先日クラックを発見したアンダーガードをTIG溶接にて修理。裏表ともクラック周辺を磨いて汚れを落とし(不純物があると溶接できないため)、クラックに沿ってサンダーでV字の溝を入れる。
溶接後、内側のみビードを削り取って完了。
この自作のアンダーガードは、坂内が石だらけなのでガードする面積を広く取っており、ボルト締めした位置からかなり後方へフリーの状態の部分がある。ここが走行中に振動して、最終的にクラックが入ってしまうのであろう。今度はビードの直ぐ横にクラックが入りそうだなあ。
エンジンオイル交換。ゲゲッ、真っ黒。タペットクリアランスの調整。バッテリーの補充電。
前後のタイヤ交換。エアクリーナーの清掃。
ミャフリャーのディフューザー(リストリクター)が仮付け状態だったので、本溶接。同時にウールの巻きなおしと、全てのリベットの打ち直しを行った。このリベットを施工した際に在庫のステンレスリベットが足りなくなり、一部だけアルミのリベットを使用していた。コレが原因かどうかはわからないが、リベットのカシメに遊びが生じてしまい、ミッドパイプ側の接続やサイレンサーステーが緩んでいた。
先日JAYBIRDさんのXR250に乗らせてもらった時、自分の280馬邪の整備不良に気が付いた。クラッチが重い・・・。
ワイヤーインジェクターで注油するのも良いが、ビニール袋や紙をテープで取り付けて、オイルを流すだけ。コッチの方が確実で、しかもタダ。
この方法は随分前に人に教えてもらったもの。5分くらいで油が通る。
リンクのグリスアップとフロントフォークオイルの交換は、時間的な都合により見送り。まあ今回はオチャラケクラスなので・・・。
それと、280馬邪で使用している黒/グレーのツートンのシート。マシンザボーガーに色が合わないので、元々この最初期型XR250BAJAについていた赤/紫のシートを引っ張り出した。
ア、アレ・・・???
重さが違うのである。すぐさまお約束の計量。
初期型は1639g。
グレーツートンは1902g。
なんと250g以上も初期型の方が軽い。
年式や程度が著しく異なるので直接比較するのは難しいのと、秤の台に乗り切らないのでシートを立てた状態で手で支えているから、数字は不正確。
形状を比べると、初期型は角が丸く、後期型は尖り気味。どうやら乗り心地(特にタンデム時の)や荷物の積載を考慮した形状らしく、後部が幅広い。
シートベースも色が異なるが、重量の差はわからない。
近々初期型シートを張り替えて使用する事にしよう。