THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

レース前の整備

2008-05-31 16:01:52 | XR250

先日クラックを発見したアンダーガードをTIG溶接にて修理。裏表ともクラック周辺を磨いて汚れを落とし(不純物があると溶接できないため)、クラックに沿ってサンダーでV字の溝を入れる。

Img_0622

溶接後、内側のみビードを削り取って完了。

Img_0623

この自作のアンダーガードは、坂内が石だらけなのでガードする面積を広く取っており、ボルト締めした位置からかなり後方へフリーの状態の部分がある。ここが走行中に振動して、最終的にクラックが入ってしまうのであろう。今度はビードの直ぐ横にクラックが入りそうだなあ。

エンジンオイル交換。ゲゲッ、真っ黒。タペットクリアランスの調整。バッテリーの補充電。
前後のタイヤ交換。エアクリーナーの清掃。
ミャフリャーのディフューザー(リストリクター)が仮付け状態だったので、本溶接。同時にウールの巻きなおしと、全てのリベットの打ち直しを行った。このリベットを施工した際に在庫のステンレスリベットが足りなくなり、一部だけアルミのリベットを使用していた。コレが原因かどうかはわからないが、リベットのカシメに遊びが生じてしまい、ミッドパイプ側の接続やサイレンサーステーが緩んでいた。

先日JAYBIRDさんのXR250に乗らせてもらった時、自分の280馬邪の整備不良に気が付いた。クラッチが重い・・・。
ワイヤーインジェクターで注油するのも良いが、ビニール袋や紙をテープで取り付けて、オイルを流すだけ。コッチの方が確実で、しかもタダ。

Img_0624

この方法は随分前に人に教えてもらったもの。5分くらいで油が通る。

リンクのグリスアップとフロントフォークオイルの交換は、時間的な都合により見送り。まあ今回はオチャラケクラスなので・・・。

それと、280馬邪で使用している黒/グレーのツートンのシート。マシンザボーガーに色が合わないので、元々この最初期型XR250BAJAについていた赤/紫のシートを引っ張り出した。
ア、アレ・・・???

重さが違うのである。すぐさまお約束の計量。

初期型は1639g。

Img_0618

グレーツートンは1902g。

Img_0620

なんと250g以上も初期型の方が軽い。
年式や程度が著しく異なるので直接比較するのは難しいのと、秤の台に乗り切らないのでシートを立てた状態で手で支えているから、数字は不正確。

Img_0621

形状を比べると、初期型は角が丸く、後期型は尖り気味。どうやら乗り心地(特にタンデム時の)や荷物の積載を考慮した形状らしく、後部が幅広い。
シートベースも色が異なるが、重量の差はわからない。
近々初期型シートを張り替えて使用する事にしよう。

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マシン・ザボーガーの製作 その2

2008-05-30 21:59:32 | 工作

恐らく殆どの人が期待をしていないであろう、マシンザボーガーの製作の続き。

実は仕事がちょっと忙しくて、今週は既に3晩徹夜。なので当然ザボーガーも何にもやってないし、バイクの整備も全くやってない・・・。
チームの掲示板に1ヶ月も書き込んでいない世界の代表T中氏はもっと忙しいのだろう。
そんな事を考えつつ、ザボーガーはどんどん手抜きの方向へ・・・。

今回はザボーガーの足の製作から。

Img_0583

顔の製作でも使用したカルプの10t板を丸めて接着して足を作る。お蔵入りしていたノーマルリヤフェンダーをこの足のベースに使用する事とした。
そのリヤフェンダー、裏面に俺のバイクにあってはならないアルファベット5文字を発見したので、削ってやった。

Img_0606

カルプを丸めて作った足を、カットしたノーマルリヤフェンダーに接着併用でねじ固定。

Img_0608

テキトーに形状修正して赤に塗装。二液性ウレタン塗料の刷毛塗りだよ!!

Img_0615

280馬邪で使用しているMAIYERのリヤフェンダー467gに対して781g。314gの増加に留まっており、新作ミャフリャーで削減した645gの範囲内に収まっているものの、オーバーハングがかなり増えているので不利と思われる。

次にデカール。
デカールが280馬邪のままではサスガにマズイので、マシン・ザボーガー用のデカールを新たに作る。当然ゼッケンも同時製作。

Zabo_dec

赤ゼッケンになっちまう・・・少々抵抗があるので、文字に黒縁を入れてみた。何となく俺の嫌いなメーカーをイメージさせる色だが、ザボーガーとしての意匠重視なので仕方が無い。

一応コレでマシンザボーガーの製作は完了。
完成写真は敢えて今ここにはアップしません。当日のお楽しみという事で。このブログにはレースレポートの記事内にて紹介予定なので、ご期待下さい(やはり恐らく殆どの人が期待をしていないであろうが)。
一応サービスカットという事で様々なマシンザボーガーをご紹介いたします。

マシンザボーガー50

Img_0612

V型マシンザボーガー

Img_0609

ケッタマシン・ザボーガー

Img_0613_2

名古屋地区では自転車の事を「ケッタ」とか「ケッタマシン」と呼ぶのです。

一輪マシンザボーガー

Img_0614

一輪車(ねこ車)マシンザボーガー

Img_0610

こんなオチャラケなのに、何故か新品タイヤが・・・。

Img_0617

明日は仕事を休んで一通り整備し、会場へはチビ達と共に前日入りの予定。

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マシン・ザボーガーの製作 その1

2008-05-28 10:29:36 | 工作

恐らく殆どの人が期待をしていないであろう、マシンザボーガーの製作。
実はその後、俺と同世代の人を中心に、かなりの人数(20人くらい)に「ザボーガーって知ってる?」と聞いてみたのだが、何と知っている人は今のところゼロ!! ウソだろーっ、それなのに何故、T田さんとME06さんと俺は知っているのか・・・? そして何故、ザボーガーを知っている人間が3人、坂内バイクランドで縁があるのか? これは研究してみる価値がありそうだ(ウソ)。
実際「ザボーガー」はマイナーな存在である。「仮面ライダー」シリーズへの対抗馬的に制作された感があるが、戦闘シーンのロケをそこら辺の公園で行うなど(T田さんが指摘)、かなり予算的に苦しめられていたようだ。それでもダサさからくるインパクトだけは一級品だと思うのだが・・・。

まあいいや。

マシン・ザボーガーは電人ザボーガーというロボットがバイクに変形した物である。
変形というと最近の変形ロボットアニメなどの凝りまくったトランスフォームを想像してしまうが、電人ザボーガーは腕こそ引っ込めるものの、腹からタイヤが出てくるだけでロボットそのままの形が残る。
マシンザボーガーを実際のバイクで再現する場合、見る人に強烈なインパクトを与える顔の部分と、後ろ斜め上にピンと伸ばした足が重要となるはずだ。

仮にもレース車両なので、ライディングの妨げになるような物は極力避けたい。なのでライダーが直接触れる部分(シート・タンク・シュラウド・サイドカバー等)への架装はしない。重量増加も極力抑えるつもりである。オーバーハング部分への架装も避けたいのだが、残念ながらザボーガーの足はどうしても後方にある程度の長さで伸ばす必要があるので、コレだけは諦めなければならない。
まあ、マシンザボーガーの忠実な再現を目的とするものではなく、ザボーガーのイメージを取り入れたレース車両の製作と思っていただければ幸いであります。

まずはザボーガーの顔である。
一体どうやって製作するのか?
オフロード走行である以上は転倒の可能性が高いので、ケガをしやすい素材は可能な限り避けたい。
造形性だけに着目するならば、最も手っ取り早いのはFRPであるが、たった一回のウケ狙いのためにこの作業を行うのは負担が大きい。硬質発泡ウレタンで成型して表面をコートする案が有力視されたが、やはり面倒だし、発泡ウレタンは実は結構金額が掛かってしまう。
最初から似た形状に成型された樹脂製品をベースに作ればコストも抑えることができ、製作時間も短い・・・で、ホームセンターの全ての通路をくまなくチェックして使えそうな物を物色。
が、残念ながら納得の行く形状の物が無い。
若干途方に暮れつつ、その割りにどこかで思い当たる節もある・・・。
その時閃いた。
溶接用の面である。

Img_0498

コレは星光製作所というメーカーの手持ち面で、面に少々割れがあるのと取っ手が折れてしまったのを理由に、工場の片隅に転がされていた物。材質はFRPである。
ザボーガーの資料が少ないので明確な判断は困難であるが、本物ザボーガーと溶接面はかなり形状が異なる。なのでそのままザボーガーのディティールを面に写しても、ザボーガーに見えない事が懸念される。
イラストレーターにて面の実寸データを作り、その上に目や鼻、口を乗せて吟味。オリジナルとは若干違うが、コレならばザボーガーに見えるであろう。

Zaborger

ベースの色づけはフィルム貼り(いわゆるカッティングシート)で対処。塗り分けも同様にシート貼り。
耳(?)と目、鼻は立体に造形する。コレにはやはり仕事(看板製作)で材料として使用している「カルプ」という素材を用いる事とした。

Img_0580

「カルプ」とはカルシウム入りのプラスチックという意味で、ポリオレフィン樹脂に炭酸カルシウムを配合して発泡させた素材。良く店の看板で厚みのある文字を見かけると思うが、アレはこのカルプを糸鋸で切り出して製作している。よく発泡スチロールと思っている人もいるが、発泡スチロールで同じように製作しても、1年程度しか持たない。※カルプはどちらかというと凸文字の製作を安価に済ませたい場合に使用し、一定以上のクオリティや耐久性を求められる場合は板金で製作する
ちなみにこのカルプはもう一つの顔がある。ソレは「コスプレ用素材」である。カルプは別名「ライオンボード」とも呼ばれる(『ライオンボード』は光洋産業の商品名)が、コスプレの世界ではコチラの呼び名の方が通りが良いようだ。
コスプレでは2mm~10mm程度の薄い物を使用するのが主流のようだが、我社で在庫しているのは10mm、20mm、30mm、50mmと、コスプレのソレに比べればかなり厚手である。
今回は10mmと20mmを使用した。

カルプはゴム的な弾力があるのでバイクに使用しても危険ということは無い反面、軟らかいだけに緻密な切削加工が困難。なのであまりじっくりと見ないように!

Img_0588

そしてお約束の重量測定。ここまで読んで「なんだよコリャ」と鼻で笑っている方も多いかと思われるが、実は意外と軽いのです。280馬邪の本来の戦闘能力はあまり犠牲になっていない(笑)。

ノーマルは223g。

Img_0585_2

対するザボーガーは、370g。

Img_0584_2

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初ロールオフ

2008-05-27 19:31:37 | オフロード

前回の坂内4時間で早い段階から裸眼で走って大変な目に遭ったので、ダートフリークにて購入。

Img_0577

店頭在庫がSMITH、SCOTT、OAKLEY用しかなくて、現在SPYを使用している俺はゴーグルごと購入した。
前はSMITHも持っていたのだが、あげちゃったんだよなあ・・・。

元々俺は、直接速くならない部品や用品はあまり興味が無く(笑)、欲しいなあと思いつつもここまで来てしまった。要するにレース派じゃなくてイジり派なのですわ。

今さらロールオフの説明をする必要も無いが、ヒモを引っ張るとロール状のフィルムが巻き取られ、常にクリヤな視界を保てるという便利な用品。
坂内は川渡りがあるので、ゴーグルのレンズとフィルムの間に水が浸入したらどうなるんだろう・・・? 微妙に不安。多分かなり後方からのスタートになると思われるから、序盤だけでも凌ぎたいものですな。
次回はようやく重い腰を上げた、ザボーガーの製作を紹介できそうでございます。

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俺にも一応、家族がいる(笑)

2008-05-21 13:19:30 | チョイ毒エッセイのようなもの

そろそろ10ヶ月になる正吉君。
かなり意思表示をするようになってきて、何にでも興味を示す。つかまり立ちもする。
顔は完全に俺レプリカ。口元は嫁さんかな? 長女が同じ頃の写真を見ると、これまた見分けが付かないほどに似ている。
そして正吉君は近所でも評判の美形である。まあ俺に似てるので、そりゃそうでしょう。
何より微笑ましいのが、ハイハイをする事。
お姉ちゃん二人はほとんどハイハイしなかったので、新鮮だ。風呂場やトイレにもハイハイして付いてくる。へへへ・・・。
巷では「家が狭いとハイハイしない、広いとハイハイする」なんて言われているが、これは引っ越しの効果かなあ。
やはり女の子に比べて少し動作が乱暴かなと感じる。今日も俺が読んでた新聞をビリビリにしやがった。キックやパンチが得意で、悩殺スマイルを浮かべながら俺の頬を思いっきり引っ張る。

Img_0488

この10ヶ月で「変わったなあ」と思うのは、むしろ長女。
元々大人しい子で、あまり感情を表に出す事が少なかった。また直ぐにイジケてしまったりしていたのだが、一体どうしたんだろう、今は底抜けに明るい。
三つ子の魂百までなんて言ったりするが、必ずしもその言葉だけでは語れないなと感じる。
とにかく正吉君が可愛くて仕方ないらしくて、いつでもベッタリ。

対する次女は、少しだけ正吉君にライバル意識を持っている模様。以前はもう少し自立心が強かったように思うのだが、今は完全に甘えん坊。保育園年長だけど、もしかしてそんな年頃なのであろうか。

俺は相変わらず仕事が忙しい。まあデカい物件が無いので、マジメにやってりゃ充分終わる量なのだが、スキマなく予定を詰めていくと、様々な事に気が回らなくなってしまう。
というのもハイエースを2回目の車検にディーラーに持って行ったのだが、認め印を忘れ、納税証明書を忘れ、外した後部座席用のヘッドレストを忘れ、セパレーター(荷室と運転席を仕切る為の保護棒)を忘れ、自宅を引っ越した事も忘れ、名義変更せねばならない事(色々理由があって個人名義で購入したのだが、会社名義に変更しなければならない)も忘れていた。
クルマを持っていっただけ。ディーラーのフロントの人も呆気にとられていた(笑)。
車検くらい自分でやれば?・・・という声もあろうが、こんな状態なので無理ですわ。

家族5人で出かけるときは普段嫁さんが乗っているマーチを使う。一応5人乗りとはいえ、ちと狭い。ハイエースはファミリーカーとしては少し不便だ(主観)。
あまりデカいクルマもどうかと思うので、1ランクだけ大きなクルマにしたいところ。なんかイイの無いか?

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坂内バイクランド・コースマップ

2008-05-19 22:09:47 | オフロード

俺が個人的に制作した「坂内バイクランド」のコース図をアップいたします。

Sakauchi_course_map_2

各名称は俺の知人同士での通称であり、全ての人に通じるとは限りません。
このコース図と各写真は、ご自由にダウンロードして使っていただいて結構です。ご使用にあたって特に連絡下さらなくてもOKです。
ご自身のウェブサイトにてご使用頂いても構いません。またLINKもフリーです。
但し、右下のクレジットを画像処理などで消去するのは禁止します。その他の部分も原則として加工しないで下さい。

このコース図のPDF形式をダウンロード(1.36MB)

①第一コーナーから坂を駆け上がり、直線。

Img_0298

②モトクロスセクションの始まり。この付近だけ他所から持ってきた土なので、少し赤っぽい。

Img_0300

③ダンロップ看板裏のストレート。いつも荒れている。

Img_0301

④ダンロップ看板前、通称「バックストレート」。センターハウス前で見ていると、ここから林間コースへと入って行き、見えなくなる。

Img_0302

⑤登りながら緩やかなクランク。直後に分岐があり、左に行けば1時間EDで使われるショートコース。アップダウンがキャンセルできるので、キッズでも走れる。

Img_0303_2

⑥登りの直線を終えるとコンクリートの橋。バンクしたまま突入するとコケる。

Img_0304

⑦右が正規ルート、左はエスケープ。坂内4時間は当然右。小排気量車は左に行く場合もある。坂内2DAYSエンデューロは左を使用。右ルートの大坂登りを下から眺めた所。

Img_0305

⑧合流ポイント。正規ルートを通った場合は全く見通しが利かないので、エスケープを通る人は注意するべし。東屋が倒壊している。数年前まではちゃんと建っていた。

Img_0306合流した後はまた登り。

Img_0307

⑨登りっぱなしでつづら折れ。ここにも東屋があるが、やはり倒壊してしまっている。

Img_0308

Img_0310_2

⑩やっと頂上。前半だけで結構バテますな。

Img_0311

⑪下り始め・・・。

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⑫少しの間コース巾が狭い。

Img_0313

⑬似たような雰囲気の下りが続く。

Img_0314_2

⑭アゴ。1mくらいストンと落ちる。昔はもっと尖っていたような記憶があるが、丸くなってます。

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⑮クランクを抜けると直滑降その1。いつも路面が荒れているので、テクニック差が出る。

Img_0318

Img_0319

⑯直滑降その2。結構スピードが出る。

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⑰下りきると小さな沢。晴天が続くと乾いてしまう場合もアリ。

Img_0322

⑱下り逆バンク。インに付くのが難しい。

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⑲ここで急な下りは終わり。なので「底ヘアピン」。

Img_0324

⑳ショートコースとの合流。レース時の合流は有り得ないが、練習走行時はショートコースを走っている人もいるので注意。
Img_0325

21 ゆったりと下りながらつづら折れ。

Img_0326_2

22 ここで視界が開ける。センターハウスが見える・・・。勿論センターハウス側からも見える。

Img_0327

23 逆バンクが多い坂内では珍しく、正バンク。

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24 名物の川渡り。通常時はそれほど深くない。増水すると渡れないくらいに深く、流れも速くなる。

Img_0329

25 坂を上がるとまた川が。水溜りに近い。

Img_0330

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坂内バイクランド・練習走行

2008-05-18 20:42:11 | XR250

昨晩に施したチェーン&スプロケの交換、ミャフリャーのモディファイの成果の確認も兼ねて、本日も坂内へ。
影の管理人JAYBIRDさんはもちろん、T田さんも集結。T田さんは昨日(土曜日)・今日と二日連続で通いだそうだ。

T田さん、イキナリ小さな鍬を取り出し、「コース整備に行ってきます」。
エラく念入りに荒れた路面を修復。何と午前中はコース整備のみで終了するほどの献身ぶり。

Img_0434_2

俺も後でナンか言われても敵わないので少々手伝った後、走行開始。

まずミャフリャーだが、モディファイは間違いではなかったようだ。音量も比較的抑えることが出来ている。というよりも、音質の変化が大きいかな? 以前のようにオゲレツな割れた音はしなくなった。俺の走行を見ていたT田さんによるとレーサーのフルパワーマフラーよりも少し静かなのだそうだ。
口径を絞った分だけ微妙にパワーは落ちているような気もするが、大きな差ではない。中間域は随分と扱いやすくなった。低速は以前に比べればマシだが、抜けを重視したミャフリャーの宿命か、良い部類とは言えない。

スプロケットの丁数も概ね良好。だが、少しシフトチェンジを要求される回数が増えてしまった・・・。280馬邪は低速域以外でのパワーが異常にあるので、ここまでクロスミッションでなくても良いのかもしれない。まあ今までの45Tよりは扱いやすい。

俺自身も結構乗れてきたようだ。280馬邪が扱いやすくなったのも大きいかな? JAYBIRDさんが周回タイムを計っていたらしいが、タイムには納得がいかない。あと20秒くらいは詰めれる筈なのだが、280馬邪がハイパワーなせいか、腕アガリが激しい。

先日から走行中に時々何かが振動する音が聞こえる事があったので、自作のアンダーガードを外してみた。するとやっぱり。クラックが入っている。

Img_0432_2

昼食後、T田さんがようやくバイク(XR400)をクルマから降ろし、走行開始。見るからに気合を入れたライディング・・・が、2周目の走行から帰って来ない・・・。
何とクラッチが滑ってしまったのだそう。カメラを持って救出に向かいました(笑)。

Img_0437

JAYBIRDさんにほぼノーマルXR250(MD30)を借りて乗ってみた。
倒立サスのXRで、サイレンサー以外は全くのノーマル。スプロケットすらノーマル。ナンバープレートこそ外されているが、保安部品も付いたままの状態である。
エンジン始動・・・音は勇ましいが、うわあ・・・ノーマルってこんなんだっけ・・・?
走り出した瞬間に感じたのはフロントの重さ。倒立フォークに加えてメーターや保安部品も付いたままなのでかなり重い。微妙なサスセッティングの違いはあるが、雰囲気的には俺の280馬邪に似ている。だがパワー差のせいか今一つセッティングが決まっていないような錯覚がある。その反面でライディングは非常に楽。長時間走行ならば280馬邪よりも速いかもしれない。何かを重視すると何かが犠牲になる・・・カスタムは難しいですな。

今回感じたのは、知人にXR系(MD17Eエンジン)の人が多いので俺の素人カスタムにとって、大いに参考になっているということ。
全く一人で1台のバイクに乗ってカスタムをしようとしても、比較する物がないと時として間違った方向に進みかねないが、N目君のXLR、ME06さんのME06、T田さんのME08とXR400、JAYBIRDさんのMD30・・・と、情報を得る環境に恵まれている事に感謝であります。

さてさて、次回坂内4時間エンデューロにエントリーした俺だが、先日告知した通り今回はエンターテイメント性を追及する。来週は既に土曜・日曜と仕事の予定が入っているのと、坂内がコース整備に入るので練習走行できない。
エンターテイメント性を追求、とはいえ、車重の増加は極力抑える努力をし、レースは勿論真剣に走りますよ。エントリーした方々、宜しくです。

ところで・・・本日初めて気が付いたのだが、コースの頂上よりももっと上に、こんな物が・・・。

Img_0438

今度徒歩でもいいから行ってみよう。

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280馬邪一般整備

2008-05-18 00:40:31 | XR250

前記事でザボーガーネタを振っておいて、イキナリ普通のイジりネタ・・・スミマセン。

Img_0425

先日弊店間際のダートフリークに飛び込んで、前後スプロケットとチェーンを購入。
前回の坂内走行でギヤ比がイマイチ合ってないのを認識したのと、既にチェーンとスプロケットが寿命だった為。
今まではフロント13T、リヤ45T、106リンク。
感覚的に(あくまでカンの世界)リヤ47Tあたりかと思ったのだが、ME08のスプロケが48Tだという理由でフロント13T、リヤ48Tを選択。

良く「ギヤを全体に低くする為」とか「2速を低くする為」的な表現を目にするが、俺個人は「相対的にクロスミッション化する」のが目的だと認識している。
要するに概ねはエンジン特性によって決定するべきものであり、低くすりゃイイってもんでも無いと思う。この辺は実走で判断するしかないので、ベストを目指すならば何種類もトライするしか方法はない。

チェーンのリンクは単純計算により、112リンクにしてみた・・・が、長すぎ。
110リンクでもまだ長い。結局108リンクとなった。ちなみにこのチェーンは元々はカシメだが、圧入クリップを別途購入してきた。

Img_0427_2

Img_0429

45Tと48Tではかなりスプロケットの径が異なるので、自作のチェーンスライダーを作り直さなければならない事を心配していたが、ギリギリセーフ。

Img_0428

ついでにリヤホイールのベアリングが死んでいたので左右とも交換。こんな時のためにベアリングは常に数セット在庫している。まあ時々在庫切れもやらかすが・・・。

Img_0430

あと爆裂ミャフリャーの内部にディフューザーを付ける。どうなるか判らないので点付け溶接。このミャフリャー、実はME08のノーマルミャフリャーを参考にして製作した物であるが、今回のモディファイの詳細はヒミツ。

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XR250カスタムを劇的に進化させるプロジェクト、スタート!!

2008-05-16 21:33:58 | XR250

エンデューロは参加型モータースポーツである、と思う。
観るレースじゃなく、走るレースなのです。
もちろん勝敗が決まる以上は結果も気にしてしまうワケで、「俺は遅いから、もっと練習してからレースに出るよ」なんてキモチもワカラン訳でもない。

一度でもエンデューロレースに出た事がある人ならば判ると思うが、完走した事によって得られる達成感から、そんなネガな部分は大部分が吹っ飛んでしまう。まあハナっから優勝を狙っている場合はこの限りではないが・・・。

さて、バイク乗りに復帰してから坂内のレースには必ず出ている俺だが、毎回一つ困る事がある。
子供たちが走っている俺を識別出来ないことである。
バイクに詳しい人でも遠目には車種の判断やライダーの識別が困難なので、特別に特徴のあるウェアを着ていない限りは俺でもゼッケンを見て判断しているくらい。ウチのチビたちでは判らないのも致し方ない。

毎回「何とかならないか?」と考えるのだが、なかなか難しい。
着ぐるみなどを着用するとかのコスプレが最も有力視されるが、著しくライディングの妨げになる為に敬遠してしまう。

今回俺は、一つの決断をした。
なにせ今回は練習不足なので、エンターテイメント性のみを重視して出場する事にする。

悔しいかな、去年の坂内2DAYSエンデューロで「仮面ライダー電王」のコスプレとデンバードに架装したバイクで出場したチームがあった。俺自身、故石ノ森章太郎氏の大ファンであり、仮面ライダーシリーズには特に思い入れがあるため、去年の坂内2DAYSでは密かにXLRのサイクロン化を考えていたのだ。結局やらなかったけどね・・・。
ちなみに俺はオタクではない。同様の物を好きであっても俺は自己完結しないので、根っこの部分で彼らとは180°異なると思っている。

サイクロンやハリケーンの架装は一見ナイスアイディアに思えるが、先人がいるだけにパクリ感は否めず、また全ての子供たちにわかってもらえるとは限らない。
そこで最初に考えたのが「宇宙戦艦ヤマト」を前後逆に架装する事。これは爆裂ミャフリャーの波動砲にちなんだものだが、製作するのがかなり困難なので却下。
となると、やはりコレしかないだろう。

電人ザボーガー。知らない人はコチラをどーぞ。ちなみに原作は石ノ森章太郎氏ではありません。
等身大のロボットが変形してバイクになる物で、当時子供ながらに「カッコワリィ!!」と思った物だ。秘密刑事の筈なのに、普段からこんなダサくて目立つバイクに乗ってたら、近所で有名になってしまうと思われる。
まあ近所で有名になるくらいにダサいので、ザボーガーを知る世代の人から子供たちまで、強烈なインパクトによって俺の通過を識別できるであろう。
ザボーガーは主人公の命令によって戦うのだが、武器がまた笑える。頭がパカッと開いて小さいヘリが出てくる。子供ながらに「ハエ叩きで落とせそうだな」と思ったもんだ。両足のつま先がやはりパカッと開いて、右足からは右半分のミニカー、左足からは左半分のミニカーがでてきて、走りながら合体して走り去る。子供ながらに「俺でも踏み潰せそうだな」と思ったもんだ。ザボーガーの操縦者であり、生身の人間である大門豊は特殊訓練を受けた刑事で、人間の常識を超えて強い。子供ながらに「ザボーガーより強いじゃん」と思ったもんだ。そんな大門よりも弱いザボーガーの必殺ワザは、口がパカッと開いて発射される機関銃。その破壊力はバツグン。子供ながらに「飛び道具とは卑怯だな」と思ったもんだが、コレを装備して坂内4時間を走れば、前方を走行中のライバルを攻撃する事ができるであろう。
バイクの免許を取ってからは「ザボーガー乗り」に興じることもあった。電人ザボーガーよろしくシートの上に横になり、足は後方へピンと伸ばす。ツーリングの道中で、某N造さんと二人でよくやっていた(笑)。ちなみにシートに段差のあるVmaxは「ザボーガー乗り」がやりにくい。「ザボーガー乗り」をやるのであれば、オフロードバイクが最適である。

Zaborger_3

電人ザボーガーのバイクの形態を「マシン・ザボーガー」と呼ぶ。動力はダイモニウムであるので、ガソリンが価格高騰している現在、最も注目されている動力源である(ウソ)。何と言ってもマシン・ザボーガーに改造することによって、最高速度300kmが得られるというのは大きなメリットである。これならば総合優勝も間違いない。

もちろんエントリー用紙には正確な車種名を明記。

Img_0405_2

俺以外のエントラントは全てΣ団だ!!

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コソ練のつもりが・・・。

2008-05-11 23:15:20 | チョイ毒エッセイのようなもの

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5月10日(土)、前記事「MD22Immortal6」をアップしつつ280馬邪を整備。
タペットクリアランスの確認とミャフリャージョイントの改良(スリ割りを入れてバンドで固定)、キャブのリセッティング(ニードルを交換)。

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それと前回の走行で度々セルが回らない事があったので、バッテリーの電圧チェック。問題ないところをみると、セル自体のトラブルではと思われる。以前にセルが故障した際、中古の部品を移植して修理したのだ。一度ちゃんと診てやらなくては。

日曜日の朝、ここのところの寝不足の為に苦しみながら起床。一路坂内バイクランドへ。現場へは10時着。

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影の管理人JAYBIRDさんは、土砂降りの土曜日から滞在中で、目下皆勤賞記録を更新中。
走る準備をしていると、XR400を積んだ軽トラが・・・ウムム、T田さんだ。こっそりと練習に来たはずだったのに・・・。

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前日の雨でコースは深い水溜りが多く、全体に荒れている。
ちょっと真剣に走る気がしないなあ・・・。それでも一人エンデューロをこなし、何となくカンが戻ってきたような。
薄めにセットしたのが裏目に出て、ドッカンパワーな回り方をしやがる。もう少しミャフリャーを絞って、回転をある程度抑えて走れるようにしなければならないようだ。

ありがたい事にバイク洗車場が解禁。何故か一度走る度に「泥が付いた」とバイクを洗うJAYBIRDさん。

Img_0403

何でも雨の土曜日に、坂内でかなり細かい部分まで磨いたのだとか。資源は大切に!!
誰かがぶら下がって曲がったと思われる看板をバックにパチリ。

Img_0402

ぶら下がっても曲がらない構造で製作するべきですな。

さてImmortalなXLR、なんと知り合いからヘッドカバーを借りるというアラワザでレアル1に出場した模様。
何に感心するって、ソリャよくぞそんなヘッドカバーを借りるようなコネクションがあるという事。しまいにゃこの男、借り物パーツを寄せ集めてバイク一台作っちまうんではと思ってしまう。
フレーム単体で借りるのは困難だと思われるが、良く言えば人徳があり、悪く言えば他力本願なこの男ならば必ずややってのけるに違いない。
無頼な俺にゃ到底出来っこない。人に頼る事が苦手な俺は、人に任せる事が出来ないのだ。テレビのアンテナ工事を自分でやったりするのも、赤の他人の電気屋さんを信じる事ができないという理由が大きい。バイクイジリも然り・・・。
まあこの辺りが我社が大きくなれない最大の理由なのだと、良い意味で他力本願なカメラマンを見ていて思ったりして。
んでも、もしかしてヘッドカバー(ロッカーアーム含む)だけ取り替えて、削れたカムシャフトはそのままだったのでは・・・というのは独り言です。

コメント (6)
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