THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ペペロンチーノ街道の旅の道連れは、手当たり次第声を掛けて探せば良いという物ではない

2010-07-31 18:51:37 | これはグルメなのか

ペペロンチーノに今ひとつ合わない500g¥88のパスタに見切りをつけ、別の500g¥88のパスタを買ってきた。

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こちらはそこそこペペロンチーノに向いているようだ。茹で時間6~7分と短めで、安っぽい食感は否めないが(細めで、そうめんのような感じ)、まあ500g¥88で文句を言いすぎる訳にも行くまい。
自宅で調理する時は3倍以上する価格のパスタを使って、しかも火力の強いコンロを使用しているのでバチが当たるのではという気分に苛まれつつ調理するのである。

 
もやしのペペロンチーノ
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ご存知の通り、「もやし」は炒めると大量の水分が出てしまう。
これだけ頻繁にペペロンチーノを作っていると、自ずと「水分が出る野菜はペペロンチーノに向かない」と分かってくる。
それなのに水分が出やすい「もやし」に挑戦するのは、日本を代表するペペロンチーノ・ブログとしての義務だと考えたのだ。
「もやし ペペロンチーノ」などのキーワードで検索をすると、ヒットするのはほとんどが「もやし」を麺に見立てたペペロンチーノである。
日本を代表するペペロンチーノ・ブログとしては、当然「もやし入りペペロンチーノ」を作らざるをえない。
もやしの水分が出てしまうのを抑える方法は、予め油を絡めてコーティングみたいな作用をさせるという方法がメジャーなようだが、今回はパスタが茹で上がる30秒ほど前に、同じ鍋に入れて茹でてみた。
トッピングは冷蔵庫の中で飽和状態となっているネギ。
水分が出てしまうのは抑える事ができた。しかし可もなく不可もないという組み合わせであり、ペペロンチーノらしくない。野菜炒めを食っているような感じである。
例えて言えば、そんなに好きではない相手とエッチするとき、顔が見えないようにバックで攻め、好みの女性とエッチをしている妄想をするようなものである。
 
 

桃ラーのペペロンチーノ
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いまだ店頭で見かけることのない「桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油」。
ハッキリ言ってワーワー言うほどは旨くない(旨いのだが話題の方が先走りすぎてしまっている)。
そんな桃ラーでペペロンチーノを。
トッピングは冷蔵庫の中で飽和状態となっているネギ。
桃ラー自体はパスタに使える素材である事は確認できたのだが、もはやこれはペペロンチーノではない。
例えて言えば、自分はあまり好きではないが、ものすごくモテる女性から「あなたの女にして」とか「奥さんがいても構わない」とか言われて、酒が入っていた事もあってその場の雰囲気でエッチしてしまったが、相手が余韻に浸って寄り添ってきたときに、「ごめん、やっぱりキミとは付き合えないよ」と言うようなものである。
再食はないな。
「一時の気の迷いだったんだ。幸せになってくれ。じゃあな。」
ああ、俺ってなんて罪な男。
 
 

セロリのペペロンチーノ・野菜ジュースMIX。
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これは旨い。
写真はオリーブオイルが多めに掛かっているかのように見えてしまうが、実物はもう少し赤かった。
トマトソース系なパスタの味を想像してしまうが、味はしっかりとペペロンチーノである。
例えて言えば、「一時の気の迷いだったんだ。幸せになってくれ。じゃあな。」と言ってさっきの女と別れた後、本命の彼女のところへ行き、「キミじゃなきゃダメなんだ」というようなものである。付き合いが長くなるとどうも新鮮味が薄れてしまうのだが、ちょっときわどい真っ赤な下着をプレゼントしてあげると、また楽しみが増える。野菜ジュースをミックスするという事は、そういう事である。
 
 

納豆&セロリのペペロンチーノ
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野菜は一度買うと、一人で消費しようと思っても難しいものだ。
冷蔵庫の中で飽和状態となっている納豆。
冷蔵庫の中で飽和状態となっているセロリ。
冷蔵庫の中で飽和状態となっているネギ。
これらを一気に使ってみた。不思議なもので納豆とセロリの組み合わせには違和感は無い。
ハッキリ言って旨い。
しかし少々無理やりな感じがあるのは否めない。
女の子2人を同じ部屋に呼べば良かったのに、修羅場になるのを恐れて、並びの部屋を2部屋リザーブ。「ちょっとシャワーを浴びてくるよ」と言って隣の部屋に行ってエッチをしてから、また「シャワーを浴びてくる」と言って元の部屋に戻る・・・それを繰り返すような無理やりな感じ。
やはりターゲットは絞るべきである。
 
 

ゴーヤとベーコンのペペロンチーノ
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突然のことである。ゴーヤは旨いだろう、と思いついた。
期待に胸や色々なところを膨らませて、食してみる。
んが・・・。
それほど旨くない。海原雄山以外は普通には食えるレベルだが、ゴーヤとニンニクはあまり合わないようだ。ゴーヤはゴーヤが主役の使い方にした方が良さそう。
例えて言えば、美人な女性に声を掛けて自分の部屋にお持ち帰りしたら、今日は来ないはずだった本命の彼女が部屋で待っていて、鉢合わせしてしまったような感じである。
やはりターゲットは絞るべきだ。
 
 

当然、まだまだ続くのである。

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ペペロンチーノ街道を共に旅する相棒をさらに探し続ける

2010-07-22 13:36:49 | これはグルメなのか

ここへ来て、基本的な手順に変更を加えた。
それはニンニクの刻み方である。
初めのうちは輪切りにしていたのだが、縦に刻んだ方が風味が出るような気がして変更。
その後は刻みのピッチを大まかにするなどの変更は行ったものの、ずっとそのスタイルを貫き通してきた。
 
今回は包丁で刻むのではなく、「潰す」という変更を行ったのである。
まな板の上に置いたニンニクを、包丁の側面をあててオリャッと潰している。
 
もちろん、その方法があるのはネットなどの情報でかなり前から知っていた。しかし気に留めなかったのである。
やってみたところ、コレはすごい。いままで何回ペペロンチーノを作ってきたのか? その度にニンニクの風味を出す方法には頭を悩ませてきた。大量にニンニクを投入しようが、多少の手順の変更をしようが、劇的な変化は無かったのである。
だが今回は違う。包丁の側面や柄を使ってニンニクを潰す・・・たったコレだけの事で、間違いなくニンニクの風味は倍増する。
 
 

筍としめじの和風ペペロンチーノ
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少々調理手順に問題があったとは感じたが、まあまあ旨かった。トッピングは貝割れではなく、ブロッコリーの新芽。
例えて言えば、あまり垢抜けていない娘のバージンを貰った感じである。筍はバージンを彷彿とさせる。
 

 
筍とさやえんどうの和風ペペロンチーノ
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前回の反省を活かし、筍に味が染み渡るように工夫をしてみた。トッピングはネギ。
さやえんどうには火を入れすぎてしまった。
しかし旨い。
例えて言えば、バージンを貰ったあまり垢抜けていない娘に、ちょっと悪い事を教えてしまった感じである。
ちなみに「和風」とは言っているが、基本的にしょうゆ味にしているだけ。何らかの出汁を加えた方が、よりレベルの高い味を引き出せると思われる。
調理中、子供達は「ヤキソバ! ヤキソバ!」と喜んでいた。
食べ初めてヤキソバではない事が分かってからも、美味しいといって食べていた。子供の舌は素直である。
 
 

アスパラの和風ペペロンチーノ胡麻油風味
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間違いのない組み合わせであるはず。しかし、調理手順を誤った。
それでもギリギリセーフになってしまうのがアスパラの奥深さ。
例えて言えば、ずっとプラトニックで付き合って、高校を卒業してから初めてエッチした彼女といつものとおりホテルに入ったが、穴を間違えてしまった感じである。

胡麻油は香りを出すため調理後半に投入。

例えて言えば、DVD屋さんの一角で売られているライトなオモチャを使うような感じである。あくまでDVD屋さんであり、夜遅くまでやっているオモチャ屋さんで買った物ではない。
ネット通販を利用するのも良いが、決してマニアックな方向に走ってはならない。
それがアスパラの和風ペペロンチーノである。
 
 

納豆の和風ペペロンチーノ
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トッピングはネギ。
調理中、「大丈夫か?」と不安がよぎる。
納豆はトッピングにするか混ぜ合わせるか一瞬だけ悩んだ。
だがそれは一瞬であった。混ぜ合わせる事にしたのだ。
もはや通りすがりの男女ではなかった。
恐る恐る口に運ぶ。
・・・
・・・
・・・
うま~~~~い!!!!
細かいインプレッションはミスター味っ子に譲るとして、これは恐ろしく旨い。
例えて言えば、随分前から知っているがほとんど話した事のない、ちょっと変わった地味な女の子とそんな雰囲気になって、エッチしたら、ものすごく情熱的な女の子であることが判明した感じである。
この時茹でたパスタは200g弱と思われるが、納豆1パックは些か多目に感じた。まあ、納豆好きにとっては悪くはない。
例えて言えば、濡れ具合が多すぎで(以下自粛)・・・な感じである。
 
 

セロリとベーコンのペペロンチーノ
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俺は子供の頃からセロリが大好きなのだが、食べる時はほとんど生でかじっている。
たまに浅漬けにしたり、炒め物をしたり、スープの具にしたりする程度。そんなセロリはペペロンチーノに合うのか?
結果、これまた素晴らしく旨い事が判明。
野菜の多くは火を通しすぎるとすぐにフニャフニャになってしまうが、セロリはシャキシャキとした食感を保つのが容易であるので、調理も楽である。
セロリは好き嫌いが分かれてしまうのが問題点ではあるものの、どこかのレストランのメニューに入っていても不思議の無い組み合わせ。
例えて言えば、いつもツンと澄ましている女性に頼み込んで一緒に食事に行ったら、単なるツンデレであることが発覚して、そのままホテルに行ってしまったような感じである。
今回はベーシック・ペペロンチーノに単純にセロリとベーコンを加えただけだが、このツンデレ・ペペロンチーノは、まだ極める余地を残しているとみた。
例えて言えば、いつもツンと澄ましている女性に頼み込んで一緒に食事に行ったら、単なるツンデレであることが発覚して、そのままホテルに行ってしまったのだが、ツンデレであるあまりに初エッチでは全ての要求に応えてもらえなかった感じである。
 
 

さて。
ここのところ使っている500g88円のパスタは、実は今ひとつペペロンチーノに合わない。
茹で上がりがべチョっとした感じで、アルデンテに仕上がらないのである。
で、ペペロンチーノ街道の旅ははひとまず休憩する事にして、名古屋メシを連発してみたのである。
 
 

あんかけパスタ

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ほうれんそうとベーコン。目玉焼きのトッピング。某あんかけ屋で言えば「ポパイ」である。
このパスタはあんかけには非常に合う。
例えて言えば、どうもベッドでの相性の悪い彼女に見切りを付けて、元カノとよりを戻してみた感じである。
あんかけは、何となくペペロンチーノに通じるマインドがある。
 
 

あんかけパスタ再び。
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当たり前に旨い。
例えて言えば、よりを戻した彼女と、再び親密になってきた感じである。
ちなみに正直に言えば、あんかけのソースは、買ってきたレトルトの物である。すんません。いずれ自分で作ります。
 
 

あんかけパスタ三たび。
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アスパラとベーコンに変更、もちろん旨い。
例えて言えば、よりを戻した彼女と、また離れられなくなってしまった感じである。
 
 

ナポリタン
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イタリアンとナポリタンの明確な定義は無いそうだが、ペペロンチーノとは似ても似つかない事だけは確かである。
名古屋の然るべき喫茶店には、「ナポリタン」あるいは「イタリアン」という「スパゲッティ」のメニューが存在する。「スパゲッティ」であって「パスタ」ではない。
熱した鉄板に盛り付けられて、最後に溶き卵が流し込まれる。残念ながら鉄板皿は所有していないので、フライパンの上で溶き卵を流し込み、そのまま皿に移してみた。
タバスコは必須。これでもかというほどにかけまくるのが名古屋メシ。
例えて言えば、いつも行くファッションヘルス(これも有名な名古屋文化)でいつもの嬢を指名をして、いつもと同じパターンで過ごすような感じである。
淡い期待を持って毎回それとなく打診してみるものの、軽くかわされてしまう悲しさ。その悲しさがまた次回の期待へと繋がっている。
 
当然、まだまだ続くのである。

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ペペロンチーノ街道を共に旅する相棒を求めてみる

2010-07-13 22:07:36 | これはグルメなのか

素のペペロンチーノはあくまで基本であるとすると、料理として作る場合は色々な具材を入れる必要があるのではと思う。
何せベーシック・ペペロンチーノを作り始めてから2年以上もの歳月を掛けて技を熟成させてきたのだ。
バイクで言えば、延々と8の字練習をしてきたようなもの。その間にハンバーグ、餃子、出汁のとり方等等・・・、いずれも齧った程度ではあるものの、齧った程度なりには実績を積んできたつもりである。
で、実生活で不足しがちな野菜を中心に、ペペロンチーノを作ってみたい。
 

 
ほうれん草&ベーコンのペペロンチーノ。

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普通に考えれば、絶対にハズレは無いであろう組み合わせ。当然旨かった。例えて言えば、中学生の頃から付き合っていた彼女と、高校を卒業してから初めてエッチしたような感じである。
ベーコンはペペロンチーノを簡単に上手に作ることが出来る具材の一つである。あまりにイージーな選択が故に邪道なチョイスとすら思えてしまうほどにベストマッチであり、失敗のない組み合わせである。ベーコンだけを例えるならば、そう、幼馴染の女の子とエッチをするようなものだ。
 

 

ほうれん草&ベーコンに再チャレンジ。

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やはりどうやっても上手く仕上がる。例えて言えば、中学生の頃から付き合っていた彼女と、高校を卒業してから初めてエッチして、その後離ればなれになったが、ゴールデンウィークに再エッチしたような感じである。しかしこの「ほうれん草&ベーコン」は、ペペロンチーノよりも「あんかけパスタ」に合うような気がするな。例えて言えば、遠距離恋愛になった彼女が他の彼氏を見つけてしまうようなものである。
 

 
ニラ&ベーコン。

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小さい皿のは正吉君用で、タカの爪は入れていない。ペペロンチーノはいつも会社でカセットコンロのみで作っているのだが、これは自宅で調理。普通のガスレンジの火力に感激。これなら誰でも上手に調理できる。カセットコンロは不利である事を痛感した。
ニラがペペロンチーノの具材として合わない訳ではないのだが、何となく主張が足りない印象。例えて言えば、何となくナンパした女の子とその日のうちにエッチして、その後一度も会わなかったような感じである。
 
 

キャベツ&ベーコン。

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至って普通。見掛けは完全に焼きそば以外の何物でもない。例えて言えば、同僚たちと飲みに行って、別に気があったわけでもない同僚の女の子と何となくそんな雰囲気になって、ホテルにしけ込んでエッチしてしまったような感じ。ベーコンを入れさえすれば誰でもレベルの高い味が引き出せる。
 
 

キャベツ&柚子胡椒。

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キャベツは甘みが出てしまうので、刺激を求める場合は不向きといえる。で、チューブ入りの柚子胡椒を使ってみた。この時は味付けに少し失敗してしまったが、柚子胡椒のポテンシャルの高さは垣間見る事ができた。例えて言えば、いつも行くバーで良く見かける雰囲気のある女性に初めて声を掛けて、何とかベッドインに漕ぎ付けたのだが、逸る気持ちを抑えられず、彼女を満足させる事ができなかったような感じである。
 

 
キャベツ&柚子胡椒に再チャレンジ。
前回は柚子胡椒の量が少なかったと感じたので、多目にしてみた。概ね成功した。しかし究極に達する事はできなかった。例えて言えば、いつも行くバーで良く見かける雰囲気のある女性と再び約束をして、改めてエッチして、何とか男の面目を保った感じである。彼女は名器であり、手強い。
 

 
ベーシック柚子胡椒。

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かなりバランスが難しい。ある程度の味は出せるが、究極は難しいと思われる。例えて言えば、いつも行くバーで良く見かける女性に今一度声を掛けてエッチしたが、前回よりも良くない結果に終わり、うなだれている横で彼女がタバコを吸っているような感じである。
 
 

アスパラ&ベーコン。

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こちらも絶対に間違いない組み合わせと思われる。当然旨かった。が、あまり刺激は感じられない。例えて言えば、永く付き合っている彼女とエッチするような感じである。
  

 

ブロッコリー&ベーコン。

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ベーコンはペペロンチーノを簡単に(略)・・・
小さい皿のはやはり正吉君用。
ブロッコリーはパスタと一緒に軽く茹でたあとで炒めた。コレは旨い。例えて言えば、今までは仕事の関係でしかなかった年上の女性とエッチしたような感じである。ブロッコリーは大人の魅力だ。
 
 

ピーマン&ベーコン。

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ベーコンはペペロンチーノを(略)・・・
ピーマンは恐ろしくペペロンチーノに合う。野菜の中ではこれ以上合う組み合わせはないのではと思わせるほど。例えて言えば、どんな事も嫌がらずにやってくれる愛人とエッチするような感じである。遂にキミを見つけちゃったぜ。
 
 

ピーマン&アスパラ。

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ピーマンの可能性は無限であるようだ。とにかく俺的にはドンピシャ。アスパラとの組み合わせも悪くない。例えて言えば、永く付き合っている彼女と、どんな事も嫌がらずにやってくれる愛人と、3Pをするような感じである。
 
俺の頭の中には、他にも様々な妄想が渦巻いている。
当然、まだまだ続くのである。
 

 
ノーマルペペロンチーノ。例えて言えば、奥さんとのエッチw

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ハーレムでのバラ色の生活が待っている

2010-07-11 22:46:24 | チョイ毒エッセイのようなもの

朝、正吉君を補助ハンドルを付けた自転車に乗せて、一緒に投票所に行ってきた。
正吉君はまだちゃんと喋れないのだが、俺が言っている事はある程度は理解してくれる。
「右」「左」とか「ブレーキ」などは、こちらが言いさえすれば右にハンドルを切ったり左に曲がったり、ブレーキを掛けたりする。
しかし、何故ブレーキを掛けるのかは全く理解していない。
 

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投票所は公園の隣にあるので、ついでに公園で練習してみた。
超ハイテンションでペダルを漕ぐ正吉君。
そ~~~っと補助ハンドルから手を離してみた。
グラッとバランスを崩しながらも「ギャハハハッ」と笑いながら漕ぎ続ける正吉君。
危なっかしいので今のところ5秒程度しか手を離せないが、街のヒーロー誕生まで秒読みだ。
 
喜んで乗ってくれるのが、何より嬉しい。

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ギャルにモテモテになるために

2010-07-10 10:28:10 | チョイ毒エッセイのようなもの

正吉君の自転車には、荷台がない。
なので、補助輪無しの練習でサポートしてやろうとしても、持つ場所がない。
仮に荷台があったとしても位置が低すぎて、5分くらいでバテバテになってしまう。コレは娘二人で経験済みで、16インチですらキツかったので、正吉君の12インチでは尚更だろう。
先日はハンドルを持ってサポートしてやったのだが、これでは補助輪なしの練習にはならない。
で、サポート用のハンドルを取り付けることにした。
 
汎用品が市販されているが、我が家の家訓、「欲しいものは自分で作れ」に基づき、自作する事にした。
市販の物はアクスルシャフトとは別にシートポスト付近でも固定するように出来ているようだ。しかし正吉君の自転車には、共締めするのに有効なボルトが無い。
なのでアクスルシャフトのみで固定できるようにしてみた。

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被覆アーク溶接、半自動(CO2、MAG、MIG)、TIGの違いを聞かれる事が良くあるが、TIGの場合は肉盛りせずに溶接する事ができるのが特徴の一つ。
なので、比較的小さなものの製作に向いている。
 

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適当に作ったら、ハンドルの位置があまりに低すぎだったので修正した。製作するときに目の前に自転車が無かったもんで。
 
正吉君が乗れるようになればお役御免だから、いい加減なモンですわ。サビた端材を使って、下塗りもせずに黒のラッカースプレーで塗って、パイプエンドに樹脂キャップ入れて完成。
 

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日曜日、雨降りそうやんけ・・・。

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俺が昔、ツーリングライダーだった頃・・・、

2010-07-06 19:13:03 | チョイ毒エッセイのようなもの

中免を取ったばかりの頃は,、とにかくバイクに乗っていたくて、かなり無意味にそこら中を走り回っていた。
主な使用用途であった通学が割りと遠い距離であった事もあって、年間4万キロくらい走っていたのだ。今じゃ信じられん。
ちなみにこの頃の愛車は、今でこそ敬遠しているホンダさんの、CBR400Rエアロ。レーサーレプリカに全く興味が無く(カッコ悪いと思っていた)、ホントはGSX400Xインパルスが欲しかったところ良いタマが見つからず、デザイン的に最も我慢のできるCBRエアロを選んだのだ。
 
平日も夜のバイトが終わってから海を見に行ったり、友達とスキーに行くのに俺だけ「バイクで行く」っつって意地張って乗ってったり(偶然道中に雪が積もってなかったが、マトモだったら大変な事になっていただろう)。
当然、夏休みなどの長期休暇にはロングツーリングに出掛けていた。
初めてのロングは寝袋と地図、使い捨ての固形燃料ストーブだけ持って出掛けた。とにかく走っていたいだけだったので、疲れるまで走り回り、道端で寝るだけ。各地の名所すらロクすっぽ見た記憶がない。
 
そんな野宿ツーリングも、回を重ねるごとに荷物が増えていった。
増えた荷物は主にストーブやテントなどのキャンプ用品だったのだが、そもそもその頃の俺には「キャンプを楽しむ」という発想はコレっぽっちもなく、キャンプといえば、走り回った挙句にバイクを停めたその場で、そのまま寝るための手段でしかなかった。
何せこの頃は旅館やホテルどころか、キャンプ場すら一度も使ったことが無かったほどだ。
 
キャンプそのものを楽しむようになってきたのは、人と一緒に走るようになってから。
大学の頃はバイク仲間という存在すら居らず(周りにバイクに乗っている人間がいなかった)、いつも一人。社会に出て人と走るようになった頃には既に日本のほとんどの県は制覇していた。それ以降は比較的近場の信州を中心に、友人らと各所を細かく観て周ったりするのが多くなったと記憶している。
この頃はどこかベースになるキャンプ場を見つけてテントを設置しておいて、身軽になってから周辺を走っていたな。
 
キャンプ用品は俺にとっては実用品以外の何物でもなかったので、それほどこだわりは無かった。
ただ、とにかく荷物をコンパクトにする事を考えていた。
 

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コールマンのストーブと、小型のランタン。
どちらもホワイトガソリン仕様なのは、当時は、アウトドアブームの(?)今のように、何処に行っても使えるカセットガスが置いてあるわけではなかったため。
(確かメーカーによって口金が異なるので、互換性が無かったような)
まあアウトドアブーム云々は、バブルが崩壊した以降ずっと続いているようなところがあって、俺が野宿ツーリングを始めた頃にブランド服を着て、俺を珍しいものを見るような目で見ていた連中も、その後ブームに乗ってキャンプとかやってたんだろう。
お陰でアウトドア用品とかは入手しやすくなった。旅先でもホームセンターに入れば、ホワイトガソリンは必ず置いてあった。
ストーブの方はあの頃以来全く使っていない。最近は車に家庭用のカセットコンロを積んでいくだけである。
一方のランタンは、コンスタントに使っている。バイクのソロツーリングのために入手したこのコンパクトランタンは、かなりマニアックな選択だったかと。現在メッシュのグローブは、元々のガラスのグローブが運搬中に割れてしまったため、修理を兼ねてカスタムしたもの。
ストーブとランタンのどちらもポンプカップがへたってしまったので、部品を買ってきた。
 
さて。
俺がツーリングライダーだった頃、キャンプ用品を買いに行っていたのは、IBS石井スポーツ名古屋店。
10年以上足を踏み入れた事は無かったが、半年ほど前に閉店してしまったのを知り、寂しい思いをしていた。
しかしつい先日の事だ。5月28日に移転オープン。

IBS石井スポーツHP

その場所というのが俺にとって非常に都合の良い場所で、ビルの2Fに入居しているにも関わらず、オープン以来すでに店の入口前を3~4回通過している(謎)。
で、今回も「ついで」があったのでポンプカップは同店にて購入。
今やこんなものは何処でも買える世の中だが、冷やかし半分で。
 

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以前はもっとマニアックな品揃えだったかと思う。しかし現在は万人向けかなあ。
この手の商品は陳列数がかなり少なくされてて、一瞬ポンプカップは置いてないのかとさえ思ってしまった。
 

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当時、数千円で購入した、年季の入ったSIGGのボトル。
最近お茶を入れて持ち歩いている青いアルミボトルは、大きさが異なるとはいえ、近所のホームセンターにて¥500くらいだったかと。

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乗ってみろ!

2010-07-05 09:02:28 | チョイ毒エッセイのようなもの

すっかり子供自転車練習ブログと化している当ブログ。

ちょっと気が早いようだが、補助輪を外してみた。

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あっさり走ってしまうのでは・・・と親バカ的買いかぶりをしていたのだが、残念! 正吉君は凡人であった。

写真では分かり難いが、実際にサドルに腰掛けると膝は伸びきり、爪先立ち状態なんだよ。俺製作のペダルなし自転車のように、足で地面を蹴って進む事ができない。

まあそれでも、マスターするにはそれほど時間は掛からないんじゃないかな。まだオムツしているので、シート高に関しては少々不利だ。

ちなみに補助輪つけて走っている時に、タイトターンをハイスピードで攻めてw転倒。おでこに大きなタンコブを作ってしまった。ついついヘルメットを忘れるんだよなあ。ヘルメットだけではなく、他のガード類も付けさせなきゃ。

ネコの写真でごまかしときます。

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