THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

宝船か、泥舟か。

2017-11-27 17:47:01 | KTM65X
KTMに乗り替えてから1ヶ月ほど経ってしまったが、時を巻き戻して初期ネタから。
KX65と65SXを並べてみた。

ハイシートに換装済みのKX65よりも少しシート高は高く、ステップ位置も微妙に高い。そしてハンドルはかなり高い位置にある。
65SXの方が明らかに取り回しの軽さを感じるので、ホームセンターコーナンPBの体重計で計ってみると・・・。

KX65フロント


KX65リア


65SXフロント


65SXリア

ホントに軽いんだね。

ガソリンはハイオク指定、混合比はMOTOREX CROSS POWER 2T推奨で60:1。
KX65は32:1と指定されていた。

KX65で使ってきたオイルは、みんなに「エーッ」て言われるんだけど、実はヤマハの青缶だす。
ホームセンターで1L缶が¥900くらい。混合に使用する場合は20:1と書かれているところ、40:1で使ってきた。もっと薄くてもいいんじゃないかな。
断言するけど、これを使っていることが原因になって、KX65のエンジンが壊れる事は絶対に無い!!
ホンダのGR2を使う人も多いみたいだね。

KTMも青缶でいいかなーと思ってたんだけど(笑)、メーカーの推奨値を見てしまうとなんだかなぁということで、近所で売ってて入手しやすいという理由で、とりあえずMOTULを買ってきた。
しかし・・・、結局すぐにモトレックスに変更。1Lで¥2600くらいなんで、混合比を考えるとメッチャ安いというのと、仮にも推奨とのことだから。

デイトナ印なんで、近所のバイク用品店でも置いてくれるといいのだが。

'18モデルはフレームがオレンジ。
ブーツで擦れて塗装が剥げるとみすぼらしく見えるようになるだろうなぁと、貼りつけタイプのフレームガードを試作してみることに。
ゴムシートにプライマー処理後、両面テープで貼りつけてみた。
1日くらいは持つだろうと思ったら、全くダメ(笑)。

 1本目の走行で剥がれてきた。
両面テープの接着力は大丈夫だが、ゴムとプライマーが剥離してしまう。

次に、仕事の材料。
カンボウプラスっていうメーカーの、テント生地を補修するテープで「ペタックス」というもの。織物に樹脂を染みこませ、裏面に糊が引いてある。テント生地そのものの裏面が粘着になっているようなもの。基材がかなりしっかりしており、糊が超強力。耐擦過性については未知数。
実際に使ってみると・・・。



意外とイケるやんけ!
オレンジはマリーゴールドくらいの色なんで、KTMに貼ると黄色に見えてしまう。
剥がれてしまったらすぐに貼り替えれるよう、大量生産しておいた(笑)。

洗車用のエアボックスカバーを製作。

無駄にステンレスミラー(笑)。仕事で使った端材があったもんで。
スプリング受けは、アルミの丸棒を旋盤で削りだした。ミニゼッケンがKX仕様なのは気にしない。

さてさて。
キッズライダーのお父さんが最も気になるのは、KX65とどれくらい違うか、という事ではないだろうか。
アンチKTMの俺としては悔しいが、かなりの差があるのは間違いないようだ。

ピークパワーはKXと大して変わらないというか、むしろKXの方が上のように感じられ、単純なスピードという意味では「乗り替えたばかりの今のところは」あまり変化が無い。
KTMに乗り替えたからといって、タイム的に速くなってるわけじゃない。

最大の変化は、魔法のようにコケなくなったこと。
今まで1日に10回以上コケていたのが、たまーにコケるくらい。1日1~2回かな。
正吉君は乗り方が荒く、ギャンギャンに回して突っ込んでいくことが多い。そして滑りやすいコンディション、荒れたコンディションの時も同様に走ろうとして、コケてしまう。50の頃からコケ回数の多さ、コケ方の派手さには定評がある。
KTMは中低速トルクが圧倒的に太いようで、ニュルーッと納豆的に走ることができるみたい。ここのところ練習走行時もマディコンディションばかりだが、そんな中でもコケなくなったことは間違いない。

まだスピードが上がっていないのでサスの恩恵は然程受けていないと思うけど、ギャップが出来ているラインにも入れるし、2連をショートしてもマシンが助けてくれるという感じかな。

みんながKTMはすぐ壊れるよと脅すので、初期のうちから理不尽な壊れ方をするのではと警戒していたが、15時間程度の走行の今現在、そこまで困ったことは起きていない(笑)。
ネジが2本ほど飛んでったくらいかな。
跨ってレーシングすると、チンコが痒くなるくらいに振動が酷い。アイドルストップスクリューも勝手に緩んでくる。

ネジは全体にねじ込み始めで望みにくく、トルクを掛けた時の感触が独特なので、ナメてしまうのではないかと心配になる。

ハンドルクランプにはUPマークがない。前後とも同じ高さなので、均等締めでいいのか? スジが入っているけど、左右同じ部品なので、意味はない。

国産車の外装パーツは、縁部分が回りこんだような形状になっているけど、KTMは切りっ放したような感じ。

離型材のせいかPPの材質か、デカールがくっつきにくい。

フロントホイールのベアリングにはダストカバーが無いので、心配になる。

ブレーキレバーとクラッチレバーが共通なのと、前後ブレーキパッドが共通なのは美点だな。

まあ、オーストリアは工業大国ドイツ系の民族だし、実際オーストリアの企業はドイツ車の部品を作っているらしいし。ロータックス社もオーストリアだ。
それなりに信頼できるのかもしれないね。知らんけど。

それに、オーストリアといえばウイーンでしょ。
音楽好きの文化人である俺には、意外と肌に合うのかも。知らんけど(笑)。

まあ、KTMのパワーウェアとかは死んでも着ねぇよ。
KTMに、魂は売らない(笑)。
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男の影(笑)

2017-11-17 15:14:56 | チョイ毒エッセイのようなもの
先日、夕飯の支度をしていた時のこと。
高2の長女が「友達に修学旅行のお土産を渡してくる」と出かけていった。

その後、手元の作業にキリをつけて回覧板を回しに外に出たら、家の前に男が来ていた(笑)。

聞けば、付き合っているわけではないとの事だったが、わざわざ修学旅行のお土産を渡すくらいだから、娘にとってはそれなりの相手だろう。
向こうもわざわざこちらに来るくらいなので、満更でもないということだ。

長女は顔立ちが比較的整っているので、気を持つ男は多いだろうと思う。しかし、口数が少なくて塩対応だから、高校のうちは浮いた話など出ないのではないかと思っていた。

恋愛は人間からは切り離すことができないもの。
今は悪い虫が付かないように警戒していたとしても、アラサーになれば虫の1匹や2匹は付いてもらわないと・・・なんて都合のいい事を言うようになってしまう。

俺も各時代に付き合った女の子がいるわけで。
中学の時、今のようにスマホなんてないので、交換日記をやらされた(笑)。
ある時、「受験に専念したいので、しばらくデートはしない」って書いたら、次の日にお母さんが来て、「もうちょっと付き合ってやってください」と言われたことがあった(笑)。
どの相手の時も、総じて相手のご両親には受けが良かったと思う。

思い当たる節としては、彼女の家に電話をかけたときに必ずご両親にも挨拶し、授業参観のときなどは俺のほうから寄っていって挨拶をしていたからではないかと。
もちろん俺も親に紹介していたので、オフクロが相手のお母さんに挨拶することもあった。
高校のときは、彼女の家に泊まりに行った事もある。まあ、俺一人ではなく、男女数人ずつだったけどね。

昔は携帯電話なんて無かったので、相手の家に電話を掛けた時に、もしもお父さんが出たらどうしよう・・・とか思うわけだ。
今はそういう心配はないもんね。
告白するのだってそうだ。面と向かって直接言わなくたって、LINEとかでできたりさ。

長女に言ったのは、コソコソするような付き合い方はするな、という事。
そして、俺が外に出て鉢合わせたときには向こうから挨拶してきたくらいなので、「いいヤツなんじゃないのかな」という事である。

寛大な俺。

うーん(笑)
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いなフェス

2017-11-14 09:24:28 | チョイ毒エッセイのようなもの
女子アナフェチではない。ましてオナフェスでもない。
いなべフェスティバルである。

正吉君含めて子供たちが親戚の結婚式に行ったため(俺は親戚ではない笑)、レースに出る友人の冷やかしで、一人でイナベへ行った。

プログラムに「タイムアタック」とあったので、モトクロスコースのタイムアタックなのかなぁと思っていたら、オンタイムエンデューロのクロステスト、エンデューロテストみたいな感じなのね。
全体にエンデューロ寄りのイベントのようだけど、地元のモトクロスIBのライダーたちが手伝っていたり、野々部さんがMCをされていたり。スタッフに借り出されているキッズライダーの父ちゃんもいたな。オープンエリアの中島さんもスタッフをされていた。
このエリアには業界を盛り上げようという意識がとても高い方たちが多い。5つものコースで保険を共有できているのは、きっとそういった方たちの努力の賜物に違いない。

地元の手作りのイベントには、できる限り絡んでおきたい。そうしておかないと、将来的に正吉君をはじめとして、若い世代が走る場所は無くなってしまう。
そういった観点では、俺の友人は見習うべき存在である(笑)。

CRF250モタードのホイールだけ21インチに取り替え(タイヤはオンロード寄りのトレールタイヤ)、60分クラスにエントリー。

チーム最年長者であり、オフは丸っきり初心者レベル。

去年はこれで自走参加したのだが、3速に入った状態で転倒してチェンジペダルを折ってしまった。上り坂の下で立ち往生していたところ、岡田社長が半クラバリバリで押し上げてくださった結果、クラッチを焼いてしまったという・・・(笑)。
今回は淡々とした走りで下位ながらも雪辱。

やたらにちっこいゼッケンは、俺の仕業(笑)。

「俺は初心者ではない」と言い張り、90分クラスにエントリーの某氏。

丸っきり初心者のような走りでラップされまくり(笑)、無事完走。しかし、トレールってホントに見かけなくなったね。

グローブを忘れてきたわけではなく、軍手をグローブだと言い張るヒト。

ユニクロやワークマンで買った服を、ジャージだと言い張る事もある。






正吉君と一緒に走っている65キッズも出場していた。








元IA1の田中教世選手が賞典外にて出場していた。


どっかで見たことのある方がウッズで苦しんでました。ブレーキトラブルだったようで。


馬場大貴選手がカメラを構える俺にアピール・・・かと思ったら、真後ろにいたヒトになにやら合図を送っているだけだった(笑)









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今年一番の気合!

2017-11-07 15:13:21 | 正吉君モトクロス
11月5日の日曜日、MXフィールドトヨタにてOP-NETチャンピオンシップが行われ、正吉君が出場した。
OP-NETとは「オフロードパークネットワーク」の略で、全4戦のレースはMXトヨタとイナベで行われている。今回はその第3戦。

これが異常に人気のイベントで。
元々MXトヨタは大人気のコースで、ビギナーからIAまで集まる。
そんなコースで細かくクラス分けをしたレースをやるわけだから、広いとは言えないパドックはキッチキチ!

今回はのべ100台を超えるエントリーがあったそうだ。

・・・の割に65以下のエントリーは少なく、50と65のWエントリー者1名を含めて、65が3台、50が2台。
パドックの隣は全日本IBランキング8位でIA昇格を決めた奥村海選手、反対側と前後はコースターに囲まれて、少し肩身が狭い。

正吉君はMiniビギナーとMiniエンジョイのWエントリー。
KTM65SXは2日前にナラシをしたばかり。85との混走で4ヒートも走るんで、正吉君は集中力が続かないだろうなぁと予想していたが、意外と頑張った。

Miniビギナー・ヒート1。

MXトヨタはスタートするとすぐに長い登りの急坂となっている。また、完全なマウンテンコースなので、アップダウンが激しく、65ではかなり厳しいコースと言える。
そこで65は、安全対策で1車身前に出てスタートしてもよい、という特別ルールつき。スタートバーはないので、フラッグスタートとなる。

しかし前に出たのが裏目に出たようで、クラッチミート直後にフカフカの路面に足を取られているうちに、後ろの85勢に一気にゴボウ抜かれ(笑)。
ところが、一本松ダウンヒル(勝手に命名、しかし松ではなかったと思う笑)には3番手で帰ってきた。
その後は登りで離され、下りで追いつきを繰り返し、3台ダンゴのまま10台中3位でフィニッシュ。

Miniエンジョイ・ヒート1。

こちらは19台ものエントリーで、そのうち65は2台のみ。現役ジュニア85ライダー、NAライダーが乗る85までおり、正吉君にとってはレベルの高いレース。
先ほどの失敗を生かし、今度は締まった路面が数メートル続くグリッドを選択した。
スタートするも、坂の頂上で数台の85にかわされてしまった。そしてオープニングラップ中に転倒、その後も1回転倒。割といい走りをしてたんだけどね。13位。

Miniビギナー・ヒート2。
65がスタートしてから85勢がスタートするまでのインターバルを長めに取ってくださったようで(笑)、スタートから単独走行。
2位以下を僅かずつ引き離していき、トップチェッカー。3-1で総合2位。

Miniエンジョイ・ヒート2。
同様に長めのインターバル・・・にもかかわらず、またも坂の頂上手前で1台の85に抜かれてしまった。
ところが、尾根からのダウンヒル後のコーナーで、トップが転倒! また1位に返り咲き。このままオープニングラップの頭を守り切るかと思ったが、甘かった。
コントロールライン目前で抜かれてしまった。
その後しばらくして、さきほど転倒した85にも抜かれて3位に落ちたが、ここから頑張った!

後ろから迫る85にも怯まず走り、正吉君を抜こうと焦った85が数台自滅(笑)。そしてなんと、この強豪の中で3位でフィニッシュ。13-3で総合7位。

この走りをシーズン中に見たかったなぁというのが正直なところ。
10月は毎週末の悪天候でストレスもあった中、本人も不甲斐ない走りを少しは反省してくれたかなあ、と。
もちろん俺も反省した。最終戦の最終ヒートでマシンのチェックを怠って、エンジンがフケなかったのは、俺への制裁だろう。

今回は走るたびにキッチリとチェックしたよ。KTMは壊れそうだし(笑)。

少し気が早いサンタさんから、お菓子のプレゼント。

トレールクラスに出場されていた方で、正吉君にもいただいた。ありがとうございます。

エキスパートクラスのスタート。

地元のIA、IB、中部選手権のトップライダー達が賞金を懸けて走った。
1-1で道脇右京選手が優勝。

個人的に道脇右京選手と聞くと、多度の受付にずっと貼ってあった「全開」というヘロヘロ文字の習字を思い出す(ゴメンチャイ笑)。

とりあえず、養生テープ代わりに(笑)慌てて作ったデカール。

既に5~6人から「ヤマハ仕様にしないんですか」と言われている(笑)。

夏くらいに、イナベで保護されてもらわれていったネコちゃんに再会。

遊びたい盛りで、むちゃんこ可愛い子に育っていた。
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