THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

好調。

2017-07-31 16:22:23 | チョイ毒エッセイのようなもの
正吉君、順調に上達中。

ボチボチ65ってヤツを飲み込んできたようで、ここ1ヶ月くらいで急激にスピードが上がってきた。本人も自信を付けてきてるみたい。
レースのたびに雨が降るので、今のとこロクな成績は残せていないけど、今シーズンはそれも含めて試練の年。最近はマディもちゃんと練習しているから、マディでの走りも少しはマトモになってきている。
実は、最近ここには練習の様子とかは細かく書かないようにしてるんで(笑)。実際にはしっかり走りこんでまっせ。去年まで敢えてやらせなかったトレーニングも、まだまだ軽いレベルのものだけど、キッチリ日課に組み込んでいる。
散々迷ったが、全国大会もエントリーした。自分の走りが出来れば、割といいとこ行くんじゃないかな。シランけど(笑)。まだヘボいんで、もちろん65には来年も乗る。
今年は立ち位置確認。狙うのは来年。

さてさて。
モトクロスランド多度のお別れ会が開かれる事となった。
俺個人のブログに、安易な考えで拡散するようなことを書くのはどうかと思って書いてなかったんだけど。一連の出来事があまりに突然だったので、今後全く会えなくなる人もいるんじゃないかと思ってさ。しばらく覗いていない人もいるかもしれない、例の場所をチェックしてくだされ。
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地味な作(略)Ⅲ

2017-07-26 09:25:20 | 工作
地味な作業は梅雨のうちに・・・なんつってたら、梅雨が明けちまった。
しかし、このハッキリしない天候は一体なんなのよ。

最近、ハイエースに積みっぱなしの、このペール缶。


小物を放り込んでおいたり、バケツとして使ったりしてるけど、最も本命の使い方は・・・、

実はタイヤ交換台。

今までは、「バタ角」っていう木の角材(枕木やつっかえ棒として使うような3寸角くらいのもので、工場にいくらでも転がっている)を敷いて作業していた。出先でやる場合は、適当な木の切れ端を拾ってくるか、古タイヤを使うか、そんなところかな。

よく見かけるような、井桁に組んだ木枠をそろそろ作っておかないと・・・と思っていたんだけど、工場の廃材で5分以下で作れるような物なんで、能がない。どうせ作るなら、何か面白いものがいいなぁ、と。
そう。以前からムース交換台のような、アクスル部にシャフトを通して、スポーク部分で支持するような台に興味があって。
「タイヤチェンジャー」として普通に市販されているのだが、これが微妙な金額なんだよね。しかもサイズやシャフト径が大きく、50ccの10インチ、65の12インチでは使えなさそう。

いきなり作り始める前に、何かウラワザ的に代用できる物ってないのだろうかと工場の中を見回していたら、このペール缶に目が留まったってわけ。試してみたところ、65のリヤホイールがピッタリサイズ。これより大きいホイールには使えるから、50cc以外はOK。
このまんまだと真ん中のシャフトが無いので安定性は悪いものの、使い始めてアッと気が付いた。
これ、カミパンしにくいぞ!!

小径ホイールのタイヤ交換をしたことがある人は分かるはずだが、ホイール径が小さければ小さいほど、カミパンリスクが跳ね上がる。50ccの10インチタイヤをカミパンさせずに100%確実に交換できる人がいたら、JJクラブ45分コース1回奢ってもOK。
径が小さくても、タイヤレバーの引き代がフルサイズ同様に必要なのと、タイヤ内部で逃げ場が少ないのが理由だと思う。

木枠などのタイヤ交換台だとタイヤは木枠の上に乗ってチューブも押し上げてしまうが、アクスルとスポーク部分で支持する場合は、タイヤ内部の空間が増えるから噛みにくいんじゃないかな?
これなら作る価値がありそうだ。

スポークを支える部分の輪っかは、真ん中のシャフトでハブのアクスル部分をキッチリ保持できてさえいればあまり必要ないはずなので、50㏄にも使えるような小さめサイズに設定。

アクスル径は65も50も12㎜なので、真ん中のシャフトはステンレス半ねじのM12。1本では長さが足りなかったので、2本を溶接で繋いでやった。

とりあえずできあがり。

脚部は仮に作ったもの。最終的に折りたたみ式にするつもりなのだが、拘っているといつまで経っても完成しないので、テキトーに作っておいた。今後は使いながら改良していく予定。
今のところ使い心地は上々・・・んが、ファーストトライでリヤタイヤをカミパンさせたのは黙っておこう(笑)。

簡単に作る方法として他に考えたのは、直径30cmくらいの深底のフライパンか鍋。ど真ん中に穴を開けて寸切りボルトを通して台に固定すればすぐに出来上がる。
それか、コンパネを何枚か重ねてドーナツ状に切り抜くとか。まあ、どちらも見た目が宜しくないので、却下した。それか、小径ホイールのリムを流用すると手っ取り早そうだね。

次。
先日製作したクイックスタンドはバッチリ活躍中。しかし洗車するときに使うには、いちいち洗車場に持っていかなきゃイカンし、洗車場に持っていってしまうと、パドックで困る。
もっと簡易型の、洗車専用クイックスタンドが欲しい・・・三角スタンドだとタイヤが浮かないんで不便なのだ。
以前知人がRSタイチ(だったと思う)のシーソー式のスタンドを使っていた。

画像は拾いっす。
これを折りたたみ式に作れば便利そうだ。
・・・ということで、アッという間に完成。

塗装は前回と同じくクリアラッカーで、ゴムはタイヤの古チューブだす(笑)。


折りたたむとこんな感じ。

これなら洗車機を入れているカートに入れっぱなしに出来る。

10年以上使っている折りたたみテーブルをリニューアル。

貼り替えた後、モーレツに後悔(笑)。
ダイノックフィルムっていう内装用の材料で、端材はいくらでもある。今後最も使わなさそうな色をチョイスしたら大失敗。近いうちに木目に戻そう・・・。

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まさかのマディ!!

2017-07-24 17:01:25 | 正吉君モトクロス
7月23日の日曜日、いなべモータースポーツランドにて中部モトクロス選手権の第7戦が開催され、正吉君が出場した。

正吉君は前日練習から好調。マシンもチェーン&スプロケ、前後タイヤ新品にして好調。コースもベスコン・・・だったのだが、それも公式練習までの話!
65ヒート1の直前、ウェイティングエリアで待機中に、雨が降り出した。
そしてコンディションはヘビーマディに急変。


マディが苦手な正吉君。
以前よりはマシになったが、マディになると体が硬くなってハンドルにしがみつくので、前乗りになってすぐにコケる。HEAT1は10台中7位。

HEAT2が行われる頃には、轍だけはそこそこ乾いてきていた。
スタートで出遅れて、後方からの追い上げとなった。その後は無理なくポジションを上げ、ラッキーもあって2位フィニッシュ。

7-2なのに何故か総合2位という不思議なリザルトで・・・(笑)。

普通に考えると7-2ならば総合4~5位くらいに収まるはず。他のライダーの順位の入れ替わりが大きく、ラッキーで得た結果だと思う。

今回は50ccクラスのレースも成立した。
現3年生の多度キッズの半分ほどは65にスイッチしているようで、少し寂しい台数。来シーズンのこのクラスはどうなってしまうんだろう?
いなべでは、昼の休憩中に15分くらい、50ccが本コースを走る時間を作ってくれたりとか、色々考えてくださっているみたいだよ。
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淑やかで美人な先生

2017-07-14 10:19:31 | 神様がくれたもの
続けて受験生である次女の三者懇談(笑)。

次女の成績は、中学入学当初から超低空飛行である(笑)。
結構マジメに課題とかやっていると思うんだけど、全く吸収しないみたい。
鉛筆転がした方が点数がいいんじゃねーかっつーくらいでさ。
進路希望調査の紙に書いた学校は全部、「ちょっと・・・」という事だった。トホホ・・・

次女だけ病院で診断を受けていないのだが、長女や正吉君と同じルーツのものだと思う。

長女は逆に成績優秀。ただ、コミュニケーション能力や生活面は全くダメ。
負の部分が一番大きいと感じるのは正吉君。でも、半面で天才的な部分を持っている。
次女は、自分から進んで食器を片付けてくれるし、洗濯物も干してくれる。これは学校でも同様だそうで、生活面に関してはいつも先生から褒められる。
料理が好きなようで、お小遣いでマニアックな道具を買って、図書館でレシピを調べてお菓子を作る。道具類の片付けもちゃんとやる。
ただ、一つ一つやっているうちに、時間が足りなくなってしまうようだ。勉強もそうなんじゃないかな。
ではコミュニケーション能力があるかというと、何かあるとすぐに拗ねてしまうので、ちょっと微妙と言える。
救いは、しっかりとしたお友達数人からフォローしてもらっていること。これはホントにお友達に感謝。

我が子三人は、三人ともタイプが違う事も、周りからの理解を得にくくしているんじゃないかな。今のところは俺だけが分かっていればいいだろうという考えなんだけど、このままだとちょっと困ることになってしまうかも。

昔、家庭教師のバイトをしていた時に、壊滅的に勉強ができない中学生の子(ゴメンチャイ)がいた。
最初は中学の教科書に基づいて教えていたのだが、全く分からないようで。以前の教科書へと逆行しているうち、最後は一桁の足し算とかになってしまった。それでも、一度正解した問題をもう一度やらせると、まるで違う答えを書いたり。
会話は普通に出来て、興味があるものだけには詳しかったかな。

断定するわけでも何でもないけど、今思うと我が家の子供たちと同じようなものだったのかなぁ、と。
正吉君の時は病院で「理解してくれる先生にマンツーマンで教えてもらうと、勉強も出来るようになる」と言われたけど、現実問題としてウーーン・・・。
少なくともその当時の俺は、その子の事を理解してあげられなかった。

自分自身の学費が高校・大学とかなり安かったので、そこまで気にしてなかったが、あらためて私立高校・私立大学の学費を調べてみると・・・。
次女がもしも専修学校や私立高校に行って、長女が来年私学の四大に行ったとすると、我が家は破産しちまう(笑)。

ピンチである。
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明るくて美人な先生

2017-07-07 08:22:49 | 神様がくれたもの
正吉君の個人懇談会があった。

毎回必ず先生からダメ出しが入るので、今回も当然そうだろうと思って、色々と言い訳を用意して行ったんだけどさ(笑)。

予想に反して、とてもちゃんとやっているとの評価をいただいた。
今までボロボロだった宿題の提出もほぼ問題ないレベルで、学級新聞制作ではとても活躍しているそうだ。
勉強もちゃんと理解しており、通知表は期待してください、だって。ホンマか!?(笑)

もちろん正吉君の事は学校に伝えてあるので、ある程度大目に見てもらっているとか、評価基準を甘くしてもらっているとかあるのかもしれない。しかし、俺自身の向き合い方と比較して、色々と考えさせられるものがあった。
俺は60歳以上まで生きるつもりは無いんで(笑)、どうしてもそれまでに正吉君を何とかしてやらなきゃ、という焦りがある。
もう少し大らかな気持ちにならなきゃイカンのは分かってるんだけどね。

帰宅して正吉君を褒めてやったんだけど、別件でまた怒ってしまい・・・。

社会の授業でグループに分かれての自由研究のようなものがあり、正吉君の意見で温泉について調べたのだそうだ(笑)。
見出しの一番大きな写真が榊原温泉の看板(笑)。他にもかなりそこらじゅうに連れて行ってるだろうに。地図にマーキングして、そこそこきちんとまとめてあったかな。

それと、正吉君はどうやらプロライダーになりたいようで・・・。
どうりで最近、真面目にトレーニングをやっているわけだ。

親の影響、恐るべし(笑)。俺自身がもうちょっとマトモにならないと。難しいですなぁ。
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地味な作業は梅(略)Ⅱ

2017-07-05 16:11:36 | KX65
サス2本目。

正吉君のヘボい走りで、約4ヶ月使用してきたリヤショックの状態がどの程度のものか、いざ御開帳。

抜いたオイルはこの有様。

今まで何回もリヤショックを分解してきたが、オイルは全て泡ブクブクだった。
分解する前の内部を確認することはできないのでカンでしかないけど、コーラ等の炭酸飲料と同じで、栓を抜くと加圧されていたものが開放されて泡が出るのだと思う。

今回は、伸び側の減衰力を調整するニードルの先っちょあたりへのスラッジが激しかった。オーバーホールにはいい頃合いといったところか。
これを見る限り、正吉君の65のリヤショックは最低でも年3回程度のメンテナンスを必要とするようだ。

サスペンションプロショップはパーツを超音波洗浄するとの事だが、ウチにはそんなものはないので、できる限り高い声で叫びながら洗うと同様の効果が得られる(ウソ)。
俺は残念ながらモスキート音すら聞こえないオッサンなので(寂)、超音波なんぞイランのよ(笑)。

なんかインナーパーツの形が少し違うような気がするけど、気のせいか?

一方でフロントフォークは、過去に定期的にオイル交換してきているけど、意外とオイルは汚れていなかった。先代マシンは1年近く交換したことが無かったにも関わらず、キレイなままのオイルが出てきたこともあったな。
今回は念のためチェックを兼ねてと思ったら、普通にドロドロ。

今までは一体何だったんだ?(笑)



その他、リンクのOH、前後ホイールベアリングのグリスアップ、ステムベアリングのグリスアップ・・・などなど。

ブレーキのエア抜き。
KX65はフロントブレーキのメンテナンスを頻繁にする必要がある。気のせいかもしれないけど、リザーバータンク内のフルードがとても汚れるし。
思い当たる節としては、正吉君というか65キッズはやたらコケるということ。マスターシリンダーやピストン、シリンダーカップに負担が掛かって、内部やパーツが削れるのではないかなぁと。
酷いと、シリンダーカップが破れてブレーキがスカスカになる。シリンダー内部が磨耗した状態で右側に転倒すると、ピストンが斜めに動いてポンプカップを損傷してしまうのではないかと考えている。
純正レバーのように、転倒時に自然にレバーが折れるようになっていればマスターシリンダーに負担が掛かり難いのだろうけど、ZETAのピボットレバーのような折れ難いレバーだとダイレクトにマスターに負担が掛かる。

不思議なことに、先代マシンであれだけイカレまくっていたシリンダーカップは、現マシンでは一度も交換していない(驚)。正吉君の手の小ささも考慮して、レバーをかなり握りこんだ位置で効くように調整してあることも長寿命化に一役買っているのかもしれない。

ちなみに、ウラワザ(笑)。
シリンダーカップ損傷は、二つあるカップのうち、必ずプライマリー側だけ。この小さなゴムの為だけにピストンをASSY(¥2250くらい)を購入するのに腹が立ち、コーキングで穴を埋めてみたことがある・・・が、これはダメだった。しばらく大丈夫なんだけど、強く握りこんだだけで抜けちゃう。
で、プライマリー側にセカンダリーのカップを取り付けてみたら・・・全然OK!!(笑) 内径が大きいので上手く力が逃げるのか、その後は損傷すらしなくなった(笑)。
ま、ご参考までに。

前置きが長くなった。エア抜きである。
全くの手作業でやると、鬼のように時間が掛かるのはご承知の通り。20年くらい前に手動式のMITY-VAC(マイティ・バック/専用のエア抜きツール)を購入して使っていたんだけど、これでも意外と時間が掛かるんで、その後は塗装用のスプレーガンをブリーダーに直結して使っていた(笑)。ホースを長くしておけばOK。ただ、あまり吸わないかな。
頻繁に使う工具ではないけど、これではあんまりだという事で、ちょっと考えてみることに。

スプレーガンの場合は、負圧を指先で確かめると、それほど吸っている訳ではない。ふと思いついたのが、吸い上げ式のブラストガン。吸い上げ式はあまりに効率が悪いので、今は直圧式に入れ替えており、吸い上げ式のガンは使っていない。これはかなりの負圧を発生する。
適当に手持ちの蓋付きの容器で作ってみたんだけど、全然吸わない。

どうやら容器の剛性が足りないのと、ニップル類が適当すぎて負圧が逃げているようだ。負圧をフルに生かすためには完全密閉する必要があるな、当たり前だ。

最終的にこうなった。

所有しているものだけで間に合わせるはずが、ホースニップルとジャム用の瓶で少しお金が掛かってしまった。

エアクリーナーBOXの中の汚れ。

マディの時よりも、ドライで埃が舞っている時のほうが汚れる。で、BOX内に付着した砂が洗車の水で泥となってこびりつく。
まあ、エアクリーナーエレメントそのものがキレイであれば、そのまま性能に影響するという事はないんだけど、ここが汚れていると、エレメントを交換するときにちょっと困る。
で、ここをジャブジャブ洗ったりするために「エアボックスカバー」なるものが売られているのだが、これが地味に高い。KX65用で¥4000以上。
無きゃ無いで何とかなるものだけに、買う気にならねぇ。

仕事で30mmほどの厚みのある発泡素材を使うので、これを形状に切って板を接着してやれば機能的には満たすと思ったが、せっかくなので少しマトモなものを作ってみた。

フラットでは見た目がイマイチなので、お手製の型でプレスしてみた。


TIGでくっつけて表面仕上げ。ゴムも平板から切り出した。


ボンデ鋼板っていうメッキした鉄なんだけど、メッキの層が邪魔で溶接しにくい。


在庫の缶スプレーの中で、今後最も使わなさそうな色をチョイス。手持ちの手回しのネジで固定する。
時給換算すると、買ったほうが遥かに安いことになる(笑)。

将棋の藤井四段が連勝記録を樹立して、世間を大いに沸かせた。ウチは地元なこともあって、メディアの取り上げ方も大きかったと思う。新聞一面に何度載った事か。
対するモトクロスでは、下田丈選手が世界一になった時って新聞に載ったっけ?
お金も掛かるし、ライダーに実力があってもマシンの調子が悪ければ結果は望めない。お金が無くてエントリーできない場合だってありうる。逆に、ライダーの実力は、ある程度までは金で買えるし、金があれば不利な部分を多少は補う事も出来る。それどころか、時間だって金を出せば買える。

金も時間も無い俺は、間違っても金持ちの人に勝つことはありえないが、もしも彼らに一矢報いる方法があるとすれば、工夫して物を作ることだろう。

これぞ戦う町工場!!

従業員募集中っす(笑)。ブラックです(爆)。
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地味な作業は梅雨のうちに

2017-07-02 17:44:59 | KX65
65用のクイックスタンドを作ってみた。


元々50用の固定スタンドを作るつもりでアルミで天板を製作し、脚部用に肉厚の20□のアルミ角パイプを仕入れたところで頓挫(仕事では小さいサイズの肉厚のパイプは使わない)。1年以上前のことですな(笑)。
もう50には乗らないので、方向転換して65のクイックスタンドの製作に切り替えたんだけど、「今日はパイプ1本切って終わり」とかいう超スローペースの上に設計図も何もないので、迷走しまくった。

今までは一升瓶ケースをスタンド代わりとして使ってきていて、トランポ内の省スペースのために小型のスタンドを作りたいという事と、正吉君が自分でリフトアップして自分でチェーンオイルを差すことができるようにというのが目的。
市販のクイックスタンドは、子供の力だと意外とリフトできない。

よりコンパクトに&操作を軽くと思ったら、行き当たりばったりの作業で、やたら複雑な形状になってしまった。

レバーはちょっと長すぎだ。その代わり、正吉君でも手で操作できるくらいの軽さ。

仕事で粉体塗装の業者さんに頼むついでにコイツも・・・と思ったんだけど、色々考えて、まさかのクリアラッカー塗装仕上げ(笑)。溶接痕が生々しい方がカッコいいかなぁ、と。本体は鉄、天板はアルミというハイブリッド仕様で、個性的なルックスになったかと自己満足。全て仕事のあまりの材料を使用。

リヤショックをオーバーホール。

オーバーホールっつーか、インナーパーツの入手はできないので、単なるオイル交換か。

このショックは、先代マシンの物。
先代マシンは既に剥ぎ取り専用となっている。これをオーバーホールして現マシンの物と入れ替え、現マシンの物はオーバーホールしてスペアに取っておく・・・という寸法。正吉君が走る量を考えると、年間2~3回はショック本体のメンテナンスをしたいところ。

KX65のリヤショックは縮み側の減衰調整バルブはなく、M6のブリーディングボルトがある。
M6のボルトのセンターに3.5㎜程度の貫通穴を開け、透明の蓋つきの容器の底に取り付け。







慎重にエア抜きして窒素入れて完了。クッションオイルはビックリするくらい少ししか使わなかった。
最近のサス屋さんで定番化しつつある、バキュームポンプを使って真空引きする方法は意外と単純。バキュームポンプもそれほど高価ではないので、装置自体も作れそう。しかし、スタンドの製作ですら1年以上放置するくらいだから(笑)、今回は止めておいた。

すぐに入れ替えたので、近いうちにもう1本。
正吉君の体重では、標準スプリングでは少し硬い。ソフトスプリングに交換したいところだけど、発想を変えて体重を増やす事を考えている(笑)。

ゴーグルのスペアレンズをたくさん作り。

ハードコートとかアンチフォグとかの付加機能はないけど、信じられないくらい安く作れるので、ガンガン取り替えていけるのがいいところ。

他にも作業予定の細かい案件があるんだけど、意外となかなか進まない。
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