THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

正吉君のモトクロスデビューレース

2014-04-29 00:50:25 | 正吉君モトクロス
遂にこの日がやってきた。
正吉君のモトクロスデビューレース。

モトクロスランド多度で行われる「ダートスポーツ杯・HAMMERのアリーナクロス 第1戦」。

今ほどメジャーではなかったキックバイク(ペダル無しの自転車)を作ってやったのが、正吉君が1歳半の時。
これはもちろん、ゆくゆくはバイクに乗らせることを視野に入れたものだった。
同世代のキッズBMX乗りとしても、ストライダーを経験していないのは珍しい。
早くから2輪車に触れていたにも関わらず、バイク(モーターサイクル)歴は3ヶ月程度。
決して遠回りをしたわけじゃない。他の子と比べて、少しアプローチが違っただけだ。

さてさて、本当は前日の土曜日は仕事を休んで準備したかったのだが、予定が詰まっており、出勤に。
テンパりながら準備して、何とか出発したのが夕方5時過ぎ。
基本的に、レースの醍醐味の一つに「前日入り」というものがある・・・と思い込んでいる俺(笑)。
ついでにBBQなども楽しめるし、近くの温泉やスーパー銭湯に行くのも楽しい。

そんなわけで、最初に向かったのは桑名の「永楽のゆ」。
大人\750、子供\350と、少々高く付いてしまうけど、目の前にスーパーがあるので便利だ。
その後現地で半年ぶりの焼肉を食い、就寝。
P4260901

前日入りする人は意外と少ないな・・・と思ったが、翌朝のパドックはすぐに一杯に。
P4270904

正吉君のマシン。
P4270902

ゼッケンは希望ナンバー制。
意外に思われるかもしれないが、「#17」は、ヤマハ・モトGP時代のノリックに因んだもの。
他人が走るレースにはほとんど興味の無い俺。特にロードレースはまるで知らないが、当時、唯一現役での活躍を知っていたノリック。俺がヤマハ好きであることも含めて、何となく選んだ数字である。

作りかけのステップ、やっつけ仕事のデカール、余り物でテキトー製作のスタンド。
キッチリと構ってやる事はできなかったのだが、整備は完璧。キッズレースでマシンの整備不良というのは最悪だ。

多度は既にコミュニティが出来上がってしまっているような部分があり、始めたばかりのキッズでも、「常連の誰かの子」みたいな感じ。
こういった場でコミュニケーションを取るのが苦手な俺が悪いのだが、この日を含めて6回目の多度で、親である俺自身は他の家族と多少の挨拶や雑談はできても、正吉君が他の子たちの輪の中に入っていける状態は作れていない。
他の子はみんな完全に家族ぐるみでやっているような感じで、母親や、バイクに乗らない兄弟も来ていたりする。

あと、エンデューロと比べて、マシンやトランポ、ウェアや持ち物類がキレイで、明らかに金が掛かっている(笑)。
これによって、エンデューロライダーがモトクロスコースに練習に行った時のアウェイ感みたいなものが、より一層増幅されているような気がする。

エントリーは45名で、そのうち10人がオッサン。
あとは中1までのキッズ。
要するに真ん中がいない。
多度出身のライダーは、ジュニア以上になると他のコースに行くようになるので、いないのはわかるが・・・20代後半や30代がいないのは不思議だ(笑)。
チームハマーを含めてスタッフの人数が驚くほど多く、手作りのイベントの進行としてはとても印象が良かった。
エキシビジョンレースでトップライダーの走りを間近で見ることができ、そして直接触れ合うことができる機会は、そうはあるまい。

練習走行を終えて、いよいよスタート。
P4270905

左隣の子が、当面のライバルのK君。

練習走行がダラダラ走りだったので、正吉君に言ったのは・・・
とにかくスタートで前に出ろ!
もっと体の動きを大きく!(※子供にフォームを教えるのは、とても難しい)

正吉君が走る「ビギナークラス」はエントリー6台。
その内の2人は年上でチェンジ付きの4stミニなので、正吉君では敵わないだろう。
残る4人の内1人は、何と3歳の女の子!! 多度のレースの最年少記録だそうだ。正吉君はこの子よりは速いので、実質のライバルは2人になる。

正吉君はいつもどこかポーッとしているようなところがあるが、HEAT1のスタートは俺も驚くくらいに集中して、3番手に付けた。
んが・・・。

遅ぇよ、その後が(笑)。
コーナーでスロットルを開けないものだから、直ぐに後ろに付けられる。そして次のコーナーでインを空けて走って、あっさりと抜かれてしまう。その後も差が開くばかり。
5位でゴール。実質、ビリ。

走り終わった後、拗ねているような素振りがあったので、「悔しいか?」と聞いたら、首を横に振る。
当然、悔しくないはずはないのだ。

「負けて悔しいんだったら、スタートで前に出ろ! 絶対に抜かさせるな! 負けて悔しくないなんて言うな! 負けるんだったら、全力で走って負けろ!」
HEAT2のスタートは、珍しくもっと集中していた。
んが・・・。

なんと、スタートバーに引っ掛かってケツからスタート(爆)。

その後、ライバルの子の1人が転倒リタイヤしてしまったようで、4位。
初レースは5-4で4位という、ほろ苦い結果に終わった。

親バカ目線であることを差し引いても、正吉君は割りとスタンディングのフォームは決まっているし、そこそこ走れているように見える。
問題は、コーナーでアクセルを開けていないこと。
切り返しのS字でも止まりそうなスピードだし、タイトターンでは転倒が多い。

どうもマシンを寝かせるのが怖いみたいで、リーンイン気味でアクセルオフで曲がろうとするものだから、バランスを崩してポテゴケしてしまう。

キッズは全員トロフィーが貰える。
4位以下の小さいトロフィーを手にして、微妙な表情の正吉君。
P4270915

負けて悔しいんだろ??
ゴールデンウィークは、しばらく走りに行っていない俺のホームコースで、基本を教えてやるよ。
しばらく会っていない皆様、少々お邪魔しますが宜しく。

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最凶の父メカを目指せ!!

2014-04-26 13:13:12 | PW50
日曜日は正吉君のモトクロスデビューレースなので、準備を。

まずはゼッケン。
P4260894

IA1なみの赤ゼッケン(笑)。これで遅かったらカッコ悪いが、カッコ悪いの決定だ(笑)。

先日壊したキルスイッチを、汎用のプッシュタイプに。
P4260898

何故かスロットルがまるで動かないのに気付いた。
辿っていくと、なんとオイルポンプが固着。
P4260897

理由は分からないが、水の侵入とかそんな事か??
これを機会にオイルポンプを外して、混合仕様にすることも考えたが、混合ガス作るのが面倒なのでヤメ(笑)。

メインスタンドは撤廃。
代わりにレーシングスタンドを製作。
P4260899

仕事の端材を使用して仕事の合間に作業した。

会場への当日入りだと、めっちゃ早起きする必要がある。
前日入りできるか??

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クラッシュ大魔王のDNA

2014-04-22 18:44:06 | 正吉君モトクロス
デビューレース前の最後の日曜日なので、出来る限り早い時間に出発。俺は徹夜明け。

初めて営業時間前のモトクロスランド多度に到着するも、8時から行われている「朝練」の真っ最中。
土曜日・日曜日と2日連続で練習している子もおり、隔週練習の正吉君との差は開くばかり。
かといってバイク漬けにはさせたくないし、難しいものだなぁ。
どうせ一日をバイクに乗って過ごすのならば、せめて朝練くらいは連れて来てやりたいが、諸事情でちょっとキビシイというのもあるし。

ノリノリで走行開始した正吉君だが、フカフカのサンド状になっている箇所がいくつかあり、転倒を連発。
午前中のラストの走行枠では、フィニッシュのテーブルトップのフロントサイドでバランスを崩し、大転倒。

ちゃちょう(多度の社長のこと)が、コケてベソを掻く正吉君に、「もっと足でバイクを挟んで!! お父さんに教えてもらって!」と。
あ、この爺さん(失礼)、それぞれの子供の走りを結構見てるのだな、と感心した。

その大転倒でキルスイッチを破壊。
コケる度にスロットル周りやケーブルのダストブーツ、キルスイッチを痛めるので、いずれ破壊するだろうとは思っていた。

仕方が無いので、エンジン停止用に電線を出しておいた。
P4200858

切りっぱなしの電線の先っちょと先っちょをくっつけると、エンジンが停止する仕掛け(笑)。

雨降ってきたのでテントを出す。
ちなみにこの日、受付ナンバー1。
多度に来る頻度と金額を計算し、俺と正吉君にとって最もお得であると思われる、走行チケット10枚綴りを購入。
購入後に「有効期限は年内」と聞いた。え~、そうなるとちょっと微妙かな。

遂に本降りの雨になってきた。
P4200859

屋根のある多度だけど、実は少しだけ屋根の無い区間がある。正吉君がそこで何回もコケたりバランスを崩したりするので行ってみたら・・・ギエッ、ツルツル!!!
俺も走れね~かも(笑)。

しっかし良くコケるなあ。
ネックブレース買ってやらなきゃ・・・。

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PW50モディファイ

2014-04-21 07:11:48 | PW50
正吉君が自力でエンジンを掛けられないのは、とりあえず置いといて。

このPWのセッティングが濃いのは明らか。
もちろんメーカーがこれで出荷しているのは理由があるわけで、キッチリとスロットルを開けきって走れば、焼き付き対策も含めてこれでOKという事なのではないだろうか。
正吉君はまだまだヘッポコなので、スロットルを閉じている時の方が多いし、開けている時もキッチリと全開にしているとは思えない。

PW50のサービスマニュアルやら何やらは所有していないので、ノーマルのジェッティングなどは不明。
で、実際にバラしてチェックしてみた。

スロットルバルブとニードル。
小っさ!!(笑)。
P4190848

ニードルにはクリップ溝が一箇所しかないので、ハリイチの変更はできない。
ニードルはクリップで押さえているだけなので、クリップが動いてしまうのでは・・・と思ってしまうが、スロットルバルブのスプリングで押さえつけられるので、その心配は無い。

スロージェット。
P4190850

刻印が小さくて、読むのに一苦労(笑)。そう、老眼なのだよ。
虫眼鏡と老眼鏡を駆使して、10分くらい掛かって何とか#40かな~と分かった。
スロージェットは状況的には、変更してもほとんど始動性の改善はないだろう。シランけど(笑)。

ちなみにメインジェットはミクニ丸大の#70。
TMRと同じタイプなのだが、番手が異常に小さい。
#65か#67.5に変えようと思って、ショップ3軒ほど周って見たのだが、#70以下の店頭在庫は無し!!
近所のバイク用品店の場合、アフターマーケットパーツメーカー通しでしか入手できないと言われるのがオチなので(キタコとかデイトナとか・・・)、諦めて帰ってきた。

セッティングの基本中の基本、パイロットスクリューはどうかというと。
あらら、真鍮のメクラ蓋がはめ込んであり、イジれないようになっている。

実はこのPWは逆輸入で、フレームに貼られたステッカーから判断するにカナダ仕様。
初期のVmaxであれば最も喜ばしいカナダ仕様だが、PWに関してはそうでもないようだ。

そもそも何故にカナダ仕様なのかというと、外装パーツの素材に、あまり体に良くない成分が入っているという理由で、輸出先から大返品を食らい、逆輸入車が日本国内で販売された・・・というのが理由らしい。

国内仕様のPW50のパーツリストを見ると、メクラ蓋は無い。
これはVmaxでも同じで、欧米仕様のパイロットスクリューはイジり止めのメクラ蓋がしてあるのだ。

要するにイジるな、という事だが。ウルセエ、俺はパイロットスクリューを調整したいんだよ!!!
・・・というワケで、メクラ蓋を撤去。
P4190853

ビスを揉み込んでやれば、簡単にプライヤーで外す事ができる。

チェックすると・・・半回転戻しという、俺には有り得ない状態。これをキッチリ調整したら、かなりマトモな状態になった。

あと、かなり不思議なメインスイッチ。
始動時は「START」、走行時は「RUN」、エンジン停止時は「STOP」にしなければならない。
「STOP」にするのは普通のキルスイッチと同じだが、何故に始動時と走行時でスイッチのポジションが違うのか???

プラグを抜いて空キックをしてみたら納得。
「START」位置では元気に飛ぶ火花が、「RUN」だと気まぐれで弱々しい火花が出るだけ。
スイッチなどの機構的なものではなく、CDIとかの回路で制御していると思われる。
「START」の場合は進角しないとか、そんな仕掛けになっているのではないかな?

トレール車などでは、キーシリンダーを取り外すだけでメインが直結状態となるケースが多いので、試しにコネクタを抜いてみたところ、ドンピシャ。
P4190855

抜いた3Pカプラをテーピング。
P4200857

あと、ノーマルのゴムのステップを、よりホールドしやすいギザギザのステップに変更したいところ。
DT50のステップがボルトオンとのことだが、それをやっては俺ではなくなってしまうので、製作することに。

P4210860

デビューレース前の最後の練習に間に合うよう、徹夜仕事と平行して作業したが、ここで時間切れ。

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エンジン掛けられねェ~

2014-04-17 05:05:37 | 正吉君モトクロス
正吉君は、スローペースながらもPW50でボチボチ走れるようになってきた。

のんべんだらりと走るよりも、レースに出て、キビキビとした行動を身につけて欲しいと思っている俺。
比較的簡単にレースに出れる環境にあるならば、観るよりも走った方がいい・・・というのが持論である。

で、多度のレース日程が発表されて以来、4月27日に行われる第1戦に何とか出場できるように練習させてきた。
ところが、まだ申し込んでない。

何故か?
それは、正吉君が自力でエンジンを掛けられないからである。
基本的に、スターティンググリッドでエンジン停止して待機して、合図とともにエンジンスタートしなければならない。
また、走行中に転倒してエンジンストップした際にも、再スタートする必要がある。
要するに、エンジンを掛けられないライダーは、レースに出る事ができないという事である。

これは多度のレースのレギュレーションにも明記されていて、参加資格の中に「自分でエンジンが掛けられる事」とある。
そして、「キッズライダーには、自分でエンジンが掛けられるように指導して下さい」となっている。

ここ最近のキッズモトクロスでDRZ50が主流というか8~9割を占める理由は、一つはここにある。セルがついているからだ。
TTR50Eにもセルがついているが、TTR50EとCRF50、DRZ50を比べると、スペックでは圧倒的にDRZに分があり、最も不利なのはTTR50E。セルの付いていないPWは、近年では完全なエントリーモデルと化し、「初めてバイクに乗る子専用」と言っても過言ではない。価格が安くて、他車と比べてかなり軽いのだ。
そこそこ乗れるようになったら、4stミニに乗り換えるべきと言える。

P4130845

正吉君は、スタンドを掛けた状態であれば、自分でエンジンを掛けることができる。
しかし、スタンドは自分で掛ける事ができない。
スタンドを掛けずにキックすると、腕の力でバイクを支える事ができず、ヨロけて倒れてしまう。
また、運動靴であれば比較的楽にキックできるようだが、ブーツを履くと思うように動かせないというのもある。

俺も色々と方法を考えて、練習させてみた。しかし何度やっても無理。
完全に田中さん状態である。

まじまじと見てみると、PWのキックは、確かにキックしにくそうに見える。
スクーターのスイングユニットそのものなので、キックが左にある。これ自体は大人であればなんとも思わないのだが、子供の立場になると状況が変わってくる。ハンドルを手で支えた状態でキックしなければならないわけだ。子供にとっては、「大人がフルサイズの左キック車で、バイクに跨らずにエンジン始動する」ようなもの。
せめて跨った状態でキックできれば、必要とされる力が少なくなると思うのだが、跨ってしまうと今度は足が届ききらない・・・。
また、キックアームは踏み始めが水平位置で、踏み込むと円弧を描いて下がる。つまり、斜め前に蹴り込む形になるのだ。

正吉君は自転車に乗り始めた頃から始まって、今でも押し歩きは車体の右側に立つ。
自転車でもバイクでも大半の人は左に立つはず。BMXの場合はチェーンガードが無いので、ウェアにチェーンオイルが付いたり、ウェアを巻き込んだりするのを避けるため、左に立つように指導するのが一般的。
俺はこれを、「人によって色々あるんだから、いいんじゃないの」と、敢えて矯正しなかった。
正吉君は元々から左利き又は両利きのようなところがあったので、彼の個性を捻じ曲げる事に疑問を感じたのである。
ただ、どうやらこれは保育園で右利きに矯正させられたようだ。ベーロイ。
今回はこれが仇になってしまったようで、慣れない左側に立ち、キックをしなければならないのだ。

俺が助けてやれる方法を考えた。キックそのものを劇的に軽くする方法は思いつかないので、始動性を良くする方法など。

一つ。
どうもPWは、ジェッティングが濃い気がするので、ハリを落とすか、MJかSJを下げる。また、2stオイルを多めに吐出しているような気もするので、混合化する。

二つ。
スタンドを短く加工するか、短いスタンドを作り、正吉君でも掛けられるようにする。ノーマルはかなり高く上がるので、ある程度の力を要する。

三つ。
主催者に掛け合ってみる(爆)。
簡単にエンジンを掛けられるようになるとは思えないので、「ど~してもエンジン掛けられなきゃダメっスか?」と聞いてみた。
すると・・・。
「ビギナークラスだろ? え~わ、え~わ。」

一発解決(爆)。



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三歩進んで、二歩下がる。

2014-04-08 04:45:57 | 正吉君モトクロス
6日の日曜日は多度へ。
P4060767

隔週の練習だと、やっぱあんまり上達しないなぁ。

夕方ごろには結構いいペースになったのだが、走り始めはトロトロ。
せめて俺が週休二日ならば、毎週モトクロスに連れて行く気にもなるのだけれど、週にたった一度の休みを全てバイクに費やすのは、無限の可能性を秘めた子供にとって、能力の無駄遣いをさせるような気がしてしまうのだ。

正吉君は、とてもバイクに乗りたがる。
バイクに乗り始めてからは、日曜日の朝のテンションが、それ以前とは明らかに異なる。

この日、バイクに乗り始めて以来の大クラッシュをやらかした。
他の子が引っ掛けたのでは・・・と、お父さんが謝ってくれたのだが、ギャップで弾かれたんじゃないかなあ。良く分からねぇ。
正吉君は少しベソを掻いただけで、またすぐに走り出した。
やっぱ乗りたいんだろう。

正吉君にはあんまガミガミ言いたくないし、マシンの整備や走行準備をやたらにサポートするお父さんになるのも嫌。
かといって、言わなきゃ分からない事もあるだろうし。
あまりペースが上がらなかったので、コース脇で右手をクイクイッと捻る仕草をして見せたら、突然見違えるような走りになった。
子供に教えるのって難しい。

多度はキッズライダーが多いので、クラス分けしての走行となる。
なので、自分が乗ろうとすると、とても忙しくなる事が懸念される。
自分が走らなければ、完全マッタリモード。
P4060764

雨降ってきて、寒ぃ~よ。
充実した休日なのか、損こいてるのか、分かんない(笑)。

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突然ですがミニ四駆を。【その3】

2014-04-07 20:09:22 | 工作
最初に結果を書いておくと・・・、
なんと、大惨敗(笑)。

正吉君と同じくらいの歳の子や、もっと小さな子もいたのだが、お父さんがミニ四駆を全くやっていないのに、小さな子供だけがやっているというケースはウチ以外では皆無。まあ、そりゃそーかも(笑)。チビッコたちも結構本格的なマシンを持ってきていた。

正吉君を連れてファミリークラスの受付をした後、スタッフの方に「お父さんはコッチ、コッチ!!」って、俺も別枠(オープンクラス)で出場すると思い込まれていた(笑)。

たまたまお店で見かけたミニ四駆を買ったばかりで、試しにレースに出てみよう・・・なんて親子が他にもいるのでは・・・という考えは甘かった(笑)。敷居は低いと思うんだけどなぁ。

素組みでアウェイになるか、イジり過ぎてKYになるか、匙加減が全く分からなかったが、限りなく前者に近い。セッティングノウハウの有無も然る事ながら、ローラーやウエイトにはもっと金を掛けるのが普通のようだ。

また、オープンホイールのマシンを通称「提灯」という状態に改造するのがスタンダードのよう。どういうメリットがあるのか分からないけど、カウルを固定せず、パカッと上に開くようになってるのだ。

まあそれでも正吉君のマシンは車検で「おっ、カッコいい!」といわれるくらいだったので、良しとしよう。

受付が始まる9時ごろにモリコロパークに到着すると、豪雨の中でこの人数。
P3300730


なんでも現在はミニ四駆の第3期ブームとか。俺が記憶するのが90年代後半の第2期ブームで、その時のような勢いはないものの、子供の頃にやっていた人が再び始めるケースが多いらしい。
P3300740

レースは5台ずつ走っての勝ち抜き戦で、通常のクラスは2回の予選を走行するチャンスがある。
ファミリークラスは勝ち抜きではなく、単純に5台揃って走らせるだけの練習走行状態で、4回走らせることができる。
クルマやバイクのレースと違って、走行するごとに車検を受けなければならない。パルクフェルメとかがあるわけではない。
逆に言えば、一回の走行ごとにセッティングを変えることができる。
列に並んで進んでいくと、走行直前に車検スタッフがいる・・・という具合。
P3300733

周回コースなのに、どうやってスタートするの?とか、陸上トラックみたいにスタート位置がずれていないのに、各レーンのコース長は同じなの?・・・といった、初歩的な疑問は一発で解決。
P3300734

写真では分かりにくいが、シーソー状に傾ける事ができるスタート台を使って、マシンをコースに注ぎ込むようにしてスタートする。

一度に走るのは5台で、走行レーンは5レーン。
そして1ラップごとにレーンチェンジするようにコースが作られているので、完走すれば5台の走行距離は同じになるという仕掛け。
P3300739

あまりスピードの出ないマシンもいる中、正吉君のマシンは、最低限のスピードは出ていたように思う。
それなのに何が「大惨敗」なのかというと。
P3300738

上の写真の真ん中に、コース上で緑色の部分があるでしょ?
これ、凸凹の上に人工芝が敷いてあるのだ。
もちろん上手く通過する時もあったんだけど、4回の走行で、4回ともここでコースアウトしてリタイヤ。

走行ごとにセッティングを変えるという発想もなかったし、どう変更してよいのか分からない。セッティングパーツも無い。唯一持っていたタイヤを交換しただけ。
4度目のリタイヤをした後で、「せめて後部に取り付けたウエイトを真ん中に変えてみれば良かったな」と思った程度。

オドロキだけど、「ファーストトライパーツセット」のプラローラーは、4回の走行後にはかなり磨耗していた。

ちなみに最後の写真の中央奥にいる青い服の人。「MCガッツ」という、その世界では有名な方なのだそうだ。

ミニ四駆かぁ。面白いとは思うけど・・・。
個人的には、自宅にコースを作って楽しむ程度、たまにイベントに参加・・・くらいでいいかな。
金掛かりそうだし(笑)。

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突然ですがミニ四駆を。【その2】

2014-04-04 20:19:11 | 工作
3月30日にモリコロパークにてミニ四駆の大会が行われる事を知った俺。
正吉君に聞くと「行ってみる」と言うので、とりあえず出てみることに。この時点で、ミニ四駆歴1週間(笑)。

改造してナンボのミニ四駆なので、さすがに素組みしただけではちょっと・・・。
何をやったら良いのか分からないが、まずは強力なモーターと、ベアリングを買ってきた。
ノーマル状態のミニ四駆の回転部分は、プラスチックのカラーが嵌っているだけで、プレーンベアリング状態である。

●アトミックチューンモーター ¥310(定価ではなく購入価格・・・以下同じ)
●丸穴ボールベアリング4個セット ¥510
P4040758

モーターの方は問題なかったのだが、ミニ四駆のアクスルシャフトは6角で、アクスルベアリングは6角穴の物が必要になる。
予備知識もないのに、確認せずに買ってきてしまった。

ならばカウンターギヤに使おうと思ったら、径が合わない。
カウンターギヤのベアリングハウジングを拡大加工してセット。
P4040759
が・・・。どうも調子が宜しくない。

あらためて調べてみると、カウンターギヤには専用のベアリングがあるそうだ。

●MSシャーシ用ギヤベアリングセット ¥360
P3280726

●六角穴ボールベアリング4個セット ¥510
P3280727

そして・・・。元々のカウンターギヤを加工してしまったため、全く同じミニ四駆をもう一つ(爆)。
●ミニ四駆PRO フェスタ・ジョーヌ ¥760
P3310742
※カウンターギヤは、補修部品としても入手できるし、ギヤ比のセッティング用にもパーツ販売されているのだが、近所の店に置いてあるわけでもなく、仕方なくキット購入・・・。

俺はミニ四駆は全くのシロートで、下調べさえもしていないのだが、クルマやバイクをイジってきた経験上から、適当に判断している。
エンジンに比べてモーターはトラクションが良いはずなので、タイヤのグリップ力は抵抗になるだろうと、ハードタイヤで接地面の狭いものを購入。
ただしそのハードタイヤは、ノーマルとはホイール径が異なるので、別途大径ホイール&タイヤのセットを買ってきた。
●オフセットトレッドタイヤ・ハード(ホワイト) ¥230
●大径ナローライトウェイトホイール・バレルタイヤつき ¥260
P3280725
右の4つがハードタイヤと大径ナローライトウェイトホイールを組み合わせたもの。
隣の小さい物がノーマル、一番左はバレルタイヤ。

ミニ四駆にはデフというものがなく、完全な直結状態なので、トレッドが狭い方が良かろうと、オフセットタイヤを内股状態にセットし、オフセットが少なくなるようにホイールを加工、さらにタイヤも加工。
P3270723

ちなみに、デフ代わりの「ワンウェイホイール」なるものも、グレードアップパーツとしてラインナップされているようだ。

タミヤの公式戦には、タミヤの乾電池を使わなければならない。
●ネオチャンプ2本セット ¥780
P3280729
ちなみにネオチャンプは、エネループライトのラベルを貼り替えたものだそうだ。

電池をセットする接点は、ピカールで磨いた。

最低限の改造はこんなものかと思ったが、ミニ四駆には未知のパーツ、「ローラー」というものがついている。
良く分からないのだが、レース出場に必要な物がセットで販売されているので、とりあえずそれを取りつけ。
●MAシャーシ ファーストトライパーツセット ¥826
P3280728

ローラーはコース巾ギリギリの位置まで移設、車体の姿勢が崩れるのを防ぐスタビライザー。
ジャンプの着地での安定を図る、ウエイトもセットされている。
ウエイトはピンを介して上下にフリーに動くようになっており、ジャンプの着地の際に遅れて車体を叩くので、バウンドするのを防ぐ事ができる。

大径タイヤを取り付けるためにホイールアーチは拡大加工、車体はオレンジに塗装、デカールを製作貼り付け。
P3300731

子供が親と共同作業で製作したマシンを走らせる「ファミリークラス」なので、こんなものではないかと思ったのだが・・・(笑)。

つづく。

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ベジポタつけ麺・まぜそば「まるの」オープン

2014-04-03 06:47:14 | チョイ毒エッセイのようなもの
三河の衆にお知らせ。
各個人に連絡するのも面倒なんで、きっと見ていてくれるであろうこのブログにて告知。

小粒だけど(失礼)、「グヒャヒャヒャッ!!」という笑い方がトレードマークの元気男が、ラーメン屋を始めた。

ずっと料理畑を歩いてきた「の」といえば分かる人には分かるだろう。(実名書くのもアレなので)
P3110632

「まるの」公式フェイスブックページ(FBに登録してなくても見れます・・・場所などはそちらでチェックを宜しく)

リンク先の、やたら旨そうに見える写真は、もちろんアノ彼の仕事ね。
旨そう、つーか、実際に旨かった(笑)。さすが料理人。

10年以上顔を見ていないヤツもいると思うが、良い意味で変わってない。
俺らからだとちょっと遠いのが難点だけど、是非とも行ってあげてほしい。

昔集まっていたヤツらの一人が、こんな事始めたんだぜ!っていうのは、俺にとっても誇りだ。

さて、仕事仕事!!!

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