドバーがある。
NAロードスターの頃は、オーバーヘッドタイプよりも、キャメルタイプのロールバー(ファッションバー)の方が人気があった。
公道を走るオープンカーにはキャメルタイプが似合うと思うし、実際に俺がNAに乗ってた時、もキャメルタイプを取り付けていた。
オーバーヘッドバーがあるとその分だけ視界を遮られて悔しいじゃん笑



実はノーマルのシートバックバーは、ベゼル(枠カバー)を外すと現れるのは30Φのアルミ合金パイプをキャメル状に曲げた物。パイプといってもバーの外周側と内周側は肉厚になっている。材質は分からないが、さすがにA6063ってことは無いんじゃないかな。シランケド笑
キャメル形状のものがボルトで固定されてるだけなので、簡単にリプレイスできるような、もう少しゴツいシートバックバーがリリースされてても不思議じゃない。でも、知る限りは出てないのよ。需要はあると思うんだけどなー。
俺は折角作るので、フロア4点式のキャメルタイプにしたい。

クルマのアフターパーツは、ドレスアップ系のものが多い。正直言って攻めたものは少ないし、似たようなもんばっかで作り手の意思を強く感じるものも少ない。俺はプライベーターだけど、これだけのもんが作れるぜ!っていう挑戦状のようなものだ。ナンチャッテ笑

JAFなどの四輪レースのレギュレーションでロールバーの規定を調べると、38Φ-2.5tまたは40Φ-2.0t以上の「つなぎ目のない」丸パイプ、とある。ただし、公認ロールケージはこの限りではないようだ。
色々画像を見比べたところ、「つなぎ目がない」というのはパイプの途中でつなぐのがアウトなのは当たり前だが、T字や十字ジョイントもダメなんじゃないかな? シランケド T字や十字ジョイントにはボルトを介しているものが多い。また、T字や十字を溶接で組み立ててOKなのかは微妙だ。

散々考えたが、NDロードスターのフロア4点式のキャメルタイプを作ろうとしても、完全に規定に合致する形状のものは実現できそうにない。まあいいか。
俺は自分が気に入るデザインで、機能を満たすものを作る。

ボディへの固定方法は、悩んだ結果、シートベルトのアンカー&シートレール固定ボルトと共締めとすることに。
理由は、ボディへの穴あけは後でもできるから。やっぱ、穴あけはちょっと考えちゃう笑

キャメルとメインアーチの曲げは、原寸書き・型を作成して実車で確認して、サイズと曲げrを指示して曲げ屋さんに頼んだ。クロモリとかではなく、普通の鉄パイプの42.7Φ。ただし、希望する曲げrがキツくて加工すると潰れてしまうという事で、2.3tではなく3.5tのガス管になってしまった・・・。




この後は現物合わせで作っていくだけ。これがなかなか面倒くさい。


内装剥がしてプレートを型取り&製作してボルトで固定。丸パイプを少しづつ切り落として、内装スレスレのところまで追い込み。

















T字のジョイントは擦り合わせ。
設計図も何もないので、点付け&仮組みして全容が見えるまで丸一日を要した。

ちなみに点付けはTIGだと大変なので、半自動にて。
あと、クルマのバッテリーは端子を外し、ECUを始めとした精密機器類は、コネクターを外した。また、溶接のアースは、溶接ポイントに極力近い部分で取っている。溶接の電流は最短距離を通ろうとする特性があるそうで、車両を溶接する際はアースを溶接個所と近い場所で取るのが基本。理屈上はECUは外さなくても大丈夫だと言うが・・・?



本溶接は車体から取り外して、TIGでおこなった。擦り合わせしきれないことと、ナメてくっつけると強度が不安なため、溶棒を足した。見栄えが悪くなってしまうが仕方がない。フロアのプレートはやはり擦り合わせしきれずに隙間が大きくなってしまったため、半自動にて。
歪みが出るので、逆歪みをさせた上で作業した。フィッティングは自分でも驚くくらいに完ぺきだった。見た目のためにできる限り背を高くしたくて、攻めすぎて、幌の開閉時にキャメルの頂上部分が幌のフレームと少し擦ってしまうが、まあいいだろう。



塗装は当初から、ブロンズメタリックと決めていた。ホイールも「ブロンズメタリック」という色名のはずなのに、なぜかガンメタっぽいので、いずれホイールも同色で塗装する予定。

フルバケに変わっているのは気にしないように笑
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アクセルペダルをモディファイ

2023-05-04 11:40:22 | NDロードスター
NDロードスターは、アクセルペダルが吊下げ式(支点がペダルの上にある)ではなく、オルガン式(支点がペダルの下端にある)であ~る。

で、よく「ヒールアンドトゥがやりにくい」と言われるんだけど・・・。
そうかなぁ? 普通にできるっす笑

強いて言えば、少し回転を合わせにくいかな? 理由は後述する。

ヒールアンドトゥがやりにくい対策として、各ショップからパーツがリリースされていたり、オーナーが自作したりする方法が二つある。
ひとつは、オルガン式のペダルを吊下げ式にしてしまうもの。
もう一つは、アクセルべダルを嵩上げして、ブレーキペダルの高さに近づけるもの。

アクセルペダルとブレーキペダルの段差というけど、こんなものじゃないの?ってのが俺の感覚でして。
AE86に乗ってた頃はヘボかったこともあり、社外品のペダルを取り付けていた。余談だけど、最初はアルミ板で自作した。ペダルのゴムを外してベースのスチールに直で固定したら、雨の日にツルツル滑る。こりゃ何ともならん、と滑り止めが施された社外品を買った。
NAロードスターの時は不満を感じなかったな。

どうやってペダル操作をしているのか? そんなの当たり前だよという人も多いと思うが、書いてみよう。
俺は土屋圭一氏のドラテクの本を読んで影響され、クルマに乗り始めて割と早い時期から、ペダルをつま先で踏むように癖をつけた。大きな声では言えないけど、裸足やビーチサンダルで乗って矯正した。これ、浮谷東次郎が裸足でドライビングテクを磨いたという伝説を聞いたことにインスピレーションを得たのだが、実際には雨の日にシューズを濡らさないために、裸足で表彰台に上がったことが間違って伝わったのだそうだ。
右足も左足も、親指をメインに人差し指、その真下のほっぺの辺りで踏み、握るような、親指を曲げるような動作をしている。ハイエースだろうがトラックだろうが、同様に操作している。
プロレーサーの世界では「足の指を広げる」と表現するそうだが、実際に俺がこの方法で操作しているときは、なぜだか足の指が広がる。
この方法でブレーキを踏んで、踵をアクセルペダルの方に持って行くと・・・OH! そもそも踵ではアクセルペダルを踏めないじゃん笑 アクセルペダルを通り越しちゃう。

実際には踵じゃなくて、空手チョップの部分の、土踏まずよりも少しつま先側でアクセルを煽っているのよ。足のサイズは26.5cm。
段差と言っても、ブレーキを踏み込んだ深さでアクセルを煽れればよいので、段差ってあんま関係が無いと思うんだけどなぁ。

一方で、吊下げ式のアクセルペダルを採用している車種に比べて、オルガン式の車種はアクセルペダルがデカい。下側にデカい。
つま先側を5㎜踏み込むのと、踵側・・・つまり支点に近い方を5㎜踏み込むのでは、アクセル開度が全く違う。これが違和感というか、回転の合わせにくさに繋がっているのかな、と。





だったら下の方を踏めなくすれば良いんじゃね? と、作ったのがこちら。
嵩上げスペーサーとして使ったのは、黒いまな板ですわ笑



ノーマルでも特に不満を感じないので、俺的には劇的な変化は感じられないが、ミスることは減った・・・かも笑

あまり意味がないカスタムでした笑
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おちょぼミーティング5

2023-04-12 11:48:01 | NDロードスター


ロードスターのミーティングに参加してみた。
地元では最大のミーティングと言える「おちょぼミーティング」である。年に2回開催してきて、今回で5回目だそうだ。会場は千代保稲荷神社、通称「おちょぼさん」の駐車場。
NAからNDまでのロードスターと、NDロードスターとプラットフォームを共有するアルファ124スパイダーのミーティングで、地元のオーナーズクラブが主催してくださっている。
大変人気があるイベントで、駐車スペースにも限界があるため、200台という台数制限がある。今回は受付開始後、1日で満員御礼となったそうだ。



誤解されると困るので先に書いておくと、企画運営されているスタッフの方々には感謝の気持で一杯だし、ミーティングやオーナーズクラブを否定するつもりは全くナッシング。
また行きたいな、と思うし、何なら俺自身、オーナーズミーティングを主催したことすらある。
否定するつもりはないどころかウェルカムであ~る。

ここでは、物事を斜に見て、人間の特性について疑問を呈していると思ってくだされ笑

オーナーズクラブやオーナーズミーティングって、難しいのよ。
そもそもは、「共通の話題があるから仲良くなりやすい」というのが基本骨格だと思う。「〇〇つながり」で集まるのは、あくまでキッカケ。仲良くなったらクルマは関係なくみんなで遊びに行ったり食事したり・・・。ある程度小規模な集まりだと、これは実現しやすい。あるいは大きな集まりの中で、小さなグループを作る。ところが結局は、カスタムの自慢大会や、その車種の話しかしないオタクの集まりになってしまう。もちろん俺も、そういう情報交換はしたいんだよ。そしてカスタムを自慢したい気持ちもある。てか、そういう話をしたいからこそ参加するって人も、たくさんいるはずだ。

例えば5人くらいの集まりなら、一見さんが一人来たら、全員で仲良くしようとするだろう。
これがある程度以上の人数になってくると、どうしても知った人だけで固まっちゃう。
何度か参加して知り合いが増えてくると、輪の中に入っていける。しかし視点を変えると、今度は自分が、一人で来た初参加の人を受け付けにくい雰囲気を作り出しちゃってるわけだ。

バイクのミーティングには今まで散々顔を出してきた中で、やっぱ同様の問題はあって。
俺らのエリアでは「バイクの話題禁止」なんていう月1回のバイク乗りのミーティングが発生して、一石を投じた・・・けど、必ずしも成功したとは言えなかったかな。その後、そこから派生した集まりが定着した。俺は仕事が忙しくてほとんど行けなかったけど、刈谷での月イチの集まりは、この手のミーティングの欠点をほとんど払拭したといってもいいだろう。

俺自身、今回は割と積極的に人に話しかけた方かな。しかし、結局はロードスターの話、特にカスタムの話ばかりになってしまい、どうしても会話が続かない笑 ひょっこりと一人で来た人は、最後はどうしてもアブれちゃうのよ。かと言って、知り合いと一緒に参加したりすると、結局知り合いと一緒に過ごすだけになっちゃう。これ、一人で来た人からすると疎外感を感じる原因となる。また、こういった集まりではカスタム度合いによってカーストが発生する。
単独の初参加で「すっげぇ楽しかった!」っていう人は少数派なんじゃないかなぁ。
俺も事前になるべくSNSで繋がっておいたつもりだったが、どの人か分からないケースが多数。ここからコミュニティを広げるならば、何回か参加しないと難しそうだ。俺のような初心者は、もうちょっと少人数の集まりがいいな。



早めに集合場所に着いたのに、すでにロードスターがわらわらと集結していた。キモい笑
ここから高速道路を1時間ほど移動して目的地である「おちょぼ稲荷」に向かったんだけど・・・。日曜日の混み始める時間帯に100台位のロードスターが連なってツーリングするわけ笑 壮観ではあるものの、状況は想像できるだろう笑
バイク30台位のツーリングでも結構大変だからね~笑

俺のホイールはいわゆる「チューナーサイズ」といわれるサイズに、ギリで入るくらいのライトな部類のもの。純正のタイヤサイズをキープしたかったので、リム巾とオフセットのみ少しだけ変更した。純正の車高だとこのホイールでもツライチくらいだが、5cmほど落としているためキャンバーが付き、ツライチには程遠くなる。(最近はこれをツラウチというらしい)
集団の中にいると、俺のクルマは悲しいくらいに貧弱に見えるのよ笑 スーパーの駐車場に置いていると結構手が入ったように見えるのにな~笑
てか、ミーティングに来られた皆さんの多くはチューニング目的ではなく、ドレスアップ目的だと思うんだけど、タイヤセットで4本30万くらいのホイールが普通なのよ笑 お金持ってるのね笑



さすがに街中では滅多に見かけないフルエアロも、ここではゴロゴロ。俺のエアロ無しのロードスターですら駐車場の輪止めに当たっちゃうし、コンビニとかの駐車場も普通に入るとアゴを擦っちゃう。皆さん一体どうやってる生活してるんですかね笑



全体に年齢層は高めで、俺と同世代以上の比率がかなり高い。ご夫婦でみえた方も多かった。かなりイジってある人は独身貴族風が多く、明らかに若い人はNA&NBって感じかな。NDロードスターってまあまあ高いからね・・・。
ほとんどノーマルで、せいぜい小物類の交換だけという人も多かった。

で・・・すっごく申し訳ないんだけど、クルマにお金がかかっている割に、オシャレな人が少ないゴメンチャイ笑
バイクに乗る人は、一般人から見てオシャレかどうかはともかくとして、割とそれらしい服装をするじゃん。オープンカーってドライバーも外装になるわけで、俺は多少は気を遣うかな。てか、何人かからオシャレですねって褒められちゃった笑
ダンディーなナイスミドルです笑
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シフトノブの製作

2023-04-05 17:20:16 | NDロードスター
NDロードスターの純正シフトノブは、なかなか具合がいい。
交換する必要性は全然感じないんだけど、単純に自分で作りたいな、と。

素材として考えられるのは、まずは木。これは一番簡単。しかし、シフトノブをウッドにすると内装全体をウッド調にしないとミスマッチになってしまう・・・ということで却下。
次にアルミ。材料は在庫があるし、レーシーな雰囲気になる。問題は冬は氷のように冷たくなり、夏はチンチコチンに熱くなってしまうこと。触る気がなくなっちゃう。それに、所有する非力な卓上旋盤で丸棒から削り出すのは、ダルいのよ笑

で、ジュラコンで作ってみることにした。

ジュラコンは俺の仕事では縁がなく、在庫は無い。てか、触ったことすらない。シフトノブを2~3個作れて、他に少し実験できる量があればよいので、ネットで50Φの黒の丸棒を250mm、切り売りで買ってみた。送料、代引き手数料込みで¥2500くらいだった。



知らない素材なので、まずはテストしてみた。
丸鋸の刃だと熱を持って糸を引いちゃうくらいで、旋盤の場合はやたら気持ちよく削れる。
アクリルよりも柔らかく、何も聞かずに手渡されたら塩ビだと思ってしまうかな? 刃物では削りやすいけど、サンドペーパーだと毛羽立っちゃう。なので、コンパウンドで磨いても、すぐにはテカテカにならない。目の細かいコンパウンドで時間をかけて研磨すると、まあまあ艶が出る。

自分用のシフトノブを作るならば、形状はノーマルのような感じの球体がいいな。長さはもっと短く。シャフトのネジがノブの頭ギリギリまで深く入るようにして、ショートストローク化をしたい。

旋盤で球体を削るには、刃物台が弧を描いて動く治具があればよいが、凝ったものは作りたくない。適当に製作してみた。



簡易の治具なのでちょいちょい刃が食い込んで失敗したりして、メッチャ苦労!! 旋盤は素人で趣味レベルっスわ。仕事の合間にやるつもりが、ガッツリ時間を掛けてしまった。
純正と同じくらいの径まで削りたかったが、失敗を恐れて途中で諦めた。純正よりも少し大きい。
大きな旋盤ならワークをチャックの貫通穴に通して、片側からだけ加工して最後に突っ切りバイトで切り落とすんだろうけど(シランよ笑)、旋盤が小さくて非力なので、半球ずつ加工している。上手い事できんのよ。
まん丸にならず、木星みたいな感じになっちゃった笑



純正のシフトノブはかなり重くて、309g。磁石がくっつかないから、鉄ではなく真鍮か何かが入っていると思う。純性は何度もテストしてこの重さにしているはずで、短いシフトストロークのシフトフィーリングを考慮しているのだろう。



製作したジュラコン製は99g。ジュラコンの比重は1.41とのことで、2.71のアルミよりもかなり軽い。
純正よりも随分軽いので、シフトフィールが悪化するのを心配したけど、純正よりも少し直径が大きいこと(けがの功名)、ストロークが短くなったことで、上々な感じかな。ノブを外してシャフトを直接握ってシフトするような感覚にはならずに済んだ。
自分で製作したものだと満足感は高い。気に入らなくなったら作り直すだけだし笑

シフトパターンのステッカーも製作して貼り付けた。



製作物が小さいのに、このサイズの材料・・・笑


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しばらく乗ってみて・・・

2023-03-29 16:05:51 | NDロードスター


何やら既にホイールが変わってるけど、気にしないでくだされ笑
車高が低く見えるのは、きっと気のせい笑

日常の速度域でもスポーツカーらしさを感じるような味付けで、ああ、いいクルマだなぁ、と。
意外と低速トルクがなく、上まで結構回る。これは好きな感じだな。

ただ、全体的に優等生の印象で、ちゃんとしすぎている。今時の、まるっきり普通のクルマだ笑
昔のクルマのようなチープな感じが無く、切った貼ったのカスタムを受け付けてくれなさそうだ。

NAロードスターの時もそうだったけど、オープンにしても、前を向いていると視界にはせいぜいフロントガラスの範囲しか入らない。風も全然巻き込まないし、オープンにしてる感覚が全然無い笑
屋根の開け閉めも儀式のような行為は必要がなく、運転席に座ったままで一瞬で行える。NAロードスターはもう少し大変で、開ける前にビニールウインドウのファスナーを開けたり、閉める時も運転席からだと気合が必要だった。
荷物が載せれないと言ってもバイクよりはかなりマシだし、バイクほど寒くも暑くもない。カッパを着る必要もない。

刺激や非日常性はバイクにはまるで及ばないな、という気持ちは、NAロードスターの時と同じだな。
今後このNDロードスターをカスタムするなら、優等生感を無くし、もっとプリミティブでチープなクルマにしたい。ロードスターは硬派にも軟派にも使えるところが良いところ。この部分は崩しすぎないようにしたい。

NAロードスターに乗っていたころは、週4~5回は峠に行っていた。当時はヒマだったのだよ笑 さすがに今は年齢的にも社会環境的にも無理。スポーツカーへのリハビリが済んだら、できれば年に数回、ユルいサーキット走行会やクローズドイベントのジムカーナに参加できればいいな~、と。その程度なので、走行性能に関しては、少なくとも当面は不満を感じることは無いだろう。

最近は、DIYでクルマ弄りする人は少数派なのかな? カスタムにかなり金を掛ける人が多いようで。人と同じなのは嫌だとかよく聞くが、そもそも市販車に乗っている時点で人と同じ。出来合いのパーツをくっつけても、オリジナリティが高いとは言えない。
このブログの古くからの読者の方々は想像が付くだろうけど、俺は基本は自作を中心にする予定。俺は必ずしも個性ばかりを求めるわけではないよ。作りたいものを作るだけだ。
昔から、ロールバーを自作するのが夢だった。これだけは絶対にやりたいな~。草案は既にある。
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ナンバープレート移設ステーの製作

2023-03-20 13:19:00 | NDロードスター
ガチャピンの出っ歯のようなNDロードスターのナンバープレートを、グリル横に移設したい。
ロードスターでは定番カスタムで、確か、NAロードスターに乗ってた時も一番最初にやったカスタムはこれだったかな。

NAロードスターは、見た目の問題でナンバープレートを移設する人も多かったはず。しかし、実は機能的な問題が大きかった。
NAはメッチャオーバーヒートしやすいんで、ナンバーを移設するとグリルの開口面積を確保できるのよ。
それがそのまま歴代ロードスターの定番カスタムとして定着したんじゃないかな。シランケド笑

NDロードスターは牽引フックの穴を利用して移設するケースがほとんど。個性を求めて他の方法も検討したが、気に入らなくなったらやり直せばいいという事で、同様の方法で製作することにした。



牽引フック穴(M20の並目)はノーズ左側の小さなカバーの奥にある。
かなり奥まっていて、既に各ショップからリリースされている製品は、長いボルトにスペーサーを入れて、ステーを固定する位置を手前に持ってきている。
この方法だとおそらく、取り付け取外しがメッチャ大変になりそう。スペーサーを入れる際に手が入らないのよ笑



しばらく考えて、俺はスペシャルボルトを作ってみた。M20のボルトの頭にスペーサーを溶接、さらにM16のナットを溶接した。



スペーサーの内部も小筆を使ってローバルで塗装してやった。



ゴミで試作品を作ってみて、サイズや角度を決定。車体とのバランスを考えてこだわった。






A2017ジュラルミンを切り出して折り曲げ、強度確保のために根元の部分は二重にした。



一気にヤンチャな雰囲気に笑

材料は全部有りモノなので、使ったお金は¥0っす笑
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さよならハイエース、そして・・・。

2023-03-17 17:38:50 | NDロードスター
モトクロスをやめて、ハイエースに全然乗らなくなった。
ハイエースに・・・というよりも、俺自身が移動する量が減ったということだ。

2年前の車検の時にオドメーターが9万5000キロくらいだったので、10万km到達を見据えてタイミングベルトを交換してもらった。
で、その1年後の車検の時に、まだ10万キロに達してなかったという笑

ハイエースってオールインワンのクルマなので、普段使いに便利なのは確かなのよ。
仕事で荷物も載せれるし、買い物でも便利。ごみ捨ての時も大活躍する。乗用車的な乗り心地は期待できないが、ファミリーカーとしても使えなくもない。アウトドア系の趣味ユースでの人気っぷりはご承知の通り。アイポイントが高いので優越感があり、運転もしやすい。長距離乗っても疲れない。中で普通に寝れるし笑
あと、俺には理解できない行為だけど、カスタムカーとしても人気がある。こんなもんに大げさなエアロ取り付けてドレスアップしても、何が嬉しいのか俺にゃ分かんねーわ笑ゴメンチャイ
これだけ幅広く使えるから、ちょっと他のクルマでは代用は効かないだろう。

ただね、これがチョイ乗り移動ばっかしてると、不満が出てくるのよ。
ハイエースの最大の欠点は、走っててつまらないということ。気になりだすと、エンジンの回り方とか、腰高な重心位置、台車に乗って走っているようなフィーリングがどんどん気に食わなくなってくる。チョイ乗りの足車、しかも空荷で走ってばかりではニーズを満たさない。

特に俺の場合はハイエースとは別に2tの平ボディのトラックがある。キャラが被るんだな。
そしてこの2台を持っていると、1年に2回も車検が来る。会社の経費の問題とか考えて、まあまあお高い商用車2台というのはやめたいなーと。どっちも450万円だもん。1台を10年に1回買い換えるとすると、5年に1回450万円(現在の価格で)のクルマを買うことになるわけ。しかも俺の仕事は、たとえば運送業のように車で走った分だけ稼げるわけではない。運搬はオプションのようなもので、出かけることの方が少ない。でも、トラックはどうしても必要なので、どっちかをやめて1台に絞るとすれば、トラックを残すべきだろう。

ハイエースは100系スーパーGL→200系標準ボディスーパーGL→200系ワイドミドルルーフのスーパーGLと、ディーゼルを3台乗り継いできた。100系に乗り始めた頃は軽油満タンにして3000円台後半だったと思う。燃費もアホみたいに良かった。
100系と200系標準ボディはリッター10.5kmくらい、200系ワイドミドルルーフはモトクロスに使っていた時でリッター9.5㎞くらいだった。多少重いのと、空気抵抗があるからだと思う。チョイ乗りしかしない今はもっとひどくて、リッター7.5kmくらい。それに燃料価格が上がって、ガソリンとほとんど変わらない価格になっちまった。

ここまでしてニーズに合わない車を使い続けるのは、いかがなものだろう。





新車外しの荷台のカーペットを戻して、各部をクリーニング。
スライドドアの凹みは自分で直さなくてもいいだろう。



そして、最後にありがとうの洗車。トラックの映り込みがすばらしい笑

売っちゃった。
売ったお金は全額、買い換えたばかりのトラックの繰り上げ返済に使う。これで一旦、ハイエースとの付き合いは終わり。もしもモトクロスをまた始めるとしても、とりあえずはトラックでなんとかなるしさ。

当然、普段の足がほしい。俺が選んだのは・・・・







マツダ・ロードスター。

家族構成や仕事を考えると暴挙といえる選択だと思う笑

元々俺は、結婚するときにNAロードスター(ユーノス)を売って資金の一部にしたのよ。また自分が好きな車に乗れる身分になったら、絶対にまたロードスターに乗ろう、と誓った。

まだ子育て終了したわけじゃないから、俺の行為を疑問視する人もいるだろう。これについてガチで答えよう。完全に子育て終了するまで我慢していると、俺って結構な年齢になっちゃうんだよね。それに、今までちゃんとやってきたという自信もある。この春、次女が就職するし正吉君は高校に進学だから、まあいいだろう。また、大好きなモトクロスをやめたという心の傷もまだまだ大きく残っているから、癒されたいのよ笑マジで笑

金や時間が無限に使えるなら、俺はロータスヨーロッパが欲しい。あと、カウンタックとケータハム・スーパーセブン。セカンドカーとしてロードスター、荷物や人を乗せる時用に軽バンがあるとベストかな。
この台数を全部所有するのは無理なので、今現在最も納得できて、オールインワンな車がロードスターというわけ。(これは思考回路が変かな?)

てか、そもそも国産・輸入車ひっくるめて最も欲しいクルマ、唯一欲しい現行モデルのクルマがロードスター。他に欲しいと思う車が無いんだよ。
屋根を開ければ脚立は載せれるし、普段の買い物やごみ捨てくらいは何とかなるだろう。ロードスターでカーセックスの経験もある俺なんで、大体のことはこなせるんじゃないかな笑

ちょっと早めのプチ・セカンドライフの始まり。
バイクも考えてるよー。
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