絶対の安全運転を胸に誓いつつ、全日本モトクロス第3戦・中国大会が行われる、広島県の世羅グリーンパーク弘楽園に行ってきた。今回も写真多し!!
深夜2時40分出発で、片道6時間未満というところ。山陽道は今まで何度も使っているので、それほど遠くは感じなかったかな。
土曜日の朝9時前には到着できて、全てのプログラムを観戦した。
チャイルドクロスは、朝が早い。
日曜日の6時半に受付開始、7時10分に練習走行開始となるので、5時くらいには動き出さなければならない。
初めて来て、初めて走るコース。路面は、散水によるマディ状態。
ラインをちゃんと読むことができるか、正吉君の真価が試される(笑)。
練習走行開始。
うおっ、メッチャちゃんと走っている。集中力も十分で、体も良く動いている。ラインもキメてきた。
全体の中でも明らかにスピードが速いので、俺は「今回はイケル!!」と確信。
練習走行だけでドロドロになってしまったので洗車しようとしたんだけど、洗車場が1か所しかない。
しかも完全に水不足。しっかり確認しなかった俺が悪いとはいえ、ちょっと嫌な思いをしてしまった。決勝後は洗わない、と決めた。
トイレの数も少なく、またパドックから遠い。
紙も不足しており、俺がウンコをしようと順番待ちをして、いざ、と思ったら紙が無い。
前の人がいい人で、ご持参のティッシュを下さったので助かった。まさにカミサマ(爆)。
そのかわり、パドックがコースを囲むような位置にあるので、観戦するには楽だ。
ただしパドックの路面はガタガタで、雨が流れたキャニオンが深く刻まれており、居住性は最悪だった。
チャイルドクロスは、決勝も昼休憩の直前に行われるので、慌ただしい。去年の経験から、今シーズンは早目に食事をすることにしている。
ウェイティングエリアで待機中、隣の子のマシンのフォーク左側にトランスポンダが無かったので、落としたかと思って「トランスポンダが無いですよ」と教えたら、右側を指さして「付けてある」って…。「ちゃんと反応してたからいいじゃん」と。
オマケに「サイティングラップはあるのかなぁ」なんて話をしているのを聞いて、前回の事もあってゲンナリ。
悪口になってしまうけど、レギュレーションや公式通知は全部読めよ。
トランスポンダは左側フォークに、と書いてあるぜ。そしてCXは原則としてサイティングラップは無しだ!!
ただ、オフィシャルの方がとてもいい人で、今回はマーシャル先導のサイティングラップが行われることになった。これはもしかして、俺のMFJへの意見書が受け入れられたのか?(笑)
まあ、そういうことにしておこう(笑)。
お名前は一度聞いただけなので自信がないけど、神崎さん・・・とおっしゃったかな?
チャイルドクロスの担当で、みんなのおじいちゃんくらいの歳、担任の先生のようなものですよー、と、とても感じがいい。ご自身も現役のライダーなのだそうだ。
今回は観客が多かった。
マーシャル先導でサイティングラップへ。
本音を言えば、やっぱやってほしいよね、サイティングラップ。
さてさて、日章旗が振られて、レーススタート。
なんかタイミングを明らかに間違えて、遅れて出ていった。1コーナーは、親がいる場所からは死角になる。
来ない…。
一番最後にPWの子が通過。
あれ、見逃したかな、と先行くグループを確認していると、ブッチギリのビリで1コーナーから出てきた。どうやらクラッシュしたらしい。
だが、ここからが凄かった。異常なハイペースで追い上げ、約40秒の差を詰めていく。
他のライダーにラインをふさがれるのでトップグループよりタイムが落ちるのは当たり前だが、Aクラスでは3位のベストラップを出しながら周回。
んが、5分は短い!! 31位から14位まで追い上げたところで、無常の時間切れ。
タラレバは言うまい。しかし、前回今回と、十分に全国レベルで戦える事は分かった。
クラッシュするということは攻めの走りをしているということだし、実際に走りそのものは良かったので、俺は正吉君には怒らなかった。
ただ一つ言ったのは、「お父さんは今教えられる事は全部教えて、正吉君もちゃんと出来ている。ただ、走っているときは自分で考えて行動しなければならないんだ」って事。
もうちょっと考えればクラッシュは回避できたかもしれないし、コケてもリカバリーが早ければ入賞だってできたかもしれない。
何度も書いている事だけど、正吉君は同じ3年生の子たちと比べると、ちゃんとしていない。会話も成り立たないし、何より自分の意志に欠ける。中身はまだ2年生以下だ。
頭がカラッポなのにそこそこ速いんで、知恵が付けばもっと速くなるはずなのに。
全日本チャイルドクロスに散々文句を言いながらも出場しているのは、スポーツ選手として、そういう場所に身を置くという事への価値を重視しているからに他ならない。それなのに、広島まで行ってこんな結果では、何をやっているのか分からない。
正吉君、もっと自分を変えられるかい? チャンスはまだ最低でも3回あるぜぇ、正吉君。
優勝は、多度の友達のY君。
またもベソ掻き正吉君。
ヒヒヒ 我が子がベソ掻きながら表彰台に上がっているのに、俺のカメラはギャルを追いかけているのだ!!
クルッと向き直って、右側のネーチャンに「お母さ~~~ん」と抱きつくのだ!!
ヒヒヒヒ
ヒヒヒヒヒ
左側の子でお願いします。
またもフロントフェンダーがボッキリ。
前回のオフビと今回、オフィシャルの方から「TT-Rとは珍しいですね」と声を掛けられた。もういい加減、旧車の領域だしね。こうなったらフロントフェンダーのメーカー在庫は全て買い占めてやろうか。
そうそう、メーカーブース前をTT-Rを押し歩きしてたら、サテライトチームの人と勘違いしたのか、軽く会釈されてしまった(笑)。
今回は多度の友達…いや、先輩の(笑)、I家の隣にパドックを構えた。
俺の憧れとも言える男の子の三兄弟は、結構大変そうだ(笑)。
長男君はジュニアクロスに出場するので隣で控えめに見守っていたのだけど、朝一番の公式練習、昼前後の予選、その日の最終スケジュールで行われる決勝と、スケジュール的に慌ただしい。会場が遠いと、生半可な気持ちではエントリーできないね。
I家は「バイクのために学校を休ませない」と、我が家と同様のルールも持って取り組んでいるようで、ホッとした(笑)。
勝手に応援団長のコーナー。
レディス勢は調子を上げてきているようで、今後に期待できそう。
ゆうなちゃんは予選ではブッチギリの走りだったのだが、決勝では3位に終わってしまった。
去年の流れからして、レディスの勢力図がここまで変わるとは思わなかった。それぞれの社会的立場の変化が大きいのかなぁ?
タツシ君はもしかして表彰台に上がってくれるかと思ったんだけど、わずか届かず。
ジュニアクロス勢は、みんな予選は速かった。
チームハマーの方々。
毎回一応挨拶に伺うようにしてるんだけど、ピリピリ感が漂っているので、なかなか話まではできないんだよね。選手もあまり外を出歩かないし、下手なこと言ってメンタルに影響したらと思うと、気後れしてしまう(笑)。
第2戦オフビでの事故の事があるからか、安全への配慮がより重視されるようになったようだ。全選手が黄旗をキッチリと守っていた。
初めて全日本を見たときは、滅多に赤旗を振らないのだな、と思ったけど、今回の大会では何度か振られたと思う。
IA2のヒート2でスタート時にクラッシュがあり、赤旗中断。何台かが接触したようで、エイキ君のマシンのFホイールが回らないとかで、スペアに交換していた。
ブリーフィングが長引いたりすることもあり、2日ともスケジュールに大幅な遅れが出た。
我らがカイカイは、ヒート1のスタートで大幅に出遅れ、応援する我々は全員、「またやってしまったか!」と思った。
しかし後ろから数えた方が早い位置から一気に順位を上げ、ここまで無敗の大倉選手が転倒で遅れているうち、ラスト2周でまさかの3台ゴボウ抜きでトップに。
期待のヒート2だったけど、やはり出遅れた。奇跡は二度は起きず・・・。
前から思っていたけど、彼は独特のフォームだ。遠目に見てもすぐ分かる。
風を全身に受けて向かって行くような印象。サイクロンフォームと勝手に名付けよう(笑)。
前に他のライダーがいると、必ずラインを変える。
この選手も確か多度育ちではなかったかな?
メッチャ目だっていたウェア。
一昔前のどっかの新興宗教のようだ(笑)。
馬場大貴選手。
ヒート2終了後のウイニングランで、俺とハイタッチした直後にエンスト(笑)。
IBの後でIAを見ると、あまりのスピードの違いにビックリ。IA1は台数が少ないこともあってか、オラオラ感がなくて見た目の面白さに欠けるんだけど、冷静に見つめ直すと、ワークス勢が速すぎるんだね。
HRCが何故にこんなに速いのか? 俺が思うに、ライダーやマシンが特別に速いというよりも、全ての事柄の組み立て方がバツグンに上手いのではないかな、と。
比べるには笑っちゃうくらいにレベルが違うけど、正吉君に必要なのは、やっぱそこだ。
エイキ君は頭をグッと出したフォームが特徴的。いつもガン見して脳裏に焼き付けてるんで、遠目でもすぐ分かるのだ。
初日の昼の休憩中、ジュニアクロスのライダーたちが集まってゴソゴソ。
地形の関係で雨天時に水の通り道になっているようで、コーナー手前なのでブレーキングギャップ+ワダチが出来上がり、転倒者が多い箇所。
ラムソンを連続してジャンプすると、砂埃の柱が立ち上がる。
子供たちはレースよりも、砂遊びの方が楽しいようで・・・。
レースの合間に、マーシャルが飲み物をお届けに。
滞在期間中の食材は全て地元で準備していったのだが、酒だけは現地調達。
何とななるだろうと思ったらコースはかなりの山の中で、周りには何にもない。
結局、尾道自動車道のIC付近の街まで買いに行った。
10㎞強で信号も無いので、食事のために山を下りる人も多いようだ。
全くイジる時間の無かった練習車は、エンジンを降ろしたままスペアとして持参。
万が一の時は、スペアマシンがあるのと無いのでは大違い。
フィニッシュ手前のアケアケ登りストレート。
最終コーナーからラムソンまでの観戦エリアは、コースを見下ろすような感じ。山の向こう側以外はほとんど見渡せる。
この子は可愛かったなぁ(笑)
バンクを飛び越えて崖落ち。
もちろんレーススタッフは放置プレイだ。
ヒート2からはインフィールドに入って観戦した。マシンとの距離が近くなり、ラムソンジャンプ後の山の反対側も見渡せる。