THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

Gym Class Hero

2016-05-30 04:21:07 | チョイ毒エッセイのようなもの
週末は、正吉君が待ちに待った運動会だった。
もちろん俺もいつも以上に早い時間から動き出し、正吉君と自分の弁当、部活に行く長女の弁当、居残りの次女の弁当、もちろん4人分の朝食を作り、小学校に向かったのであるよ。

校門から入ってすぐに担任の先生を見かけたので挨拶したら、正吉君一人だけ個人懇談会の希望時間の用紙を提出していないとのご指摘…、そんなプリントは正吉君からもらっていない。朝っぱらから空模様と同様に、気分も曇天。


正吉君は運動神経がいい。

短距離走。


最近の学校では、足の速い子は速い子同士で走らされるようで、順位は真ん中くらい。


なかなかいい表情をしている。


その他の競技や演目も全力でこなした。




階段の上にはパパラッチ&ママラッチがズラリ。






遠目に見ても明らかにハイテンションで、パワーを持てあますのだろう、丸一日ピョンピョンと飛び跳ねていた。

そしてこの日のハイライト。


3色対抗リレーで、クラスの代表として出場する。

くじ引きや自薦・他薦ではなく、ちゃんと「選考会」なるものが行われて好成績だったのだそうだ。
他に選ばれたのは、サッカーや野球などのスポーツをやっている子ばかり。
正吉君がバイクに乗っているのは学校でも知られているんだけど、先生方は何故に何もスポーツをやっていない正吉君が代表選手になったのか、不思議に思っていることだろう。
モトクロスを知らない人は、バイクはアクセルを開ければ走ると思っているだろうからね。

3番手でバトンを受け取った正吉君、前の子に迫るのだが、トラックの場合はアウト側から抜かなければならないわけで、パスするには至らず。


う~ん、これで忘れ物がなくなり、勉強をもうちょっとやってくれれば言う事なしなのだが。

日曜日はモトクロスランド多度へ。レース以来なので、3週間ぶりか。






久しぶりに乗る65、正吉君も乗りたくてしょうがなかったようなのだが、午前中の内に転倒してマスターシリンダーのポンプカップの圧を抜いてしまい、早々に終了。
この日、他の子のKX65でも同様のトラブルがあった事を考えると、KX65の癖だというのは本当みたいだね。
今回は2~3セット注文してこよう。

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当日エントリーの貴公子

2016-05-23 09:30:20 | 正吉君モトクロス
まずは、転倒でシフトシャフトを折ってしまった練習車の修理から。エンジンを降ろしたまま放置してあったんだけど、一気に分解した。

クランクケースを割るという事は、カムチェーン側・・・TT-Rの場合は左側から作業するわけですわ。
できれば右側をバラさずに出来んかなぁ・・・と、クランクケースを割った瞬間。

あっ!!

シフトシャフトはクランクケースを貫通して、シフトレバーは右側ケースカバー内部にある(笑)。
そう、バラさなくても良かったと言う・・・(笑)。

XRの時からの思い込みで何も考えずにバラしてしまったけど、よくよく考えるとXR以外の俺が知っているエンジンの場合は、シフトレバーはみんな右側ケース内部にある。
それどころか、自動遠心クラッチの場合はチェンジペダル作動中にはクラッチが切れる構造になっているため、右側まで貫通しているのは当たり前なのである。
何にも考えずに始めてしまったのを反省。サービスマニュアルちゅうものを見ないからね。
まあ、おかげで一通りチェックできるし、いいかぁ(笑)。


シフトシャフトは、やたら長い!!


こりゃ折れるわ。段付きにシャフトの径が細くなっている箇所があり、そこでポッキリ。転倒時に他の部分にまでダメージを与えないよう、わざとここで折れるようになっているのかな? 溶接で繋げないかと思ったけど、雑巾みたいにネジって折れたのだろう、シャフトがかなり曲がってしまっていたので、新品注文した。

フライホイールプーラーはV-max用に持っていた純正工具でOK。


シフトシャフトの交換作業をするには、不必要だす(トホホ)。

燃焼室にカーボンが溜まっているのは、ブローバイからオイルが流れ込むからだろう。

TT-R50Eは台湾製で、各部の造りがとてもいい加減であり、新車当時はギヤ鳴りが酷かった。
2台を走らせてメンテするようになり、個体差がかなり激しい事も分かり始めた。本番車と練習車を比べると、本番車は、多度で1秒落ち!! TT-Rはミニモト3車の中で一番遅い上にコレだもん。今回バラした事によって、いくつかの対策のヒントに気が付いた。近いうちに本番車の方も対策しよう。あ、インチキはしないよ。

さてさて、そんなTT-Rの練習車を2時起きで組み立てて、馬小屋ベースへ。こんな時は、メカにそこそこ強くて良かったなぁ、と思うのだが、エンジンを横向きに倒して組んでいる時、ウッドラフキーをクランクケースの中に落としたのはナイショだ。必死に振っていたら出てきたので助かったけど(笑)。

馬小屋ベースで5月22日に行われたダートスピリットRd.2。前日練習とレース当日の2日間、通いで行ってきた。

シーズン6戦目(驚)。

正吉君の今シーズンのレースは、多度をメインに、全日本、馬小屋の3本立てを基本に考えている。
選択理由は、自宅から日帰りでき、事前練習もできる事。
全日本は日帰りも事前練習もできないじゃん!!…という声が聞こえてきそうだけど、全日本は全国各地で開催されるので、地元ライダーを別にすれば、各ライダーのイコールコンディションで出場できるかなぁ、と。
馬小屋の場合は、普段は接点が少ない同年齢のライバルであるS君と走れるというのも大きいかな。また、当日エントリーできるので、仕事が詰まってしまったりしたら出場をキャンセルできる。

前日練習の時点で、正吉君はS君には勝てないと確信。
レースのリザルトでは、やっぱり。ヒート1、ヒート2ともS君に置いて行かれ、予想通りで2位だった。








「勝たなくてもいい、勉強だと思って追いかけろ」と言ったんだけど、まるでスピードが違う。




勝負にならない理由として、まずはフープスを飛んでいるかどうか。


完全に飛んでクリアするS君に対し、正吉君は練習走行時、全て1つずつナメて通過していた。多度にはこういうセクション(飛んでクリアするようなフープス)が無いからね。

これを飛ぶように言ったら、どうにか飛びこそすれ・・・。見てて危ない。案の定クラッシュしてしまったので、5連の内の最初の2個だけ飛び、あとはナメるように言った。
次に、2速と3速を駆使するCRFとDRZに対し、TT-Rは3速にはほとんど入らない。ジャンプも踏み切り時のスピードが弱くなり、テーブルを飛びきれない。フープスも2速になってしまう。ギヤ比が高めなのでタイトコーナーでのトラクションが掛かりにくい。

また正吉君はS君と比べて、特殊な形状のバンクのコーナーや、ブラインドコーナーの処理がかなり劣る。これはコース慣れの問題もあるだろうけど、他のコースに行っても結果は大して変わらないだろう。

言葉で表現すればこういう事なんだけど、今回思ったのは、それだけではない。

「そもそも論」を書いてみよう。

子供にバイクなどのスポーツをやらせようと思ったとき、とにかく早いタイミングで始めさせようという風潮がある。つまり、6歳で始めるよりも5歳、4歳で始めさせた方がアドバンテージがあるという考え方。
これについては、俺は自分の目で色々な子を見て、様々な事を調べた結果、間違いであると結論付けている。スポーツ選手を目指す場合は、概ね小学校3年生までにその競技を始めれば十分ではないのかと。ボーダーは8~9歳。
ただし、始めるのが遅い場合は、それまでに何らかの重大なヒントを得ている必要がある、というのが持論だ。
正吉君がバイクに乗り始めたのは、保育園年長さんから小学校に上がる頃。6歳だった。

こんなことを書くと気分を害する人もいるかもしれないけど、やたら戦術やら小技、応用術ばかり教える人がいる(ゴメンチャイ笑)。
俺に言わせると、自分よりも速く走る子に抜かれない為の術を教えるのは、キッズの場合は何の足しにもならない。
俺は、ただひたすら基本のみを教えてきた。アクセルを開けたジャイロ効果でバイクをバランスさせるのではなく、体でバランスをとることが重要だと考えているからだ。
また、バイクに乗らせまくるより、必要な事を最小限の時間内で教えるように心がけてきたつもり。実際、正吉君はモトクロスの練習量はかなり少ない。また、普段の生活ではバイクの話を滅多にしない。

正吉君には50と65を取っかえ引っかえ乗らせないようにしているし、練習も週一。少なくともタイムだけ見れば、去年の多度の50チャンプとほとんど変わらないところまで上達したわけだから、取り組み方が間違っているわけではないだろう。

S君と正吉君は、ある意味では真逆の取り組み方をしてきたのではないだろうか。
色々な条件が加わってくるので今回の事だけでは判断できないけど、そろそろ「基本に忠実なだけ」では一線を越える事ができない領域に達しようとしているのかも。俺の持論に対して、例外も存在するという事だ。

正吉君も時々、頭のネジが数本吹っ飛んだかのような走りを見せる事がある。練習車のシフトシャフトを折った時は正にそれ。
何かを掴み始めているのは間違いない。

今回のダースピ、エントリー台数は少なかったけど、得るものは大きかった。
上記の事以外にも、、、(笑)↓↓

正吉君のFOXのTシャツ。


よほど嬉しかったとみえて、翌日月曜日に着て学校に行った。

チェーン。(ジャンケン大会で俺が貰った)


うまい棒(笑)。


今一度、二人で考えてみよう。
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エントリーフィーにはフロントフェンダー代は含まない

2016-05-16 14:28:12 | 正吉君モトクロス
絶対の安全運転を胸に誓いつつ、全日本モトクロス第3戦・中国大会が行われる、広島県の世羅グリーンパーク弘楽園に行ってきた。今回も写真多し!!


深夜2時40分出発で、片道6時間未満というところ。山陽道は今まで何度も使っているので、それほど遠くは感じなかったかな。
土曜日の朝9時前には到着できて、全てのプログラムを観戦した。

チャイルドクロスは、朝が早い。




日曜日の6時半に受付開始、7時10分に練習走行開始となるので、5時くらいには動き出さなければならない。

初めて来て、初めて走るコース。路面は、散水によるマディ状態。
ラインをちゃんと読むことができるか、正吉君の真価が試される(笑)。

練習走行開始。




うおっ、メッチャちゃんと走っている。集中力も十分で、体も良く動いている。ラインもキメてきた。
全体の中でも明らかにスピードが速いので、俺は「今回はイケル!!」と確信。

練習走行だけでドロドロになってしまったので洗車しようとしたんだけど、洗車場が1か所しかない。
しかも完全に水不足。しっかり確認しなかった俺が悪いとはいえ、ちょっと嫌な思いをしてしまった。決勝後は洗わない、と決めた。
トイレの数も少なく、またパドックから遠い。
紙も不足しており、俺がウンコをしようと順番待ちをして、いざ、と思ったら紙が無い。
前の人がいい人で、ご持参のティッシュを下さったので助かった。まさにカミサマ(爆)。

そのかわり、パドックがコースを囲むような位置にあるので、観戦するには楽だ。
ただしパドックの路面はガタガタで、雨が流れたキャニオンが深く刻まれており、居住性は最悪だった。

チャイルドクロスは、決勝も昼休憩の直前に行われるので、慌ただしい。去年の経験から、今シーズンは早目に食事をすることにしている。

ウェイティングエリアで待機中、隣の子のマシンのフォーク左側にトランスポンダが無かったので、落としたかと思って「トランスポンダが無いですよ」と教えたら、右側を指さして「付けてある」って…。「ちゃんと反応してたからいいじゃん」と。
オマケに「サイティングラップはあるのかなぁ」なんて話をしているのを聞いて、前回の事もあってゲンナリ。
悪口になってしまうけど、レギュレーションや公式通知は全部読めよ。
トランスポンダは左側フォークに、と書いてあるぜ。そしてCXは原則としてサイティングラップは無しだ!!

ただ、オフィシャルの方がとてもいい人で、今回はマーシャル先導のサイティングラップが行われることになった。これはもしかして、俺のMFJへの意見書が受け入れられたのか?(笑)
まあ、そういうことにしておこう(笑)。
お名前は一度聞いただけなので自信がないけど、神崎さん・・・とおっしゃったかな?


チャイルドクロスの担当で、みんなのおじいちゃんくらいの歳、担任の先生のようなものですよー、と、とても感じがいい。ご自身も現役のライダーなのだそうだ。

今回は観客が多かった。


マーシャル先導でサイティングラップへ。


本音を言えば、やっぱやってほしいよね、サイティングラップ。

さてさて、日章旗が振られて、レーススタート。
なんかタイミングを明らかに間違えて、遅れて出ていった。1コーナーは、親がいる場所からは死角になる。

来ない…。

一番最後にPWの子が通過。
あれ、見逃したかな、と先行くグループを確認していると、ブッチギリのビリで1コーナーから出てきた。どうやらクラッシュしたらしい。

だが、ここからが凄かった。異常なハイペースで追い上げ、約40秒の差を詰めていく。
他のライダーにラインをふさがれるのでトップグループよりタイムが落ちるのは当たり前だが、Aクラスでは3位のベストラップを出しながら周回。
んが、5分は短い!! 31位から14位まで追い上げたところで、無常の時間切れ。
タラレバは言うまい。しかし、前回今回と、十分に全国レベルで戦える事は分かった。

クラッシュするということは攻めの走りをしているということだし、実際に走りそのものは良かったので、俺は正吉君には怒らなかった。
ただ一つ言ったのは、「お父さんは今教えられる事は全部教えて、正吉君もちゃんと出来ている。ただ、走っているときは自分で考えて行動しなければならないんだ」って事。
もうちょっと考えればクラッシュは回避できたかもしれないし、コケてもリカバリーが早ければ入賞だってできたかもしれない。

何度も書いている事だけど、正吉君は同じ3年生の子たちと比べると、ちゃんとしていない。会話も成り立たないし、何より自分の意志に欠ける。中身はまだ2年生以下だ。
頭がカラッポなのにそこそこ速いんで、知恵が付けばもっと速くなるはずなのに。

全日本チャイルドクロスに散々文句を言いながらも出場しているのは、スポーツ選手として、そういう場所に身を置くという事への価値を重視しているからに他ならない。それなのに、広島まで行ってこんな結果では、何をやっているのか分からない。
正吉君、もっと自分を変えられるかい? チャンスはまだ最低でも3回あるぜぇ、正吉君。

優勝は、多度の友達のY君。


またもベソ掻き正吉君。


ヒヒヒ 我が子がベソ掻きながら表彰台に上がっているのに、俺のカメラはギャルを追いかけているのだ!!


クルッと向き直って、右側のネーチャンに「お母さ~~~ん」と抱きつくのだ!!


ヒヒヒヒ




ヒヒヒヒヒ


左側の子でお願いします。

またもフロントフェンダーがボッキリ。


前回のオフビと今回、オフィシャルの方から「TT-Rとは珍しいですね」と声を掛けられた。もういい加減、旧車の領域だしね。こうなったらフロントフェンダーのメーカー在庫は全て買い占めてやろうか。
そうそう、メーカーブース前をTT-Rを押し歩きしてたら、サテライトチームの人と勘違いしたのか、軽く会釈されてしまった(笑)。

今回は多度の友達…いや、先輩の(笑)、I家の隣にパドックを構えた。


俺の憧れとも言える男の子の三兄弟は、結構大変そうだ(笑)。

長男君はジュニアクロスに出場するので隣で控えめに見守っていたのだけど、朝一番の公式練習、昼前後の予選、その日の最終スケジュールで行われる決勝と、スケジュール的に慌ただしい。会場が遠いと、生半可な気持ちではエントリーできないね。


I家は「バイクのために学校を休ませない」と、我が家と同様のルールも持って取り組んでいるようで、ホッとした(笑)。

勝手に応援団長のコーナー。

レディス勢は調子を上げてきているようで、今後に期待できそう。




ゆうなちゃんは予選ではブッチギリの走りだったのだが、決勝では3位に終わってしまった。


去年の流れからして、レディスの勢力図がここまで変わるとは思わなかった。それぞれの社会的立場の変化が大きいのかなぁ?

タツシ君はもしかして表彰台に上がってくれるかと思ったんだけど、わずか届かず。


ジュニアクロス勢は、みんな予選は速かった。






チームハマーの方々。


毎回一応挨拶に伺うようにしてるんだけど、ピリピリ感が漂っているので、なかなか話まではできないんだよね。選手もあまり外を出歩かないし、下手なこと言ってメンタルに影響したらと思うと、気後れしてしまう(笑)。

第2戦オフビでの事故の事があるからか、安全への配慮がより重視されるようになったようだ。全選手が黄旗をキッチリと守っていた。


初めて全日本を見たときは、滅多に赤旗を振らないのだな、と思ったけど、今回の大会では何度か振られたと思う。
IA2のヒート2でスタート時にクラッシュがあり、赤旗中断。何台かが接触したようで、エイキ君のマシンのFホイールが回らないとかで、スペアに交換していた。


ブリーフィングが長引いたりすることもあり、2日ともスケジュールに大幅な遅れが出た。

我らがカイカイは、ヒート1のスタートで大幅に出遅れ、応援する我々は全員、「またやってしまったか!」と思った。


しかし後ろから数えた方が早い位置から一気に順位を上げ、ここまで無敗の大倉選手が転倒で遅れているうち、ラスト2周でまさかの3台ゴボウ抜きでトップに。


期待のヒート2だったけど、やはり出遅れた。奇跡は二度は起きず・・・。

前から思っていたけど、彼は独特のフォームだ。遠目に見てもすぐ分かる。




風を全身に受けて向かって行くような印象。サイクロンフォームと勝手に名付けよう(笑)。




前に他のライダーがいると、必ずラインを変える。




この選手も確か多度育ちではなかったかな?


メッチャ目だっていたウェア。




一昔前のどっかの新興宗教のようだ(笑)。

馬場大貴選手。




ヒート2終了後のウイニングランで、俺とハイタッチした直後にエンスト(笑)。


IBの後でIAを見ると、あまりのスピードの違いにビックリ。IA1は台数が少ないこともあってか、オラオラ感がなくて見た目の面白さに欠けるんだけど、冷静に見つめ直すと、ワークス勢が速すぎるんだね。

HRCが何故にこんなに速いのか? 俺が思うに、ライダーやマシンが特別に速いというよりも、全ての事柄の組み立て方がバツグンに上手いのではないかな、と。
比べるには笑っちゃうくらいにレベルが違うけど、正吉君に必要なのは、やっぱそこだ。



エイキ君は頭をグッと出したフォームが特徴的。いつもガン見して脳裏に焼き付けてるんで、遠目でもすぐ分かるのだ。


初日の昼の休憩中、ジュニアクロスのライダーたちが集まってゴソゴソ。
地形の関係で雨天時に水の通り道になっているようで、コーナー手前なのでブレーキングギャップ+ワダチが出来上がり、転倒者が多い箇所。


ラムソンを連続してジャンプすると、砂埃の柱が立ち上がる。


子供たちはレースよりも、砂遊びの方が楽しいようで・・・。












レースの合間に、マーシャルが飲み物をお届けに。


滞在期間中の食材は全て地元で準備していったのだが、酒だけは現地調達。
何とななるだろうと思ったらコースはかなりの山の中で、周りには何にもない。






結局、尾道自動車道のIC付近の街まで買いに行った。
10㎞強で信号も無いので、食事のために山を下りる人も多いようだ。


全くイジる時間の無かった練習車は、エンジンを降ろしたままスペアとして持参。
万が一の時は、スペアマシンがあるのと無いのでは大違い。


フィニッシュ手前のアケアケ登りストレート。


最終コーナーからラムソンまでの観戦エリアは、コースを見下ろすような感じ。山の向こう側以外はほとんど見渡せる。


この子は可愛かったなぁ(笑)


バンクを飛び越えて崖落ち。


もちろんレーススタッフは放置プレイだ。










ヒート2からはインフィールドに入って観戦した。マシンとの距離が近くなり、ラムソンジャンプ後の山の反対側も見渡せる。
























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君こそスターだ

2016-05-10 05:42:00 | 正吉君モトクロス
ゴールデンウィークの最終日となる5月8日の日曜日、モトクロスランド多度で「多度チャンピオンシップ第2戦」が行われた。

今シーズンは65ではレースに出ない方針で、出場するのは50のみ。マシンの準備が大変だし、予定している50でのレースの数を考えると、50㏄1本に絞った方が正吉君のためにもなるかなぁという考えなのだ。
もう少しちゃんと走れるようになったら、1~2回は65で出てもいいかな。

ゴールデンウイーク中盤から65での練習を控えて50で乗り込んだおかげか、前日練習では絶好調!
見た目に「これはもうおかしいぞ!」というレベルの走りで、今のコースではいつもせいぜい43秒台前半くらいのところ、コース内を10台くらいが走っている中、軽く42秒台に入る。フープス後半ではフルサイズマシンばりに飛びながら蛇行してくるのでヒヤヒヤしながら見てたんだけど、案の定転倒。
そして何と、シフトシャフトをクランクケース内部で折ってしまった。

仕方ないので、その後は本番車に乗り換え、シフトシャフトを折った練習車はエンジンを降ろしておいた。


どうやら本番車の方が個体差でエンジンがあまり回らない上、微妙な差が気になるみたい。俺が「壊すなよ」と言ったのを気にしたのか、その後はイマイチな走りで練習を終了。

今回も前日泊。


レース当日は、俺は非オフィシャルカメラマンとしてウロウロするので、正吉君は若干放置気味となる。
これはある意味狙ったもので、本人の意思と自己管理で行動してほしいのだ。

レースのスタッフの多くは、キッズライダーのパパママや、ライダー自身だったりする。


我が子が走るときも、淡々と集計作業をしなければならないのだ。
全日本や地方選手権に巣立ったライダーたちも、MCとして来てくれたりする。

さてさて、ヒート1。

スタートが得意な正吉君、バツグンの反応でトップで飛び出した…はずが、加速でDR‐Zに抜かれてしまった。
自分では確認できないのでカンでしかないのだけど、TT-RとDR-Z、CRFを比べると、TT-Rはトルクが細いようだ。良く言われることなので分かっていたが、目の当りにしてしまうとショックである。

50㏄だと大したスピードが出ないので、多度のコースでは抜きどころが限られる。
加えてS字のスプリットレーンの左側が荒れていて使えず、トップを走行中の子に迫るのだが、抜けない。
と、その時!!

フープスで何かが落ちた!!・・・と思ったら、何とシート!!

その後はシートが無い状態で頑張って走り抜いた。トップの子には離されてしまったけど、背後に迫った子は抑えきった。
毎回見せ場を作ってくれる正吉君。


外れてしまったという事は、俺の整備が悪かったという事。大反省である。

ベソ掻きながらヒート表彰。


そしてヒート2。
前半はヒート1と似たような展開で、もちろんしっかりと取り付けなおしたシートは、外れない。
スプリットレーンの左側が乾いてきているようで、正吉君が試しに一度使った。
練習走行ではそのパターンでパッシングするケースが多いので、前を走る子が深読みしたのかな? 左側レーンに入ったところを正吉君が右側レーンに入り、パスすることができた。
そしてそのままチェッカー。

今度は満足げな表情で最上段へ。


一方で、涙する子もいるわけで…。

ホームコースでの初めての優勝は、本当に嬉しいね。


顔つきも変わってきたかな。


次は5月15日の全日本モトクロス第3戦、広島大会! やめときゃいいのにエントリーしてしまった(笑)。遠いので、事前の体調管理と睡眠時間の確保が重要かな。とにかく安全運転で行って来よう。
行った事も無けりゃ走った事も無いので、レースはイマイチになりそうだけど、晴れればカチパンとの事。路面で戸惑う事は無さそうだね。

レースが終わったひと時。


本当は片付けを手伝ってほしいんだけど、今回は大目に見てやるか。

**********

恐らく何人か気にしているであろう、多度のキッズ50の車両規定の件。
あらためてレギュレーションを確認すると、「エンジンとマフラーはノーマル、それ以外はお金のかからない範囲でサスもOK」と、微妙な表現が為されている。あまり雁字がらめにしたくないという配慮もあるのだろう。
基本的に多度の常連さんはMFJのレギュレーションをベースに考えていると思うので、パワーやスピードが上がるような改造はしない。もちろん俺もチャイルドクロスの規定にしっかりと従っているので、正吉君のTT-Rは吸気ダクトからマフラーの出口まで完全なノーマルである。まあ、基本にしている物が違うんだろうね。ある意味、仕方がない。
俺のスタンスとしては、何が来ようが実力で勝て!!ってとこなんだけど、このままだと面白くない思いをする人が出てしまうかもしれないなぁ。トラブルは避けたいし、なんか上手い方法は無いのかねぇ。
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ウイップ大流行

2016-05-06 04:57:12 | 正吉君モトクロス
中学では部活に入りもせず、「運動部なんか入るわけないしぃ」などと言っていた長女が、何を思ったか高校では陸上部に入部した。
中学で運動部だった子たちばかりの中で、どうなることかと思っていたけど、今のところなんとかやっているようだ。一番大事な時期に体を作らなかったので、順位など関係なく楽しくやってくれればいいんだけどね。
陸上の大会の関係で家族そろっての遠出ができず、GW中盤3連休はモトクロスランド多度へ。長女は弁当を持って朝6時半には家を出なければならないため、泊まりではなく通い。



去年・一昨年の事を考えると、連休の割に台数は多かったかな。おかげで楽しく過ごす事ができた。










現在の初心者向けのコースレイアウト、5年生以上のライダーが元々極端に少ない事、85勢が中部戦などのエリア選手権を中心に出場し始めている事もあるのだろう、全体の台数が減っている事は確か。
PWに乗り始めたばかりのチビッコから大人まで、ここまで一人一人に向き合ってもらえるモトクロスコース、キッズレースは他にはそうそう無いだろう。


旗振り初体験。とにかく色々な事を吸収してほしい。


50㏄のキッズの間では、何故かウイップが大流行(笑)。女の子でもこの通り。


昨シーズンまでは、たまに空中でハンドルを切る子を見かけるくらいだったのに、キッズの進化は恐ろしい。ちゃちょうも最初は「捻るとあぶないぞ」と言っていたのに、捻る子がどんどん増えて、今では野放し状態だ(笑)。

3連休の初日、俺はパドックでガッツリと仕事、帰宅後も少々。2日目はガッツリ整備のはずがバテバテで、やる気が出ないまま終了。
3日目はTT-Rの本番車をどうにか整備した。疲労感も抜けてきたかな。

6日金曜日を1日だけ挟んで、週末は多度の第2戦が行われる。
前回のレースでは、HEAT1ではオッチャンレースの応援をしたんだけど、HEAT2では完全ダウンしてしまった。この体調なら、アンオフィシャルカメラマンもできそうかなぁ。
皆様、盗撮には十分お気を付けください(笑)。
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