THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

チキンボーイ

2017-10-29 05:33:10 | 正吉君モトクロス
今日は、関東モトクロス選手権の最終戦・オフビにスポットでエントリーしていたのだが、前日土曜日から雨予報とのことで行くのをやめた。

正吉君はマルチタスクが苦手というか、そもそも不可能のようだ。体で覚えたことに関しては標準よりも高いパフォーマンスを発揮できるが、処理しなければならない情報がドッと押し寄せると、フリーズしてしまう。それと、体内に時計が無い。コースコンディションが悪くなると走りが極端に崩れるのは、それが原因だと思う。

俺自身にとっては、マディそのものは、片づけが面倒臭くなるだけでどうでもいいこと。でも、正吉君はマトモに走ることすらできない。マディレースを走って練習するべきという声もあろうが、正吉君の場合はそういうレベルじゃない。マトモに走ってくれないと俺もとても嫌な気持ちになるし、結局は怒鳴りつけてしまう。
不慣れなコースで土曜日の前日練習からレース終了まで雨となると、片道4時間掛けて、何をやりに行くのか分からなくなってしまう。

月曜日頃から週末の予報に雨マークが付いた。
正吉君に雨予報だけどどうするか、と聞いても、答えない。
金曜日、「黙ってるんだったら行くのはやめるぞ」と言うと、「うん」との返事。

「絶対に頑張って走るから、行きたい」という言葉を期待したのに、我が子の情けない態度。とてもやりきれない気持ちになる。

そして、今まで堅く封印してきた言葉が、遂に口を突いて出る。
「そんなんだったら、モトクロスなんかやめろ!!」

言っても仕方の無い事だけど、今年は雨が多すぎる。
雨天でもレースは行われるので、正吉君が雨天に弱いのが悪い。しかし、これで運命が変わってしまうのは如何ともし難い。やり場の無い怒りがこみ上げる。

本当にやめさせるかも。元々小学校までのつもりだし。
うーん、KTM買っちゃったし、どうしようかなー(笑)。
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ネクストステージのために

2017-10-20 13:04:37 | 正吉君モトクロス
ヤマハに裏切られた(笑)

YZ65が出るというウワサを聞いて、来シーズン用のマシンとして期待をしていた。
そして期待の残る8月末・・・、リリースされず。
いや待てよ、去年のハスクTC65の発表はもっと遅かったぞ。もうちょいガマン。ギリギリまで待ってみよう。

オールニューモデルであるホンダの'18CRF250Rは例年よりもかなり遅れてリリースされたが、勝谷選手が全日本にスポット参戦して、リリース予定であることをアピールしていた。実戦テストという目的もあっただろうが、どちらかといえば販売戦略ではなかったか。CRFファンは、辛抱強く待っていたはずだ。

オフィシャルな情報リークがなかったYZ65は、とどのつまりは今年は出ないということ。でも、85と合わせて必ず何かを考えてくれていると思うんで、今後に期待しよう。

では、来シーズンはどうするか。
当初はKX65をメチャクチャにイジり倒す方向で考えていたのだが、散々悩んでKTM65SXにスイッチすることにした。


俺はKTMは好みじゃない。
いや、KTMというメーカーやマシンがどうという訳ではない。ステータスブランドというものが、俺の肌に合わないという意味だ。

何度も書いてきていることだけど、俺は金を出して解決するのは好きじゃない。創意工夫することが自分の最大のアイデンティティであり、自分の存在理由であり、誇りである。
BMW、ベンツ、レクサスなんぞを買うよりも、中古の軽トラを買ったほうが100倍いい。
「BMWはドアの閉まり方も国産と違うんだよ」とか俺に自慢してくる人もいるけど、ドアの閉まり方なんて関係ない。その人はステータスブランドが好きなだけだ。

高級外車に乗って一流ホテルに泊まるような旅行をするよりも、俺は寝袋一つ持ってママチャリで日本一周したい。
ステーキを店で食べるのも楽しいが、美味そうな肉を探して買ってきて、調理方法を工夫して、自宅で食べればプロセスも楽しめるじゃないか。
俺は敢えてホワイトカラーになることを選ばず、泥だらけになり、ペンキまみれになり、手の指が節くれ立つような仕事に就いた。普段ネクタイを締めて仕事をしているような人が、趣味でDIYするのとは意味が違う。

要するに、生き方の問題なんだ。

それでも今回KTMを選んだ理由は、KX65とKTM65SXは違いすぎる、という事。
もちろん同じ排気量、同じような車格なので、キレイにブルを入れた小さなコースであれば、言うほど変わらないだろう。普通に地方選手権を走るんだったら、その差はミニマムだという考え方は当初から同じである。KTM65SXに乗ればKX65に勝てるという訳ではない。実際、KX65に乗ってても速い子もいる。

しかし、である。
50の時に、マシン差で随分悔しい思いをした。
8月の全国大会では、半数がKTM65SX。レースで勝ちたいと思っている子たちがKTMに乗る中で、果たして正吉君は、KX65で自信を持って前に出て行けるか。
ポテンシャルの高いマシンに乗ることによって、新たに気付く事もあるだろう。

金を出して解決、ではない。国産車に比べて外車はトラブルが多いという事を逆手にとって、じゃあ俺は、そのトラブルを創意工夫によって乗り越えてやる。
正吉君はそれなりにセンスは持っていると思う。しかし半面で負の部分が大きい。そんな正吉君に、俺の生き方を同様に背負わせるのは正しい判断だろうか。プラスの部分をもっと大きくしてやるべきではないか。

とても悔しいけれど、KTMにスイッチする。

・・・つうワケで、2017KX65売りたし(笑)

価格は、ヤフオク相場・中古車相場よりもお得な設定で考えとります。
新車おろしが2月で、9ヶ月ほど使用。
今シーズンしっかり乗り込んでいるので、程度はそれなり。基本的には現状渡しで。

新車外しの外装1式(両サイドゼッケン以外)とシートあり。
スペアパーツも色々有り。
新品クラッチワイヤー、新品左右レバー数セット(車両にはZETA PIVOTレバー)、新品ドリブンスプロケ、サイレンサーウール、Fマスターのカップ等等、新品の純正部品色々あり。
純正ローダウンリンク&俺製作のハイパーローダウンリンク有り。
追加料金もらえればリヤショックOH、新品デカール作ります。

10月一杯は乗る予定があるんで、スペアパーツなどは使うことになるかも。

しかも、今ならもう1台サービス!!!(ジャパネットか笑・・・冗談ではなくて本当だす)

2009モデルね。バイクの形してないけど・・・。
こっちだけ残しても意味ないんで、強制的に持ってってもらいます(笑)。
剥ぎ取りに使っているので細かい欠品はあるけど、組めば2台になるよ。2台も要らない場合は、必要な部品だけ持ってってもらってもOK。ラジエターはほぼ新品で、エンジンも腰下OH後3ヶ月程度使用。なんつってもオイシイのは、スペアホイールですな。

2台とも入手時に少しカラクリがあり、ありがたい思いをした分を次のライダーに還元しようと考えております(笑)。
ご希望の方は連絡先(携帯・メアド・LINE)添えてコメントくださいませ。非公開なので大丈夫っす。

ちなみに、俺はいつも想像を超える忙しい生活を送っているため(笑)、陸送手配とかは「できれば」カンベン。
近場の人に手渡しか、遠方の場合は取りに来られる方を希望します。
応募殺到するとは思えないけど、もしも応募者が複数の場合は、独断と偏見で引渡しの楽な方を優先します。
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中部モトクロス選手権・最終戦2DAYS

2017-10-16 08:28:45 | 正吉君モトクロス
9月17日に行われるはずだった中部モトクロス選手権の第8戦が台風の影響でディレイとなっていたが、先の週末に行われた。なんと、10月14日の土曜日に第8戦、翌15日の日曜日に最終戦という2DAYS開催。
つまり、実質4ヒートのレースとなる。5月の第3-4戦と今回の第8-9戦が2DAYS開催というわけで、1戦ずつの成長ぶりを確認するには、ちょっと残念だったかな。

土曜日の第8戦は前の晩からの雨でコースコンディションの悪化も心配されたものの、ビックリするほど完璧な整備。そしてレース中にもほとんど降らなかったため、ベスコン。

11台出走で6-6の6位。他エリアから速いライダーのスポット参戦があり、まあこんなものだろう。

日曜日は前日晩から降り出した雨でドロッドロのマディ。昼間も降り止むことはなく、昼過ぎにはシャビシャビマディに。

ヒート1は出遅れて最後尾走行中、1周目の前半で転倒。マシン引き起こしに手間取り、エンジンを掛けることが出来ず、全ライダーに3ラップほどされて75%ルールによりDNF。
あんまり頭にきたので昼のインターバル中にもマシンのチェックもしなかったら、キャブが水を吸っていたようで。ヒート2のスタート直前にエンジンが吹けない事が発覚。仕方がないのでそのまま走って、当然ビリ。
正吉君がレースを始めて以来の、最悪の結果に終わった。

今シーズンのレースは、全くもっていい所無しだった。
理由は、正吉君が出場した第2戦以降の中部選手権は、全てに雨が絡んだこと。もちろん、「雨のせい」ではない。
正吉君は臨機応変という事ができないので、雨がポツリと来ただけでダメ。シーズン序盤のマディでの苦労がトラウマになったこともあるだろう。

シリーズ戦で上を目指そうと思ったら、今回良い走りをしたから次も頑張ろう、なかなかいい成績だったから、次はもっと上を目指そう・・・と取り組むべきである。
これが完全に軌道を外れた。

6~7月頃にググッと上達するのが見受けられたのだが、レースでは雨に祟られて結果を残せず。
シーズン後半には他エリアへのスポット参戦も考えていたにも関わらず、波に乗り遅れてしまった。
今シーズンは一皮剥ける事が出来なかった・・・というのが、俺の総評である。

メンタルが弱いのかというと、実際にはそうでもない。
条件を揃えたときは、かなりの強さを発揮する。むしろハートは強い部類だと言ってもいいと思う。
ただ、それを自分の言動でコントロールすることができない。
小学生はみんなそんなもんという声も聞こえてきそうだけど、正吉君は病的なほどというか、「・・・」なワケで・・・。

遂に雨男の称号を不動のものにした正吉君だが、そもそも雨男なんてのは気象&科学的には存在しない。
しかし、「雨男の法則」ってのは存在する。
ネガティヴ思考でパワーの無いヤツはめぐり合わせが悪くなり、余計に凹むから雨男などと呼ばれることになるのだ。
法則には何種類かあると思うけど、正吉君の場合はそういう流れである。

今年出場したレースは今のところ10戦。内4戦が2DAYS開催だったので、実質8戦と考えてもいい。目標にしたレース数に全然足りないので、正吉君の今シーズンはまだ終わらない。
残りでキッチリと皮剥けしろい。

・・・

最近、泊まりの時は決まって肉。



意外と安上がり(ちなみに2人前で¥1000弱)で腹ポンポンになるし、買出しや下ごしらえが楽なのである。これからはそろそろ鍋とかおでんかなー。

3位までは樹脂プレートに溶剤系インクジェットプリントシート貼りで、4位以下はメーカー既製品の楯に卓上プリンターで印刷した紙。

俺個人的には、自社設備で同じクオリティの印刷&在庫の端材で樹脂プレートが製作出来るのに対して、既製品の楯には購入費が掛かる・・・という感覚になるんで、貰うたびに複雑な気持ちになる(笑)。

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ベル君の使命

2017-10-07 09:04:08 | チョイ毒エッセイのようなもの
地元の中日新聞をはじめとして、ブロック紙3社連合の10紙で連載されている4コマ漫画「ねぇぴよちゃん」。
ここに「又吉」という猫が出てくる。

又吉は主人公である小学生の女の子にはベッタリなのだが、中学生のお兄ちゃんにはあまり寄り付かないという描写がされている。
実際、猫は家族の中で一人だけにとても信頼を寄せ、苦手な人にはあまり寄り付かない事が多い。

作者である青沼貴子さんといえば「ママはぽよぽよザウルスがお好き」という育児マンガ、通称「ママぽよ」で有名。ママぽよにも猫が出てきていたので、青沼さんは間違いなくネコ派で、習性もよくご存知なのだろう。

対して犬は、家庭内のカーストを独自目線で作るようで。誰か“ご主人様”がおり、「アンタはアタシよりも格下なのよ」とか、そういう見方をするイメージがある。

俺が小学校の時に飼っていた猫は、当時の俺と仲が良かったので、いつも一緒に寝ていた。
社会人になってから実家で飼った猫は、俺では触ることすらできないほど、俺には丸っきり懐かなかったかな。俺がほとんど家にいなかったからだろう。
初代チャチャは正吉君と仲が良かった。
2代目チャチャは長女と。
成人男性は猫から嫌がられる傾向があり、特に俺は声が大きいせいか、猫に避けられることが多い。
ご飯やトイレの世話は俺がやってるんだけどね。全然感謝の気持ちも持ってくれない。

さてさて、ベル君はどうか。
何故か分からないが、今のところ最も信頼しているのは俺のようだ。
常に俺の足元に纏わりつき、立ち仕事をしていると、俺の胸あたりに向かって「ゴロニャ」と言いながら飛びついてくる。すごい跳躍力(笑)。もちろんいつも一緒に寝ている。俺がトイレや風呂に入ると、ドアの前で待っている。
一体何を気に入られたのだろう?(笑)

ベル君に嫌われたくないので(笑)、最近は家の中で大きな声を出すのは出来る限り避けている。おかげで正吉君は、俺に怒られる回数が減っているという・・・(笑)。
もしかして、ベル君はそのために我が家に来たのかもしれないなぁ。
一度は他の家に貰われていった子が、わざわざ我が家に来てくれたというのは、何か運命有ってのことだろう。
ベル君のおかげで幸運が舞い込むかもしれないぞ。ナイスバディなネーチャンが俺にベタ惚れしてくれるとか(笑)。

我が家では当然のことだが、猫の爪とぎ器は自作する。




買った方が早いとか、ペットショップではこんな便利なものを売っているとか言う人は、俺とは全く話が合わないと思う。
そもそも作ることが大前提であり、猫の爪とぎ器を作るのも人生の目的の一つなのだ(笑)。俺はそのために生きている。
安く済ませたいからDIYするという人とも、話は合わないはずだ。しかし、確かに結果的に安く済むケースは多いかな。
今回は全て廃材のため、実質タダ。
フィルム(カッティングシートなど)の紙管、切れてしまったトラック用ロープ、半端に余っていた杉板。
所要時間は30分ほど。

チャチャが爪とぎしてボロボロになった壁の粗隠しを兼ねて取り付け。
(ちなみに初代は、壁では一切爪とぎしなかった)

もちろんベル君は泣いて喜んで・・・

いねぇ!!

別の壁でバリバリやっていた(泣)

その後、使い方を分かってくれたようで。
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猫の想い出、猫のいる暮らし

2017-10-03 08:39:04 | チョイ毒エッセイのようなもの
そうそう、「モッコちゃん」だった。

亡きオフクロが最後に一緒に過ごしたネコの話。
長女が名前を覚えていた。

このブログを始めるよりも前の事だが、仕事場に5~6匹の猫が出入りしていた。仕事で使う材料の名前をネコの名前にして、ペンキ、セメン、アルポリ、トタン・・・といった具合に名付けていた。

やがてその中の1匹が工場内で子猫を産んだ。
スレート葺きの工場の外壁と室内の石膏ボードの間に子猫が落っこちることがちょくちょくあり、酸素アセチレンバーナーで支柱のH鋼を切断して救出したことがある。
そのネコが「モク」。

オスだと思って実家に連れて行ったら、その後メスだと判明して、モクではなく、モッコちゃんになった。

この頃のオフクロは、入院こそしてなかったものの、ガンに侵されていた。
ネコ好きだったオフクロへの特効薬としてモク改めモッコちゃんを連れて行ったのだが、オフクロの返事は「育てられないから連れて帰って」であった。

俺は俺で、この頃は起業した会社が上向きで、オフクロに向き合っていられる状態では無かったというのが正直なところ。その日は無理やり猫を置いて帰ったら、翌日俺に電話をかけてきて。

「この子はスジがいい」。

何も教えなくても自分で場所を選んで大人しく眠りにつき、トイレも一回で覚えたとのこと。
俺はそれを聞いて安心し、オフクロをネコに任せて仕事に没頭するのだが・・・。

・・・。

俺が小3の時にもらってきたネコがどっかに行ってしまい、しばらくしてマルチーズを飼い始めた。マルちゃんとは10数年一緒に暮らしたかな。
その後、ネコ好きのオフクロは「やっぱりネコがいい」といって、在所に住み着いた野良猫が産んだ子猫の1匹を貰ってきた。
野良出身だと短命に終わってしまう事も多いようで、2年くらいで風邪をこじらせて死んでしまった。オフクロはまたすぐにどっかでネコを貰ってきて飼い始めた。俺はこの辺りで実家を離れたと思う。

チャチャが逝って4か月ほど。
その後いろいろ考えて、子どもたちとも話をして。

俺は極度の右脳型人間なので(笑)、直感をとても大切にするんだけど。
キジトラ派の俺が珍しく、クロネコを見て「あっ、この子!」と思ったのだが、先約がいて他の家に貰われていってしまった。
ところがその里親先で色々あったようで、まさかの出戻り。
1ヶ月近いラグを経て、我が家に来ることとなった。

ベル君。

しっぽがチャームポイント。

またみんなで大切な時を過ごそう。
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