THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ターボ禁止令

2016-07-25 15:23:08 | 正吉君モトクロス
2016多度チャンピオンシップ第3戦が開催された。
ディフェンディングチャンプの正吉君は、ラッキーもあって辛勝。


TT-R50Eは、とにかくスタートで出れない!! 遅い!!
スピードが乗ればそこそこ走るけど、モトクロスで、しかも絶対的スピードの低い50㏄ではスタートで出れないのは致命的。
次はターボ付けるぜぇ、と話してたらちゃちょうからターボ禁止令が出たし(笑)。
うーん、スタートだけ出れればいいので、ターボじゃなくてニトロオキサイドシステムかな。

二次減速比を変えても所詮はレンジが変わるだけで、速さには繋がらない。
3速のギヤを低いものに入れ替えれば確実に速くなるだろうと思うんだけど、TT-Rにはそんなパーツが出てない。
キックスターターキットを組み込んでスタータークラッチを外せば、CRFとトントンに走るようになるのではないかと思って、既に廃盤のキックキットを散々探し回った。結局、出てこず…。もしも譲っていただける方がいたら、コメント欄にご連絡ください。(←マジです笑)

ちなみにハイギヤードのおかげで最高速は高く、平坦で直線の長いコースならばTT-Rは有利だ。去年のオフビで異常に速かったのは、これが理由だろう。

ある意味、TT-Rはここが一つの限界点かな、とは思っているわけで。
CRF50の中古、DRZ50の中古も探してみたし(マジです笑)、実はあまりに頭にきて88㏄ピストンを注文した。
部品が届いて我に返り、「さすがにこれはインチキだよなぁ」と(笑)。俺用のミニモトに改造するときのために取っておく事にする。

うーむ、仕方がない。
正吉君がDRZやCRFに乗り換えると、他の子が可哀想だろうという事で(笑)、男らしくTT-R50Eで戦いきるぜぇ。
サーキットの狼・風吹裕矢のロータスヨーロッパ、頭文字D・藤原拓海のハチロクなど、不利なマシンで戦った方がドラマチックだ。この経験は65に乗り換えた時に必ずや大きな差となって表れるだろう。

しかしだなぁ。
何故にみんな「打倒・正吉君」なの???(笑)
正吉君はそこまでテンションが高い訳じゃないし、みんなが思っているよりも、ウチはそれほど入れ込んでいないつもりなんだけど・・・。
お手柔らかにお願いしますよ(笑)。

ヒート1はくじ引きビリで不利なグリッドからスタート。
ヒート表彰では、納得の笑み。


ヒート2は良いグリッドを得たのだが、やはりスタートで出れなかった。


5番手くらいで出ていって、またダメか!!と思ったら、オープニングラップは3位で帰ってきた。

すぐに2位に浮上したが、1位の子はかなり先に行ってしまっている。数周でその差を詰めて真後ろに着けるも、パスするに至らず。




きまぐれでスイッチの入るちゃちょう。
一頃は立ち消えになっていたスクワットだが、ある出来事を皮切りに復活(笑)。


朝練に遅れてきても、スクワットを規定回数やらないと走らせてもらえないのだ!!(笑)





















実況担当の2年生の子と3年生の子は、ビックリするくらい状況を正確に言葉にできる。


正吉君に爪の垢を煎じて飲ませたいものだ。

何気に兄弟バトル×2。




お気に入りの写真2枚(笑)。
アツい親は、何も俺だけじゃあないのだ。




一日中厚い雲に覆われていたが、全レーススケジュール終了した頃に晴れてきた。
もうちょっと明るめに補正して撮らなきゃアカンかったね(汗)。


ダートスポーツ誌の取材の方が・・・


何故か突然、エンジョイオープンクラスに飛び入り参加!!


盛り上げてくださり、ありがとうございます。

んが・・・(笑)


冠スポンサーを抜くという空気の読めない、まさかの行動に出たT氏。


爽やかな色のウェアが、かえって腹黒さを強調しているようだ(ゴメンチャイ笑)

真ん中のオッサンのおかげで、つまんない展開になってしまった(笑)。
ちなみにタメ歳ですわ(笑)。


2位のKさん57歳は、多度の会員証番号が二桁という古くからの常連。見た目がダンディーだし、モトクロスの取り組み方が程よい感じなので、密かにファンなのだ(笑)。ただしライディング以外ね(笑)。
3位のO澤さん御年六十四歳、とてもエネルギッシュな方。ご年齢もそうだが、何より50ccビギナーライダーを何人も連れてきて下さっており、イベントの盛り上げに貢献されている。

ちゃちょうのスイッチは、突然ONになる。
ここでは「シャンパンファイトのやり方が悪い! もう一回!!」と細かい方法をレクチャー(笑)。


我々は、苦笑しながら見守るしかないのだ(笑)。



夏の日の最後の締めは、「大雨洪水警報発令!!」


なんだかんだで、いつも爺ちゃんがさり気なくサポートしている。
親子共々、いい場所でお世話になっているものだなぁ。
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モトクロス中部選手権、50ccクラス初開催!!

2016-07-19 11:02:35 | 正吉君モトクロス
いなべモータースポーツランドにて、中部選手権では初めての開催となるチャイルドクロスが行われた。
・・・というか、開催してもらった、に近いかな。

元々ウマゴヤのHさんが言いだしたことで、多度っ子の人数を集めてエントリーして成立させてしまったというわけ。

個人的かつ逆説的意見なんだけど、50㏄のレースは全日本や中部選手権などのMFJレースではなく、ローカルレースがサポートした方が理に適っていると思う。PWに乗り始めたばかりの子から3年生のトップレベルの子までキッチリフォローして、全員がヒーローになれるようなレースをMFJに求めるのは無理があるんじゃないかな。中部エリアの場合はモトクロスランド多度にしっかりやっていただいているので、多度の常連からすると中部選手権のチャイルドクロスはあまり意味が無い。多度のキッズレースは楽しいからね。
中部戦でも形だけは毎回エントリーを受け付けているのだけど、誰もエントリーしないから成立しないってわけ。

今回俺がソノ気になった理由。
後進のためとか中部エリアのキッズのためとか、キレイごとは言わない。
一言、「自分の世代は盛り上がってほしい!!」それだけ!!

だけど、自分の時が良ければそれでいいなんてことを言うつもりは毛頭ないよ。
過去にも各世代にゃ必ずそれぞれ盛り上げ役がいたからこそ業界が成り立ってきたはず。今の世代は自分がその役を少しでもやってやろうと考えた。今が盛り上がっていれば、次の世代にも必ずまた盛り上げ役の人が出てくるに違いない。

初の開催ということで、イナベのスタッフの方々はてんやわんやだったようで(笑)。
中部戦としては第5戦の折り返し地点なので、MFJのチャイルドクロスではなくてイナベのレースとして開催すると言いだしたり、やっぱチャイルドクロスにすると言ったり。前日練習に関しても二転三転。
こんなにレース前に主催者から電話が掛かってきたのは初めてだ(笑)。
それでもかなり好意的に受け止めて下さったようで、個人的には大満足。土曜日には、15分と短いけど50㏄用のショートコースでの練習時間も考えて下さった。
ただ、次戦以降は他レースの日程との関係で、成立させられるのかどうか…(笑)。もっと計画的な行動をするべきだったと反省している。

さてさて、肝心のレース結果なんだけど、正吉君は2-2の総合2位。
今回ハッキリ分かったのは、TT-R50Eは遅い!!という事だ。

正吉君は、スタートの反応はかなり速い。が、加速で他のバイクに置いて行かれるのよ…。
DR-ZやCRFと比べてかなり高回転型というかトルクが薄く、異常なくらいにハイギヤード。2速と3速が離れている。多度ではほぼ3速に入らない。高回転型とはいえ各部のフリクションが大きく、パワーがあるという訳でもない。スピードが乗れば他に比べてもほぼ遜色なく走るけど、一度回転を落としてしまうともうダメ。
TT-Rが他に勝てるのは、デザインだけ!!
ソツなく奥深く造られたホンダのCRF、後発なのにポイントを外しているヤマハのTT-R、一番最後のリリースで美味しいトコを持っていくスズキのDR-Z。正にメーカーの特徴を表しているやんけ!!
これからTT-Rは、ミニモト版のディバージョンと名付けよう(笑)。

ヒート1は3番手で出て、2位フィニッシュ。


ヒート2は5~6番手で出たので(反応は割と速かったのに)、終わった…と思ったら、オープニングラップは3位で帰ってきて、、、




また2位フィニッシュ。

正吉君がIN側のラインよりもアウト側のラインを好むのは、もしかするとTT-Rの特性のせいかもしれないな。

チャイルドクロスは改造制限が厳しく、ほぼノーマルでしか出走できない。色々とルール内での細かい工夫はしてるんだけど、劇的な変化を生むはずもない。俺に言わせれば、DR-ZやCRFはインチキのようなものなのだ。
これでは勝てるはずがない。
くそ~~・・・。

レースで使われるコースは15分しか練習できないとの事だったが、せっかくなので前日から乗り込んだ。
ミニコースやフリースペースでの基本練習など、意外とおなか一杯。


50ccキッズに気を遣ってくれたのか、他の理由か、何度もミニコースを整備していただいた。


記念すべき瞬間(?)、50ccが本コースへ練習走行に。先導してくれるのは多度育ちのライダーだ。


























彼は本当に速いね!

キャラ的にもとてもいいやつだ。







俺が25歳ごろからの友人が、エンジョイクラスにエントリーしていた。


一緒に走りに行くことが多かったんだけど、バイクに乗り続けている友人も減ったなぁ。
一応NAの彼。当時よりもかなり退化してて、ヘルメットを脱がなくてもオッサンだとすぐに分かるような走り。俺がカメラを構えている場所だけはワイドオープンだった(笑)。


家族も一緒に付いて来てくれない、完全にロンリーなオッサン(寂)。


「本当は子供にもバイクに乗って欲しかった」とポツリ(笑)。

キッズ50は若い女の子にモテモテ(笑)。


左側の女の子は会った事があるんだけど、誰だったのかまるで思い出せない。

ヒート2でY岡さんが足でグリッド整備をしてくださった。


キャタピラ状にギザギザで「これでホールショット」との事だったが、5~6番手だった(笑)。





どこに行っても多度っ子の味方、Y岡さん。


NAイオリ君と一緒に熱い応援をしていた。











多度チャンピオンシップ・いなべラウンド(笑)。


65までは全員知っているが・・・


85になると知ってる子が半分になり・・・


NBになると一人しか知らない。


全日本だとマイクパフォーマンスではチームやスポンサーに対してのお礼をメインに述べる事が多いのだけど、地方戦だとコーススタッフへのお礼が多くなるのね。

場慣れしているライダーは、ちょっとしたパフォーマンスも披露してくれたり。


今回は全日本IBでランキング2位のカイカイがスポットで出場した。地方戦IBライダーからは「来ないでくれよ、俺たち勝てなくなっちゃうじゃんか」的なジョークと、「俺たちの代表なんだから、もっと勝ってくれよ」という気持ちが交錯したコメントがカイカイに浴びせられる。


幸せなヤツだなぁ。
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God of blank paper

2016-07-13 04:01:54 | チョイ毒エッセイのようなもの
先週末、正吉君の個人懇談だった。

また衝撃の事実が発覚してしまった。2年生の2学期の時と同様、クラスで正吉君だけ宿題をやって来ないとのこと。
「2週間くらい前からはちゃんとやるようになりました」だそうで。
また、読書感想文や作文はほとんど白紙で出すらしい。学力的には問題ないが、通知表の「学習への取り組み方や意欲」の項目は最低の評価にせざるを得ない、と。

宿題は去年から毎日確認してやらせていたつもりだったのだが、他に宿題があることを隠していたのか、忘れていたのか。
注意力の無さや忘れ物の多さ、意思表示をしないところなどは、娘2人&彼らの母親と合わせて考えて、思い当たる節があり…。

今俺が正吉君に対して気を付けているのは、本を読んで俺に感想を聞かせる事、学校での出来事を話す事。モトクロスの練習後には楽しかったことや反省点を話す事。
もちろん宿題や持ち物はできる限り一緒にチェックする。

いくら速く走ることができても、今のままではレースで勝てるわけがない。

土曜日の雨天から一転して、日曜日はとても気温が高くなった。
モトクロスランド多度名物の、かき氷も開店。


オッチャンライダーには厳しい暑さで、この日に何度も三途の川を渡りかけたお方が1名(笑)。




正吉君のウェアが変わった。


今までのFOXがどうしようもなくみすぼらしい状態だったので、見るに見かねてというところ。


今まで着ていたジャージはバイクに乗り始めた時からの初代で、モトパンは2代目。
尻の当て布が捲れてしまったら新しいのを買ってやると言っていたんだけど、残念。そこまで行かなかった。


尻が破れているのは速さの証のようなものなんだけどね。

最近になって、また50㏄のキッズが増殖中。
写真は無いけど、雨だった土曜日は、近畿の50㏄勢がドドドーッと押し寄せた。


















胆石の手術したヒトの子(笑)。


しばらく見かけなかったので心配していた。成人病には俺も気を付けなきゃ。昨日、また少し腰をやっちまった。



2日連続で練習すると、やはり2日目の午後には集中力が切れるようで…。
冒頭に書いたことに関連しているのではと考えている。
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LIVEDRIVE

2016-07-06 12:58:30 | チョイ毒エッセイのようなもの
時々ふと、我に返って自己分析することが多い。

俺という人間は、LIVE。生きる。命。燃える・・・それも灰が残らないほど燃える。こういう事なのだろうかな、と思う。

あんまり損得勘定というものをしない。
いや、金が絡むことに関してはクリーンでありたいので、金にはかなり細かい。だからこそ商売中は、一定以上の値引きには絶対に応じないが、お客さんの真心を感じると大サービスをしてしまう。
心理的な満足感の方を圧倒的に重視するという事だ。

セルフマネージメントがとても苦手。
これぞと思ったことには異常なまでに心血を注ぐので、周りの人と温度差が生じる事が多い。
無鉄砲ではないが、行動力はあるほうだと思う。

・・・
・・・
・・・。

身近にいる同様のタイプの人と言えば、多度のちゃちょう。
ただし大きな違いが2つある。

ちゃちょうには人徳があるということと、マネジメントしてくれる存在・・・おばちゃんがいるという事だ。
ホンダの創業社長である本田宗一郎も同様だったと聞く。

セルフマネージメントが苦手な俺=LIVEには、DRIVEする存在がない。

俺の自虐ネタに、「人徳と金以外は持っている」というのがある。
結局のところ、今現在の状態を作り出しているのは誰のせいでもなく、自分のせいなのだろう。

バイクなどの物、場所や人に対してとても深い愛情を注ぐので、愛されたい女性には俺なんかは打ってつけだと思うんだけどなぁ(笑)。

正しい事を言ったという自信はあるので気持ちに揺るぎは無いが、人を巻き込むような事に対しては、もうちょっと自嘲、、、じゃないや、自重しよう。

本日でこのブログはジャスト10年。
当初からこのブログの一大テーマであった「ある事」には、今後このブログで触れる事はないだろう。

Alphaville - Forever Young ~Official Video


名古屋市内で仕事でよく行く場所の近くに「アルファビル」っていうビルがある(笑)。
初めて見たときは、飲んでもいない牛乳を吹き出したよ。
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胸のモヤモヤが収まらない

2016-07-04 12:38:42 | 正吉君モトクロス
全日本モトクロスの神戸大会、チャイルドクロスに行ってきた。

コースレイアウトは昨年と同様なんだけど、フカフカの赤土が入れられている。もちろん狙っての事だろう、IA、IBが走ればコーナーには深い轍ができてしまう。
チャイルドクロスの走行時は、練習前もレース前もブルが入れられた。

練習走行があまりにダメダメだったので正吉君に聞いたら、「チェンジが上がらない」とのこと。確かにスプラインの締め付けボルトが少し緩めだったけど、大して変わらないはずだ。今一度パドックで本人に確認させて、いざ本番。


スタートは10番手くらいだったかな。


正吉君は放っておくと、何故だか必ずアウト側のラインを通る癖がある。巾の広いコースでも何も考えずにアウトに行くので、原則としてイン側を通るようにと念押しをしておいた。
これが間違いだったのか、4~5台のダンゴ状態を抜いていかない。


しばらくそのまま金魚のフンを続けて、バラケたころにようやくパス。
これは上の写真の1周後じゃないかな。


この頃には1位と2位の子は遥か彼方に行ってしまっている。

後半に差し掛かり、3位に浮上。


後続を引き離していって単独走行となった。


L1のサインが出され、最後の1周も半分を消化。「ああ、3位か、まあ仕方ないかな」と、ゴール後のエスケープルート周辺に迎えに行こうと向き直ったとき、視界の隅っこに正吉君がコケるのが見えた。

結果、表彰台どころか入賞する事すらできず。


帰宅後。
レースの結果に対して、ここまで正吉君に怒ったことは無いというくらい、厳しく言った。

3時間程度の帰りの車の中で、助手席で寝ている正吉君の隣で色々と考えたこと。
正吉君が今現在そこそこ走れているのは、一言でいえば“運動神経がいいから”だと思う。正吉君が走る姿を見たことがある人には分かると思うけど、やたら基本に忠実であり、体の動きがしなやかで、フォームが美しい。

その半面で、メンタルと思考がとても弱い。
彼の名誉のために予め書いておくと、学力が特別に低い訳ではないよ。今のところは少なくとも平均くらいだと思う。

説明が難しいんだけど、例えば俺の運転するハイエースの助手席に乗っている時。
オシッコに行きたくなっても、漏れそうになっても、「オシッコがしたい」と俺に伝える事ができない。目の前に美味しそうなお菓子があっても、「食べたい」とか「食べてもいい?」とか言う事ができない。

「お父さんにに怒られるかも」というのは幼稚な発想で、お漏らしすればもっと怒られるし、「もうすぐご飯だから、お菓子はダメ」と言われれば、その時は諦めればいいだけの話。だいたいからして、オシッコに行きたいと言われたくらいで、俺は怒らない。

他の3年生の子たちが優勝を目指して燃える中、正吉君はいたってクールだ。レースになれば多少は緊張するらしいのだが、気合が空回りしてしまうようなことはない。これはBMXの頃からそうだった。

去年、骨折から復帰してしばらくして、再びそこそこマジメに練習に取り組むようになった頃・・・ゴールデンウイークを過ぎた頃かな。急にグググッと上達した時期があった。
上級生に張り合ったり、場合によっては前を走ることもあったりして、俺は「正吉君はもしかして才能があるのでは」などと勘違いをしたんだけど、結局上級生がその後もっと一気に上達して、二度と正吉君が前を走ることは無くなった。

この時に分かったのは、「2年生は3年生に勝つことはできない」という事だ。一部の例外や、マグレは別ね。
全日本でもいいとこに入るのはみんな3年生。そこそこ走れる2年生でも、結局コケてしまって後ろから数えた方が早い順位をウロウロする。これが何かというと、中身が違うのだと思う。

それに気が付いてからは、勝ち負けにこだわらず、ひたすら上級生の背中を追いかけるように言い聞かせた。

正吉君の場合は、身体能力以外は平均と比べて1年くらい遅れているのだろう。今シーズンもすでに7戦も出場したにもかかわらず、多度の第2戦以外は同じような結果しか出せていない。要するに総合的な実力がこの程度だという事だ。

身体能力やテクニック、メンタルと思考力、各々がそれほどではなかったとしても、総合力が高ければガッカリするような結果にはならないだろう。
チャイルドクロスの結果なんてどうでもいい事だと思うけど(ゴメンチャイ)、ここで弾みを付ければ65や85に乗りかえた時には結果が出せるようになるはず。

宿題をやらずに登校し、先生に「明日はちゃんとやってきなさい」と注意されても、翌日も同様に宿題せずに登校する。
習字道具や絵の具を忘れて登校し、先生に「次はちゃんと持ってきなさい」と言われても、次回も忘れる。
自分の意思というものが無く、失敗を省みたり先を読んで行動することがない。
これを何とかしてやろうと、持ち物の確認や念押しをしてやり、宿題に付き合ってやり、自発力向上のために家事の手伝いをさせ、自分の事はできる限り自分でやらせている。
今んとこ、根っこの部分は変わらない。
俺は一体、正吉君に何をやってやるべきなんだろう???

・・・
・・・
・・・

さてさて、おなじみの勝手に応援団長&フォトグラフのコーナー。

カイカイは圧倒的な走りで、ヒート2こそ2位に終わってしまったけど、俺のイメージするカイカイそのものだった。


なんちゅーのか、他の選手とは走りの質が違うのだろう。ありゃまるでスリックカートだ。
周りの人間がヤイヤイと言っているのとは全く別の、凡人には想像もできない事をやろうとしているんじゃないのかという気すらしてきた。IBクラス3年目というIA並みのスキルを持つライダーと同じ土俵で戦わなければならないのは、表現は悪いが運が悪かったのかもしれない。

何でもないショットに見えるけど、ヒート1でブッチギリのトップを行くカイカイ。


向こうに2位走行中の大倉選手が見える。

フィニッシュゲートがあると俺程度のテクニックでもピントを合わせやすい(笑)。


カミカミだった。う~ん(笑)


シリーズ序盤の予想しなかった展開から、あるべき姿になってきた感のあるレディス。


3人それぞれの喜び方の違いが印象的だった。


この中で一番喜んでいたのは、3位の安原さや選手。


面倒見の良い関西のオバチャン・・・お姉さん風。

実はね、チャイルドクロスに出場すると、タイムスケジュールの関係でレディスを観戦するのは結構大変。オマケにパドックが遠いので、腰が重くなってしまう。
今回は特に、悲しみに明け暮れて、怒りで時間を忘れていたため、ほとんど見れなかった。


神戸エアポート!!とか大見得を切ってるわりに、エアポートそのものの敷地内で開催しているわけではありまへん。
空港島の一角で開催しているだけね。


できればヘコーキの離着陸をバックにモトクロスのエアの写真を撮りたかったのだが、音が聞えてきた頃には通り過ぎているので、これぞという瞬間を収める事はできなかった。




街中といえばいいのか、郊外といえばいいのかワカランけど、阪下を連想してしまうような風景。




三脚は使ってない(笑)




スターティングゲート後方にはビル街が広がっているのだが、写真は撮れなかった。


正吉君は初日、泥で一人遊びをしていただけで、予選やジュニア決勝などはほとんど見なかった。


レースの内容とは対照的に、とても長い時間集中して、何やらとても細かい作業をしているのだ。


小さい頃からこういうキャラだ。3年生になっても「ぐりとぐら」を探している。


日曜日の早朝に、コースの下見に。


正吉君の頭の処理能力を考えて、いつもレース当日には細かい事は言わないようにしているが、今回は「インを通れ」って言ってしまったからなぁ。

カイカイのヒート1優勝時の帽子のご利益は受けられず。


ワークスパドック前にて。
毎回、車検の時にマシンだけは「カッコいいですね」と車検スタッフから褒められる。


壇上にはお友達が3人。


オネーチャンはカワイイとは思うけど、ギャルっぽくて好みではないなぁ。どうしてもと言うなら付き合ってもいいぜ。

平地に盛り土しただけなので、踏み台や脚立があった方が観戦しやすい。
気持ちは分かるけど、一般の観客の目にも触れるわけで・・・。


名前を大きめに書いときゃ勝手に使う人はいないと思うんだけど。

今回こそは行ってくれるだろうと信じたのに、あとわずか届かなかった。


全日本ジュニアクロスは本当に層が厚い。


エイキ君は今回はあまり調子が出なかったみたい。


IAともなると、強い気持ちを保ち続けるだけでも大変だ。俺如きがどうこう言えるレベルじゃない。

ワダチもそうだけど、各所にギャップができて、スピードの乗りが悪いように見えた。


ジャンプが多く、空中戦が見もの。




おお、彼は、多度のパドックで隣になることの多い選手だ(笑)。
















大貴選手には声を掛けられなかったけど、会場をウロつく亮太選手を発見!


お父さんである馬場義人氏のブログを見始めた頃、亮太選手はDRZ50に乗っていたから、今の正吉君くらいの歳。
「ファンなんです」と、ミーハー丸出しで声を掛けた。ちゃんとケガを治してくだされ。
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