THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

三宅島オートバイレース

2007-04-28 20:04:50 | チョイ毒エッセイのようなもの

どうもかなりキビシイ状態になっているようですな。
当初3月30日に東京モーターサイクルショーで正式名称を発表とか、4月をめどに方向性を固めるとの事だったのに、もう4月終わっちゃうぞー・・・と思っていたら、やっぱり。
事実上当初の案は全くお蔵入りと思って良い事になった様だ。

asahi.com

livedoornews

response

三宅島オートバイレース実行委員会

安全性の是非については、俺は現地状況を全く知らないので判断や意見する事はできないが、開催に対しては非常に期待を寄せていた。
というか、出るつもりだったのだ、参加資格さえ適えば。ライダーとしては無理でも、知人の国際A級ライダーを擁するか我がチーム最速男を唆すかして、俺はマシンビルダー&メインスポンサー会社の社長・・・という計画であったのだ。

この案件が去年の年末に浮上した(仮決定した)時、俺は周りの反応に少しガッカリした。

125cc以下とは迫力無いねえ・・・でもロマンはあるだろ?
安全性が見込めない・・・だったら、安全と呼べるまで道路工事とかやれ。
実現するなら見に行こう・・・あ、そ。俺は走るぜ。ライダーやるのが無理でも、メカとして走ってやる。

反対、はんたい、ハンタイ、HANTAI。
アホか、お前らは。
「ダメだ」と言うならば、「こうすればOK」って所を言ってみろ。
YES or NOだけならば、子供でも言えるぜ。そういうのをネガティヴと呼ぶのです。

使用していない飛行場の滑走路を利用した直線レース・・・ドラッグレース? んじゃ、Vmax引っ張り出すか。
オフロードレースとしての開催案再浮上?・・・俺的にはそっちの方がハードル低いぞ。

何故開催を決定した後でこんな事になるの? 順番間違ってない? 本来この話は三宅島の復興の為の企画であった筈なので、観客動員数や話題性(一般的なウケ)が見込めるロードレースを選んだのも判る。だが決定した後で反対意見が大御所から出てくるのは何で? 理解不能だよ、仮にも公的なイベントなのに。

全てが終わりになる瞬間、それはポツリと「ダメだ」というセリフを口にした時。
サンリオの「おねがいMYメロディ」でも言ってるだろう? 「負け犬オーラ」の事を。

負けるな、三宅島。

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XR250・作業再開・・・か?

2007-04-18 19:00:57 | XR250

Vmaxに良く乗っている。仕事の打ち合わせや小物の納品、通勤など。仕事の付き合いが結構長い人からも「エッ、バイクに乗ってるんですか?」と言われたりして、如何に自分が長い間バイクから離れていたのかを実感したりする。
バイクは乗ってやるのが最大のメンテナンスの様なモンだ。そりゃ減る物は減るし、ヘタる物はヘタるのだが、継続して使っているバイクはノンオーバーホール5万km走行でも走るが、5年間動かしてないバイクはそのままでは直ぐには走れない。暫くはコマメに乗りながら気長に弄っていく事としたい。

さてもう一台、放置しっぱなしのXRである。

Pipe

突然な様だが、図のように丸パイプを長手方向に一辺だけ切断したらどーなると思う?
細かい理論や数字的な部分は俺にゃ説明できないが、簡単に言えば丸パイプの径が大きくなる(口が開いてしまう)のだ。

刃物、レーザー等の切断方法を問わず(鋏やカッターナイフ、シャーリング等は除く)、基本的にはロス(加工によってなくなってしまう量・・・刃の厚みやレーザー光線の巾は削られたり溶けたりして無くなってしまう)があるが、例えばφ101.6の鉄パイプをディスクサンダーを使用して図のように切った場合、3mm(刃の厚み分=計算上の空論ですが)の厚みが削られてなくなってしまう。
元々から全く力が掛かっていなければ、外径は101.6のまま、3mmのスリ割りが入った状態の筈である。
・・・なのだが、現実には切り離された瞬間に本来は3mmである筈のスキマは倍位(測った訳ではない)に広がってしまう。

丸パイプではなく、角パイプでも同じ現象が起こるのだが、パイプ(引き抜きや押し出し等は除く)を製造する時は板材を曲げて突合せ部分を溶接しており、力を掛けると突合せ部分がくっつく状態で加工する為、一辺が切り離されると「ポン」と爆ぜてしまうのだと思っている。ちなみに俺のXRの自作マフラーで使用したφ100のA6063押し出し型材でも試しにスリ割りを入れたら口が開いてしまった。アクリルパイプ(アクリルはキャストと押し出しの二種類の製法があるが、パイプの場合どちらなのかは不明)でも同じ事が起こる。
全てのパイプ状の物は同じ現象が起きると思っていたが、たまたまトイレットペーパーの中芯をカッターで切ってみたら何故か逆に径が小さくなってしまった(笑)。アリャリャ。
丸パイプは真円を保つ為に張力が掛けられており、逆に真円であるが故に張力が発生していると勝手に思い込んでいるのだが・・・。

まあいい(爆)。えーと、バラした280エンジンのシリンダーの状態があまり良くないのだ。シリンダースカート右側に亀裂が入ってしまっているのは以前紹介した通り
バラした状態での冷間時、上死点側は普通にクリアランスを保っているが、亀裂の入った下死点側は明らかにクリアランスが少ない。試しにピストンをヒートガンでチンチンに熱してシリンダーに入れてみると・・・何と入らねえ!
つまり上の例と同じ現象が起こっているのでは・・・と考えた。逆にクリアランスが小さくなっているのは、口が開いた結果、楕円形になってしまったのでは?

どのみちシリンダーはこのままでは使えないので諦めもつくのだが、問題はピストンである。
このエンジンはベースこそ中古であるもののフルオーバーホールしたので、状態としては新品と同じである訳だから、そんな状態で動いていたピストンを組むのはちょっと・・・。殆ど使っていないピストンを交換してしまうのは勿体無いのでかなり二の足を踏み、傷んだピストンを何とか修正できないかと試してみたのだが・・・結局全く同じピストンを新品購入する事にした。これが今月の頭の話。
ところがメーカー在庫が無く、なんと入荷は6月との事! これが現在XRを放置している直接の原因その1である。

実はもう一つ理由がある。
現在俺のXRで使用しているエンジンは元々焼き付いていたもので、焼き付いていた箇所以外も状態は悪かった。最終的に砕けてしまったミッションもその一つだが、腰下のベアリングの嵌め合いのクリアランスが非常に緩い。しかも全てのベアリングが。何で??
前回組んだときはPermatexというブランドのベアリング接着剤(嫌気性接着剤、ネジロックの様な作用の仕方をする)を使用して、メインシャフトやカウンターシャフト、バランサーのベアリングに関しては問題がなさそうであった。
が、クランクシャフトベアリングだけはベアリングがハウジング内で空転した痕があった。どうしよう? クランクケースは二基所有しているのでもう一基の方で組むのが確実だが、これまでの作業の積み重ねと考えるとゲンナリ。

Epsn3131

右がベアリング接着剤、左が今回購入のクイックメタル。

液体ガスケットの様なシリコン系の物で接着してしまおうか・・・?と思っていたのだが、先日近所のバイク用品店にVmaxのフォークオイルやプラグを買いに行った際、店内をウロついていたらふと目に留まった物があった。
LOCTITEのクイックメタルというケミカルで、パッケージには「万能ガタ補修材、フラーホイールの組み付け・ベアリングハウジングのガタ補修」とある。正に今回のニーズにピッタリ。POGGIPOLINIのパッケージに入っており、¥600(税別)との表示があるが、売れなかったのであろう・・・税別¥600の上から税込み¥630のタグ、さらに特価¥504、その上に¥500、最終的に¥300のタグが貼られていた(爆)。税込み表記が義務付けられたのは2004年の4月1日だったと思うので、少なくとも3年以上前から店頭に並んでいた事になる。オーイ、中身は無事かー?

Epsn3153

面倒臭いが一旦組んだ腰下をバラし、コレを使って組み直してやった。一気にやったので、写真はありません。スミマセン。ちなみに使用したのはクランクシャフトベアリングの片側一箇所のみ。他の箇所はベアリング接着剤が十分効いている様であったので、そのままとした。

Epsn3132

余談だが、クラッチは取り敢えずくっつけてあるだけ。スプラインがズレてしまうのを嫌って仮組みしている。本来はチェーンテンショナーを先に組まなければならない。

チューブの中身はラメ入りの化粧品みたいなカンジ。そーいや俺、何を血迷ったか最近になって男性用コスメを使用している。別に変に色気を出している訳ではない。先日医者に行ったついでに血液検査をしてもらったのだが、「平均を超えて健康」との結果に気を良くしてお肌の健康も・・・とコラーゲン入り化粧水を使っているのだ。ナンかオカシイか?

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Vmax・Fフォークシール交換、他整備

2007-04-16 21:52:18 | Vmax

先日YSP店に注文した純正部品が揃ったので、Fフォークシールを交換する。
予定では土曜日に入荷の筈、揃ったら連絡をくれるとの事だったのに、連絡無し。メーカーは律儀なので入荷してるだろうと今日引き取りに行ったら、やはり揃っていた。まあいいけど。土曜日に仕事の用事で長電話を何件かしていたので、その時に掛けてくれていたのかもしれない。
Vmaxはセンタースタンドがあるので、車体関係のメンテナンスは非常に楽だ。但し俺のVmaxは超シャコタンの為、センタースタンドを掛けるのが結構大変。いつも10cm位の高さの物にFタイヤを乗り上げてから掛けている。出先では偶然丁度良い物がない限りは掛けれんね。

Epsn3102

センタースタンドを掛けたら、エンジンの下に適当な高さの物を咬ませてやれば簡単にフロントを浮かせる事ができる。
フォークをバラすと、オフロードバイクで極端に汚れたフォークオイルに見慣れている俺からすれば、そのまま使えるのでは?と思う位キレイなフォークオイルが出てきた。

Epsn3092

Epsn3094

フォークエンドボルトは、アウターチューブ内のダンパーロッドに対して締め込まれているので、ダンパーロッドの回り止めをしてやらなくてはならない。Vmaxの場合は二面巾30mmのナットがダンパーロッドにポコッと嵌る仕掛けになっているので、丸パイプの先にナットを溶接してSSTを製作。なんでやたらにパイプが長いのか?っつーと、作業が終了したら分解して材料として使う(仕事の)為。切っちゃうのは勿体無いのだ。あり合わせの物で適当に固定してやった。
オフロードバイク(クローズドコースに於けるスポーツ走行メイン)の場合はかなり頻繁にFフォークをOHする(俺のペースで、オイル交換が月一回・・・レース使用時は1回で交換、フルOHが数ヶ月~1年に一回)のでXR用のSSTは保存版として製作したが、Vmaxではほとんどやらんからなあ。
インナーチューブをスライディングハンマーみたいにしてオイルシールを抜くのだが、プレスがあれば上記の作業はせずともフォークオイルの油圧でオイルシールを抜く事が出来るそうだ。もしかするとラッシングベルトなんかを使えば同じ事ができるかもしれない(やった事無いので保証はしません)。ダンパーロッドのホルダーを使わずにインパクトでやる手もあるのだが、欠点は締め付けの時にトルクレンチが使えない事、完全に共回りしてしまう場合がある事。

Epsn3124

Epsn3126

インナーチューブの上端にビニールテープを巻いてオイルシールリップの傷み防止にしてシールを挿入。フォークシールドライバーなんぞ無くとも塩ビ管でOK。

追記:元々あったVU40(外径が約48mm)の塩ビパイプだと微妙に小さく、リップ部分を叩いてしまう様だったので、近所のホームセンターに行ったついでにVU40同士をジョイントする部品(DV40?)を買ってきた。価格は70円台。外径が約54mmで、VmaxのFフォーク(φ43のモデル)にピッタリ。全国のホームセンターで「Vmax用」として売っている(ウソ)。

ちなみに・・・現在YAMAHAのHPから各車種のパーツリストを参照できるシステムになっているが、今回俺は所有する冊子のパーツリストを見て注文した。確か2000年(間違ってたらスミマセン)に、フロントフォークのダストシールが前方にシールドが立ち上がったタイプに変更された。俺のVmaxは96なので、同時期の国内仕様である3UF4の品番で注文した。

Epsn3123

すると、どうやら部品は他車種の物と統合されてしまったのだろう、ダストシールとオイルシールは異なる品番の物が来た。

Epsn3128

オイルシールは目視では判別不可能だったが、ダストシールは形状も少し異なっていた(勿論問題なく使える)。

ついでにブレーキもメンテしておく。時々見てやらないと、ブレーキダストなんかが固着してピストンが動かなくなってしまう。

Epsn3097

ブレーキレバーを操作してピストンを出したり、手や押し戻し器で引っ込めたりしながらピストンシールに湿り気を持たせてやるのだが、ちょっとボーッとしながらやっていたら「ポコン!」と音がしてピストンがキャリパーから外れてしまった(爆)。エア抜きもしときます(苦)。

デフオイルの交換。デフ・・・てのはディファレンシャル(differential=差動の、という意)の事だが、俺はついこう呼んでしまうものの、実際にはデフでは無いんだな。デフってのは四輪車の内外輪の回転差を調整する為の機構で、脱輪すると浮いたホイールのみが回ってしまう原因を作り出している(なんちゅー喩えだ!?)機構の事である。そんな事みんな知ってるか。スミマセン。
ヤマハはサービスマニュアルではこの「デフ」を単に「リヤギヤ」、「デフオイル」を「シャフトドライブオイル」と表現しているが、それも結構不自然だなあ。「ベベルギヤ」&「ベベルギヤケース」、「ベベルギヤオイル」と呼ぶのが最も相応しいと思っている(bevel=斜めに切る、の意)。

Epsn3086

いつも能書きが多くてスミマセン。とにかくデフオイル=ベベルギヤオイルを交換したのである。俺は紙で漏斗を作って(丸めるだけ)オイルの缶から直接流し込んでいる。

Epsn3087

スパークプラグの交換。先日1本死んでしまい、手持ちのスペア(中古)に交換したのだが、やはりケチの付いたプラグをそのまま使うのは気味が悪い。今回は全て新品に交換した。またもJR8C。

これでVmaxを普通に乗るための整備は完了となりつつあるが、最大の難関、タイヤ交換が残されている。何せ現在履いているのは前後とも確か10年以上前の物だ。前は乗るたびにバーンナウトやMAXターンばっかりやっていて、新品リヤタイヤを500km位で潰したりしていた(爆)。このリヤタイヤは当時からスペアとして持っている由緒正しく歴史ある逸品なのである。
が、暫くこのままガマンの予定。オフロードバイクはガンガン乗ってても、壊さない限りはあまりお金が掛からない。タイヤも安いし、エンジンオイル容量も少ない。単気筒だからプラグも一本だし、OH時の部品代も少ない。2stに乗っていた頃はブレーキパッドが良く減ったが、XRではあんまり減らない。それに比べてVmaxは・・・というか4気筒エンジンのデカいバイクは金が掛かる事を再認識した。当分の間、俺はバーンナウトしません。MAXターンなんぞ以ての外である。ちなみに・・・この記事の最後の写真。タイヤの表面が何となく不自然でしょう? そーです、この時に久しぶりにVmaxのエンジン音を聞き、思わずバーンナウトしてしまったのだ。病気だな、俺。

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WR250Rと新型VmaxについてYSP店で聞いてみた。

2007-04-12 22:44:51 | チョイ毒エッセイのようなもの

Epsn3084

こんなに陽気がイイとバイクに乗りたくて仕方ない。
ここ6~7年程殆どバイクに乗ってこなかったが、本来はツーリングやオフロードコースの双方共、人一倍走る方である。
フロントフォークオイルが漏れっ放しという訳にもいかないので、最寄のYSP店へ純正部品を注文しにいった。
正にショールーム的なオシャレな店内には、スクーターとクルーザーがメイン的に配置されている。一昔前ならばバイク屋といえばロードスポーツがメインで油臭いイメージだったのだが、仕事着のままVmaxに乗って行った俺には居場所が無い位の垢抜けっぷりである。まあVmaxはUSヤマハも「肉体労働者の為のバイク」という表現をしていた(と記憶している)位なのでイイだろ?
店に行ったのは晩7時頃だったので、お目当ての純正部品はメーカー在庫はあるものの入荷は翌々日だそうだ。
YSP店には新型車についてメーカーから事前に詳しい情報が流されるというウワサがある。ある程度の口コミを期待しているのか? そんな訳で少々の雑談をしつつ、核心を突いてみた。

その1。
「新型Vmaxの発売はいつなんですか?」
俺は今までのヤマハのパターンから、次回(今年の)のモーターショーで発表&発売・・・と思っていたのだが、次回のモーターショーでは参考出品・・・つまり今回のWR250Rと同じ扱いとなり、発売は来年(2008年)の夏頃では、との答えであった。ナルホド。前回のモーターショーで隠し玉として出品されたコンセプトVmaxは単なる叩き台であったのか。コンセプトモデルを発表後、ヤマハはコンセプトVmaxに対しての意見を求めるサイトを設置している。次期Vmaxに対してヤマハはかなり慎重な様だ。場合によってはあのコンセプトモデルとは似ても似つかぬ物となる可能性もゼロでは無いという事か?

その2。
「WR250Rはいつ発売? また、いくら?」
この質問に対して、お店の人はVmaxの質問に対しての答えよりも確信的に答えてくれた。「6月です。68万円と聞いてます。」(※巷のウワサ・・・5月31日で70万超・・・とはちと違う様ですが・・・。)
ぬぬぬ。何故にヤマハがWR250Rを参考出品としたのかは良く分からないが、お店の人の答えを信用するならば発売は完全に決まっている訳だ。しかし、68万円とは・・・。YZ250Fが¥645,750である事を考えると割高なイメージである。
俺はWR250RはWR250Fの代替機種として発売される(つまりFは無くなる)と勝手に予想していたのだが、お店の人は「併売するであろう」との事。そーすると名前の酷似した車種が同時に存在する事になるぞ。不自然だ。「参考出品車ではWRでしたが・・・」と含みを持たせるような表現のお店の人の答えからすると、車名は「WR250R」では無い可能性もあるという事か? ここまで大々的に情報を流しておいて、それもまた不自然だなあ。
さらに「クローズドコースしか走らない人間が買う価値はあるのか?」と質問してみたら、お店の方は「あくまで私個人の考えですが」と前置きをした上で、俺の予想に近い答えが返ってきた。
「WR250Rはナンバー付きバイクです。コンペ志向の人は現行YZやWR-Fを買うのが良いのではと思います」。
まあ当然純粋なパフォーマンスの比較で、少なくとも同一メーカーのレーサーvs一般公道用市販車ではレーサーの方が上でないとオカシイから当たり前か。

以上は俺とお店の人の予想を含めた個人的意見であるので、正しいとは限らない。
あっ、車重を聞くのを忘れたぞ、スミマセン。
写真は本日の出張での道中でのワンショット。既に我が地元は完全に葉桜であるが、ここは正に満開であった。一月ほど前に同じルートを通っているが、その時は路肩には残雪が。今は見渡す山頂のどこにも雪は見当たらない。俺のホームコースである坂内バイクランドの方角にも白い物は見当たらない。GWは坂内か? XR組まなきゃ・・・。

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どーでもイイ物をマジメに製作

2007-04-10 22:50:26 | Vmax

Epsn3049

今週から、先日入学式を済ませたばかりの娘が小学校に通い始めた。保育園は我が家の隣だった為に寝坊助の娘も時間ギリギリの出発で大丈夫だったのだが、小学校は6歳の娘が歩くにはかなり遠い。大丈夫かなあ・・・。
初登校の月曜日の朝、俺が目を覚ますと既に娘は起きていた。珍しい。近所の四年生の女の子が七時半に迎えに来てくれた。ちょっと不安そうな面持ちで手を引かれて行く愛娘。こうやって親の手から離れていくんだなあ。センチメンタル(爆)な気分なのです。

そんな俺はこれまた珍しく、Vmaxで通勤。エンジンの調子は悪くないのだが、やはり5年以上放置していたツケが各所に現れている。
まずフロントフォークオイルの漏れ。現在は拭き取りながら騙し騙し乗っているのだが、実は結構酷い。放っておくと滴る程である。
駆動系からの異音。今のトコロ実走行での不具合は無いが、押し歩きすると微妙に「カタン、カタン・・・」と音が出る。ベアリングが逝ったか?
それと先日ハンドルを交換したのだが、バーエンドキャップをまだ取り付けてない。鉄ハンドルからパイプ内径の小さいアルミハンドルに交換したので、ノーマルのキャップが嵌らないのだ。
Vmaxのグリップは、初期型ではロードスポーツの様に細いグリップだったのだが、その後クルーザータイプの太いグリップに変更された。それを嫌う人もいるが、俺は気にならないので、今回はノーマルグリップを移植。
最近はバイク用品店に殆ど行かないので知らないが、クルーザー用の太いバーエンドキャップって、売ってるんすかね?しかもアルミハンドル用。
クルーザーは通常鉄ハンドルだからアルミ用の物は売ってないだろうと考え、アホな事にバーエンドキャップを削り出しで製作。

Epsn3051

材料はA5056(アルミ合金)の35mm径の丸棒。在庫として持っていた物だ。コレを大体のサイズで切り出し。切断に使用するのはスライド丸鋸という道具で、主に大工さんや造作屋さんが使用している物。我社はコレにアルミ用のチップソーを取り付けて、アルミの型材の切断に使用している。バンドソーもあるが、チップソーの方が圧倒的に作業は速く、切断面もキレイ。金物専門の加工屋さんではメタルソーというのを使う事が多いと思うが、色々理由があって我社では使ってない。

Epsn3054

切り出した材料を旋盤で切削する。アルミハンドルの内径に合わせて片方を削ったら、ひっくり返して本体側を切削…だが、実はこの方法は邪道。本来精密な物を製作する場合は、チャックを銜え直さずに片側から全ての加工を済ませた上で、突っ切りバイトと呼ばれる刃で切り落とすのが正解らしい。実際に旋盤を使ってみると解る事なのだが、三つ爪チャックではセンター出しをするのが至難の業で、銜え直す度にセンターが狂ってしまうのだ。
まあ俺は遊びでしか旋盤を使わないので、あまり能書きをタレるとボロが出てしまうからこの辺で…。

Epsn3056

デザイン的には全く飾りっ毛の無い感じにした。ノーマルのバーエンドキャップも単なる円筒状。装飾的要素としては10°のテーパーのみとした。
旋盤はバイトだけではなく、センターに対してドリルをセットする事もできる。この場合回転するのはドリルの方では無く、もちろん母材の方。後でボール盤で穴あけするとセンターが出しにくいので、旋盤でやった方が正確な加工ができる。
邪道ついでに、研磨も旋盤に銜えたままでやってしまう。バルブのラッピングをボール盤でやるのと同じような考え方。最初にペーパーを当てておいて、コンパウンドを付けたウエスでラッピング。
ハンドルに対しての取り付けは当初、余っているであろうオフロード用のバークバスターのハンドルエンドのプラグを流用するつもりだったのだが、探しても出てこない。仕方ないので同様の物を自作しようと思ったのだが、またもやハンドル内径に適合するアルミパイプを持ってない。ウエルナットを使おうと思ったのだが、これまた小さい物しか在庫が無い。結局ホームセンターに行ったついでに外径15mmのゴムの丸棒を買って来てウェルナット代わりとした。ホームセンターにはウェルナットは置いて無かった(以前同じ店で見掛けた気がするが)。ウェルナットとは、円筒状のゴムに金属製のナットが仕込まれた物で、ネジを締めこむとナットを引き寄せて全長が縮むと共に円筒ゴムの外径が大きくなる仕組みで、云わば繰り返し使用の可能なゴム製のリベットである。寸法の正確性が望めない箇所や、振動による緩みが予想される箇所、タップ加工が困難な箇所等で重宝する。…が、LANZAのラジエターシュラウドがコレで固定されており、ガッカリした事があった。まあ理に適っているのだが、メーカーの手段としては疑問を感じる。

Epsn3058

部品完成の状態。小ネジがヤケに長いな、スミマセン。

Epsn3061

取り付けるとこんなカンジ。個人的には気に入ったが、Vmaxオーナー以外は判んねえだろうな。

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微進

2007-04-07 04:03:14 | Vmax

バイクもブログも、見事なまでの放置っぷり。
アクセスカウンターは相変わらず結構な数字を記録しております。多分WR250の記事が「WR250R」での検索にてYahooにて4位、Googleでは3位にHITしてしまう(2007年4月7日現在)のが理由だと思いますが・・・ご訪問ありがとうございます。それなのにスミマセン、ここにはWR250Rに関して大した情報はありません。
完全放置では来て下さる方々に申し訳が無い・・・と、近況報告程度の記事は書いておるのですが・・・。

そういや、バイナルの記事はまだ完結した訳ではありませぬ。止まっちゃっているのは仕事が忙しいのが最大の理由だが、記事のまとめとして最初から最後まで工程を紹介しようと思い、自分のハイエースを素材にするつもりだったのだが、自分のハイエースに派手なグラフィックを入れる勇気が無い(爆)。
どうしようかと思っていたら、鴨がネギ背負ってやってきました(スミマセン)。なのでちょっと・・・というか、かなり間が空くかもしれないが暫くお待ち下され。

んじゃXRはどうなっているのか? 以前の記事で紹介した状態から全く変わっておらず、腰下組んだだけで放りっぱなし。経緯を知らない人のために説明すれば、状態の悪いミッションを甘い気持ちで組み込んでしまい、ギヤを破損。割れたギヤをシリンダースカートに打ちつけ(挟み込み)、シリンダースカートも破損。とりあえずノーマルシリンダー&ピストンで組むか・・・と考えてME08のクロスミッションを奢りつつ腰下までは組んだのだが、結局そのまま放置。
実はその後、やはり当初の280ccで組む事にするという結論を出した。だが二つの問題が発生。それが放置してしまっている原因となっている。コレはもう少し作業を進めてから紹介します。予告的に書いておくとすると、このままでは自分自身困るので、ゴールデンウィークまでには何らかの形で組み上げようかとは思っている。

えーと、前々回登場のVmax。キャブレター分解から始めるのかと思いきや、曲がっているハンドルの交換から。外傷を負ったバイクは乗る気も削げるので、結局また放置してしまいかねない。少々の傷は乗っていれば見えなかったりもするが、曲がったハンドルは目を瞑っていても気になる物だ。
俺はブログに登場しているVmaxと、もう一台別のVmax(現在バラバラで不動)に加え、さらにもう一台組める位のVmaxの部品を所有している(流石にフレームは無い)。俺はかなりのVmaxキ○ガイなのだ。当然スペアのノーマルハンドルも所有している。
Vmaxに乗っている人はハンドルやステップ周りを交換する事も多い様だが、一方でノーマルがベストと言う人も多い。俺は後者である。確かにノーマルのハンドルやステップ位置は中途半端であるのだが、マクロな視線で見ると「ココしか無ェ!!」という絶妙な位置である。Vmaxの開発秘話で「操作系部品の位置関係はテキパキと決められた」という内容の記事を読んだ記憶があるが、非常に納得の行く話である。
Vmaxのハンドルバーは、見るからにシボハン(絞りハンドル)。過去に社外ハンドルバーを数本試した事があるが、どうにもシックリとせず、結局ノーマルに落ち着いてしまった。元々Vmaxはドーンとリヤタイヤに荷重を預ける様なフィールであり、ハンドルにしがみつく様な感じに上体を伏せるとバイクが思うように動かない。コーナーでのハングオンも反ってリヤのトラクションが抜ける方向となり、今ひとつ決まらない。
が先日、近所のバイク用品店に行き、社外品を購入。事前にノーマルハンドルバーの採寸をしておき、近所のバイク用品店に突入。俺は仕事柄いつでもスケール(巻尺)を身に着けているので、展示品を測定(お店の方スミマセン)。やはりVmaxのノーマルハンドルバーと同等の数値の商品は無い。巾に関して言えばVmaxのノーマルハンドルを含めてロード用の殆ど全てが70cmであるので、クリア。ハンドルの高さ、つまりハンドルポストからグリップの高さの差も何とか。まあこの「高さ」については、最も取り沙汰される部分であろうと思われるので豊富なラインアップがあるのは当たり前か。問題は絞り具合である。

Epsn3031

写真をご覧下されい。青いのは俺がXRに付けていた(元々付いていた)一流ブランドのオフロード用の物・・・但し曲がっている。黒いのが今回購入した物。メッキのがVmaxのノーマル。絞り具合は元XRハンドルが最も少なく、Vmaxノーマルが最も大きい。オフロードは上体をハンドルに覆い被せるようなスタイル、肘が威張った様な格好で、両足はステップを後方へ蹴る感じでライディングする。この絞り具合の少なさも納得できる。Vmaxはライディングポジションとしてはかなり対極で、自分のお尻が常にリヤサスを縮める様な乗り方が必要になる。
今回、やはりどーにも適合する物が無く、色を重視してチョイスする結果となった。もう少し絞りの利いた物もあったのだが、色が青とかだったので・・・。

話は逸れるが、俺が今回買い物に行ったこのバイク用品店、以前も書いたがどーにも好きになれん。勿論展示品をスケールで測る俺も悪いのだが(ホントにスミマセン)、正直ウルサイ。商品を吟味していると直ぐに声を掛けられる。俺が量販店に買い物に行く理由の一つに、「気に入った物が無ければスッと店を出れる」という所がある。他に客がいない小さなお店だと、そういう訳にもイカンでしょ? 当然小さなお店には小さなお店なりの良い所があるが、ココでは別問題だ。コンビニやセルフスタンドを利用する理由の一つに「店員と口を利かなくても済む」というのがある。疲れてて面倒くせえとか、自分なりの判断と行動をしたいとか、急いでいるとか。助けを請う時はちゃんとコチラから声を掛けますから、お願いですので俺には話し掛けないで下さい。ハッキリ言ってウルサイです。少々遠慮がちな方が好感持てますがね・・・。

Epsn3041

さて。Vmaxにはブレース付きのハンドルは似合わないなあ。メカメカしくて気に入る人もいるとは思うが、俺はちょっと。絞りが少ない分だけハンドルが遠い。俺のVmaxはシートを替えてあり、着座位置が結構後ろであるので、ハンドルの遠さに関しては我慢の限界位だ。ちなみにシートは、中古のコルビンを自分でアンコ抜きして、椅子屋さんで張り替えてもらった物だ。超シャコタンと相まって、メチャメチャにシート高が低い。

Epsn3042

Epsn3043

前回乗った時にエンジンの調子が悪かったので、点検。先ずはプラグから。水抜き穴からエアブローしてからプラグを外す。アフターファイヤーは左側サイレンサーから聞こえていたので見てみると…やはり2番(左前)が真っ黒。その他のプラグはまあこんな物か。2番のプラグをエンジンにアースしてセルを回してみると、火が飛ばない。アッサリ原因解明。ちなみにプラグはスタンダードではなく、Vmaxカスタムの定番であるJR8C。スペアを持っていたので付け替え、念の為に油面チェック。

Epsn3044

コレはアホな事にヤマハ純正工具。随分前にウケ狙いで購入した物だ。Vmaxは油面の測定だけは非常に簡単で、ドレンパイプに直接そのまま油面測定器を繋げてドレンを緩めるだけ。基準ラインは各キャブボディ側面に、ダイヤフラムカバーのセンター位の高さ位置に印がある。調整作業は基本的に実油面なので、マジメにやろうとすると死ぬ程大変だ。簡単にやる方法もあるが…。
油面もOKだったので、またも納品と打ち合わせがあったので乗って行った。非常に調子は良い。仕事でも軽装時の移動には充分使えそうだ。

ところで、XRを放置しているお詫びに情報を一つ。俺がVmaxで使っているスパークプラグ、NGKのJR8C。極が二つあり、Vmaxでは明らかな効果がある(べらぼうに良いって程ではないが、プラグ自体が安いので価格対効果ではかなり価値があると思う)。XR系ではMD30からプラグが細くなってしまったので使えないが、XLR系では使う事ができるのでN目君のXLRを組んだ時に採用してみたのだが・・・XLRではあんまり効果ないっスね。少なくとも相性が良い訳では無いみたいだ。なんでだろう?

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リンク追加・田中麗震愚

2007-04-03 21:57:39 | チョイ毒エッセイのようなもの

リンクを追加しました。

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我がチーム、田中麗震愚のチームメンバー共有のブログ
それなりに各イベントやレースでチーム名が露出しているにも係わらず、対外的な情報発信が全く無いので、多少は活動を紹介していこうかと…。
とは言え、活動と呼べる活動はしてません(爆)。
一応サイト管理人は俺だが、俺はコッチのブログがあるのであまり投稿しません。他メンバーは結構やわらか系ですよ(爆)。お気軽にコメントしてやって下さいませ。

コメント
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