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THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

人生の問題の大半は、コーキングとサンダーで解決できる

2020-06-30 19:11:50 | YZ85
21日に、ギブスが外れたばかりの正吉君をMXFトヨタに連れてったのだが・・・

持ってった練習車のミッションがおかしい。ベロンベロンに酔っ払って作業したので、まさか組み間違えたか?
で、慌てて本番車を取りに帰った。

ところが正吉君は、バイクに乗ってみると、指が痛くて走れないと言い出した。仕方なく、この日はゆっくり走行。フォームを意識して走るどころでもなかった。
結局先週末も大事を取って練習はお休み。


練習車はトヨタのパドックでエンジン降ろして・・・(マトモなタイヤがなく、今現在使えるホイールが1セットしかないため、ホイールまで外してある)、帰宅後速攻でバラし。

ところが・・・悪い部分が見当たらないのよ。
確認しながら組み直して、エンジン載っけて、それでもまたおかしい。これを2~3度繰り返したトホホ・・・。
で、確認走行中に「ガキッ!」6速のギヤを割ってしまった。

絶対に何か間違ってるはず・・・ともう一回慎重にチェックしてみたら、発見!!
メインアクスルの6速ギアの位置決めしているサークリップが溝から外れて、ズレていた。
ここ、バラしてないんだけど・・・。

頭にきたので、割れた6速ギアはギアの歯をサンダーで削ってから組んでやったわ笑

どうせ6速使わんだろうし。
ウチのYZ85は、ニュートラルが2箇所ある笑

今回のおかげで、YZ85の組みバラしは随分慣れたよ笑
エンジン搭載状態から降ろして全バラまで1時間。組み初めてから搭載完了まで2時間ではちょっとキツいくらいかな。

ギアは、新品部品買っても、仕事の都合で今週後半は作業できない=週末に間に合わないという理由で、あくまで応急処置ね。
骨折で随分足踏みしてしまったんで、レースは大丈夫かなぁ。まだエントリーしてないどころか、コロナの関係で更新してなかったライセンスを、ようやく申請したところ。

そういえば、正吉君が中学で選んだ部活は、「トレーニング部」。

なんじゃそりゃ!?・・・と言われそうだが、原則、学校外で本格的なスポーツをやっている生徒が入る部。
正吉君以外では野球とサッカーやってる子が大半なのだそうだ。
もちろん学校には野球部もサッカー部もあるんだけど、基本的にガチでやってる子(プロ指向)は入れないらしい。
正吉君がそこまでのガチかどうかはともかく、そういう子たちの中でよい影響を受けてくれればなあ、と。
このトレーニング部、あくまで所属チームなどの活動優先とのことで、土日は活動なし。平日も校外での練習のために休んでOK!
正吉君みたいなのが入るのも気が引けるような部活だ笑 しかも、活動費0円!!

トレーニングは結構しっかりやってるみたい。しかも楽しいんだそうだ。
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練習車は、動けばいいのだっ!

2020-06-08 09:18:48 | YZ85
骨折から2週間。若木骨折なんで最短で3週間でシーネ(添え木)が取れると言われてるからもう少し。まあ、あと1週間ではちょっと厳しいかな?
日曜日は大幅リニューアルしたMXフィールドトヨタに見学に。

カラッカラに晴れてて、ミノフスキー粒子の濃度が高め。

昼前には帰ってきて、練習車のエンジンOHの続き。
先週バラしておいた。

エンジン搭載状態からここまで、1時間くらい。YZ85は楽だ。

パーツ洗浄とかは別にすればエンジン組上げるまで約1時間。
ただ、酔っ払って完全ベロンベロン笑 今朝はウンコから泡が出るくらいにビール飲みすぎた。

何度かトンチンカンなことをやらかして、最後はクラッチセンターのスペーサーワッシャーを入れ忘れてしまった笑

今回は久っしぶりに、練習車に新品パーツ投入! レースが無いんで本番車を使わない・・・結果、本番車のお古のパーツが練習車に回せないのだ笑

今まで入ってたピストンは本番車で30時間ほど使ったものを、リングすら変えずに練習車に入れて、そのまままた30時間近く走らせたもの。しかも本番車はCシリンダー、練習車はBシリンダーというチャランポランぶり笑
正吉君もさすがに「全然走らない」と言い出して、その後10時間程度使用した中古のピストンリングに交換してみたんだけど、やっぱダメみたい笑

クランクは何度か水没しており、前回ケースを割った時にクランクサイドベアリングを片側だけ、手持ちの新品に交換。その後1回水没し、エンジン掛けるとサイドベアリングのものと思われるノイズが「ヒャーーーッ」と出ていた。
ウォーターポンプシールが弱くて、水抜きの穴からすぐにクーラントが漏れ出てくるんだけど、この時にまあいいか、と走らせているとシリンダーヘッドのOリングが抜けて、クーラントがクランク室に入ってしまう。本番車ではならないので(無茶な使い方をしないこともある)、インペラーが振れる癖がついているとかの原因なのかも・・・ちなみにインペラーとベアリングを交換しても、同様にすぐにシールが抜ける。
今回は仕方ないので、両サイドとも新品ベアリングを入れた。

ちなみに左側は汎用のベアリングのラインナップの中に無いもの。サイズは合うやつがあるんだけど、ベアリングボールの数が異なるんで、念のため純正部品を使っている。

これでパワーが復活してくれるといいんだけど、さてどうだか。
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歩くインチキ・レーシングガレージ

2020-03-23 13:59:30 | YZ85
去年の年末から、なんだか仕事のスケジュールが集中してしまい、正吉君を練習に連れて行くのもままならない。
オマケに練習車が2月半ばにまたまた壊れて、直してる時間もないし、本番車を整備してる時間もない。

いい加減キーーーーッとなって笑、2月の3連休はモトクロスをお休みして仕事。翌週は練習に行けたが、さらに次の週(レースの前の週)は正吉君がインフルエンザでダウン!
逆に、やれやれこれで整備できるぞ!と思ったのに、いつもフル回転している俺はへたり込んじゃって笑、土曜日はなにもできず。

日曜日にバラしたまま放置してあった練習車のエンジンを組んだ。
やり始めると、大した時間は掛からないんだけどね。

続けて本番車も一気にやろうと思ったら、やっぱなかなか時間が作れない!!

レース直前の金曜日の時点でコレですわ笑


2台のYZ85のリアショックとは別に、予備の2本のリアショック。


4本も要らないので、この部品を利用して・・・、


ブリード用のカップを製作してみた。

で、やっとこさリアサスをオーバーホールしようと思ってガスのバルブの部分を見ると、「あれ、トレール車みたいにいじり止めのフタがあるぞ?」と。
ところがコレ。抉っても外れない。仕方ない、何かを突っ込んで引っ張り出そうと思ってドリルで穴を開けたら、プシューッ!!とガスが吹き出した笑オイオイ


ガーン!!ゴムボール方式じゃん!!
仕方ないので、今回はとりあえず予備のショックからバルブ付きの部品を移植して対処した。次回はもう少し賢くやろう・・・。

外装は全部外して、正吉君に「お風呂場で泥一粒ついてないくらいにキレイに洗え!」

ものすごくキレイに洗って、デカールを剥がしてくれた。
そして当然、新しいデカールを作って、貼ったわけですわ。

創作を生業とする以上、自分のものを作る時は、実験的要素を盛り込んだり、お客さんに対してはできないことに挑戦したり、ある程度攻めたことをやらなければならないと思っているわけで。

実は昨シーズンの全日本SUGOの車検で、物言いがついた。
この時に言われたのは「ゼッケンの書体が指定のものと違う」というもの。待て待てい、ゼッケンの数字は、書体の指定はないよ!!
あるのは「参考書体例」。「参考」の上に、「例」ですぜ。
モメても仕方ないので、手持ちの材料で現地で手直しした。

この時は言われなかったんだけど、余白の指定というものがある。でもね、余白の色までは指定がないわけですわ笑 広告スペースとの間にスペースがあればいいワケでしょ。
絶対に言い逃れできないのは、数字そのものがダクトの穴に掛かっているということかな。
それと、ゼッケンは「つや消しでなければならない」となってるけど、つや消しのゼッケンは1~2回しか見たことがない。ハーイ、みんな車検不合格!!笑

今回のイナベの大会では、ゼッケンの表示位置について物言いがついた。
「ナンバープレートの先端はライダーのフットレスト後方200mmのところを通る垂直線より後方に位置していなくてはならない」に抵触するとのこと。
俺の解釈は「あくまでナンバープレートの位置はメーカーのデザイン&設計によるもの」という解釈。
最近のモトクロッサーはマスの集中化によって各部品が車体中央に集中化したデザインになっている。

実際にスケールを置いて20mmを測った結果。












写真をご協力いただいた皆様、ありがとうございました笑
ケチつけてるんじゃなくて、問題提起してるだけなのでご理解くだされ。ゴメンチャイ 一応モザイク掛けときました笑

そもそも「ゼッケンプレート」はバックグラウンド色の部分なのか、サイドカバーなのかという問題もある。サイドカバーという意味であれば、ほとんどのマシンはアウト!!
ゼッケンの数字という意味ですら、200mmを割ってしまうバイクは多い。
フルサイズはともかく、特に小排気量車は車体が小さい分だけ不利なわけで。フルサイズですら数字の位置だと200mmを割っていた。
この200mmという設定はおそらく、自前でゼッケンプレート〈楕円とかの)を取り付けていた大昔の名残じゃないかな?

で、これを我らが中部MX部会のドン・芝山さんに相談したところとても納得してくださり、MFJにぶつけてみて下さるとのこと。

以前、漢数字のゼッケンにしてた時、MXトヨタの小林さんが「外国の方が喜びそうですね、一度MFJに漢数字もOKになるように話をしてみます」と言ってくださった笑
俺は純粋デザイナーではないけれど、物を作る立場。ハッキリ言って、飛びぬけたデザインのデカールは見たことがない。また、間近で見てカッコいいデカールは多いけど、走ってるのを遠目に見ると、灰色のカタマリが蠢いているだけになってしまう。
モータースポーツは見た目がとても大事なので、マシンの進化と同様にデザインも進化していくよう、レギュレーションも変わっていくべきだと思うんだけどなぁ。

どうなるかは、期待せずにお待ちくだされ。
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チャンバー凹み修理からの、なんちゃってスペシャル化

2019-07-31 18:31:23 | YZ85
以前、DIRTSPORTSのブログで渡邉藍さんが純正チャンバーの塗装を落としてスペシャルっぽくしていた。
その手があったかと、いつかやってやろうと思ってたんだけど、突然スイッチON!

塗装落としてバフ掛けてるうち、今度はチャンバーの凹みが気になりだした。

そーいやチャンバーの凹み修理ってやったことないな。

すぐさま治具を作ってやった。材料は全部有り物。

サイレンサー側は差込口が痩せ細り、一部欠けてしまっている。1mmの鉄板丸めてパイプを作って、悪い部分を切り落として入れ替えた。治具作るのが面倒くさかったんで、今回はフタを溶接。

エア圧掛けて、バーナーで炙って、ハンマーでコツコツするだけ。

新品並みとはいかないけど、意外と簡単に治るもんだね。
ちなみにチャンバーが古いせいか、エア圧を掛けたら溶接のブローホール部分(だと思う)からエアが漏れ出し、溶接して塞ごうとするとまたブローホールが酷くなり・・・を何箇所か繰り返すことになった。

水圧でやる方法もあるようだけど、パスカルの原理で断面が円じゃないところも円になってしまうのが欠点なのだそうだ。YZ85のチャンバーは裏面にシリンダーの逃げとして凹みがある。水圧方式は使えないのかもしれないね。
あと、パスカルの原理といえば。風船を膨らますときに一番最初は膨らみにくく、ある程度膨らむと膨らみやすくなるのと同じで、チャンバーの径が小さい箇所は修正しにくいみたい。


バフ掛けて(裏面テキトー笑)、バーナーで焼き色付けて終了。
おお、スペシャルっぽい。
クリア塗装するよりもどんどん焼けてくほうが好みなんで、無塗装ね。

いやー、YAMADA YZ85もなかなかシャキッとしてきたぞ。
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ダメ出しが終わらない笑

2019-07-01 18:50:21 | YZ85
先週の週末、練習走行中にクラッチワイヤーが切れて終了。まあ、日曜日の最後の走行だったからいいけど。

この週末は正吉君は元々子供会のバス遠足の予定で、土曜日のみの練習となった。雨雲は上手いこと日曜日に集中して土曜日はそれほど悪くなかったのだが、どうにもエンジンのフケが悪い。悪すぎる。
ボゴボゴボゴーッと無理やり走らせてたら、ウォーターポンプの水抜き穴から水道ばりにビューッと水が吹き出してきて終了。
クーラント抜いたら泥水で、インペラーシャフトのシールリップが当たる部分が完全に痩せていた。交換してからそれほど経ってないんで、マディ走行後のメンテ不足だね。

エンジンが吹けなかったのは、なんと3ステップも大きいMJが入っていたため笑
YZ来てから初めてキャブをチェックしまして笑・・・でも、去年の夏は普通に走れたんだけどなー。
YZ85はPWKなんで、ジェット類は持っていた。



もう何屋かわかんない笑
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85準備中

2019-06-10 10:09:33 | YZ85
65に出戻りした理由の一つ。
それは、YAMADA YZ85があまりに壊れるってこと笑



にゃんと、リアホイールのハブベアリングが粉砕してましたわ笑
あと、スイングアームピボットベアリングも逝ってしまっている。
そこそこグリスアップしてるつもりだったんだけど、そういう問題じゃないみたい。ベアリングなんて高いもんじゃないんだから、サッサと交換するべきだね・・・。

この85で年末くらいまで乗り切るつもりだったんだけど、予定変更することに。

とりあえず前後ホイールを組みなおし。

そもそもこのリアホイールは、タイヤ交換時にどれだけ空気を入れてもビードが上がらず、無理して入れるとチューブが破裂してしまっていたという・・・こんな事ってあるの?笑
んで、その対策として、通常はノーマルチューブを使っているところ、ハードチューブを使っていた笑
原因はリムの変形や傷みくらいしか考えられないので、元々リムだけは新品に組み替えるつもりだったんだけど。

大昔に俺自身、自分のバイクのホイールベアリングを粉砕させたことがある。二十歳くらいじゃなかったかな。
アウターとインナーレースだけ残って、鉄球は消えてなくなっていた。
当時から整備やら自作やら何でも自分でやっていたんだけど、この時はさすがに困って、部品調達でお世話になっていた南海部品岡崎店(現SEED岡崎店の前身、今ではどうやら中身は実質別物のようだ)に泣きついた。
ハブを見せたらオーナーのMさんも驚いて、店のガレージを間借りしてレーサーの整備をしている人に相談。その人が一晩掛かってアウターを叩き出してくれた。

この時から俺は「ベアリングは叩きだすもの」という認識で笑、丸棒しか使わない。どうしても困ったときだけ、叩き込みのアンカーボルト(建築金物の一つで、仕事でよく使う材料の一つ)を使っている。
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YZ85腰下OH

2019-02-25 17:50:24 | YZ85
YZ85の腰下からのノイズが大きくなってきた。
加えてウォーターポンプシールが逝っているのと、何より2stレーサーっぽいキレイな排気音がしない。今シーズンはニューマシーン投入は無し! なので、変なタイミングで壊れるよりも、今のうちに手を打っておこうと、オーバーホールすることに。

部品はしばらく前に入手していたのだが、作業時間が確保できず、とりあえず先にウォーターポンプシールとインペラーシャフト、ベアリングのみを交換。

ところが、何とシャフトを入れるときにシールリップを破いてしまった・・・トホホ笑

乗るバイクが無くなり、半年ぶりにKTM65SXの'16練習車を走らせてみたら、絶不調!! そういえば、最後は調子が悪くなって乗るの止めたんだった。
インシュレーターがボロボロで二次エアを吸ってたのでコーキングで直して走らせたんだけど、最後はマトモに坂を上らなくなって終了。シリンダー付近から嫌な音が出ていたんで、どっか逝ったんだと思う。
しまいには遂に、'18のKTMを引っ張り出した。

少し話は脱線する。
85で練習して65に乗ると速く走れるようになるという都市伝説があるけど、85と65のどちらかだけ上達するという事はありえないわけで。今回思ったのは、65と85の両方に乗るのは、あまり意味がないんじゃないかなぁ、ということ。もちろん85で速く走ることができるライダーが乗れば、65も速く走らせることが出来るだろう。だけど、正吉君レベルではどちらに乗っても同じようなスピードでしか走れない。体格に合うバイクで練習した方が上達が早いのではないかと思う。
正吉君が85で65よりも速く走れるようになったのは、実は年が明けてから。上達したというよりも、85に慣れたってだけだと思う。そしてその直後に脱臼して元通り・・・トホホ笑
ホームのトヨタで、85のベストが1分17秒台。コンディションや混み具合によるものの、普通に走れば20秒は切る。
正吉君は「65なら15秒台で走れる」と豪語していたにもかかわらず、実際に走らせてみたらとてもそんなタイムは出ない笑。確かに時々18秒台は出すけど、タイムのバラつきが大きくて、20秒を切る方が珍しいくらい。

さてさて、YZ85のオーバーホールはというと。

木曜と金曜の夕方に時間が作れそうだったので、作業を開始した。


ところが再注文したウォーターポンプシール、、、ウェビックは品物が小さいと「ゆうパック」ではなく「ゆうパケット」というポスト投函タイプの配送になるようだ。で、これが少し日数が掛かる。
結局金曜日中に届かなかったので、作業を途中で諦めた。

日曜日は「絶対に練習走行に行く状態ではない」と言えるYZ85を積んで、スラムパークへ笑


最近はスラムパークにいくと、BMXと半々くらいで練習している。

BMXに乗らせているうちにエンジンを組もうという目論みであーる。

しっかし、シフトシャフトのストッパーレバーのリターンスプリングをどこに引っ掛けるのか分からず、超悩んでしまった。サービスマニュアルってもんを持っていないので・・・。
今回はこれで時間が掛かってしまったが、YZ85の腰下オーバーホールはとても楽だ。

KX65はエンジンを下ろす際に補機類をいくつか外す必要があるのと、クランクがケースに対して右側も左側も圧入なので、作業がかなり面倒くさい。
YZ85はタンクを外すくらいでエンジン下ろせるし、クランクも右側は滑合。必要なのはクランクインストーラーくらいのもので、メンテナンス性はかなり良好だった。
あ、白状しておくと、一度クランクシールの左右を間違えて入れてしまい、途中で一旦バラすこととなった笑 何せサービスマニュアル持ってないんで・・・。
エンジン搭載状態から完全バラしまで1時間ちょい、バラバラから走れる状態までに組み上げるのは、4時間くらいじゃないかな。

エンジン掛けたら、あまりの音の違いにビックリ!
でも、正吉君曰くパワーは別に変わらない、、、だって。

昼メシはドライカレー。

テキトーに作ったけど、割と旨かった。


一応メカには興味を示すので説明してやるのだが、どこまで理解してるのやら。
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YZ85リアサスオーバーホール裏技

2018-12-10 12:43:28 | YZ85
YZ85のリアサスが梨汁ブッシャーしてしまった。

このリアサスは、既に一度、YZ85入手後間もない頃に俺がオーバーホールしている。
出てきたオイルが比較的キレイだったので、オイル交換は定期的に行われていたのだと思う。カシメを外した跡がなかったところを見ると、全バラした事はないはずだ。おそらくは、バンプラバー、ブラッダー、オイルシールやOリングなどは新車当時のままだろう。

先のオーバーホール時、バンプラバーのみ交換した。ロッド径は14mmなのでXR250(ME08用)のバンプラバーが使えるが、シリンダー径・リザーバータンク内径が異なり、そのほかの部品は交換することができなかった。

組み立て時、窒素ガスを入れると、ブラッダーがリザーバータンク内に吸い込まれるので、何でだろうと確認したら、ブラッダーのシールリップ部が痩せてオイル漏れ・ガス漏れをしているようだった(飛び出さないようにCリングがあるだけなので、内側には動く・・・、吸い込まれる理由はちょっと考えれば分かるはず)。

仕方がないのでコーキングで接着して笑、組み立てておいた。人生の問題の大半はコーキングで解決できるのだ笑。

さてさて今回、遂にロッドのシールからオイル漏れ。消耗部品が入手できない以上は、プロに頼むしかない。しかし、コーキングで漏れ止めをしている事情を説明したとすると、プロとしてはあまりいい気分じゃないだろうなぁ、と。
要するに、自分で何でもやってしまう人からの依頼は面白くないだろうということだ。

海外通販でもブラッダー単体の販売は見当たらないが、「サービスキット」なるものが存在することが判明。

ブラッダー、バンプラバー、ダストシール、オイルシール、スライドメタル、ピストンリング、Oリングがセットになっている。
どの車種用のキットも軒並み送料は別で60$~90$くらいと割高なんだけど、何故かYZ85だけ送料別130$。こうなるとサス屋さんに頼むほうが良くなってしまう。

で、ロッド径が同じなら何か方法があるんじゃないかと、ストックしているME08の部品と比較してみた。

YZ85とME08は、ロッド径は同じだがシリンダー径は異なる。


この部品はASSYなので深く考えぬまま非分解だと思い込んでいたが、分解できるじゃん。

ダストシール的な部分は、マイナスドライバーで抉ってやったら外れた。
内部バンプラバー的なゴムも抉って外し、カシメを慎重に起こすと、オイルシールにアクセスできる。このオイルシールは、リップ部分のスプリングや、外周の金属リングは入っていないみたい。骨抜きのフニャフニャ。

はい、ME08とYZ85は全く同じ部品でした笑

Oリングは同じ規格の新品に交換(一つだけ特殊なサイズで近所に売ってなくて、元のをそのまま使った)、ブラッダーは・・・なんと、またコーキング様のお世話になることに・・・笑

同じ方法で、ME08とはシリンダー径の異なるME06、XLRもオイルシールの交換はできそうだね。
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