THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

地底からの侵略者

2017-08-31 08:23:33 | チョイ毒エッセイのようなもの
検索エンジンがものすごい勢いで進化しているのはご承知の通り。

以前は、ホームページなどに無意味にキーワードを並べていてもヒットしていたが、今は信頼性が高くないと検索上位に表示されにくい。
間違ったキーワードで検索しても修正されるし、ウェブサイトを持たない会社を検索しても、住所や電話番号くらいは出てくる。

そう遠くない未来、スマホに向かって鼻歌を歌えば曲名やアーティスト名が検索できたり、花の写真を撮れば花の名前が分かるようになるはずだ。

さてさて。
自宅の庭に正体不明の蔓状の草が蔓延して(マンエンとは実に、今回の記事にピッタリの言葉だ!)、辟易している。

数年前から塀や家の基礎伝いに生えるようになり、植木やらなんやらに絡みつく。

最初のうちは引きちぎって取り払ってたんだけど、数日後にはまたピョコンと新しい芽が生えやがる。

その伸びるスピードが速いのなんのって・・・。
頭にきて、根こそぎ抜こうと土を掘り返したら、ビックリ!!
ゴボウくらいの太さの根っこが延々と伸びているのだ。

以来、できる限り根っこを掘り出してやろうと、スコップ片手に庭の番をしている。
せめて名前が分かれば対策しやすくなるだろうと思ったのだが、キーワードが悪いのか、検索しても出てこなくて苦労した。

そして判明した名前。
ヤブガラシ、である。

雑草としてはわりとメジャーな存在で、かなりの厄介者のようだ。
わずかに残った地下茎のカケラからでも芽を出し、抜いた茎からも根を出す。まるで魔人ブウのようなヤツだ。
しかも別名が「貧乏葛(ビンボウカズラ)」。ヤブガラシが生い茂っていると貧乏くさく見える、繁殖すると貧乏になってしまう・・・そんな意味合いか。全くもって忌まわしい。
我が家の両隣は二件とも庭の手入れを全くしないので(笑)、覗くとヤブガラシが蔓延っている(ハビコルとは実に、今回の記事に・・・略)。
我が家だけで対策をしても両隣からも攻め込まれるため、根絶は難しいだろう。しかし、とりあえず出来るところまでやってみよう。

ネット情報によると、すでに使っている除草剤「ラウンドアップ・マックスロード」が偶然にもヤブガラシにオススメとのことで、既に反撃を開始している。葉っぱから吸って、根っこに効くのだそうだ。
冬は地上では見かけないので、地下茎だけで越冬するのだろう。ということは、地上に芽が出ている今しか戦えないということ。

食用にもなるらしいけど、見ただけで憎らしいので(笑)、食う気にもならんわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エロが無い未来

2017-08-23 14:17:53 | 俺のR45
地球へ...  TOWARD THE TERRA    OriginalSong ダ・カーポ


俺が今の正吉君より少しだけ年上の頃、劇場版アニメが公開された。ものすごく社会現象になった記憶がある。主題歌もメッチャ流行った。
一体何だったんだろう?(笑)

確かに、思春期の少年の心とか、管理社会とか、体が不自由な人の事とか、環境破壊とか、色々な事が盛り込まれていて斬新だなぁとは思うんだけど。
「地球」を「テラ」と読ませる事への驚きが大きかったのかも。しかも物語によれば、未来は中出し禁止の世界ですよ、奥さん!! これは困った!!

30年近く経って墓掘りされて(笑)、2007年にテレビアニメ化。これは確かネット配信で観たかなー。
普通っぽくて古臭いだけのアニメにしか感じなかったかなぁ(ゴメンチャイ)。
原作を知る人には、劇場版アニメも不評だったんだそうだ。

いまだにチェリッシュとゴッチャになるダ・カーポの歌はいいなぁと思うんだけど、“Coming home to Terra”って和製英語に感じてしまう。文法的に合ってるんかいな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017モトクロス全国大会

2017-08-21 16:06:34 | 正吉君モトクロス
全国大会出場のため、遠路はるばる広島の世羅グリーンパーク弘楽園へ行ってきた。

レースの前日は、全国大会出場選手のみが走行できる練習会があるので、これにも参加した。
弘楽園は50㏄では走ったことがあるが、65での走行は初めてで、当然、フルコースの走行も初めてとなる。
このコースはアップダウンが激しく、またジャンプがデカい。コーナーは得意だがジャンプが苦手な正吉君には、ちょっと厳しいコース。
練習会の走行はクラスごとに時間割されるため、30分が2回、15分が1回しか走れない。
たったこれだけの時間内で、正吉君はコースを攻略することができるか。いざコースイン。

コースを覚えるため、最初はゆっくりと走行開始。
しかし、5周くらい走ってもペースが上がらない。
一人だけジャンプを全ナメで、まるっきり初心者のような走りをしている。

二度ほど停めて注意したら、6連ジャンプのリズムセクションのアプローチで減速しながら入り、踏み切りだけ開けて飛ぼうとしてショート。再スタートできないまま1本目が終了してしまった。

2本目は6連をおっかなびっくり飛ぶようになったが、迷いながらアプローチして踏み切りだけ開けるので、見てて危ない。
案の定またショートしてしまい、マシンごと大回転。担架で医務室に運ばれる事態となってしまった。

救急車は呼ばず、最寄りの救急病院へ連れて行った。
骨は折れていなかったけど、この有様。


本人に聞くと「痛い」としか言わない。しかし、結局他の子たちと普通に遊んでいたりする。
三角巾も放置されていたり。


翌日に何を言い出すか分からないので、念のため前日受付と車検を済ませておいた。

レース当日。
やはり本人が口にするのは「痛い」だけ。
「出るのはやめるか?」と聞いても答えない。

痛み具合は本人にしか分からないので、あまり無理強いをしたくない。
そこで、腕時計を外して正吉君の前に置き、7時25分までにプレパレーションエリアゲートに入らないと公式練習を走ることが出来ず、そのままレース出場権が無くなるぞ、とだけ言って放置。マシンはすでに準備してある。

その後も本人は、特に迷うわけでもなく、考える風でもなく、ボーッとしている。

7時15分過ぎ、スローモーションのような動きでウェアを引っ張り出そうとしていた。
「走るんだったら急がないと、もう間に合わないぞ」と言ったら急にキビキビ動き出し、ゲートに入る列の一番後ろのほうに並ぶことができた。

まずは公式練習。
前日にマトモに練習していないわけで、タイムを計るどころの騒ぎでもなかった。どうなることかと思っていたのだが。
サイティングラップ中、かなり集中しているのが見て取れる。グリーンフラッグが振られるといきなりちゃんと走り出し、28台中9位のベストラップを出した。なんでやねん。


グリッド予選はスタート出遅れて20番手前後でラムソンの向こうに消えていくも、KYBヒルには12番手で帰ってきた。
ところが、1周目の最終コーナーで転倒。ここで電池切れ(早)。17位でチェッカー。

決勝。
またスタート出遅れ。反応はいつも割りといい方なのだが、チェンジを上げていくタイミングが下手なようで、またも20位前後からの追い上げとなった。
正吉君は一度リズムが狂ってしまうと丸一日ダメなので、予選でコケて電池切れしてる割にはこんなもんだろうというレベルで走り、12位で終了。

俺は当初から、一緒に走ったことのある他のエリアのライダーの戦跡などと摺り合わせて、10位前後になるだろうと予測していた。
概ねその通りだったので、まるで練習できなかったことやケガなどを考えると、喜べこそしないけど納得のいく結果。
本来のパフォーマンスは出し切れてなかった。しかしそもそも苦手なタイプのコースであり、見た目でヤラレるセクションが多いので、事前練習に来なかったのが悪かったんだろう。
滅多に甘やかさない俺だけど、アメリカンドッグやお菓子を食べながら帰ったよ。

しっかし、実況で名前(苗字)を間違えて呼ばれるのには閉口(トホホ)。
別に難しい名前じゃないだろうに。ちゃんと読んでくれよ。

俺の勝手な印象でしかないけど、現4年生と5年生は全国的に競技人口が多い。それは去年・一昨年のチャイルドクロスのエントリー台数を見ても分かる。
底辺が広がれば頂点が高くなる法則のせいか、今年の65はレベルが高かったように思う。
一方で、現6年生から中3が少ないような気がする。実際、去年の全国大会のJ85は60台くらいのエントリーだったのに、今年は40台くらいしかいなかった。
これはリーマンショックの影響という説がある。あと、お父さんがバイクブームを生きた世代ばかり。子どもがバイクに乗るような要素が、たまたま揃っている世代なのかな、と。

そして、現3年生以下の50ccは、またガクンと人数が減ってしまう。

去年は並ぶ場所がないほどフルグリッドだったが、今年は17台だった。



去年のチャイルドクロスは、確かに楽しかったなぁ(笑)。
これが50cc卒業すると、大会主催者からの扱いが色々と変わったり、気軽なレクリエーションでは済まなくなったり、ケガに直面したり・・・。
今の俺も、去年までは一体何だったんだろうというのが正直なところである(笑)。
3年生のパパさんたちは、残り数ヶ月を思う存分楽しんでくだされ(笑)。









コース終盤は、大幅に変更されていた。




明け方に見事な雲海。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボンバケ

2017-08-16 12:35:46 | チョイ毒エッセイのようなもの
65の腰下のノイズが大きめに感じるようになってきた。
危険な音という程でもないから、まだまだ大丈夫だとは思う。しかし、出先でトラブったりすると嫌だなあという事で、オーバーホールする事にした。
正吉君の65は、新車から半年経過。これまでのガソリン消費量は推定250リッターくらい。
寿命半年説、ガソリン200リッター説もあるので、実際にどうなっているのか自分の目で確かめてみたいというのもある。

結果。ジャーナルベアリングが痛んでいた。
写真ではそうでもないけど、クランク全体がガソリンを煮詰めたような色で真っ茶っ茶(笑)。 マディーレースが多く、転倒したまま引き起こせず、クランク室にガスが流れ込むことが多かったからかな?
コンロッド大端ベアリングは一応大丈夫そう。さすがにガタは新品よりも大きかったかな。その他、ピストン&リングを交換。

サイレンサーウールもどうせダメだろうと思ったら、意外と原型を留めていたので、ケチってそのまま復旧してやった(笑)。

連休は、不順な天候に悩まされながらも、滅多に行けないオフロードランド美杉に行ってきた。このエリアだったら、夏はやっぱり美杉でしょう。
2か月半ぶりとなる美杉だが・・・走行開始してビックリ!!
たかだか1分半のコースで、2か月半前よりタイムを5秒以上も縮めるという上達ぶり。
上達したというよりも、何かを掴んだと表現した方がいいだろう。
以前に来た時と比べて、コースコンディションの違いなどから直接比較するのは難しいけど、とりあえず一つのラインを超える事ができたようだ。
本人に聞いても、何が良くなったかは分からないそうだ(笑)。

走行中に、一番大きなジャンプのバックサイドで2度ほど他のライダーが転倒したんだけど。
アプローチからはブラインドなので、コリャイカンと走って行って、後続のライダーに伝えるべく手を振ったりするわけですわ。黄旗代わりですな。
キッズライダーは全員、すぐに減速してジャンプは飛ばない。
しかし、大人の初級者ライダーの数人が減速せずに突っ込んでくるのには目を疑った。
ライセンス講習を受けているかどうかの問題ではない。この先に何かがあるというのは、常識的に考えて分かるでしょ?

キッズライダーの親は、全体的に安全意識が高いと思う。我が子に怪我をさせたくないし、顔を知ったキッズが怪我をしたら悲しい。もちろん俺も、コースマーシャルではないのに黄旗代わりに手を振ったり、転倒したキッズライダーを助けたりする。
今回のは多度だったら、赤旗が振られているはず。仮に二次的事故の心配がなく、練習走行を続行できないわけではなかったとしても、だ。転倒したライダーにはもっと気を遣うべきではないかと思うよ。

不順な天候と娘たちのスケジュールの関係で、恒例の弾丸ツアーはなし。
最終日もコンディションが悪いとの事で、各コースはクローズ。

大学の大先輩の個展とカーズ3を観に行って、今年の夏休みは不完全燃焼のまま終了することとなった。

次の週末は、全国大会で広島へ。
希望したゼッケンが全て先約があり、正吉君一人だけ招待選手なみの3桁ゼッケンとなった(笑)。
どうせ勝つわけないんで(笑)、前日練習のみ。
頭脳面を除く実力(笑)はそこそこ上の方ではないかと思うけど、スタートに失敗し、不慣れなコースで情報処理しきれず、下位に埋もれるのではないかというのが俺の予想である(笑)。
最近、雨男の称号を得つつある正吉君なので、まさかの雨も・・・。

正吉君は自分で考えて、自分で行動できるか。成長ぶりを確認するため、片道450㎞の彼方まで行ってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モトクロスランド多度・お別れ会

2017-08-07 13:35:28 | チョイ毒エッセイのようなもの
モトクロスランド多度のお別れ会が開催された。
ほんの一年前は、まさかこの日がこんなに早く訪れるとは思ってもいなかった。











久々に一堂に会したお友達、久々のプールとカキ氷に、子供たちは大喜び。一番テンションが上がっていたのは、ちゃちょう(笑)。
半年以上のリセット期間があったおかげか、湿っぽくならずに済んだかな。

最後の卒業生となった正吉君。
多度の28年間の歴史の中で、俺と正吉君が関わったのはほんの僅かな期間である。しかし、今現在俺と正吉君が置かれている状況からすると、俺と正吉君にとっては、とてもウエイトが高い存在。もしもモトクロスランド多度に行っていなかったら、今頃どうなっていたことだろう。
俺は父母を早く亡くしたので、ちゃちょうとおばちゃんを重ねて見ていた部分もあった。
もちろん、親類の少ない正吉君も、俺以外では一番身近な大人として、同様に見ていたと思う。

親子のレクリエーション程度になればなぁと軽い気持ちで始めたモトクロスは、「多度のレースで一番になりたい」に変わり、いつしか多度を飛び出して遠征に出かけるようになり。
モトクロスはいつまで続けられるか分からないけど、自分に自信を持つという事を覚えた正吉君は、これからも何とかやっていけるだろう。もちろんモトクロス以外の場面でも。

ちゃちょう、おばちゃん。本当にありがとうございました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする