THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

CA01W Immortal

2019-01-23 17:17:22 | TT-R50E
正吉君のリハビリ用に引っ張り出した。


同時に今後、俺が乗る(ホントか!?)大人仕様ミニモトにしていく予定。
ボアアップ&ハイカム(部品は持っている)、マフラー製作、キャブはVM22あたりを加工して取り付けようかなー。
やってる時間がないので、完成どころか着手すら何時になるか分からんけど、とりあえず動かせれば、少しずつ進めることは出来るだろう。

しっかし、このエリアってホントに50ccを走らせれるとこ無くなってしまったね。
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TT-R50E本番車!

2016-03-20 23:25:15 | TT-R50E
本番車…と大見得を切ったけど、チャイルドクロスの場合はほとんどカスタムできないので、普通に整備するだけね。
前の記事と時が前後しちゃうけど、一応記録として。

仮に年間15戦出場するとして、1レースあたり練習走行10分、2ヒートを各10分だとすると、1戦あたり30分走行。
いつもの週末の練習は、1日で2時間から3時間くらいの走行なので、本番にしか使わないマシンは1年使っても3日練習走行したくらいの負担で済むことになる。
コケて壊したりしなければ、レース前にいちいち重整備をする必要はなくなるだろう・・・という甘い考えなのだ(笑)。

スペアのTT-Rは、完全に部品取り状態になってしまっていた。
以前、レースの当日に1号車のスイングアームにクラックを発見したので、持参していたスペアマシンからスイングアームを移植。それっきり放置というわけ。
その他、そのままでは乗れない細かい問題とかもある。

まずは先日バラした際に発覚した、フロントフォークのインナーチューブの曲がり。


ダメ元で万力で咥えてハンマーでブッ叩いたら、使用に耐えうるくらいに修正できてしまった。まあ、中に油が入っているわけでもないので、こんなもんで大丈夫だろう。
その後で部品代を調べたら、何とインナーは完全Assyでしか出ず、1本\13000くらいの価格だった。
カラーを固定しているスプリングピンを抜けば、完全にバラす事ができる。

ちなみに下に敷いているのは、俺が若い頃に着ていたトラサルディのポロシャツ。俺が大学生だった4年間はちょうどバブルの4年間で、DCブランドとかが流行った。
俺は当時は貧乏なりに割とオシャレな方で、スーツに中折れ帽とか被っちゃうくらいだった。バイクに乗るときは、わざわざ着替えたりしていたな。
それが現場系の仕事に就いてからは、バイクで通勤していたこともあり、オシャレな服を着る時間は激減してしまった。30過ぎからは丸一日作業服で過ごす事が多くなり、独立してからは休みなく働いたので、私服を着る事もなくなってしまった。
昔着ていた服がタンスの奥に眠っており、今やウエスとして活躍しているのである(笑)。

さらに余談だけど、俺はバブル世代なので、いまだにポロシャツの襟を立てる。あと、ネクタイの結び目! 今やネクタイの結び目は大きめにするというのが当たり前に変わっており、バブル世代の俺は今でも違和感を感じてしまうのだ(笑)。

まあいいか(笑)。

スペシャルフロントフォークの完成。


見た目重視なだけで、中身はノーマル。KYBでもBABANA SHOXでもないよ。馬場兄弟は今シーズンから体制が変わるみたいだけど、変わらず応援するぜ。

スペアのTT-RのリヤサスはGYTRの大人用のスプリングに変更されており、正吉君では硬すぎるのでノーマルに戻す。


サスが小さすぎてスプリングコンプレッサーが使えず、新たにM6の寸切りボルトを曲げて使ってやった。

次にフレーム。
燃料タンクのブラケットが強く押し込まれてしまっている。


以前から何でだろうと思っていたんだけど、分かった。転倒してハンドルストッパーが千切れてしまっている。この状態でコケてハンドルがフルロック状態になると、フロントフォークがここに当たるのだ。
何とか修正できないものかと頑張った。しかし完全に修正するには至らず、諦めてブラケットを一旦切断してしまった。


スイングアームはクラックを溶接して、在庫のウレタンで塗装。


シルバーのメタリックが粗いタイプで、塗装するのがメッチャ難しい。俺のテクニックではイマイチな仕上がりとなった。
ピボットのブッシュを交換しようとしたんだけど、メッチャきつく圧入されており、また外周のカラーの部分が薄いので、上手く取り外せない。
どうにか片方はやりきったが、もう一方は諦める事に。
スイングアームピボットにはベアリングが入っているわけではなく、常にこすれ合って動いている。ピボットシャフトのセルフロックナットが緩みやすく、何度も締めなおしているうちにバカになってしまうので、ナット&シャフトを交換した。

サイレンサーがかなり曲がっている。


左が練習車で正常なもの、右が本番車で曲がった状態。
マフラーはエキパイからサイレンサーまで一体で、サイレンサーの付け根あたりで曲がっているのと、サイレンサーのステーが曲がっているのに加えて、フレーム側のサイレンサーステーも曲がっているようだ。一つ一つを見てもほとんど異常が無いのに…。
サイレンサーを外してブッ叩いたり、フレーム側のステーは一旦サンダーで切り込みを入れて溶接しなおしたりして、苦労して修正。

チェンジペダル。
この車両にはキタコかなんかの可倒式ペダルが取り付けられていたんだけど、シフトアップする時にクランクケースカバーに当たってしまう。曲げてみたんだけど、それにも限界ってものがある。
仕方がないので、TT-Rのノーマルペダルを切断して、可倒式ペダルの先っちょを溶接した。


この可倒式ペダルの先っちょは、拾ったもの(笑)。折れたのレバーの先っちょとかは拾って集めているのだ(笑)。

バイクを整備する上で、溶接などの金属加工や塗装をしたり、デカールを作ったりするたびに、「ああ、看板屋でヨカッタ!!」と思うのである(笑)。
まあ、TIGはバイクをイジりたくて導入したようなもので、今では逆に仕事に役立っているという感じかな。

TT-Rはブローバイからのオイルの流出で、メインエアジェットが詰まりやすい。


コケるとすぐに詰まっちゃう。
時々掃除してやると、スロットルのツキが良くなる。

あと、4stのキモのタペットクリアランスを調整して終了!


あとはホイールの振れとりとタイヤ交換かな。
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俺は意外と女子力高い

2015-04-08 01:35:51 | TT-R50E
ずっと気になっていたTT-Rのハイシートのウレタンフォームを取り替える事にした。

TT-R50は不人気車なので、コンプリートのハイシートはあまり売っていない。あるにはあるけど、在庫わずかとかそんな感じ。
まあ、俺は何事も自分でやらなきゃ気が済まない性質なんで、コンプリートのものは買わないんだけど。
ウレタンフォームに関しては買ってしまった方が早くて安いので、通販にて入手。


ビニールレザーを適当に被せて終了しようと思ったら、この形状ではフラットな1枚皮で張ることはできない。


車体前側のウレタンフォームがシートベースからかなり飛び出しているので、1枚皮では前後にテンションを掛けることができない。

仕方がないので、型取りしてビニールレザーを裁断、お裁縫をすることに。


縫い針と待ち針は次女から借りた。


全ての待ち針のツマミの部分に、すんげぇちっちゃい文字で名前が書いてあり、笑える。

チクチクと手縫いして完成。


ミシンは無いので2時間も掛かっちまったよ・・・。


翌朝、4月5日の月曜日はやっぱりモトクロスランド多度へ。


できれば俺も走りたかったが、準備の時間が足りなかったのと、殺人的スケジュールによる疲労が回復していないため、無理せず大人しくすることに。
途中でカメラが壊れちゃったんで写真はないけど、正吉君は何故か絶好調。何か掴んだのか??
普段あまり見せることのないアグレッシブな走りで、休憩中もハイテンション。

1本目の走行時に正吉君を抜いた子が、休憩時にわざわざ「抜いた抜いた!!」って言いに来たので(笑)、それで火が点いたかな? 珍しく不満そうな顔をしてたし。
あと、やっぱコースサイドで俺が叫んでた方が気合が入るみたい。決して怒って怒鳴るんじゃなくて、「小っちゃく回れ!」とか「アウトに行け!」とか言うだけ。どうやら何言ってんのか聞こえないみたいなんだけど(笑)、気持ちは引き締まるようだね。

スタートバーを使ったヒート練習では、スタートが下手な上に1周目でコケちゃってイマイチだったけど、最後の1本はこれまでにないハイペース。
アウト側から抜く方法も何となく分かってきたみたいで、格が上の子に挑んでいくような走りを見せる。

そして、多度の50キッズの中で最速の子にピッタリついて走っている!!
一体どうしちゃったんだ、正吉君。速ぇえっつーか、これはちょっと速すぎるぞ。大丈夫か?
心配になり始めたとき、やっぱり。
コーナー中にラインがクロスして接触、正吉君だけ転倒。ビタッと顔面から地面に叩きつけられてしまったけど、自分でも会心の走りだったようで、とても満足そうだった。せっかく直したバイザーをまた折ってしまったけど、まあいいか。

次戦までの間、できれば短時間でもいいから土曜日にも練習させてやりたいなあ。
そして俺は来週は走れるんだろうか(笑)。
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本日も時間切れ

2015-02-15 02:47:58 | TT-R50E
やっつけ仕事でDQN250Fのリヤブレーキをオーバーホール。

・・・とは言っても、部品は一切替えてない(笑)。ごまかして組みなおしただけ。
エア抜きはこれで一発。


ブリーダーも持っているんだけど、こんな方法で十分。

フルードの漏れは、「リヤブレーキマスターシリンダーのフルード漏れ修理に最適」と謳われているホームセンターコーナンのシリコンで対応。


直りゃいいのだ。細かいこと考えてはイカン!!

さすがにこのパッドの減りは捨て置けないが・・・。


近所のバイク用品店に在庫が無かった。近いうちに何とかしよう。

リヤサスに窒素ガス充填して、DQN250Fの整備は終了。



TT-Rは、転倒時のエアクリーナーBOXへのエンジンオイルや生ガスの流入対策をすることにした。まず、ケースブリーザーの改良。
クランクケースブリーザーホースは直接エアクリーナーボックスに接続されており、転倒するとエンジンオイルがエアクリーナーボックスに流れ込んでしまう。
これを防止するため、ブリーザーホースの途中にオイルキャッチタンクを取り付ける。キャッチタンクといっても少し形状が異なり、いわば単なるトラップのようなもの。


大気解放も考えたけど、しばらくはこれで様子を見る。

キャッチタンクはマフラーガードのボルトに共締め。


キャブのオーバーフロー対策は、ドレンの取り付け位置を決められなかったので、今回はここまで。
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健康のために走りなはれ

2015-01-12 09:26:50 | TT-R50E
買ったときから気になっていたのだが、TT-Rのノーマルのシート。


トレール車のように真ん中が低くなっているので、フロントへの荷重移動がしにくい。
考えだしたら止まらなくなって、ハイシート化することにした。
ミニモトのハイシートは最近では大人仕様化アイテムと化しているけど、昔のトレール車は荷重移動をしやすくするため、社外品のハイシートがリリースされていたりした。

ハイシート化するということはアンコ盛りするということなのだが、何を盛るのか?
TT-Rのシートフォームは何故だか分からないけど他のバイクに比べてかなり柔らかいので、きちんとハイシート化するためにはフォームを根こそぎ変える必要がありそう。
今回は試験的な意味も兼ねて、とりあえず何でもいいや・・・とホームセンターでスポンジブロックを買ってきた。


洗車用のスポンジに見えるけど「ハードタイプ」の名の通り、割と弾力がある。TT-Rのシートフォームより少し硬いくらい。材質はウレタン。
材料を最初に捜したのがホームセンターの家具コーナー。クッションの中身を使おうとした。全てがそうなのかどうかは分からないけど、室内用のクッションは材質表示のタグに「ポリエチレンフォーム」と書かれていた。そして柔らかすぎる。

いきなり完成。


ビニールレザーはTT-Rのシート15台分くらいの在庫があった(笑)。
ビニールレザーを張るにはタッカーが必要になる。シートベースが固いのでエアのタッカーじゃないと針が入らないんだけど、ウチにはバネ式のタッカーしかない。仕事でもそれほど必要なものではなく、あれば使うだろうなという程度なので、気になりながらも買わずにきてしまった。
実はウラワザがある。シートベースをヒートガンで温めてやるとアラ不思議!! バネ式のタッカーでもスコンと入るようになる。お試しあれ。

ボンドはコレ。

仕事で使っているもので、まあG-17ハナクソボンドと同じようなものなんだけど「保管期限」がある。この期限が割と短くて、最後は柔らかい餅のような状態に変質してしまう。通常は仕事で粘着フィルムのプライマーとして使っており、普段はそうそう使わない。いつも在庫中に餅になっちゃって処分している。今回は早く消費するためにこれをチョイス。
容器がやけに汚れているのは事故があったため(笑)。

で、日曜日はモトクロスランド多度へ。




ハイシートの効果は出ているようで、コーナーワークに多少の進歩が見られたかな、と。
ただ、なんと言うか・・・以前からのことだけど、正吉君には気合とか気迫というものが全く感じられない(笑)。ここ最近はあまりガミガミ言わないようにしていたんだけど、これだとやっぱり彼はマイペースでしか走らない。性格というか持ち味なんだろうなあ。ある程度は何か言ってやったほうがいいような気がしてきた。

正吉君のTT-Rは何故か多度っ子に人気がある。おそらくデカールがポップなイメージだからだろう。
で、他の子たちがTT-Rにまたがり・・・。
「シートが柔らかい!!」
「でも、ちょっと柔らかすぎじゃない?」
小学校低学年の子たちの会話。笑ったよ、スルドイね(笑)。

俺も練習走行した。
50㏄とその他の2クラスに分けての走行で、単純計算では半分は走っていることとなる。
それに加えて正吉君の走行時は多少はサポートしてやる必要があるわけで。

・・・
・・・
・・・
死んだよ・・・。

今現在、ものっそい体がエラい。トホホ・・・
少し動くだけで両足が攣るわ、持病の首のヘルニアがかなり傷むわ・・・。

年末年始の間にフープスが崩されてリズムセクションになった。前回はここの2+2で何度かショートしてしまったので、ナメて通過していた。
今回はここを飛ぼうと思って走行してたんだけど、完全にバックサイドまで跳べるのは成功率半分くらい。だいたいリヤが引っかかってしまう。遠くへ跳ぶことができず高く跳んでしまうので、完全にバックサイドに入ったとしても着地の衝撃が大きい。たぶんこれが首への負担になっているんだろうなぁ~。

2時台の走行枠では集中力が切れてきて、気合を入れて走ることができなくなった。ジャンプでもステップから足を踏み外したり、グリップから手が離れそうになったり。途中でコースから出て、その後の走行はキャンセル。キッズと一緒に走るのは、なんだかんだでかなり気を遣う。大人のフルサイズだけの走行枠(それも速い人抜きで笑)があると気が楽なんだけどね。

どうでもいいけど(笑)、最近になって炊飯器でチキンライスが出来る事に気が付いた。

ネットで調べると、結構みんなやってるのね。

あと、ドリアやグラタンにも挑戦中。


元々ホワイトソースの作り方は知っており、オーブンで焼かなければならないのがネックだったんだけど、コレも裏技を発見。
魚を焼くグリルで焼くのだ。焦げ目をつけるだけになるので、あらかじめ全てに火が通った状態にしておく必要があるけど、1分くらいで焼きあがるのでメッチャ楽だ。バーナーでもできそうだね。

いずれ多度のパドックでドリアかグラタンを作ることを当面の目標とする(笑)。
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1コケ、プライスレス

2014-08-08 22:14:42 | TT-R50E
転倒して破損したものの修理と、対策。
 
まず、ヘルメットのバイザー。
正吉君のFLYのヘルメットは、大してリサーチもせず、長く使えるようにとユースではないXSサイズを選んだもの。
これは大失敗だった。何せ帽体が大きい。
当初はそれなりに正吉君の頭にフィットしていたと思うが、内装がヤレてきたのか、今では逆に少し緩いようだ。
そんな状況なので、今回はもちろんヘルメットそのものを買い替えすることも考えた。
が、子供に新品をホイホイと買い与えるのもどうか・・・という事で、修理する事に。
 
バイザーは見た感じ、ABSではないかと思うけど、正確なところは不明。
折れた部分は、接着するには少し接触面が少なすぎる。
で、1mmのポリカーボネートを当て板して、接着。
Img_1619
 
使用したのははセメダインのEP100という2液性の接着剤で、硬化後も柔軟性があるという便利なもの。
Img_1620
 
シリコンコーキングよりは硬く、かなり強力にくっつくので、仕事でも重宝している。
これで壊れてしまったら、次は買い替えよう。
 
グリップは、今後破らないようにバーエンドプラグを取り付けることにする。
この手の部品は取り付けても速くなるわけでも何でもない。要はコケて壊さなきゃいいだけのこと。
金を掛けるのもアホらしいんで、ありあわせの材料で製作しておいた。
Img_1623
 
どうせコケればガリガリになるので、テキトーである。
グリップは、せっかく買った新品には交換せず、とりあえずそのまま使い続けることに(笑)
 
19.1φのパイプを加工したもので左側のグリップエンドを打ち抜いた(最近はオープンエンドのグリップが売られているので、この作業をするのは久しぶり)。
Img_1624
 
バーエンドプラグはハンドルバーに固定。
右側はZETAのものに倣って、スロットルチューブに固定。
Img_1625
 
まあ一応、ダートフリーク様にはちゃんとゴマがすってあります(笑)。
Img_1636
 
バーエンドプラグをちょっと大きめに製作したのは、コケて傷付いたら、もう一回旋盤で削ってリフォームするため(爆)。
 
チェンジペダル。
TT-Rは固定タイプなので、転倒するたびにグニャリと曲がってしまう。
曲がっては修正・・・を繰り返していたら、かなり蛇行した形状になってしまった。
Img_1613
 
あまりに強度の高いものに取り替えると、最悪の事態シフトシャフトが折れてしまう事が心配される。なので、純正の流用とか、少しヘボい作りのものはないかな~と思っていたら、多度で他のキッズパパにキタコからリリースされている事を教えてもらった。
社外品としてリリースされているものは、ほとんどは大人用のカスタムパーツとして出ており、ノーマルよりも20mmほど長い。
キタコのは100mmと120mmがあるので、ノーマルと同じ100mmの長さのものに目星を付けた。
 
ところが、ネットショップなどでは売られているのに、肝心のキタコのカタログには掲載されていない。
まさかね、と思いつつ注文を入れると、やっぱり。
既に生産中止、在庫もなしという返事。
 
ならば自作をするか、となるのだが、残念ながら我社ではスプラインを作ることができない。
手持ちのチェンジペダルから、使えるものを探す。
右からTT-R50、KSR、セロー225、YZ250(変形している)、XR250(MD30)の純正品を加工したもの。
Img_1632
 
シフトシャフト径とスプラインは全て同じなので、どれもシフトシャフトに取り付けることはできる。
この中で、今後絶対に使わないであろうセローの物を加工して取りつけることに。
Img_1633
 
切断してくっつけただけ。
Img_1635
 
塗装して完成。
Img_1638
 
う~む、コレって「流用」とは言えないし、「自作」でもない。「加工取りつけ」というには加工しすぎというか、そもそもセロー用を使う意味は全く無い。
なんと表現すればいいのだろう?(笑)
 
あと、ゴーグルのレンズ。
レンズは0.8tのポリカーボネートなのだが、1.0tのポリカの端材を使って製作する。
Img_1640
 
レンズはすぐに傷がついてしまうので消耗品のひとつ。正吉君には「触るな」と言っているのだが、すぐに触って傷をつけてしまうので、レンズのライフはとても短い。
いちいち買っていると金額もバカにならないが、作れば俺の場合はほぼタダ。
Img_1641
 
どうやって切っているのかというと、ミシン鋸・・・つまり糸のこ盤を使っている。
この程度の厚みのポリカであればカッターやハサミでも切れるのだが、今回のような複雑な形状では苦労するだろう。
Img_1642
 
まあ一応、ダートフリーク様にはちゃんとゴマがすってあります(笑)。
Img_1637
 
申し訳ございません(笑)。

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バイク乗りには最適な仕事・・・では、社員募集中だった筈(笑)

2014-07-28 19:44:41 | TT-R50E
マフラーをモディファイしたので、それにあわせて吸気も少しイジる事にした。
 
当初から気になっていたのが、エアクリーナーエレメントのケージ(板状なのでケージと呼んでよいものか・・・)。
TT-R50Eはこれがパンチング板で、いかにも効率が悪そう。
Img_1414
 
このパンチングを測ってみると、穴径1.8.ピッチ2.5の60°千鳥。
ちなみに穴径はドリルを差し込んで測ったが、1.7~1.9φのドリルの持ち合わせが無く、大体それくらいだろうというところ。要するにテキトーで、不正確である。そんな小さなサイズのキリ先は仕事では使わないのだ。
 
1.8φのP2.5だと、開口率は47%。
仮に2.0だとしても58%なので、有効面積はだいぶ少ない。
ノーマル車でよくあるパンチングやメッシュはバックファイヤー対策で、TwinAirとかはメッシュが無くても大丈夫な材質になっているはず。
 
これを、より開口率の高いメッシュに取り替える。
Img_1531
 
最初にステンレスの針金を曲げて枠を作る。
Img_1526
 
それにメッシュを溶接する・・・はずが、メッシュの線径が細くて、俺のテクニックでは溶接できなかった(恥)・・・。
 
仕方なく、ワイヤーを曲げて溶接しただけのシンプルなケージを製作。
Img_1532
 
TT-Rのノーマルのインレットはかなりややこしい構成になっていて、キャブ、コネクティングチューブ、エアクリーナーBOXときて、その手前にダクトチューブがあり、エンジンハンガープレートにはめ込まれている。
エンジンハンガーの裏側にはもう一つダクトというか、カバーが取り付けられているという具合。
Img_1541
 
このダクトカバーの開口部分を大きくするか、ダクトそのものを取り外してしまうのが手っ取り早いのだけど、ダクト系を変更すると、セッティングにメチャクチャ影響が出る。なので、少しずつ変更して様子を見る事にする。
 
次。
洗車する時にサイレンサーの穴から水が入ってしまうのを防ぐために、サイレンサーキャップなるものを使う。
以前は当然のように使っていたのだけど、アレって失くしやすいのよ。
エンジン掛ける時に外し忘れて、ポーンと飛んでってそれっきり・・・というパターンが多いのではないかな。
数百円で買えるんだけど、使っても速くなるものじゃないので、わざわざ買うのはどうにも癪にさわる(笑)。
何かで代用できないものかと思い、散々考えたんだけど、テーパー形状のゴム質のものって、なかなか身近にはないんですな。
コーキングのノズルがテーパー形状なんで、このノズルの中に黒いシリコンコーキングを詰めて固まらせたものを使おうと思ったんだけど、径が小さすぎて使えない。
Img_1565
 
結局コーキングのノズルそのものを使うことに(笑)。
Img_1533
 
これならば、俺の場合は実質タダ(笑)。
 
新車をおろしてまだ一ヶ月のTT-R。
早々とデカールを貼り替えることに。
デカール屋さんのデカールは、「プロテクト性能」を前面に謳っているケースが多いんだけど、個人的にデカールは「見た目ありき」だと思う。
プラスチックの外装をプロテクトするのではない。貼ったデカールが長く美観を保てるよう、デカールに耐久性が求められるのではないだろうか?
プラスチックに傷がつきにくいというのは副産物的なものなんじゃじゃないかと。だって、純正品ならともかく、社外品の外装類はデカールと大して金額は変わらない。傷がついたら、プラスチック外装そのものを交換するという選択肢もありうる。それに「デカールの中古品」というのはありえないけど、外装は中古も出回る。デカールなんか貼ってなくても、バイクは走行できる。
 
一般的な塩ビのカラーフィルム(要するにカッティングシート)は、厚みは大体どれも80μ~90μくらい。
仕事で使っているインクジェットプリンターで普通にステッカーを作ると、ベースシートの上に透明のUVフィルム(ラミネートフィルム)を重ね貼りするんで、大凡160~180μくらいになる。
「プロテクトデカール」としてはこれでは全くの役不足で、最低でも400ミクロンくらい必要だな、というところ。
 
もう一つが粘着力の問題。
一般的なカッティングシートなどの糊だと、PPやPEにキッチリとくっつかない。これは物質特性的な理由があるからなんだけど、例えば純正のデカールなどは、実用上問題が無いくらいには接着をするわけで。つまり、PPやPE向けに開発すれば、物質特性も吹っ飛ばせるくらいのキチンとくっつくフィルムは製造できるという事だ。
ムカシの社外デカールは、カッティングシートの粘着面にさらに不織布や透明アクリルフォームの、幅広両面テープを貼り付けて製作されることが多かったと思う。最近では、デカール屋さんがメーカーに掛け合って、オリジナルのメディアを特注で作ってもらうケースも増えているようだ。
 
俺の同業者であれば、見た目は似たようなものは作れる。でも、材料入手の問題から、「プロテクトデカール」を作るのは難しいのですな。
 
俺はデカール製作を仕事でやるつもりは全く無いのだけど、そもそも現職に就いたのはバイクが原点なので、重要視しとるのは間違いない。
現状作って貼っているデカールは、全て国内で普通に入手可能な材料を使用し、厚みは400μ弱、PPやPEにも全く問題なく接着できる。PEタンク用も一応は作れるけど、ちょっと困るかな。
詳しくは、企業秘密(笑)。
 
デカールの最重要要素は見た目であると言い切る俺だけど、いわゆる「カッコいい」とか「クール」を目指しても、他社さんもそれを目指しているわけなので、結局は似たようなものになってしまう。
俺が「田中代表仕様」とか「みひろチャン仕様」とかにするのは、そういった流れに対するアンチテーゼである(笑)。
 
今回、ゴリラからメカゴリラへ変更。
Img_1534
 
元のゴリラはとある仕事で描いたイラストのデータを流用したもので、今回のメカゴリラは描き下ろし。
変更したのは深い理由はない。キッズ用だからPOPな雰囲気にしたかったのと、イラストをもう少し明るい色合いにしたかった。
ゴリラは一見獰猛な正確のように思われがちだが、実はとても繊細で温和。そしてとても家族思いの性格なのだそうだ。
 
先日、多度で奥様方から、「ク」が「ケ」に見えるという指摘を受けた。
ウソォ、と思ったんだけど、少し離れて見ると、確かに「ケ」に見える。
これは職業倫理上マズいぞという事で、直しておいた(笑)。
Img_1542
 
上が元で、下が修正済み。

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三日間、仕事はお休みするよ・・・(疲)

2014-07-20 05:56:03 | TT-R50E
いまだTT-Rをモノにできていない正吉君だが、倒しこみができない理由の一つに、タイヤがあるのでは・・・と。
TT-Rは純正でチェンシンのタイヤを履いている。
トレールっぽいブロックパターンはともかくとしても、形状が尖り気味で、サイドウォールに近いブロックの高さがかなりチャランポラン。
Img_1399
 
俺が実際に走らせてみると、ターマックでもダートでもまるで違和感はない。大人の場合は体重があるので、「体重トラクション」がある。正吉君の場合は体重が軽いので、倒していくと突然リヤがブレークする・・・と感じるのではないだろうか。
特にPWにはミシュランのスタークロスMS2(MS3ではない)を履かせていたので、尚更だろう。
 
で、本当はもうしばらくターマック練習のためにチェンシンのままにしたかったが、タイヤを交換することにした。
PWが履いているミシュランをTT-Rに。TT-Rが履いているチェンシンをPWに。
Img_1398
 
え~とですねー。
やらかしましたよ、カミパン。しかも2回(恥)。成功率50%(笑)だ。
やっぱ小さい分だけ噛みやすいんだろうな。タイヤレバーでビードを入れていく際、チューブにあらかじめ軽くエアを入れておくのは必須のようだ。
 
エンジンオイルを交換。新車でおろしたばかりの時、「ヒューン、ヒューン」というギヤ鳴りだかベアリングの音だかがすごく大きくて驚いた。それもかなり収まってきたので、とりあえずどんなもんかとチェックを兼ねて。
抜いたオイルは特にどうという事はなく、ガソリン臭いのが気になった程度。バイクを倒すとキャブがかなりオーバーフローして、カブってやたら掛かりにくくなる。これは何か対策を考える必要がありそうだ。
笑ったのは、ドレンボルト。
M10なんだけど、二面幅が17。
Img_1417
 
丸っきり普通の、細目のボルトというわけだ。車格の割に頭がデカいので、最初はこれがドレンだとは思わなかった(笑)。
調べてみたら、純正でも確かにこのサイズを使っている車種はあった。特に排気量が小さいバイク。
ドレンボルトの場合は小型化や締め付けトルクの問題もあるのだろう、M10だと二面巾14か、社外のアルミだと12なんてのもあったかと。
 
マフラーのディフューザーを改良。
前回使用時、抜けが良すぎるような気がしたので、エンドパイプのインナーを「への字」に曲げてみた。
Img_1415
 
「への字」に曲がった抵抗で排圧を上げるのではない(笑)。
ストレートだと、取り付け時にエンドパイプから中を覗き込むと、内部隔壁の穴がバッチリ見える。
一応はチャンバーになっているので、ここで膨張するはずだから、内部隔壁の穴から直接エンドパイプに入る量は小さいだろうけど、影響は大きいだろうなあ、と。
内部隔壁の穴は、覗き込むと左側にあるので、エンドパイプの入口を「への字」に曲げて右側に逃がそうという考え。
 
あと、もう一つ。
休日のたびにコースに走りに行くと、結構負担を感じるのが、荷物の積み込み。
自分一人のころは多少不便でも何とかしていたのだが、食事の問題やら、休憩時の快適性。
そして何より、モトクロスの場合は、「パドックの充実度」というのは、プレステージの一つとなる(笑)。
結果として荷物が増えるので、たとえば自宅などで使っている食器を一つ一つ積み込むと、大変な手間になってしまうのだ。
 
今現在、専用の備品もかなり増えた。トランポの燃費という観点では誹りは免れないが、ある程度の荷物は積みっぱなしにしてある。
一方で、以前の自宅には車庫があったが、今は仕事場の一角にバイクを置き、整備などはそこで行っている。
でね、ウチのような工場だと、バイクの整備で必要になるSSTは、意外と無くても何とかなる。
特にホルダー系のもの。ダンパーロッドホルダーとか、クラッチやローターのホルダーとか。
色々と片付けた結果、キャビネットは無用の長物化。完全に工場の肥やしとなってしまった。
Img_1418
 
ちなみにそれまで使っていたプラスチックのケースなどは、とうの昔に仕事用になってしまっている。
 
で、キャビネットはトランポに載せっぱなしにしようと考えたのだが、ちょっと大きすぎる。
で・・・。
Img_1423
 
切断して、組み立てただけ。
この手の板金を切断する場合、サンダーだと熱でベコベコに変形してしまうので、ジグソーを使うといい。
 
こうして俺の持ち物には怪しいものが増えていくのだ。
俺、ピカピカのブランド物とかってあんま興味がないんだよね。

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マフラーモディファイ

2014-07-13 01:46:51 | TT-R50E
TT-R50Eのサイレンサーには、スパークアレスターが装備されている。
Img_1383_2

ある意味では余計なお世話なのだが、見方を変えれば「モディファイしやすい」となるワケで。
 
このスパークアレスターをディフューザーと言ったらいいのか、バッフルといったらいいのか・・・要するに普通のマフラーエンドにしてしまえば、排気効率は上がるはず。
事実、社外品にもそういった商品がラインナップされている。
 
俺としては「マシンの性能を上げて勝つ」というのではなく、あくまでDRZと同等程度の性能が得られればいい。
モディファイというか、あくまでノーマルのファインチューニングというか、そんなところ。要するに不利ではなくなれば、それでいい。
 
簡単に済ませるのであれば、スパークアレスターの隔壁をスクリーンと共に切り離してしまえばいいような気がする。
が、それではあまりに能が無いので、2種類のマフラーエンドを製作してみることにした。
 
ノーマルのマフラーエンドは、エンドキャップとなる板金がプレスで凹ませてあり、エンドパイプは板金とほぼツライチ。転倒時のケガ防止である。
丸い鉄板にパイプを溶接すれば、機能的には同じだが、今回はノーマルと同形状のものを製作してみたい。
 
4.5tの鉄板の端材を使って、プレス用の型を作り、万力でオリャッ!!
Img_1377_2
 
・・・んが、一部に亀裂が入ってしまった。
 
型のこの部分を面取りして、再チャレンジ。
Img_1378_2
 
・・・今度は違う部分に亀裂。
 
また面取りした上で、グリスを塗付して再々チャレンジ。
Img_1379_2
 
今度は成功。
 
あとは丸く切り抜き、パイプを溶接するだけ。
Img_1380_2
 
パイプはノーマルでは1.2tの22.2φのところ(パンチングになっていたので規格パイプではなく、鉄板を丸めたのかも)、一回り大きく、1.2tの25.4φとした。
パイプの長さはノーマルと同じ80mmと、短めのの50mmの2種類。
Img_1381_2
 
塗装して完成。
Img_1382_2
 
どちらを使うのかは、実走にて決定する。
・・・と言いたいところだが、空ぶかししてみた感じでは、ほとんど差はなかったな(笑)。
 
一応、お約束の重量測定。
ノーマルのスパークアレスターは200g。
Img_1385
 
仕事で、塗料の硬化剤の重量比測定に使っているので、汚れてきて読めねぇ・・・。
 
80㎜バージョンは100g。
Img_1386
 
50㎜バージョンは80g。
Img_1387
 
他に真っ先に軽量化できそうな部品といえば、鉄板製のアンダーガードかな。


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俺的キーボード論

2014-07-02 04:36:25 | TT-R50E
日曜日は、正吉君の初TT-Rライド。
いきなりコースは無理だろうから、またもや坂内バイクランドへターマック練習に行くことにした。
 
坂内はレース直後なので、コースが整備されているはず。なので俺も走りたかったのだが、仕事が例の如くドッタバタで、積み込みをする時間すら無く・・・。
TT-Rと最低限の備品だけ積み込み、朝5時ごろ帰宅。洗濯機を3回回し、メシの支度、家中の掃除。出発したのは結局8時半ごろになってしまった。
舗装路面での練習をするだけで片道2時間半掛かるのは悩みどころだが、他に丸一日キッチリ練習&マッタリできるところなどはそうそうあるはずもなく、仕方が無い。
 
TT-Rも事前に整備するはずだったのだが、引き取ってきたままの状態。引き取って以来、エンジンも5秒くらい掛けてみただけである。
 
念の為オイル量をチェック後、エンジン始動。
んが、アイドリングしない。パイロットスクリューは1回転半ほど戻してある。
キャブからガソリンを抜いてみると・・・。
Img_1225
 
ガソリンが腐っていた(笑)。
その後は快調。
 
正吉君には、まずはチェンジを説明する。一応ブレーキも説明したけど、一度には体が動かないと思うのでね。
正吉君に合わせてチェンジペダルの高さを何度か調整。暫く走るうち、正吉君もチェンジの理屈は分かったみたい。でも、チェンジするたびに完全に左足を見ている。しかも結構長い間。
「前見ろ、前見ろ!!」と何度も言ったのだが、ずっと左足を見ている。
そして案の定、縁石に激突して植え込みにダイブ(笑)。
めでたく外装のナラシ完了である(笑)。
Img_1286
 
昼飯はまさかの回鍋肉(笑)
Img_1229
 
目下の目標は、多度のパドックで天ぷらを揚げる事である。
俺は正吉君には、絶対にコンビニ飯を食べさせないことを(略)
 
そして次は、ブレーキの練習。
Img_1235
 
オフロードブーツを履いて右足でブレーキを操作するのは、慣れないうちは大人でも難しい。
最終的にはなんとか踏めるようになったのだが、ちゃんと操作できるようになるまでは、まだしばらく掛かりそうである。
平日の本人のイメージランニングの成果に期待するしかない(笑)。
 
さてさて。
「右足ブレーキに慣れるためにPWからミニモトに早く乗り換えなければならない」という意見を聞くことがあるが、果たしてそうだろうか。
自分自身、自転車からMBX50に乗り換えた時、フットブレーキにはそりゃ確かに戸惑った。ブレーキをロックさせてコケた事も何度かある。
でも、慣れるまでそれほど掛からなかったような。
 
対して、バイクそのものを操るのは慣れとかいう問題だけではない。「操作」する以上の何かをバイクに入力し、それ以上の何かを引き出す必要がある。
 
いわば、ブレーキやチェンジペダルの操作はパソコンのキーボードのようなものであり、バイクを操るのはピアノのキーボードのようなものである。
(※本来は、ピアノの鍵盤を“キーボード”と表現するのは稀で、キーボードといえば電子タイプの鍵盤楽器を指すのが一般的なのは分かっているが、あえてこう表現している)
 
パソコンのキーボードは、慣れの問題だけなので、よほど不器用な人でもない限り、練習すれば問題なくタイピングできるようになるはず。
対するピアノは、同じ曲ばかり弾き続ければ、確かに上手になる。しかし、音楽性とかは全く別の話だし、他の曲が弾けるようになるとも限らない。
 
PWに長めに乗ったのは、パソコンじゃなくてピアノを覚えるような・・・つまり、機械的な操作以上の何かを覚えるには、多少はプラスに働いたのではないかな。
 
正吉君がトイレに行っている間とかに、俺もTT-Rに乗ってみた。
PWは「動かす」事はできたけど、膝がハンドル下に入らないので、大人の俺では「乗る」「走らせる」事はできなかった。TT-Rはどうにか乗れる。
コレ、結構楽しい。ミニモトにハマる人がいるのも、何となく分かるなぁ。
パワーが全然無いので、スロットルを如何に開けるかという醍醐味がある。
スロットルのツキはPWの方が上だけど、2stの上にオートマなので、パーシャルでは走りにくい。コーナーではTT-Rの方が速そうだ。エンジンパワーによる加速力はともかく、チェンジがあるだけにスピードの乗りがいい。
 
坂内は、ウワサどおり毛虫が大量発生中だった。
Img_1240
 
このあと蛾になることを考えると、夏の合宿は対策が必要になりそう。
大昔、アブが大量発生して(坂内はいつもアブが多いが、それにも増して)、夜、アブを叩き潰し続けた記憶が甦ってきた。

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