13日(土)は正吉君の保育園の運動会。
運動会そのものは、まあいい。俺としては、正吉君が保育園でどんな様子なのか、とても気になるのだ。何せウチの嫁さんは、そういったことを一切俺に報告しないし、運動会が何月何日に行われるのかすら教えてくれない。俺に隠す理由は、一体何だ?
正にマイナス思考の権化、近くにいるだけで、有り余る俺のプラスエネルギーを吸い取られそうになっちまう。
さて。
多くの親はビデオ撮影とかするが、俺は撮影はそこそこに、基本姿勢は「見る」である。映像を記念に残すのも大切かもしれないが、俺はそれよりも自分の脳裏に焼き付けたい。
で、ちょっと離れたところから観察してみた。
初めて知ったが、正吉君はクラスの中でも、身長が大きい方であるようだ。俺は平均よりも小さい部類だったので、これは意外。
やたら良くしゃべるのと、普段の生活も割とちゃんとしているので何となく予想はしてた事だが、どちらかといえば優等生タイプみたい。(※あくまで「タイプ」であり、優等生そのものという意味ではない)
あと、鉄棒の前回りをやっていたのは驚き。(同年齢で前回りができる子は少数)
その他の体操や競技などもソツなくこなし(凡人なので秀でたものはない)、こんな親の割りにちゃんと成長しているなあ、と感動。
で、お昼はちらし寿司にしてあげた。
俺が小さい頃は、ガミガミと怒るばかりのオフクロ、オフクロにやられっ放しのオヤジという家庭だった。
ただ、オヤジは情けないヤツってだけではなく、冷静に考えれば常識人であったかと。オフクロがかなり個性的な人だったので、組み合わせ的にマズかったのだろう。「個性的」とはいえ、もちろんオフクロも常識人であった。
今の正吉君と同じ年齢の頃の俺は、ボチボチと両親の微妙な力関係にも気付き始めており、オヤジ、オフクロに付いたり離れたり・・・。
元がいい加減な作りなので、グリスアップや調整をするのとしないのでは、かなりの差があるのだ。自分の経験からして、正常なマシンに乗るのは上達の第一歩であると思う。
14日(日)はメンテナンス済みの自転車をハイエースに積んで、正吉君と鶴里バンプトラックへ。
コースオーナーの&ーさんに「ほんとに仲がいいなあ」と言われ、内心ニンマリ。これで奥さんとも仲が良ければ申し分ないのだが・・・(笑)。
注文していたヘルメットが届いたので、所有するガード類を初めてフル装備にしてみた。
正吉君は頭が大きい方なので、数字上はユースサイズのLで丁度よい。しかし、今後の成長を考えるとちょっとなあ・・・という事で、思い切ってXS(ユースではない)にしたのだが・・・正直失敗。
見ている側からすると、マンガの3頭身みたいでカワイイのだが(笑)、やはりちょっと外寸が大きすぎるようだ。頭にはそこそこフィットしているのに・・・。
初めて被ったときは、あまりの窮屈感にベソを掻いていたのに、新しい物が嬉しいのは大人も子供も同じようで、慣れてしまうとむしろ喜んで被りたがる。
いずれもう少しそれらしい半キャップも買ってやろう。今までのヘルメットでは、まるっきり街乗りルックだからなあ。
先日、鶴里から割と近くに、超長い滑り台のある公園を発見したので、その後でついでに行ってみた。
遠くから見るとものすごく長かったのに、実際に滑ってみると、それほど長く感じない。というか、普通っぽかった(笑)。
滑り台は公園の地形を活かして傾斜地に2基設置されており、写真はそのうち上側のもの。
写真で眼下に見える場所が1基目のゴールで、その先に見える黄色いアーチが2基目のスタート。2基目の方が少し長い。
滑り台よりも、引っ付き虫まるけになってしまった方が印象的であった。
でも、とても広くてダイナミックな公園で、近所にこの公園があったならば、もう少し違った人生になったのかも・・・(笑)。
ここのところ、正吉君はどんどん人間らしくなってきているというか、性格がハッキリと出てきて、個性を強く感じるようになってきた。これは年齢だけが理由ではなく、環境に拠るところが大きいのではと思う。
時折、人をジッと見つめて空気を読むような素振りがあり、それほどゴネたりしなくなったし(ガマンするべきところではガマンをする)、また彼はとてもPositive Thinkingである。俺のPositive Thinkingとは異なり、切り替えの速い楽天家といったカンジだろうか、今のところは。
そして何より、ここ最近では会話がちゃんと成り立つようになってきたのが嬉しい。
いまだに俺は家族の食事も作り続けている。
正吉君と自転車に乗りに行く時は、弁当も欠かさない。
節約したいという理由もあるけど、何より子供達には親が作った物を食べさせ、規則正しい生活をさせたい。