ランボルギーニ・カウンタックLP400と、気品ある坊っちゃん。
ランボルギーニ・カウンタックは言わずと知れたスーパーカーブームの主役。農機具屋であったフェルッチオ・ランボルギーニがフェラーリを購入し、そのフェラーリの気に入らない点をエンツォに直談判しようとしたのを断られ、自らフェラーリを超えるクルマを作ろうと創設したのがアウトモビリ・ランボルギーニSpA・・・という逸話が残されている。 ※どうやらこの逸話は、事実に対して脚色されているようだ
うーむ、カッコイイ。
写真の気品ある賢そうな坊っちゃんは、看板業界のランボルギーニを目指す俺が、小学校1年生か2年生当時のもの。
ハナシは逸れるがウチの王子様、当時の俺にクリソツ。
目といい鼻といい、口といい・・・生き写しとはこの事か。向かい合うと鏡でも見ているようで不思議な感覚だ。長女が小さい時も同じ感覚があった。もちろん長女は王子様とも似ている。
さらにハナシを逸らしていくと、ウチの王子様は「正吉君」(しょうきち)と言う。もちろん本名ではなくて、あだ名。もうすぐ7ヶ月で、オスワリもできる。二人のお姉ちゃんがひっきりなしに構っているせいか、男の癖にやたらと愛想が良い。オイ、男たるもの、鋭い眼光、眉間にゃシワ、決め手はゴルゴ皺だぞ。まあいずれこの3点は俺直々に伝授するとしよう。
まあいいか。
スーパーカーブームは池沢さとし氏の「サーキットの狼」によって引き起こされた。 ※というのが有力説
登場するクルマはほとんどが外車。トップ争いを繰り広げるのはいわゆる「スーパーカー」ばかりで、主人公の風吹裕矢は姉(風吹ローザ)にねだって買ってもらった、たかだか1600ccのロータスヨーロッパで大排気量車とのシグナルGPにすら勝ってしまうという劇画。これほどスーパーカーが誌上狭しと活躍しているのに、当時の俺が路上で見たことがあるのはデトマソ・パンテーラ位というのが不思議だった。数年後にコルベット・スティングレーはちょくちょく見かけたなあ。街中で見かけるのは国産車ばかり。セリカLBやフェアレディZ(240ZG)は身近な憧れだった。そうそう、この頃オヤジはフォルクスワーゲンのビートルに乗っていて、気品ある賢そうなイケメン予備軍のお坊ちゃまは自慢にしていた。今思えばヤナセの正規輸入車だったのだが、友達からは「右ハンドルだから贋物だ」とか言われたりした。
その頃の俺は、片輪走行なんて比較的簡単に出来る物だと思っていた。なんせサーキットの狼では普通に描かれていたのだ。
「お父さん、片輪走行・・・やってよ」
「ええい、片輪走行よ!]
チィーーーーーーーーーン!!
「しまったぁ! フロントスタビライザーを打ったか?」
イカン、「サーキットの狼」を愛する余り、事実と妄想が交錯してる(爆)。
そんな訳でロータスヨーロッパは普通に走っていても「フロントスタビライザー」を打ってしまう・・・と思い込んでいた。
免許を取得してから何度かロータスヨーロッパSPLの入手を検討したが、結局その度に断念。その後、俺にとってロータスヨーロッパの代役になったのは、AE86レビンとユーノス・ロードスターだった。
お勧めのサイト
●池沢早人師(いけざわさとし)氏の公式ホームページ
放置プレイなところが団塊世代の気質を彷彿とさせる、情報量が涙が出るほど少ないウェブサイト(スミマセン)
●サーキットの狼への道
「サーキットの狼」の熱烈なファンでありながら、同作品を冷静に見つめる眼光が好意的な個人HP。
●サーキットの狼伝説
やはり「サーキットの狼」の熱烈なファンのHP。結構○タクを感じさせる。
ジャンピング・ターン・フラッシュができたら、どんなレースでも無敵だよなあ。これってもしかしてバイクで言えばフローティングターン? 幻の多角形コーナーリングは俺もオフロード走行で良くやる。一気に向きを変えれなくてもう一回ヘロリと曲がるだけ。単なるヘタクソ(笑)。
いやあ・・・今日は俺の地元では風が強かった。
この風ってもしかして・・・スーパーカー世代にゃコレでしょ。
一番左のコ(つっても俺より随分年上)は出てこないが、いまだに真ん中のコと一番右のコが出てくると、やっぱスーパーカー並みに反応します(笑)。
5は彼女たちのもう一つの顔。単なるアイドルに終わっていないところがいいっスね。最近のモーニング娘。は、この流れだな(私見です)。