タペット音がチンカラチンカラと騒々しいので、戻ってきたのがよく分かるわ~!!(笑) なんやかんやでそこそこコンスタントに走り続けている。
4時間毎の中間リザルト。最初の4時間時点でのビリ2から、20時間時点で19位まで浮上(笑)。
が、やはり田中代表がこのまま終わるわけがない。
レーススタッフが「また集計前のセクションで止まってますよ~」とPITまで伝えに来て下さった。
「またか!」
「放っとけ、放っとけ!!」
と冷たい言葉がPIT内に飛び交う(笑)。
スタッフ氏には「そのまま放置しておいてもらえればOKで~す」と伝え、誰も動く者はいない。みんな自分が走る以外にも代表のヘルプで振り回されて、ヘトヘトなのだ。
PITからセクションの方に目をやると、ほほ~う、確かに悶えとる(笑)。さすが光学20倍(爆)。
俺はセンターハウス下にカメラを持って移動し、遠方から田中代表をしばらく観察。
一応、掛けようという素振りは見せるが・・・。
明らかにPITから誰かが来るのを期待しとる。
誰も来ねぇ・・・
・・・と諦めかけた時、ペドロサが見かねて駆け寄る。
結局、他のメンバーも助けに来た。嗚呼、熱い友情(笑)。
あ、コッチ見つかった(笑)。
T裏さんが既にヘルメットまで被って待機してるのに、田中代表はちっとも戻ってこない。
次のLAPで、またエンスト。エンジンを掛けられないなら、エンストしなきゃいいと思うのだが。
どうにかバトンを渡し終えて、へたり込む田中代表。
このあと、「走るのは今年で最後にします」と名言を吐いた(笑)。
お隣のPIT、HSTRさんは、電装系のトラブルのよう。ハンドルを左に切るとエンジンが止まっちゃうとか。左に曲がるときはフルカウンターで曲がればいいのでは・・・(笑)。
HSTRさんとは去年は、最後の最後まで1~2周の差でクラス優勝を懸けてバトルしたのだが、HSTRさんがTカーからメインハーネスを移植するとのことで、今年はドンケツに近いところを1~2周差でバトルしております(笑)。
過去にも気になっていたのだが、ワイシャツ&スラックスでPIT作業を手伝う方。如何にも駆け付けた、というパフォーマンスなのか、サッカーの監督をオマージュしたのか、単純に普段着を持ってないのか(笑)。下手なコスプレよりもかなり目立つ(笑)。
最終ライダーのペドロサへ交代。
ゴール目前、チェッカーが用意された頃、集計前のセクションでパスンとエンスト。再始動させようとすると、キックがやたら軽い。吸気の音はしてるんで、カムチェーンが切れたか?
チェッカーが振られるまで手前で待機。それこそ終了まで残り数十秒という直前での出来事だった。
みんなで押してゴールイン。
これが山の中だったら大変なことだったけど、芋樽号は、田中代表以外は裏切らなかったね(笑)。
今年は完全部外者モード(笑)で手伝わせてもらったので、お笑いでも見てるみたいで楽しめた(笑)。でも、これが自分がマシン準備して、ライダーとしても参加してたら、かなり腹が立ってたんだろうなぁ(笑)。
毎回思う事なんだけど、今の会費設定で毎年欠かさずに出場し続けるのは、絶対に無理だ。いまのところ出来ているのは、バイクがあるから・・・というか、無理矢理使っているだけだ。そこそこ調子のいい誰かのバイクを使うという方法ならば会費は安くなるんだけど、長くは続けられない。マシンオーナーは見えない出費をしてるわけだからね。
かといって、ボロバイクをベースにすると、今と同じ苦労が付き纏う。
今回のレポの冒頭で「XLRはあんまり好きじゃない」なんて書いたけど、当初から再始動性の悪さ、キャブの張り付きには苦労してきたし、何よりベースが古すぎると思う。走り出せばそこそこイケる事は分かっているけど、今回みたいにエンジンを掛けられないんじゃあ意味がない。
俺としては、どうせやるなら、やっぱ勝ちたいと思うんだよね。そのためには絶対に勝てるマシンと体制が必要になる。誰かが乗れば速いけど、別の誰かだと速く走れないバイクというのは、坂内2DAYSでは「勝てるマシン」にはならない。ライダーのレベルがそこそこなら、レーサーにバッテリー載せてLEDヘッドライトで、サスを超ソフトにする。それ以外ノーマル。
または、今回みたいに純粋なエンジョイでやるなら、誰もが楽しく周回できて、誰もがエンジンを掛けられるバイク。「誰もが」というのには田中代表を含むんで、一般常識は通用しない(笑)。強いて挙げればセローかなぁ。MD30のノーマルは、意外と使えないと思う。相場が高く、1コケも高くつくのと(部品が壊れやすい)、人によってはシート高が高く感じるだろうし、重い。
我らが田中麗震愚は最終的に97周、18位/27台中という、散々な結果に終わった(笑)。T裏さんは今回で結構自信をつけたようで、レースが終わったのにテンション高め(笑)。今は、田中代表のGoProドライブレコーダーをみんなで見て、笑いこけております(笑)。動画は本人の名誉の為に限定公開となっております、ヒヒヒ まあ、ここまで書いちゃったら名誉もクソもないかな?
なにはともあれ、お疲れ様でしたー。