つい先日まで片足を引きずっていた正吉君、突然普通に歩くようになった。歩き方はまだ少しおかしいけど、骨折したことを知らない人には全く分からないくらい。そうなると、俺としては「そろそろバイクに乗ってくれないかな~」と思う訳で。もちろん、いきなり以前のようにガンガン乗ってほしいとかじゃあない。「骨折したからもうイヤだ」ではなくて、「怪我が治ったからまた乗りたいな」と思ってほしいのである。
バイクが走っている場所に出入りしていれば、いずれ乗りたくなるだろうという思いもあって、俺もバイクを引っ張り出したわけ。でも、出場したレースで惨敗(笑)。反省練習に多度に行こうと思ったら、正吉君が珍しく「鶴里に行きたい」と言う。どうやら自転車に乗りたいらしい。
三連休の中日の日曜日。ハイエースには俺のYZと正吉君のBMX、一応TT-Rも載せて鶴里へ。
事前に決めていたのが、「正吉君にバイクに乗れ乗れと言わない!!」
んが・・・。正吉君は、本当にバイクに見向きもしないの(笑)。まあ、他にバイクに乗っている子もいないので、仕方がないかな。BMXに乗るKIDSとトレインしたりして、とても楽しそうだった。ここ半年ほどBMXに乗っていない正吉君だが、バイクよりもキャリアが長いので、やっぱ上手い(笑)。
俺はというと、この際なのでライディングを基本から見直そうと考えた。先日のスクールで、HAMMERが言っていた事をキチンと実行しようというわけ。今までは疑問すら感じなかった事なんだけど、ブレーキ&クラッチレバーの向きが今までのままだと、HAMMERが言っていた事をやるには無理がある。事実、TEAM HAMMERのライダーのレバーは、俺が今までセットしてきた位置よりもかなり上向きにされていた。1人は、何とグリップよりもレバーの方が上を向いているという状態。今まではりザーバータンクが水平になるくらいを目安にしていたけど、グイッとレバーを上げて、水平よりも少し下にセットしてみた。
言われたことを自分なりに試してみると、なるほど。スムーズにコーナーリングできるような気がする。
オッサンになると、言われたその場では体が動かない。余裕を持った状況でなければ、自分なりに実践をすることができないのだ(笑)。スクールを受けたからといって、翌日のレースで速く走れるはずがない。多度で言われる「HAMMER MAGIC」とやらも、オッサンの前では無力である(笑)。
7割くらいのペースで自分なりに試してみて、何かを掴んだような気になった俺。これを「HAMMER MAGIC」の遅効性という。ヒヒヒ
しかし・・・鶴里は楽しいんだけど、持病の首に悪いねー。
翌日の月曜日の祝日。予てより行きたかったスラムパーク瀬戸へ。
珍しくバイク2日連チャンである。プレオープンからオープン直後にかけて、週末が雨でクローズばかりだったため、なかなか願いが叶わなかった。正吉君が骨折した日は実はスラムパークに行くつもりだったのだが、出発時に自宅周辺で雨が降っていたため、多度へ行き・・・、、、。ようやく2ヶ月半をリセットできたような感じである。
半年ぶりくらいに会う、コースの管理人のチャタハーン氏(それほど親しいわけではないので、この呼び方で良いものかw)からコースの案内をしていただき、いざ。
俺が自分の準備をするうち、正吉君にさりげなく「バイクに乗りたかったらウェアに着替えなよ」と言ったら、いそいそと準備をはじめた。
なんだかんだでバイクに乗りたかったんだね。拍子抜けするほど、アッサリとライダー復活だ。
最初の数分はおっかなびっくり。完全へっぴり腰。
が、だんだんちゃんと走り出した。
50ccのキッズは2人だけで、もう一人はたぶん、ウマゴヤのオーナー家族。
当然かなり格が違うんだけど、明らかに張り合おうとするんで、ヤメロヤメロ、抑えろ抑えろと伝える。絡んで転倒、とかは当分カンベンだ。
延々と走り続けるので、「そろそろ休憩するか~ぁ!?」と叫んでも、コッチを見てニヤッと笑うだけで止まらない。楽しくて仕方が無いみたいで、休憩時もハイテンション。彼は今まで、どちらかといえば社交的な部類ではなかったと思うけど、その時の気分によっては他の子や大人の人にも自分から声を掛け、友達になるようになった。これは多度のおかげかな。
俺は当面は特にガミガミ言わない事に決めた。今はとにかく楽しく走ってくれればいい。筋力は完全に戻っていないはずなので、無理せぬ程度に走ってほしい。
今年中に残された走るチャンスは、MAXで5回くらい。正吉君が自分のペースで走れるよう、半分くらいがここスラムパーク。残りは多度に行けたらなあ。
さてさて、当然俺もライドした。
パーク内には自転車、オフロードバイクの走るコースというかルートが数か所ある。現在もまだ工事中なので全てが利用可能というわけではない。現在走れるのは、自転車用としてはダウンヒルコースとキックバイク(ストライダーなどの幼児用のペダルなし自転車)。モーターサイクル用としてはキッズコース、トラッカーコース、トレールバイクコース、モトクロスコースとFMXのランプ。
それぞれに走行料金が異なり、またマシン(排気量・カテゴリー)や技量に応じて走行可否の制限が設けられている。基本的には最も高い走行料金を支払えば、すべてのコースを利用することができるが、レーサーはトレールコースは走れない。たとえば、最も多くのコースを利用しようとしたら、トレールバイクとMTBを持っていき、最高の料金である¥3000を支払えばキッズ専用コース以外はすべて利用することができる仕組み。
これは技量云々の問題ではなく、騒音対策が根底にあるみたい。
モトクロッサーのコース以外は、全て法面に敷設されているけど、モトクロスコースだけは林に囲まれた山と山の谷間にある。山を防音壁代わりにしようという事だろうか。モトクロッサーがトレール用のコースを走行していたような気がするが、見なかったことにしよう。静音サイレンサーならOKという事か? いずれにしても仮に俺が爆音の280馬邪を持って行ったとしても、トレールコースを走ることは許されそうにはなさそうだ。
俺が走れたのはモトクロスのコースだけなんだけど、一言で言えば、「楽で楽しい」。
しっかりとした黄土色のサンドを含む土質で、グリップがいい。鶴里の表面の砂を少なくしたような感じ。一部黒土があるけど、まとわりつく感じはない。スピードが出る・・・というよりもスピードの乗るコースで、速度が落ちるコーナーが無く、テクニカルな部分も無いから、ゴボウ抜かれすることがない。コーナーよりもジャンプが多く、シングルジャンプは小さいのが1か所だけ。他はテーブルが多く、1箇所だけダブルがある。俺のようにジャンプがあまり得意ではない者でも飛びきれるようにできていて、このジャンプとコーナーの配置が絶妙。リズミカルに走ることができて、とても気持ちがいい。加減速が少なく、グリップがいいので疲れが少なくて、ずっと走っていられる。
この土質のおかげか、俺も正吉君も無転倒(笑)。
俺的には、スピードが出てしまうと低く飛ぶ事ができないので、調子に乗ってしまうとバックサイドを越えて平地まで飛んでしまう。スピードが高いだけに軽いギャップでフロントを振られることもあり、俺のテクニックですら、ソフトサスではかなりプアーに感じるほど。
パーク内は視界を遮るものが少なく全体が見渡せるので、とても広く感じる。
奥の林の中がモトクロスコースで、唯一フルサイズレーサーが走れるコース。
正吉君が走る真横でこんなジャンプの練習をしている人がいたり。
自転車も楽しそうだなぁ。割とテクニカルな感じなので、俺ではちょっとビビリが入るかも。利用者はかなり多かった。
職業病でどうしても気になってしまうのが、看板。遠目に見てもかなり怪しい出来なんで(失礼!)、裏側に回ってチェックした(笑)。
あらまあ、コレは・・・ゴニョゴニョ・・・敢えてブログに書いてみたっス(笑)。
ここの「コケない土質」は、正吉君のリハビリ&自信を持って走れるようになるための練習にはピッタリだ。意外と空いているんで、ヒートしちゃうことも少ないだろうし。
まだ心配で正吉君から目を離せなくて、俺はあまり走れなかったけど、正吉君が喜んでくれて満足、満足。