THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

居酒屋坂内2DAYSエンデューロ・FINAL

2014-10-31 07:24:54 | オフロード

タペット音がチンカラチンカラと騒々しいので、戻ってきたのがよく分かるわ~!!(笑) なんやかんやでそこそこコンスタントに走り続けている。

4時間毎の中間リザルト。最初の4時間時点でのビリ2から、20時間時点で19位まで浮上(笑)。

 

が、やはり田中代表がこのまま終わるわけがない。

 

レーススタッフが「また集計前のセクションで止まってますよ~」とPITまで伝えに来て下さった。

「またか!」

「放っとけ、放っとけ!!」

と冷たい言葉がPIT内に飛び交う(笑)。

スタッフ氏には「そのまま放置しておいてもらえればOKで~す」と伝え、誰も動く者はいない。みんな自分が走る以外にも代表のヘルプで振り回されて、ヘトヘトなのだ。

PITからセクションの方に目をやると、ほほ~う、確かに悶えとる(笑)。さすが光学20倍(爆)。

 

俺はセンターハウス下にカメラを持って移動し、遠方から田中代表をしばらく観察。

一応、掛けようという素振りは見せるが・・・。

 

明らかにPITから誰かが来るのを期待しとる。

 

誰も来ねぇ・・・

 

・・・と諦めかけた時、ペドロサが見かねて駆け寄る。

 

結局、他のメンバーも助けに来た。嗚呼、熱い友情(笑)。

 

あ、コッチ見つかった(笑)。

 

T裏さんが既にヘルメットまで被って待機してるのに、田中代表はちっとも戻ってこない。

 

次のLAPで、またエンスト。エンジンを掛けられないなら、エンストしなきゃいいと思うのだが。

 

どうにかバトンを渡し終えて、へたり込む田中代表。

このあと、「走るのは今年で最後にします」と名言を吐いた(笑)。

 

お隣のPIT、HSTRさんは、電装系のトラブルのよう。ハンドルを左に切るとエンジンが止まっちゃうとか。左に曲がるときはフルカウンターで曲がればいいのでは・・・(笑)。

 

HSTRさんとは去年は、最後の最後まで1~2周の差でクラス優勝を懸けてバトルしたのだが、HSTRさんがTカーからメインハーネスを移植するとのことで、今年はドンケツに近いところを1~2周差でバトルしております(笑)。

過去にも気になっていたのだが、ワイシャツ&スラックスでPIT作業を手伝う方。如何にも駆け付けた、というパフォーマンスなのか、サッカーの監督をオマージュしたのか、単純に普段着を持ってないのか(笑)。下手なコスプレよりもかなり目立つ(笑)。

 

最終ライダーのペドロサへ交代。

 

ゴール目前、チェッカーが用意された頃、集計前のセクションでパスンとエンスト。再始動させようとすると、キックがやたら軽い。吸気の音はしてるんで、カムチェーンが切れたか?

 

チェッカーが振られるまで手前で待機。それこそ終了まで残り数十秒という直前での出来事だった。

みんなで押してゴールイン。

これが山の中だったら大変なことだったけど、芋樽号は、田中代表以外は裏切らなかったね(笑)。

 

今年は完全部外者モード(笑)で手伝わせてもらったので、お笑いでも見てるみたいで楽しめた(笑)。でも、これが自分がマシン準備して、ライダーとしても参加してたら、かなり腹が立ってたんだろうなぁ(笑)。

毎回思う事なんだけど、今の会費設定で毎年欠かさずに出場し続けるのは、絶対に無理だ。いまのところ出来ているのは、バイクがあるから・・・というか、無理矢理使っているだけだ。そこそこ調子のいい誰かのバイクを使うという方法ならば会費は安くなるんだけど、長くは続けられない。マシンオーナーは見えない出費をしてるわけだからね。

かといって、ボロバイクをベースにすると、今と同じ苦労が付き纏う。

今回のレポの冒頭で「XLRはあんまり好きじゃない」なんて書いたけど、当初から再始動性の悪さ、キャブの張り付きには苦労してきたし、何よりベースが古すぎると思う。走り出せばそこそこイケる事は分かっているけど、今回みたいにエンジンを掛けられないんじゃあ意味がない。

俺としては、どうせやるなら、やっぱ勝ちたいと思うんだよね。そのためには絶対に勝てるマシンと体制が必要になる。誰かが乗れば速いけど、別の誰かだと速く走れないバイクというのは、坂内2DAYSでは「勝てるマシン」にはならない。ライダーのレベルがそこそこなら、レーサーにバッテリー載せてLEDヘッドライトで、サスを超ソフトにする。それ以外ノーマル。

または、今回みたいに純粋なエンジョイでやるなら、誰もが楽しく周回できて、誰もがエンジンを掛けられるバイク。「誰もが」というのには田中代表を含むんで、一般常識は通用しない(笑)。強いて挙げればセローかなぁ。MD30のノーマルは、意外と使えないと思う。相場が高く、1コケも高くつくのと(部品が壊れやすい)、人によってはシート高が高く感じるだろうし、重い。

 

我らが田中麗震愚は最終的に97周、18位/27台中という、散々な結果に終わった(笑)。T裏さんは今回で結構自信をつけたようで、レースが終わったのにテンション高め(笑)。今は、田中代表のGoProドライブレコーダーをみんなで見て、笑いこけております(笑)。動画は本人の名誉の為に限定公開となっております、ヒヒヒ まあ、ここまで書いちゃったら名誉もクソもないかな?

なにはともあれ、お疲れ様でしたー。

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居酒屋坂内2DAYSエンデューロ・その3

2014-10-30 15:01:48 | オフロード

無事に「居酒屋坂内」も開店したんで、あとはテキトーなレポで。

第2ライダーのJロウさんと第3ライダーのペドロサがそこそこ走ったんで、心に熱いものが宿ったのか?(笑) 田中代表がローテーションとは別に「3周だけ走る」と言い出した。

PIT IN後、くたばるペドロサから芋樽を引き継ぎ、キック・・・掛かった(笑)!!

 

その走りは田中麗震愚代表としての面目躍如で、いきなりファステストラップを記録。

さっきまで周回すらできなかった人が、何故に突然普通以上に走り出したのか?・・・という疑問を感じる人も多かろう。が、付き合いの長い我々は、田中代表がそーゆーヒトだという事を知っているので、何ら疑問は感じない。何せ幼少の砌、おでんを食べているときに彼の下におでん型UFOが飛来して以来、常人では理解しえない力を手に入れたのだ。

 

ハカイダー。

この方はちょくちょく多度にもみえるので声を掛けたのだが、全く覚えて下さっていないようで、華麗にスルーされてしまった(寂)。人の顔と名前は、きちんと覚えていただきたいものである(笑)。

 

田中代表の栄養管理を一手に引き受ける、料理長のJロウ氏。何をやらせても、とても器用にこなしてしまう。

 

チームメイト以外には分からないPITサイン。本来は「Hefu」と書く。

 

かなり小さい頃からT裏さんに連れられて、坂内2DAYSエンデューロに来ているケン君。このブログの過去のレポにも度々登場している。0歳の頃から知ってるんだけど、もう中3だもんなあ。コーヒーを飲み、iphoneを操作するようになっちまった(笑)。

今回は、記録係をかなりしっかりとやってくれた。ちなみに俺はこの手の仕事がまるでダメ。自分の気分やその時の状況に左右されず、何かを淡々と続けるという事ができないのだ。会社の事務仕事とかは、その時の気分で一気にできるんで、割と得意な部類である。

 

酒飲みながらも、集計ポイント手前のセクションで、チーム専属スウィーパー(爆)をやってた俺。せっかくの丸太越えのセクションの脇のコーステープがブッチされており、丸太を通らないラインが出来てしまっているのが気に入らない。

やむを得ず(笑)、N目君走行時に、彼の目の前で「あーっ!! ゴメンゴメン!!」と言いながら、丸太や大きな石をインチキライン上に投げる作戦を敢行。他のチームの目の前だと問題あるからね。

俺のせいで足攣った人。

 

それを見ていたレーススタッフが、俺の正しく勇気ある行動を評価し、直ちにコーステープが張りなおされたのは言うまでもない。

エントラントの皆さん。インチキラインが使えなくなったのは、俺のせいだぜ(笑)。

実は簡単にクリアできるポイントを2つほど残しておいたんだけど、轍を見てついついトレースしちゃうんだろうね。ほとんどのライダーは最も面倒臭いラインに入ってしまい、苦労していた。

N皮君、N目君の工具を中心に配置された作業スペース。

工具が少なくて、ちょっと困った(笑)。やっぱ「基本ツールセット」って、痒いところに手が届くようにはできてないのね・・・。

正吉君は早々と寝落ち。

 

持参したビールが無くなってしまったんで、ウヰスキーのお湯割りにシフト。

その後、俺は20時くらいでメンバーに何も告げないままにフェードアウト。いや、意図的なものじゃなくて、クルマに寝かせていた正吉君の様子を見に行った時に、寒さと眠気から、つい誘惑に負けてしまったのだ。例えて言えば、会社帰りの駅前にあるヘルスに、ついつい入ってしまうようなものだ。

まあ、ここ1ヶ月間の合計睡眠時間が90時間を下回るので、お許しいただきたい。「忙しい」を連発している田中代表は、もっと寝ていないのだろう。キックでエンジン始動できなくても、致し方ない。

マジでチョイと言わせてもらえば、「忙しい」という言葉は、あまり使わない方がいい、と思う。許容範囲は人によって全然違うし、全然寝てない俺が、夜ちゃんと寝てる人に「忙しい」とか言われたら、何も言い返せないじゃんか。大体からして大の男が「忙しい」を連発するのって、キャパが狭いみたいで、とてもカッコ悪い。

もちろん俺も口をついて出てしまう事もあるけど、基本的には使わないね。

逆の例を挙げれば、長期出張。出張先で仮に全くやる事が無かったとしても、24時間拘束されているのと同じ。つまり、人によって尺度が全く違ってしまうワケだ。

それでも敢えて書いておこう。世の中に、俺以上に限界ギリギリで動いている奴は、あまりいないはず。もちろん自分が一番だとは思っていない。

そうは言ってもそこそこ暇な時もあったりするワケで。暇になると、不眠不休の反動でイカガワシイトコロに行きたくなるのであるよ。出張なんかだと、確実に夜中にやる仕事がないので、間違いなくイカガワシイトコロに行くね(笑)。基本的には出張中の自分の日当は全て夜の街で消費する事にしている。出張先の近くに夜の街があるかどうかは、俺にとって、とても重要なんであるよ。ヒヒヒ

まあいいか(笑)。

 

深夜2時半ごろに目を覚まし、何食わぬ顔で再びPITへ。みんなお疲れモードで、口数も少ない。

そして夜が明けてきた。

 

つづく。

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居酒屋坂内2DAYSエンデューロ・その2

2014-10-29 17:59:37 | オフロード

先に田中代表を探しに林間コースに入ったN皮君は、コースを最初から正回りしてしまうであろう。

コース後半で立ち往生している事が分かったため、N皮君に正しい場所を伝えつつ、代表を救出に向かわなければならない。で、走って山登り。

たまたま持っていたメガホン(本来は代表の走りにツッコミを入れるために手にしていた)で、かなり先に行っているであろうN皮君に向かって大声を出す。これがなかなかの効き目で、N皮君とはアッサリと合流できた。

このブログは坂内2DAYSエントラントの間では、かなり有名である。今や各チームが必ずと言っていいほどに使っているPITのコンパネは、恐らくこのブログが元ネタである。100円ショップで購入したメガホンの有用性を説いた以上、次回以降の坂内2DAYSエンデューロでは、各チームは必ずやメガホンを用意する事であろう。

さて。

ヒ~コラ言いながら駆け足で坂を上り、目的地に到着。真っ先にやること、それは「写真を撮る」である。

大方の予想通り、体操座りしとる(笑)。

芋樽を転がしとるやんけ~バチあたりな!

スタッフの方々にも気を遣っていただいたようで、誠にありがとうございました。

これが去年クラス優勝、過去に2回総合優勝したチームの代表の姿だろうか(笑)。エンジンはもちろん、俺がアッサリと再始動させたのは言うまでも無い。

再始動したバイクに向かうのにダラダラ歩いていたので「早く早く!」って言ったら、「コッチはずっとキックしてたもんで、疲れてるんだって」との事だ。俺も急いで山を登ったんで、息も切れ切れ、膝はガクガク。ちょっとイラッと来た(笑)。そもそも何度もキックしなくても掛かるやん(怒)。

田中代表をその場から送り出し、N皮君と「さすがにすぐにJロウさんに交代するだろうな」と話をしながら歩いて戻ったんだけど、なかなか#16のバイクが林間コースのほうに来ない。河原に出て、集計ポイントの方に目をやると、正吉君がさっきと同じ位置に座ってるし、T裏さんの姿も見える。

まさかね~~~・・・と思ったら。

またエンストして止まってるやんけ!!!

上の写真は、自力でエンジンを掛けられず、人に掛けてもらっている図ね。

歩いた方が速いわ、このオッサン(笑)。

その後も何度もエンストし、エンジンを掛けられず、そして最後の丸太がどうしても越えられない。

結局、業を煮やしたN目君がヘルメットを取り上げ、代わりにピットまで乗って戻っていった。本来はコース上でのライダー交代は禁止のはずだが、まあお許しくださいませ(笑)。

 

もう少しマトモに走り、集団に揉まれながらセクションにて轟沈するのではないかと予想していたが、ネタにすらならない展開で、残念というより失望した(笑)。

そりゃいいんだけど、俺には気になる事が一つあった。エンジンの音がおかしいのである。チンカラチンカラと、タペットの音を出し始めている。

この時点では、タペットアジャストスクリューのロックナットでも緩んだか・・・という程度の考えで、念の為チェックしようと提案したのだが、これが少々妙な展開になってしまった。

まず、タペットホールキャップが緩まない。単に強く締め付けすぎているようなのだが、右側を作業しているN皮君が「もうナメそう」と言っている。左側の俺は一つは外せたのだが、もう一個をインパクト的に「ハッ」と回したら、頭がポロッと欠けてしまった(汗)。

仕方が無いのでスペアマシンからタペットカバーごと移植する事にし、芋樽・スペアともにカバーを取り外す。移植は造作ないのですぐに終了したのだけど、第2ライダーのJロウさんを送り出した後で、取り外した芋樽のロッカーアームが削れている事に気が付いた。

タペットカバーを交換したエンジンは、その後もやはりタペット音が大きくなってくるが、まあ俺は今回は「あてにならない敏腕ピットクルー」なんで、気にしないことにして、早々にビール1本目に手を出した。ようやく「居酒屋坂内」開店である。

つ~か、ホントはスタート直後に飲みはじめるハズが、田中代表のおかげで遅くなってしまった。

 

つづく。

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居酒屋坂内2DAYSエンデューロ・その1

2014-10-26 16:00:22 | オフロード

今年もこの季節がやってきた。「坂内2DAYSエンデューロ」である。2DAYSという名前だけど、2日間に亘って行うというより、24時間の耐久レースだという意味ね。

ここ数年、俺はチームの運営には携わっていないが、1年間で最も気になるイベントの一つであることは間違いない。友人たちと、決まってこの時期に参加するレース。レースであるからには勝敗が決まり、お金や手間、時間もかかる。喜びがあったり、悲しみがあったり、ぶつかり合いなんかもあったりするのだ。

今年のマシン準備のほとんどはT裏さんとN皮君が行い、マネージメント面も同様。俺に言わせると、本番当日に走るだけ、というのは誰でも出来る事であり(それが24時間1人で走るとしても)、最も大変なのは事前準備であり、そしてこのレースの醍醐味もそこにある。学生の頃の文化祭とかだって、そうだっただろ?

頭数を揃えるために、当日だけ来てもらって走ってもらうというスタイルは否定はしないけど、上手くやらないと、中心メンバーとビジターの間には、無視できないほどの温度差が発生してしまう。

じゃあ、なんでアンタは事前準備もせず、当日も走らないの?・・・とか言われそうだけど、この話はいずれ・・・という事で。

今年の俺の役回りとしては、「あてにならない敏腕ピットクルー」(俺の自己設定・・・笑)。いざという時には率先して動く反面、突然いなくなったり、貢献した分をプラマイゼロにするような動きをしたりする予定。何せ「酔いどれメカ長」の代理なんで、俺は「泥酔メカ長」で行くことにする。ヒヒヒ

 

マシンは、何と今年で10回目の使用となるXLR250BAJA。メンバー内では「芋樽号」と呼ばれている。

芋樽とは良くも悪くも腐れ縁。俺自身はXLRなんてあんま好きじゃないし(笑)、セルが付いていないのでメンバーからも不評。若干名、XLRサイコー!と言っているヒトもいるが、俺に言わせりゃ単なる変人だ。毎年のように「今年で最後だな」とか言っている割に、次の年も結局直して使ってしまう。他のチームにも、これだけこのレースで使ったバイクは、他にはまずないだろう。

 

ライダーの布陣は、チーム始まって以来の最弱との呼び声が高い(笑)。

Jロウさんとペドロサは固定メンバーではあるものの、1年に1度しかバイクに乗らない(笑)。田中代表は、ここ数年バイクに乗っているのを見たことがない。そしてもちろんキックでエンジン始動ができない(笑)。T裏さんは3か月ほど前にオフの練習を始めたばかり。N目君とN皮君はそこそこ走れるが、N目君は去年の坂内2DAYS直前の大怪我のせいで、ここ1年はほとんど走っていないはず。

ME06さんとT田さんはスケジュールが合わず、moritechさんもお休み中。加えて諸般の事情で俺も走らないので、こんなライダー構成になってしまった。

 

25日土曜日の早朝、寝ている正吉君を起こさないようにクルマに乗せて、出発。坂内に到着すると、多くの人やトランポが集まっていた。

ピットの設営も、備品類は人任せ。ウチは色気が無いんで(笑)、ちょっとは賑やかしになるのではと思って、正吉君にモトクロスウェアを着せてキャンギャルならぬキャンボーイ代わりに。まあ、周りからの反応は、あまり無かったですな(寂)。

 

スタートライダーは、何と世界の代表、田中氏。田中代表をスタートライダーに指名したのはN皮君。曰く「真面目に考え、意地悪はしていない」との事だが、「田中代表が最も適任であり、意地悪度がゼロ」という事は絶対にないであろう(笑)。何せサイティングラップですらロクに走れず、コーステープを何度もブッチして逆走したりしてたし(笑)。

サイティングラップのみで疲弊し、スネる田中代表。

ヘルメットにはGoProが取り付けられているが、それはオンボードカメラというより、田中代表を監視するドライブレコーダーといった方が正しいであろう。

 

午前11時ちょい過ぎ、国旗が振り下ろされる。ルマン式スタートである。

いきなり、代表のエキセントリックぶりが炸裂。

バイクの左側から乗り込むはずが一旦右側に回ってから左側に戻り、前後逆に跨る仕草を見せてから(ありえん)、ようやく普通に跨った。なにやってんの???(笑)

バイクに跨ったころには、大半のバイクはスタートしている。彼を知らない人は「ふざけているんだろう」と思うかもしれないが、付き合いの長い我々は、彼が大真面目でやっていることを知っている。

そして当然、エンジンを掛けられない。今まで何度もコース上でエンスト後の再始動が出来ず、そのたびに立ち往生してきたヒトが、ルマン式スタートでスムーズに発進できるわけがない。何せ2stですら掛けれないんだから(笑)。

それでもメンバー2人が支えるマシンに仁王立ちになり、最後にはどうにかエンジンを掛けた。当然ブッチギリのビリ(笑)。状況確認の為に最後尾を走るコースマーシャルの、遥か後ろを行く。

言い訳は出来んよ、ちゃんと撮ってるんだから(笑)。

 

ここ数年、坂内2DAYSエンデューロでは、集計ポイント手前に軽いセクションが作られる。当初は集計ポイントにブレーキミスで突っ込むのを避けるためという名目だったかと思うが、最近のゲロやクロスカントリーブームに倣ってか、年々難易度が上がっていく。

今年は初心者が多く走る坂内2DAYSとしては、ちょっとキツいんじゃないの?・・・というほどで、オープニングラップから各所で悲鳴が上がっていた。

まあ、田中代表がそんなに早くオープニングラップから帰ってくるとは思えないんで(笑)、最初はあんまり気にしてなかったんだけど、山に消えてから15分くらい経った頃から、メンバーが口々に「来ないな」と言いはじめた。林間コース内には難所は無いので、田中代表ならば10分も掛からずに戻ってくるはずであるのだ。

最初にペドロサが林間コースの出口方向を確認しに行った。しばらくして反対方向からN皮君が徒歩で山に入っていった。

その後、集計ポイント付近にいたコースマーシャルを捕まえて「どこかで#16が止まってませんでしたか?」と聞くと、「あご」の手前のシケインでずっとキックしてるヒトがいる、との事。

で、俺も救出に向かうことにした。やれやれ・・・(笑)。

 

つづく。

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俺も正吉君も、そろそろ人間に戻りたいのさ。

2014-10-22 08:21:02 | チョイ毒エッセイのようなもの

人のBLOGやFB見てると、骨折時のレントゲン写真がUPされてたりするんだけど・・・、アレって、やっぱお医者さんで「写真撮ってイイッスか?」とか言いながら写メするんですかね(笑)???

そういったシチュエーションに違和感を感じる俺としては、正吉君のレントゲン写真を写メすることはできない(笑)。

「常にデジタル機器を操作している」などと言われたりする俺だが、実際にはそうでもなく、基本は昭和レトロである。病院は神聖な場所なんぢゃよ。だって、お医者さんを先生って呼ぶだろ?

話は逸れるけど、良く言われるのは「常にデジタル機器を・・・」というだけではない。人によっては、俺のことを「いつもペンキを塗っている」とか「いつも溶接をしている」とか「いつも穴を掘ってセメントを捏ねている」とか「いつも酒を飲んでいる」とか「いつもエロいことを考えている」とか・・・。どれも「ほどほど」であり、「いつも」ではない。それらは誤解であることは書いておこう。

正吉君の骨折の経過は、まあ順調・・・ギブスが外れた。

・・・なんだけど、期待したよりは少し回復が遅いってところかなぁ。少なくとも月内は運動禁止、11月16日に行われる多度のシリーズ最終戦頃に「全て解禁」となりそうな雰囲気なんで、最終戦出場は黄色信号ってところ。レースに出るための練習量の問題じゃあなくって、やっぱ親としては心配なワケで。慌てる必要は無いから、ゆっくり復活すればいい。

もう山は越えたけど、ここのところ仕事が極度に忙しく、子供達にはほとんど構ってやっていなかった俺。実際、正吉君の骨折の経過を知るどころではなかった。先週、仕事の合間に病院に連れて行った際に、松葉杖を使っていた正吉君が突然、「ボク、本当は歩けるんだよ」と言って、ギブスのままスタスタと歩き始めた。大爆笑。仕事の忙しさや骨折の経過の心配なんかから来る緊張が緩んで、ちょっと涙が出たよ(笑)。夕方の暗くなった頃で良かった。・・・つっても、正吉君は、意外と俺の表情を見てるんだよね。後からなんか言われるかも・・・。

さてさて。

先日、「コレなら買ってもいいなぁ」と思えるバイクが、久々に登場した。YZ250FX。

これはもちろんJNCCライダーをターゲットにしてるんだろうけど、俺としても滅多に走らないだろう一般公道のために、クソ高い(と思われる)保安部品つきのWR250Fを買うより、YZ250Fに毛の生えた程度の価格のFXの方がいいなー。

元々、買うとすればYZ250Fで、リヤタイヤを18インチに組み替えようかなぁ、サスが硬いだろうなぁ、サイドスタンドも付けなきゃ、などと思っていたのだが、これならFXの方がいい。セル付いてるし(笑)。

諸般の事情で今期の購入は見送るけど、3期連続で増収増益してリーマンショックの頃のツケをほぼ払い終え、会計士の先生からも給料アップのお許しが出たので、そろそろ何とか元の生活水準に戻れそう(笑)。かなり色々とガマンもしたし、一言では語れない努力もした。

とりあえず、年始あたりで(年末は忙しいため)、子供たち連れてネズミーランドかUSJだな。ハイエースと自分のバイクの事はその後で考えよう。

 

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