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THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

男旅2016・さまよえる蒼い弾丸ツアー

2016-08-17 05:22:42 | 旅・冒険・温泉
多度に行く前の二日間は、恒例の弾丸ツアーに行ってきた。

KX65のエンジンを組み上げて、フレームに積まなければならなかったのと、お墓参りやらなんやらで、朝9時過ぎの出発。たったの二日間だから、かなりの弾丸になる。
どこか行きたい場所があったわけではないんだけど、時間制限を考えると、距離的にも自ずと限界が決まってしまう。キャンプは時間的に無理だろう。
とりあえず初日の目的地を高山に設定して、何も考えずに出発した。

写真はスマホが大半で、レポはテキトーな羅列形式だす。

最初に付知峡。


付知峡というと、川の畔のキャンプ場というイメージが強いが、キャンプ場の上流には見事な滝がある。

水がメッチャキレイ。





次に下呂温泉へ。


下呂温泉といえば、河原にある無料の露天風呂、通称「噴泉池」。
普通の河川敷のど真ん中にポツリと露天風呂がある。この時期は河原で遊んでいる人たちもいるし、橋の上からは丸見え。
中部地区の温泉好きや全国のツーリングライダーに愛されてきた温泉だが、2010年から水着着用のルールが課せられてしまった。残念。俺に言わせれば、水着を着て入るのは温泉とは呼べない。

俺がここに来るのは2005年くらい以来かなぁ。
たまたま下呂のもう少し北で仕事があり、4tユニックを橋の上に路駐して入ったのが最後だったかと思う。
以前は、仲間とのツーリングの待ち合わせがこことかでさ。本当に元気に走り回っていた。

その後は40㎞くらい山道を登り、濁河温泉。


市営の露天風呂としてはとてもレベルが高い。
売店で売っているカップラーメンの紙の蓋が紙風船みたいに膨れていたので、気圧差を正吉君に説明したのだが、もちろん理解してもらえず。

一気に山を下り、高山市街に入った。
晩飯は高山ラーメンの人気店にて。


高山ラーメンって、もっと醤油が強いものだと思っていたけど、コッチが本来の姿だそうで。醤油濃いめは新しいスタイルみたいだね。
いつもラーメンのスープを飲まない正吉君が、ここでは飲み干していた。個人的には好みとは言えないラーメン。でも、確かにスープは美味かった。

仮にも駅前なのに、店は全体的に閉まるのが早いんだね。


職業柄、どうしても看板や店構えを分析してしまう。




夜の街並みを楽しむにしても、16時くらいには来ないと…という感じ。


屋台で牛串を食べたり…あ、食い終わった後だ(笑)。




駐車場料金が名古屋の繁華街なみに高いので、車で来ると苦労する。どうにか打ち止め設定のある駐車場を発見して、セーフ。
周りの観光客は、外国の人がとても多い。日本人のほとんどはポケモンGOをやっている。実は俺もポケGOやりました(笑)。

夜は、予め目星をつけておいたコンビニで車中泊。


ペルセウス座流星群を見る間もなく寝てしまった。

2日目は、道路脇の案内看板に吸い寄せられて、鍾乳洞へ。
















平湯温泉の神の湯に入ろうと思ったら、法面崩落のため休業だそうで…。


平湯大滝。
遊歩道を登っていくと、急に空気が冷たくなったかと思ったら視界が開けて、ババーンと滝が現れる。

思わず「おおーーーっ!!」

初めて来たけど、メッチャおすすめ。


足湯で我慢。




最後はソースカツ丼。


俺は「中」、正吉君は「小」をオーダー。俺は完食できず…パックに入れてお持ち帰り。味の濃いものは食えなくなったなぁ。


店内には昭和の香りの玩具がズラリ。BGMには80年代の歌謡曲が流れている。

個人的にはドンピシャ(笑)。

このあと、15年ぶりくらいに153ルートで帰宅した。
ホントにツーリングに行ってないや。
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インフレ弾丸ツアー

2015-08-17 14:32:53 | 旅・冒険・温泉
ハイエースが来たぜー。


・・・って、なんか変じゃないかと思われた方は正しい。

なんと、まさかの代車!!
7月末に、8月11日~12日ごろの納車と言われていたのでウキウキしながら待ってたんだけど、当日になっても連絡が無い。俺、こういった場面であまり突っついたりしないんだよね。逆の立場だと嫌なんで。
さすがに痺れを切らせて12日の夕方に電話してみたら、「最短で22日ごろの納車です」。
ブチッ!!

担当の方が慌てて代車を用意して届けて下さった。

そんなこんなで13日は家の用事で終わってしまい、いつもの弾丸ツアーは14~15日の2日間のみ。しかも当日の朝になって長女が「15日の昼から用事がある」と言い出した。正に1日半の弾丸である。

四国に行こうかと思ったけど、せいぜい400kmくらいが限度だろうと軽井沢に行く事に。バイクで散々走り回った地域なんで、そこそこの土地勘もあるしさ。
で、いきなり鬼押し出し。


なんやかんやで兄弟は仲がいい。


いつも娘2人は正吉君をイジメているので、時折たしなめるんだけど、先日「お父さんは4人の中で一番最初に死ぬんだから。65歳くらいかな。その頃、正吉君は27歳だぞ。27歳の男って言ったら、相当頼りになるぞ。」と言ったら、突然正吉君に優しくなった(笑)。
そして俺自身も、彼女たちには特に嫌われていないようだ。

目の前をイタチが道先案内をしてくれたり、名物の光り苔を見たり。


俺はどんなものにでも感動する性質だが、長女はかなりクールだ。


昼飯もここで店に入ったんだけど、価格が高くてビックリ!!
長女は、こちらが黙っていても気を遣って、安いものを注文してくれる。

その後、白糸の滝へ。
駐車場に車を停めたとき、タイミング悪く土砂降りの雨。傘を用意してこなかった。
子供たちが雨に濡れても行きたいというので、ずぶ濡れになりながら行ってみた。


う~ん、いかにも作られた感じで、あまりありがたみがないような・・・(笑)

次に温泉。


一応温泉地なんだけど、気軽に立ち寄れる温泉は割と少ない。ここが一番メジャーみたい。

ここでも物価の高さに驚愕!! お盆の特別価格になっており、普通の温泉の倍くらい!!

そしてこの日のシメは、オープンテラスでのディナー。


我が家の1か月分の食費の半分近くが吹っ飛んでいった(笑)。
俺って、伊豆なんかも性に合わないんだけど、軽井沢もまさにそんな感じだね。まあ、子供たちに経験させるという意味では、たまにはいいかなぁ。

セレブなディナーから一転して、コンビニの駐車場で車中泊(笑)。


日程が短すぎるので、キャンプという選択余地は無かった。

朝、起きてビックリ!!
コンビニが閉まってやがる!!


全然コンビニじゃ無ぇ!!
朝メシ買おうと、しばらく待ってたけど開店しないんで、出発。

そして到着したのは、またまたメジャースポットの安曇野の大王わさび農場。


民間施設なんだけど入場無料で、気を遣えばオープン時刻前でも入場できる。場内の店は営業してないけどね。
結果、これは大正解で、オープンする頃には車と人の波が押し寄せてきていた。

わさびソフトを食ってすぐ退散!!





ちょっと不完全燃焼気味だけど、まあいいか。
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まさかのお伊勢参り

2015-05-07 10:53:32 | 旅・冒険・温泉
我が家は子供たちの年齢が割と離れているので、学校行事などの違いから、一緒に行動することが少ない。今後はもっとそうなっていくだろう。
このGWは1日半だけ都合が揃ったので、珍しく娘たちも一緒に出掛ける事になった。

1日半しかない上にGWだから、行けるところはかなり限られる。近場を1~2か所がせいぜいだろう。いつものキャンプは無理だ。
そこでふと思いついたのが、伊勢神宮。
仕事で何度も付近には行っているが、俺自身一度も訪れたことがない。

GWに伊勢神宮なんて、人を見に行くようなもの・・・それ以前に、辿り着けるのか?
さらに最寄りのインターチェンジは市内の混雑を緩和するために一般車両が降りるのは制限されており、自家用車で行く場合は離れた駐車場に誘導される。現地まではシャトルバスを利用することになっている。

調べてみると伊勢神宮の目の前にも一般駐車場があり、こちらは24時間営業だそうだ。
伊勢神宮は早朝5時から参拝できるとのことなので、何とかなるだろうと考えた。

次女が部活から帰ってくるのを待って、昼過ぎに出発。
おにぎりをなんと11合分、個数にして32個も用意した(笑)。


これをコンビニおにぎりで済ませようとすると大変なことになる。
金額的な面もそうだが、俺としては何よりも親が作ったものを食べさせたい。
そして子供たちには、「金を払って買えばいい」などという考えになってもらいたくはない。

四日市JCTから亀山JCTまでの渋滞も1時間ほどで済み、まずは榊原温泉へ。


白目剥いてるのは気にしないで下され(笑)。


ここに立ち寄った理由は、俺を直接知っている人には分かると思う。子供たちにはそういう場所があるということを知ってもらいたかった。

その後、下道で伊勢市内に突入。この時点で夕方6時過ぎ。

珍しく焼肉店に入り、松坂牛を少しと(笑)その他の肉を堪能。


追加注文しようと何度かベルを鳴らしたんだけど、店員さんがテンパっているみたいでこっちに来てくれない。
腹八分目ということで諦めて店を出た。

夕方7時を回っているので、本日の伊勢神宮の参拝時間は終了しているはず。
状況が読めないけど、とりあえず行ってみる事に。

伊勢神宮の参拝者用の駐車場は2つの区域に分かれており、近い方がA、少し離れたのがBと呼ばれているようだ。
駐車場案内の電光掲示板には「閉」(閉鎖)と出ているが、駐車場入り口の表示は「空車」。
同じことを考える人は他にもいるだろうと思っていたのに、他に停まっている車はゼロ。「閉」の表示に躊躇したが、一番近いA1駐車場に入れてしまった。

結局、単純に来たのが早かっただけのようで、その後で同志がパラパラと集まり始めた。

4人で寝袋で就寝。


標準ボディのハイエースでは、今の家族構成ではスペース的に目いっぱいくらい。
乗用車で4人連れで車内泊の家族も見かけたけど、さすがにキツそうだ。

子供たちを朝5時に起こし(俺はもっと早く起きていた)、いざ参拝へ。
駐車場はかなり埋まっており、境内に向かう人の数もそこそこ。


この時点では駐車場の表示は「空」になっていた。


一番大きいのは長女ではなく、次女。








車に戻ってきたのが6時過ぎで、その頃には早くも駐車場から出ていく車もいる。
感覚的には7時くらいまでは自家用車で来ても何とかなるかな、という感じ。責任は持たんけど。


車内で朝食をとり、しばらく休憩した後で おかげ横丁に向かった。


ウチのチビたちは俺の影響か、全員ネコ派。


ノラ猫がいるとすぐに寄っていく。


テキトーにぶらついて、色々食って帰ってきた。
















帰る頃には参拝客が大量に流れ込んで来ており、境内の方は大変な事になっていた。
交通規制のおかげか、道路は全く混んでいなかった。

子供達を連れて外に出る度に思う事。
正吉君は小さい頃から俺が連れ回していたので、ゴニョゴニョとではあるもののキチンと挨拶もするし、アレが食べたい、コレが食べたいと意思表示をする。面白そうなものを見かけると興味を示す。
娘二人に関しては、やはり俺がほとんど構ってやらなかったせいだろうか。ロクすっぽ挨拶もできないし、何かに興味を示すという事が極端に少ない。特に長女は、俺が考える「一般的な若い女の子像」とはかなりかけ離れている。

子供は、ある程度わがままを言ってくれた方が、親としても応え甲斐があるよね。そのわがままを聞いてやるかどうかは全く別問題だけど。
また、「これは喜ぶだろう」と期待して見せたものを、実際に喜んでくれるかどうか。無反応だったりするとガッカリしてしまう。

次回の弾丸ツアー計画は、行く行く言いながらなかなか行けないUSJ・・・のつもり。
でも、全員のタイミングの合いそうな日がないんだよねー。
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男チョイ旅2014夏

2014-08-18 15:49:38 | 旅・冒険・温泉
仕事で予定が短縮し、そして雨に祟られてしまった夏休み。結局、バイクが中心になってしまった。
元々の予定では、前半5~6日間で男旅、残りがバイクのつもりだったのだが、荒天の中で山に入ったりするのは難しい。
やはり今年も信州を目指していたけど、ニュースを見る限りでは正しい判断だった・・・かな。
バイクに関しては普段と余り変わり映えしなかったため(笑)、この記事の最後に写真中心で羅列しておこう。
 
13日から坂内に行くついでに、正吉君と夜叉が池登山にも行く事にした。
  
ところが、山道に入るところ(セメント工場の向こう側)でバリケードが置かれており、「土砂崩れのため、夜叉が池方面は通行止め」とある。
通りがかりの人に聞いたところ、バイクランドまでは入れるとの事だったので、バリケードを移動させて進入。
ちなみにこの直後、通行止めは解除になった。
 
ライブカメラの映像で予想していたが、バイクランドのコースはこのとおり。
Img_1664
 
翌朝、早い時間から登山開始するつもりで、おにぎりを準備。
Img_1675
 
だが、雨が降っているので、決行するべきか中止にするべきか悩みつつ待機する。
夜叉が池で昼食をとることを考えると、遅くとも10時ごろには出発したい。
結局、「登山口に一台も車が停まってなかったら止めよう」と考えて、バイクランドを後にする。
 
登山口には3台ほどの車が停まっていたが、天候と子供が同行する事を考えると、微妙に悩むところである。
そこへ、3人(お父さんと中学生~小学校高学年の子供2人)が帰ってきた。
聞けば、途中で引き返してきたとのこと。
 
逆にここで割り切れた。
せっかくここまで来たので、行ける所まで行き、ダメなら引き返せばいいや、と入山を決定。
 
登山道の途中には、数本の沢があり、石をピョンピョン飛び移りながら渡る程度の小さな沢から、木製の橋の架かった場所もある。
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橋は全て流されてしまっており、仮設の板が渡してあったりする。
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「ははぁん、さっきの親子連れは、ここらあたりで諦めたかな」などと考えつつ、結局は進んでしまった。
俺は良くも悪くもこういった場面での許容範囲が広い。ピンチの時でも「なんだ、この程度か」とか「どうやったら行けるのか?」という見方をする。俺の口癖の一つ、「ポジティヴ転換」というヤツなんだけど(笑)。
仕事でも他社がケツを割ったものとかを相談される事が多いのは、こういった部分からだろう。
逆に紙一重でもあったりするわけで、無理や過信は禁物ということを、改めて肝に銘じなければならない。
 
序盤は登りがキツく、沢渡りは最初の3分の1に集中している。正吉君はこの時点で、何故にここを歩いているのか分かっていない(笑)。
今回、俺が増水よりも気にしていたのは、熊の出没。
正吉君は「熊」と言っても「くまのプーさん」くらいのイメージしか持っていないので、ノンキなものだ。
Img_1685
 
ちなみに帰り道で登山口からバイクランドまでの道を車を運転中、小熊を目撃。20年くらい前から坂内に通っているが、熊を見たのは初めて。やはりそれなりの対策はしなきゃイカンのだろうね。
 
中盤は比較的楽な道が続く。
倒木があったり。
Img_1678
 
地滑りに耐えてなお、踏ん張る木々。平仮名の「し」のよう。写真の「し」が、道中で最も美しいカーブを描いていた。
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幽玄の滝に到着。
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すると・・・。
なんと、バイクランドスタッフのS氏に遭遇(笑)。随分久しぶりに顔を合わせたが、何もこんなところで・・・(笑)。
役場から「登山道が無事かどうか見て来い」と言われたとかで(笑)、「盆やぞ!!」とご立腹でいらっしゃいました(笑)。
ご苦労様です。
聞けばほとんどの人は序盤で引き返しているとのこと。この日のこの時点で、岐阜県側から夜叉が池まで行ったのは1~2組ではないか・・・という事だ。
 
夜叉壁と名付けられた、最後の難所。
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夜叉が池登山は、距離や掛かる時間に関しては、割ととっつき易い部類だと思うが、岩場を登るという醍醐味も味わえる。
 
以前来た時は、当時小学校1年生だった次女も連れて行ったので、次女よりも運動神経が良い正吉君であれば問題なく登れるだろうと予想していた。
 
もちろん実際にはスイスイ登れるわけではない。
運動能力以前に、ライン取りや足場を探すのが下手なので、「ここに足を掛けろ」、「コッチを通れ」と、そこそこ教えてやる必要がある。
もちろん危険箇所では俺が谷側で体を張るつもりで立ち、また場合によってはサポートしている。
多度でのバイク練習でも感じるのだけど、自分で考えて動けるようになるのは、やはり3年生くらいからではないかな。
 
遂に到着。正吉君が登ってきたのを見て、本格的な服装をした登山客が驚いていた。
 
夜叉壁の頂上にはほとんどスペースが無く、登りきるとすぐに下りの絶壁があり、その下に夜叉が池がある。
こちらが夜叉壁側。
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反対側が夜叉が池側。白くモヤーッとしているところが池。
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大げさに表現すれば、刃物状の岩盤の向こう側に池がある感じ。刃物の頂点には、登山道が通っている。
 
手付かずの自然のはずなのだが、人が植えたかのような低木に囲まれ、均一な砂利が敷かれたような地面で、とても不思議な光景。
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前回来た時はゲンゴロウは見ることができず、イモリがいただけだった。時期的なものだろう。
今回はゲンゴロウとオタマジャクシ。
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足が生えてるヤツは、なんか様子がおかしいけど・・・イモリだよね???
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ヤシャゲンゴロウの天敵はイモリなのだそうだが、オタマジャクシがいるうちは、イモリはゲンゴロウよりもオタマジャクシを好んで食べるそう。そのお陰でゲンゴロウが生き延びれるんだそうだ。
 
すっかり変形してしまったおにぎり。
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下り坂は、オッサンの膝には負担が大きい。時々「あ、ヤバい」という瞬間はあったものの、正吉君のペースに合わせて数秒~十数秒だけでも足を止めると、かなり楽になる。
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案内看板には片道1時間半とあるが、片道2時間、休憩含めて往復で4時間半ほどで下山。
途中でド太い真っ黒なヘビなどに遭遇したけど、獣類には会わず。
 
坂内にいたサンショウウオの子供。(だと思う)
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もちろんターマック練習も行った。少し体の重心がIN側に入りすぎているような気がする・・・。
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坂内でまさかのポトフ。
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自宅では圧力鍋を使うが、今回は普通の鍋を使用。圧力鍋の偉大さを思い知った。
 
雨ばっかりで、花火を楽しむどころではなかった。
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そうそう、テントを買い替えた。ホントは、今シーズンは前のヤツで持たせるはずだったのに。
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5日間雨に祟られたので、結果的に大正解。ホントは2.7×2.7か、3×3が欲しかったけど、諸々の事情でまた2.4×2.4に。
同じニューテックのカンタンタープ240だけど、10年以上(たぶん)を経た商品力の向上にオドロキ。
 
場所は変わって、多度。
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何度かマシンが逆さまになるような転倒をして、エンジンが掛からなくなった。
なんと、エアクリーナーBOXからドップリとエンジンオイルが出てきた。
 
まさかのTT-R50Eのツーショット。
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関西の子たちは、他の子がクラッシュしてると、助けようとするの。みんな優しいんだな。正吉君にも、そうあってほしい。
それにしても、#17と#74とは、少々出来すぎだ(笑)。
 
T浦さんが陣中見舞いに。仕事が入って盆休みが激減してしまったそうで。
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多度の初日は、なんと俺も走行。
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あまりに久しぶりだったので、昼休みの体験走行からスタート(笑)。
何とか走れるかな、と思って昼からも走行したんだけど、3周くらいで足が攣っちゃう(笑)。
まるで話にならず・・・。
 
途中で止めようと思ったんだけど、思い直してコースイン。65と同じくらいのペースでゆっくり走ってみた。
するとだんだん体がほぐれてきて、楽しくなってきた。
でもすぐに走りが雑になってきて、テーブルトップのバックサイドを超えて平地まで飛んでしまって、ヤバいと思って終了。
 
冷し中華。
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とうもろこし。
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ベーコンエッグとなめこの味噌汁。
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2日目、正吉君が師と仰ぐ(笑)、S君が練習に来た。
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かなり絡ませてもらったけど、差はまだまだ大きい。

遂に、多度のパドックにて、まさかの天ぷらを揚げるという夢を実現。
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N皮君が愛息とともに陣中見舞いに来てくれた。
Img_1778
 
ゴーヤチャンプル。
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多度のパドックにて、まさかの寿司(笑)。
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自宅で色々研究して、そこそこできるようになってきたが、直火の釜で寿司飯を炊くのは初めて。電気釜だと楽だけど、今回は案の定失敗。
 
ちょっと不完全燃焼だなあ。
次回の連休に期待しよう。

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男旅2013夏・6日目

2013-08-24 07:28:20 | 旅・冒険・温泉
最終日。
元々は4泊5日程度の予定のつもりだったが、1日延長したので6日目となる。用意していた米は全部使い切ってしまったので、朝食はパン。
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炭火で炙って、パストラミサンドにしてみた。こりゃまた美味。

ここ平湯キャンプ場。写真では一見環境が良いように見えるが・・・。
P8170358

反対側は目の前には国道が通っていて、夜中でも轟音とともにトラックが通る。
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昔は夜になれば、まるでクルマなんて通らなかったのに。

平湯のキャンプ場で受け付けの際に温泉施設の「ひらゆの森」の割引チケットの購入を勧められたが、アもスもなく遠慮した。
理由は、歴史ある公共露天風呂、神の湯に入るため。
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今さら時効なので書いてしまうが、20年位前、真夜中(2時くらい)に安房峠を抜ける際に神の湯に立ち寄ったら、営業しておらず。当たり前だ。バイクは乗り入れできなかったものの、人の出入りはできたので、コッソリと入ってしまった事がある。とても軽はずみな事をしたと、反省している。
この頃は安房トンネルはおろかガソリンスタンドもなくて、航続距離の短いVmaxで、ガス欠にヒヤヒヤしながらニュートラルで安房峠を下ったっけ。
今回入浴中に、神の湯管理スタッフの話を横で聞いていたら、ずっと管理してきた爺さんが引退する際に一度、神の湯は存亡の危機に晒されたらしい。「こんなに価値のある露天風呂を失くしたらイカン」と地元有志が立ち上がり、持ち回りで管理する事で存続しているそうだ。どうりで受付小屋の奥に似つかわしくない人達(失礼)が数人座っていたような。
神の湯がある限り、若かりし頃の無礼のお詫びとして、また来なければならない。

さてさて、温泉はここ神の湯でラストとするが、どうせここまで来たのなら是非とも行っておきたい所がある。開田高原である。

なつかしい安房峠を下り(ちなみに昨夕は安房トンネルを使った)、野麦峠。バックは乗鞍岳だ。
P8170362

そして木曽街道へ。
計ったように昼に目的地に到着。
蕎麦を食うのだ。

かなり昔の事になるが、やはり20数年前、毎週月曜日に必ず、ハイスピード温泉ツーリングに行っていた時期があった。
友人と2人で濁河温泉から山道(クルマがすれ違いできないような)のワインディングを抜けて開田高原に出た頃には、とうに昼の1時は回っていて、腹が減りまくっていた。
たまたま「そば」と書かれた幟旗を掲げた看板すらない店を見つけ、「こんなところしかないのかよ」と言いながら店に入ったら、店の人が出てこない。
痺れがきれた頃に、店主がいきなりざる蕎麦を持って出てきた。
どっちみちメニューがざる蕎麦しかないので、マジックミラーで店内の様子を見ていて、客が入ったら茹でているのだそうだ。

そして、この蕎麦が目玉が飛び出るくらいに旨かった!!

以来、定期的にそこへ蕎麦を食いに行くようになった。
その後、その店と至近距離にもう一軒そば屋を発見。どっちが旨い、とか無粋な事は言わないが、やはりどちらも忘れられない味なのである。

この日は当初の店は営業していないようだったので、もう一軒の方へ。
しばらく足を運んでいないうちに店は新しくなっており、店の前には既に席が空くのを待っている人達。
俺と正吉君は滑り込みセーフで蕎麦が無くなる前にありつけることになった。
以前は2時近くに来ても普通に蕎麦を食べれた記憶があるが、当時と比べて値段も倍くらいになってしまった。店に到着してから蕎麦を口にするまで、1時間半近くも掛かった。しかも正午には「本日は終了しました」の立て札。
当時は「俺が見つけたんだぞ」みたいな気持ちもあったのだが、さすがに情報社会。もう少し秘密の店であって欲しかったなあ。
今回の写真は屁のツッパリで、店名は画像処理で消しておく事にする。
Dsc_0864

蕎麦は、当然旨い。

普通盛りは2枚、大ざるは3枚。正吉君は2枚も食いきらないだろうと思って普通盛りを2つだけ注文したら、無理して1枚半くらい食いやがった。
Dsc_0866

チビでも味は分かるらしい。

今回の旅はこれで終わり。
5泊6日、走行距離1250km。行った温泉地は10箇所、浸かった湯船は14箇所。それとは別に足湯が3箇所。使ったお金はガソリン代・高速代別、食費やキャンプ場代込みで2万円強といったところ。
昼食は全ておにぎりを作った。店で食事をしたのは最後の蕎麦屋と、道の駅でソフトクリームを1回食べただけだ。
人の集まる場所に行くのもいいが、こんなのもなかなかいいだろう?

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男旅2013夏・5日目

2013-08-23 11:38:37 | 旅・冒険・温泉
朝メシ。12合準備した米も、これで終了。
P8160349

スタカ湖キャンプ場を後にして向かったのは当然、麓にある野沢温泉村。
以前にも一度バイクで来た事があるが、村内は狭い道が多く、共同浴場の目の前に駐車できるわけではないので、迷ってグルグルと回っているうちに温泉は諦めてしまったのだ(笑)。

今回は車を一旦、有料駐車場に停めた上で歩いて回ることにした。

ここ野沢温泉には13の共同浴場がある。
まず最初に向かったのは、一番名前の通った「大湯」。
Dsc_0849

2つの浴槽があり、それぞれ「あつ湯」「ぬる湯」と札が掛かっている。
俺は元々あつ湯好きなのだが、源泉をそのまま引き込んでいるだけに、「ぬる湯」ですらかなり熱い。
「あつ湯」の方は15秒と浸かっていられないほどで、誰も入る人はいなかった。

そしてもう一箇所、「横落の湯」。
Dsc_0854

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ここは雰囲気的には単なる風呂(笑)。湯の華が漂っていた大湯とは泉質が異なり、透明な湯だった。温度は同じくらい。

共同浴場は元々地元の人達のためのものであり、現在も「地元の人と宿泊客は無料」となっている。
それ以外の人がダメとか有料とか謳われているわけではないが(番台も無い)、そういった成り立ちを知った上で、心して入るべきだと思う。各浴場入口には賽銭箱が設けられているので、必ず入れるべし。

各浴場にある、湯もみ板。
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これは岡本太郎が書いた「湯」。
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確か元々は、14番目の外湯という触れ込みで作られた「クアハウスのざわ」という温泉施設の風呂の壁に書かれていたはずだ。このクアハウスのざわってのも探してみたのだが、見当たらなかった。潰れてしまったか?

さてさて、野沢温泉村を出発して、一気に南下する。

八ヶ岳方面へ向かうか、乗鞍岳方面へ向かうか迷ったが、残りの行程はサクッと終わらせるため、よりポピュラーな白骨・平湯方面に向かうことにした。

松本市内のスーパーで地場のニジマスなどを購入してから、国道158号を西へ。この辺りまで来ると、さすがにわが地元の名古屋ナンバーが多い。
今まで何度来たか覚えが無いほど通い詰めた白骨温泉の共同露天風呂へ。
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この後、乗鞍高原の一之瀬キャンプ場に狙いを定めたのだが、到着してビックリ。
なんと、駐車スペースから25分も徒歩でテントサイトまで行かなければならないそうだ。
ところが、ちゃんとしたバックパックもなければ、台車も用意してない。あるのは小さなリュックだけ。荷物の量などを考えると、正吉君と2人で運ぶのは無理と判断した。
この時点で5時を回っていた。仕方なくここから1時間ほど掛かる平湯のキャンプ場へ向かう。
しかし、クルマの乗り入れが絶対的に制限されたキャンプ場ならば、間違いなく素晴らしい自然環境だろう。近い将来に来なければならない宿題ができた。

一方で、平湯のキャンプ場なんて、誰でも知っているくらいにメジャースポット。出来れば避けたかったが・・・。
まあ心配したほど混み合っておらず、ギャーギャー騒ぐグループもいなかったので一安心。ただ、料金が高いのは閉口する。
そもそも俺は、キャンプなんてキャンプ場じゃなくてもいいのだが、そこら辺の空き地とかでキャンプをしてると怒られるわけだ。水場や清潔なトイレがあるに越したことはないが、立派な管理棟やパンフレットは要らない。

また、俺はキャンプ用品なんぞには全くこだわらない。バイクの時はさすがに積載性とかが問題になるのでそれなりにこだわったが、毎日が野営のような俺にとっては(笑)、道具なんて必要な機能を備えていればどうでもいい。
「いや、それでも良い物は良いんですよ」とかいう人もいると思うけど、それはキャンプ好き以前に、キャンプ道具好きなだけだ。整備工具類でも同じ事。

晩飯に食ったニジマスは旨かった!
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男旅2013夏・4日目

2013-08-22 04:08:49 | 旅・冒険・温泉
さっさと片付けを済ませて、まずは燕温泉へと向かう。

ここも山を登っていった先にあり、冬季はスキー場が営業されているような場所。また、登山口にもなっている温泉街である。
めざすはその温泉街ではなくて、もう少し徒歩で入ったところにある2つの公共の露天風呂。どちらも無料。
すぐ近くの黄金の湯。
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もう少し奥に位置する、河原の露天風呂。
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本当は途中につり橋を渡るところがあるのだが、吊り橋が分解メンテナンス中で、仮設歩道が設置されていた。
Dsc_0841

当初は4泊5日くらいのつもりで出発したので、本来ならばそろそろ自宅方向に戻り始めるべきだが、しばらく悩んだ後、日程をもう一日延ばして、更に奥地に向かう事にした。

目当ては秋山郷の切明温泉(きりあけおんせん)である。
ここはとてもアクセスが悪く、志賀高原側から長いダートを抜けて北上する以外は、国道117号から1時間ほど掛けて山道を南下するしかない。
過去に何度か訪れようとしたのだが、そのアクセス性の悪さから結局一度も足を踏み入れた事が無い。
ここは、河原に温泉が湧いており、川遊びしながら温泉に浸かる事ができる。もちろん無料。
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奥地だけにもっと人がいないのではと思ったら、河原には割と多くの家族連れが遊んでいた。
温泉とはいえ、丸っきりの河原で人も多いので、水着は必須だ。(こんな事もあろうかと、予め用意してあった)
温泉が湧いているポイントはかなり湯温が高い。しかし人が多い事もあって、なかなか適温の場所を見つけることができない。
時期的なものもあるかもしれないが、温泉=入浴を期待してくると厳しいと思う。川遊びのオプション程度に考えた方が良さそうだ。
P8150342

もちろん河原の露天風呂だけではなく、温泉宿もあるので、風呂として入るならばそちらを選ぶべし。
正吉君はここが一番楽しかったようだ。

この地域の民芸品のひとつ、「ねこつぐら」。
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和風ベビーケージ的なものに「つぐら」という民芸品があり、そのネコバージョンが「ねこつぐら」。
以前たまたま知って以来、この地方に来たら購入しようと思っていたのだが、写真の物で¥14000と、少し高価なので諦めた。

朝一番に訪れた燕温泉から切明温泉までは、直線距離にして40km強といったところだが、S字状に超大回りする必要がある。
JNCCなども開催されている斑尾山の南側を反時計回りに迂回した後、奥志賀~木島平~野沢温泉という広いエリアを時計回りに迂回して、真北側から南下しなければならない。朝9時に燕温泉に入っていたにもかかわらず、切明温泉にドボンと入ったのは1時過ぎ。
良く言えば秘境、悪く言えば僻地。食材の買出しもしておらず、辺りには店も無い。
今後の行程を考えるとある程度南下しておく必要もあるが、この日は野沢温泉くらいまで戻るのがやっとだろう。

どうにか産直市場で地場の野菜を購入、加えて、コンビニで足りない分を購入。野宿旅では、あんまりコンビニは使いたくないんだがなあ。
近くにキャンプ場がなく、覚悟を決めて野沢温泉スキー場の頂上付近にある「スタカ湖キャンプ場」を目指すことにする。

こんな野宿旅をしていると、毎日15時を過ぎる頃に、寝る場所を見つけなければならないのと、食材を用意しなければならないのとで、独特の焦燥感に駆られる。
バイクでのキャンプツーリングではいつも感じていた事。
当時は、時間的な余裕がなくなると、結局は衣食住しか考えなくなる・・・いや、考えられなくなるのだなあ、と身にしみて感じた。
この焦燥感はあまり気分の良い物ではないのだが、この日と次の日、たっぷりと味わう事になってしまった。

スタカ湖キャンプ場は、切明温泉から3時間近く掛かったにも関わらず、直線距離でなんと16kmほど(笑)。
景色も良かったし、なかなかいいところだった。
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晩ご飯は地元産の丸ナスととうもろこしなど。
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男旅2013夏・3日目

2013-08-21 06:43:41 | 旅・冒険・温泉
朝食を作るとともに昼のおにぎりも用意する。2晩世話になった墓ノ木公園キャンプ場を後にして出発。ここは良い所だ。また来よう。

なんだかんだで、自分と正吉君の朝昼晩のメシの準備、寝る場所の確保、ルート設定や運転などをキッチリとやるのは結構キツい。
朝5時に起きて、出発できるのはせいぜい7時半から8時くらい。夕方は5時くらいには腰を落ち着けたいので、目的地で滞在する時間と移動時間を合わせて9時間ほど。これがかなりスケジュール的に大変なのだ。走れる距離も限られてしまう。

一旦日本海沿岸に出て、国道148号から南下する。
次の目的地は蓮華温泉である。
ここは148号から急な山道を1時間ほど入って、行き止まりの場所にある。北アルプスに向かう登山者のためのロッジがあり、駐車できる台数が少ないので駐車場だけは混雑しているが、ほとんど人はいない。
ロッジで受付を済ませて登山道を登っていくと、4箇所の露天風呂がある。

まず、三国一の湯。
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登山道の真横にいきなり小さな湯舟があるという、ギャグのような露天風呂である。
ドボンと浸かってみたら、ほとんど水のようなぬるま湯。チョロチョロと注いでいるパイプから出る湯だけは、温かかった。
そこからまた10分ほど登ると、仙気の湯がある。
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硫黄のニオイが立ち込め、真横ではゴポゴポと熱湯が噴出しており、眼前には北アルプスが広がっているという世界。

仙気の湯からさらに100mほど登ると、薬師湯。
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泉質や湯温がそれぞれに異なる。
ここが頂上なので、今度は別ルートで登山道を降りていくと現れるのが黄金湯・・・なのだが、外人さん家族7~8人に占領されており(笑)、モーレツにアウェイな雰囲気を感じたので、残念ながらスルーした。ここは日本なので「アウェイ」の使い方が間違っているような気もするが(笑)。

来た道を戻る途中、とても美しい池のほとりで休憩。
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道の駅にあった、恐竜のモニュメント。
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叩き出しのステンレスを溶接でくっつけては削り・・・を繰り返して作ったようだ。
技術的にはできると思うんだけど、たぶん口ばしを作っただけで飽きるな。
というか、実際、以前に鉄板で巨大な恐竜の骨格を作り始めたことがあるのだが、鼻の部分を作っただけでリタイヤしてしまった(笑)。

この後、ルートを迷ったが、妙高高原方面に抜けることに決定。
途中には小谷温泉(おたりおんせん)がある。

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ここは有名な共同露天風呂があり、基本的に無料。
俺は既に数度訪れた事がある。

そして妙高高原方面に出発。
この峠はバイクで通った事があるはずなので、何も考えずに山道に突入。
ところが、しばらく進んだところで舗装が切れ、ダートになってしまった。
俺はVmaxでもへっちゃらでダートに入るので全く忘れてしまっていたようだ。友人達数人と行った時は、ダートだということで引き返したような記憶もよみがえってきた。
前半はかなり雨水によるクレバスで荒れており、引き返すことも考えたが、結局20kmほどのダートを1時間ほど掛けつつも抜けてしまった。

野尻湖近くに到着した時点で5時近く。
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多少なりとも買出しできるような店がないかと思ったが、スーパーすらない。仕方なくコンビニで適当におかずを買い込み(とはいえ何故か地場の野菜をたくさん売っていたので助かった)、野尻湖高原キャンプ場へ。
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自然環境は悪くないが、ちょっとイマイチだったかな。
自転車で野尻湖周辺を散策してみたが、カキ氷やヤキソバなどを売っている売店が数件あるだけで人影もまばら。かといって大自然という感じでもなく、結局すぐにキャンプ場に帰って、メシ食って寝てしまった。
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男旅2013夏・2日目

2013-08-20 01:49:05 | 旅・冒険・温泉
朝5時ごろ起床、朝食の準備と、昼ごはんのおにぎりを作る。正吉君は見事にオネショをしていた。
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2晩連続でここ「墓ノ木公園キャンプ場」でキャンプするので、テントやテーブルはそのままにして、7時過ぎに出発。
黒部峡谷に行くためである。
実は15年以上前にも行こうとしたのだが、豪雪後のGW中で残雪があり、奥地までいけなかったのだ。

黒部峡谷には、峡谷開発時に敷設された線路を利用したトロッコ列車が運転されている。
表の顔は観光用の鉄道だが、実は今でも水力発電設備の工事やメンテナンスにも使われており、本線20km強の途中にはかなりたくさんの駅がある。
観光用として使われているのは始発の宇奈月駅、黒薙駅、鐘釣駅、終点の欅平駅の4駅。欅平駅までは片道70分も掛かる。何せ、全速力で走れば追いつきそうなスピードでしか走らないのだ。

原則として、始発の宇奈月駅で切符を買う際に、どの駅に行くか決めた上で「往復切符」を買わなければならない。さらに、到着駅で復路の電車を予約しなければならない。
つまり、どういった場所なのか自分の目で確認する前に、行き先を決めなければならず、「時間が余ったから、あっちにも行ってみよう」というのはできないのだ。
俺は前回(10年以上前)に訪れる前に調べた知識のままで、今回は全く予習して来なかった。今後行こうという方には、入念なチェックをお勧めする。
各エリアでの徒歩移動と電車の予約を考えると、一日で全てを見てまわるのはほぼ不可能と思われるので、今回は終点の欅平をチョイス。

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黒薙・釣鐘・欅平ともに全て「河原の露天風呂」が存在するそうなので、温泉フリークとしては全て回りたいところだが仕方がない。また来ればいい。
また、朝8時前初のトロッコ列車に乗車できるタイミングで来たのは、大いに正解だったと思う。弁当持込も大正解だ。

欅平駅のエリアには、3つの温泉宿がある。駅の至近距離にある猿飛山荘、黒部川上流に向かって10分ほど歩いたところにある名剣温泉、名剣温泉を過ぎて最も奥地にある祖母谷温泉(ばばだにおんせん)。


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今日の行程内ではチャンスは一回こっきりなので、当然、祖母谷温泉に行くべきだろう。

祖母谷温泉だけは少々危険なルートを1時間ほど歩かなければならない。道はそれなりにフラットな林道なのだが、急な傾斜の山肌を削って無理矢理通したような道で、岩盤が頭上に覆いかぶさっていたり(ほぼ半トンネルといえる状態で、“人喰岩”という名称が付いている)、ガードレールが無い谷底を覗くと、絶壁の遥か下に黒部川が流れていたりする。さらに、数年前に地すべりを起こした箇所がある。この地盤が未だ落ち着いておらず、いつ何時再び地盤が動き出しても不思議ではない、自己責任で通ってください、命の保障はしませんよ、といった立て札があったりするのだ。

駅員さんに聞いてみたら、2時間程度の滞在で帰る人が多いそうだ。すなわち、往復2時間近く掛かる上に、危険な道を通らなければならない祖母谷温泉まで足を伸ばす人は、あまりいない。なので、名剣温泉を過ぎると途端に周りに人がいなくなる。
今回は祖母谷温泉への往復を考え、約4時間の滞在で復路の電車を予約した。

※今回は朝5時起き・20時消灯のキャンプなので時間が限られていたが、例えば宇奈月温泉のホテルに泊まれば、2駅くらいはキッチリと見て周る時間があるかもしれない。

俺と正吉君は備え付けのヘルメットを被り、探検隊を結成。山をてくてくと登っていく。

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狭くて長いトンネルを抜けると、硫黄のニオイが鼻を突く。正吉君は「タマゴの匂いがするよ!!」。

祖母谷温泉は登山のための山小屋といった雰囲気で、露天風呂の造りが四角くコンクリートを流しただけで、少々素っ気ないのが残念だが、ここまで歩いてきた達成感や、本物の自然に囲まれている事を思えば満足である。
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休憩中に横にいた、白馬岳を越えてきたという登山者と、これから白馬に向かうという登山者の会話を羨ましく聞きつつ、ここ祖母谷のもう一つの目的地へ。

それは「祖母谷地獄」といって、河原に温泉が湧いている場所である。
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湧いているお湯はヤケドしそうなくらいに熱く、そのまま入浴するのは無理。川の水を導き入れて温度調節をする必要がある。
しかし、川は流れが速く、湯舟を作ろうにも移動すら困難な大きな石が多い。「露天風呂」として機能するようなものを作るのは、そうそう簡単ではない。結局足湯でガマンする事になった。
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欅平駅に戻ると大変な混雑でトロッコ列車も満席。祖母谷にはまるで人がいなかったのに、みんな何処へ行っていたのだろう? どうやら俺のように「温泉目当て」で来ている人は比較的少数のようだ。
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再びトロッコ列車に揺られて70分。宇奈月駅まで帰ってきた。
トロッコ列車乗車中に対岸に見える「とちの湯」という共同温泉に行ってみる事にした。
宇奈月温泉と同じ源泉から引いているため、泉質は同じなのだそうだ。
温泉の写真を撮るのは忘れてしまったが、EVのバスやら、レンタルのEVが走っていたりして、正吉君も興奮気味。
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トロッコ列車も電力で走っており、「トロッコ列車は黒部川が走らせている」という案内が印象的だった。今や火力発電・原子力発電では胸を張れない。

晩飯には、瓶詰めの物だが「ほたるいかの沖漬け」を用意。
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海の幸を堪能するには時期的に厳しい物があるが、星の下で食うコイツは、十分に旨かった。

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男旅2013夏・序章~1日目

2013-08-19 07:36:28 | 旅・冒険・温泉
俺のオフクロはエネルギーの塊のような人であった。
とても喜怒哀楽が激しく、絵画や版画、ガラス工芸、書道、歌や楽器など、いつも新しいものに挑戦していた。
パートの職歴も数え切れないほど多く、俺の目には、ある程度その職を極めてしまうとつまらなくなり、別の職を探しているように見えた。

一方でオヤジは何も取り柄が無く、いつも酒を飲んでゴロゴロしているか、ガニマタでアタフタしている印象だった。
プラモデルすらろくすっぽ作れないオヤジを見て、小学校に上がる頃には既に「オヤジはあまりアテにならない」と思っていた。

俺が影響を受けるとすれば、当然オフクロの方である。
多趣味・音楽好き・美術や工作好き・ネコ好きは、間違いなく母親から受け継いだものだと思う。
親父の影響など何一つ受けていない・・・くらいに思っていたのだが、両親とも亡くなって以来、自分という人間の成り立ちについて深く考える事が多くなり、最近では「必ずしもオヤジの影響を受けていないわけではないな」と思うようになった。

俺は小学校半ばごろまでに、オヤジの転勤で東日本を中心に7回もの引越しをした。
各地の風土の違いというものに、子供ながらに鮮烈な印象を受けたのと、オヤジの旅好き・自然好きの影響で、野宿で各地を旅することに憧れを持ったのだと思う。
尤も、オヤジは相当な出不精だったわけで、旅好きと言ってもテレビで旅行番組を見るだけ(笑)。おかげで知識だけは多く持っていた。
俺は、たまに山菜取りやら近所の旧跡巡りなどに連れて行ってもらった程度で、泊りがけの旅行などに行った事などない。小さい頃の俺は車酔いがかなり酷く、後年にオヤジは「どこかに連れて行こうと思ってもすぐに酔ってしまうので、なかなか連れて行けなかった」と言っていた。たしかに2つ上の姉貴と比べれば、俺はオヤジに連れ出される事が多かったと思うけど、それは単なる出不精の言い訳だろう。
ちなみにこの「車酔いが酷かった」というのは、俺が四輪ではなくバイクを選ぶ理由の一つとなった。

さてさて、正吉君である。
自分の子供に対して「何かを無理矢理やらせる」のではなく、親が楽しんでいる姿を見せて、そこから何かを感じ取ってもらいたいというのが俺の気持ち。
このブログでは一度も書いた事が無いが、俺の知られざる趣味(?)に野宿ツーリングと温泉めぐりってのがある。
ただし、独立開業して以来は全く行かなくなってしまい、10数年ご無沙汰。
正吉君もボチボチ自分の身の回りのことが出来るようになってきたし、以前俺がバイクで日本全国を走り回り、野宿で各地を見て回ったのと同じ事を、とりあえず車でやってみようと思ったのである。
今の言葉で言えば、男旅ってヤツだ。

今回向かうエリアは飛騨・北陸・信州北部。バイクのロングツーリングではいつもの事だったが、今回も事前に決めるのはエリアだけで、細かくは行き当たりばったりとする。
当然、信州は過去に「これでもか」というくらいに走り回った。しかし諸々の事情でスルーした場所もあるし、何より当時は高速道路が整っておらず、日本海側にはとてもアクセス性が悪かった。

1日目
朝5時ごろ起床。前日に荷造りはほぼ済ませてあった。
この日の朝食用・昼食用のおにぎりを作り、正吉君を叩き起こして自宅を出る。すぐに名古屋ICから東海北陸道へ。一気に北陸へトリップするつもりだったが、少々早すぎるだろうと思い、白川郷に立ち寄る。
ここについては俺が陳腐な言葉を並べるべくもないので写真のみ。
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現代の町並みと全く違う風景なのに人が暮らしているというのは、とても圧倒される。

その後もう一度高速道路に乗り、黒部ICで下車。以前利用した事がある「墓ノ木公園キャンプ場」に向かう。ここは無料で、環境は良いのだが回りに何も無いためか、比較的空いている。
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テントを10数年ぶりに広げ、ハイエースを身軽にしてから、近場に温泉を求めて出発。

狙いを定めたのは小川温泉元湯。
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ここは温泉宿一軒のみで、温泉宿から徒歩で10分程度奥に入ったところに、天然の半洞窟を利用した露天風呂がある。共同の浴場ではなく、温泉宿の管理する露天風呂である。
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風呂自体は満足のいくものだったのだが、非常に虻が多く、俺だけ数箇所刺されてしまった。これがこの後の全日程で腫れと痒みで苦しむ事に・・・。

この近辺は海と山が近いので、海の幸・山の幸ともに恵まれているはず。しかし近所にはスーパーやコンビニ程度しかなく、初日は単なるBBQとなった。
今回のためにテキトーに作った一斗缶BBQコンロ。
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100gあたり¥198とかなり高いのだが、これはブランド肉だからというわけではないようで、他の輸入肉も高かった。
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俺の地元と比べると野菜も全体的に高めで、魚だけは安かったかな。物流とかの地域的なものだろう。



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