THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

TT-R50E最速伝説

2016-08-28 23:31:11 | 正吉君モトクロス
今シーズン初めて、全日本&全国でコケずに走りきれた。

全29台出走、Aクラスは27台、。
スタートの反応は悪くなかったが、DR勢に飲み込まれて真ん中くらいの順位で1コーナーへ。

そっから怒涛の追い上げで4位フィニッシュ。

この内の4人がDR。

正吉君の実力を知っている人からすれば、俺がこの結果を喜べないのは判ってもらえるだろう。
正吉君はもっと速い。真ん中に立っていてもおかしくない力を持っている。

マシン選定の時点でレースが始まっていると言われればそれまでだが、誰かさんの言葉を借りれば、「こりゃレースじゃねえべ!」(笑)
ローリングスタートならば(笑)、あるいはレース時間が15分ならば、違う結果になっているはずだ。

正吉君は、一般的な幸せな家庭の平均的な能力や平均以上の能力を持った子と比べると、実はとても大きなハンデを抱えている。詳しく書くことはできないんだけどね。
レース前日のスポーツ走行のときから色々とあって、とてもモヤモヤの残る2DAYSとなってしまった。

それでも、「くっそ遅いTT-R」でここまでの走りをするのは驚異的と言えるのかもしれない。

片道5時間半の道中で、俺は色々と考えた。
明日月曜日から仕事がタイトスケジュールとなるので、本日はここまで。
週末頃に詳しいレポをアップする予定だす。
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めざせオーバーオール・チャンプ

2016-08-22 10:59:40 | 正吉君モトクロス
盆休みも終わり、夏も後半モードに。

今年から「山の日」という祝日が加わり、俺の周りでは11~16日が休みという会社が多い中、お上の政策に盾突いたトヨタ関連企業は12~21日の休み。最終日となる21日の日曜日は何処のコースも空いているんだろうなぁと思いつつ、モトクロスランド多度へ。
KX65正吉君号が復活した今、以前のような練習パターンに戻した方が良いだろうと考えて、65の走行メインね。

KX65をハイエースに積み込むときに違和感があったので、多度に到着してすぐにステムベアリングをチェック。
こりゃすごい!!(笑)

サビッサビ!!

どうしようもないので、洗浄とグリスアップでごまかした。

全国大会出場選手(笑)。

50ccはエントリーするだけで出場できる。
CXでは唯一のヤマハ、唯一のTT-R50E。
見よ、この美しいフォームを!!(笑)


右足のつま先が外をむいているのは、TT-Rのクランクケースが出っ張っているため。


今回のゼッケンは#71。美しいフォームとアグレッシブな走りは、現地でご確認ください(笑)。

正吉君は実力的には間違いなく全国レベルだと思うし、もしもCXが選抜だったとしても出場権を得られるはずだし、勝てる実力も持っているはず。それなのに、TT-Rのパワーの無さのせいかスタートで出て行けず、結局コケて終わっちゃう。

50cc卒業まであと4ヶ月。
ここまで来たんだから、全日本や全国大会でも、せめて1勝はして欲しいなぁ。
もちろん多度のシリーズチャンピオン獲得が一番の目標。それと、馬小屋で一度はピンピンで勝つこと。これには秘策があるんで、覚悟してくだされ(笑)。

本日は小学校の全校出校日。
ほとんどの宿題は、今日提出となっている。


学校ではオーバーオールなダメっぷり・・・。

正吉君の書く文字があまりに酷いので、習字なんかは滅多にやらない俺だけど、見本を書いて真似させた。


習字2枚を丸二日、工作も丸二日掛けて完成。
一番苦手な読書感想文は、俺が一生懸命教えたにも関わらず2週間掛かっても書くことができなかった。最高時速50kmの車は100kmを出す事はできないという事で、チャランポランでもいいから自力で原稿用紙を埋めろと言い聞かせ、16日に丸一日掛けてマンツーマンでやらせた。最後に何箇所か直させて、さらに丸一日掛けて清書するも、段落ごとに用紙を一枚ずつ使いやがって(笑・・・半分くらいしか書いてない原稿用紙がたくさんの状態)、晩メシ抜きで書き直させて完成。

俺が小学校に上がった頃は、自分の気持ちを書くだけで褒められる作文や読書感想文が大好きで、まるで苦労した覚えがない。本当に俺の血を引いてるのか?(笑)
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男旅2016・さまよえる蒼い弾丸ツアー

2016-08-17 05:22:42 | 旅・冒険・温泉
多度に行く前の二日間は、恒例の弾丸ツアーに行ってきた。

KX65のエンジンを組み上げて、フレームに積まなければならなかったのと、お墓参りやらなんやらで、朝9時過ぎの出発。たったの二日間だから、かなりの弾丸になる。
どこか行きたい場所があったわけではないんだけど、時間制限を考えると、距離的にも自ずと限界が決まってしまう。キャンプは時間的に無理だろう。
とりあえず初日の目的地を高山に設定して、何も考えずに出発した。

写真はスマホが大半で、レポはテキトーな羅列形式だす。

最初に付知峡。


付知峡というと、川の畔のキャンプ場というイメージが強いが、キャンプ場の上流には見事な滝がある。

水がメッチャキレイ。





次に下呂温泉へ。


下呂温泉といえば、河原にある無料の露天風呂、通称「噴泉池」。
普通の河川敷のど真ん中にポツリと露天風呂がある。この時期は河原で遊んでいる人たちもいるし、橋の上からは丸見え。
中部地区の温泉好きや全国のツーリングライダーに愛されてきた温泉だが、2010年から水着着用のルールが課せられてしまった。残念。俺に言わせれば、水着を着て入るのは温泉とは呼べない。

俺がここに来るのは2005年くらい以来かなぁ。
たまたま下呂のもう少し北で仕事があり、4tユニックを橋の上に路駐して入ったのが最後だったかと思う。
以前は、仲間とのツーリングの待ち合わせがこことかでさ。本当に元気に走り回っていた。

その後は40㎞くらい山道を登り、濁河温泉。


市営の露天風呂としてはとてもレベルが高い。
売店で売っているカップラーメンの紙の蓋が紙風船みたいに膨れていたので、気圧差を正吉君に説明したのだが、もちろん理解してもらえず。

一気に山を下り、高山市街に入った。
晩飯は高山ラーメンの人気店にて。


高山ラーメンって、もっと醤油が強いものだと思っていたけど、コッチが本来の姿だそうで。醤油濃いめは新しいスタイルみたいだね。
いつもラーメンのスープを飲まない正吉君が、ここでは飲み干していた。個人的には好みとは言えないラーメン。でも、確かにスープは美味かった。

仮にも駅前なのに、店は全体的に閉まるのが早いんだね。


職業柄、どうしても看板や店構えを分析してしまう。




夜の街並みを楽しむにしても、16時くらいには来ないと…という感じ。


屋台で牛串を食べたり…あ、食い終わった後だ(笑)。




駐車場料金が名古屋の繁華街なみに高いので、車で来ると苦労する。どうにか打ち止め設定のある駐車場を発見して、セーフ。
周りの観光客は、外国の人がとても多い。日本人のほとんどはポケモンGOをやっている。実は俺もポケGOやりました(笑)。

夜は、予め目星をつけておいたコンビニで車中泊。


ペルセウス座流星群を見る間もなく寝てしまった。

2日目は、道路脇の案内看板に吸い寄せられて、鍾乳洞へ。
















平湯温泉の神の湯に入ろうと思ったら、法面崩落のため休業だそうで…。


平湯大滝。
遊歩道を登っていくと、急に空気が冷たくなったかと思ったら視界が開けて、ババーンと滝が現れる。

思わず「おおーーーっ!!」

初めて来たけど、メッチャおすすめ。


足湯で我慢。




最後はソースカツ丼。


俺は「中」、正吉君は「小」をオーダー。俺は完食できず…パックに入れてお持ち帰り。味の濃いものは食えなくなったなぁ。


店内には昭和の香りの玩具がズラリ。BGMには80年代の歌謡曲が流れている。

個人的にはドンピシャ(笑)。

このあと、15年ぶりくらいに153ルートで帰宅した。
ホントにツーリングに行ってないや。
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夏に間に合ったKX65

2016-08-16 05:39:50 | KX65
分解したクランクは、クランクピンとスペーサー、ベアリングを取り替えて組み立てた。
で、いわゆる「芯出し」をしなければならないのだが。

一般的なイメージでは、ジャーナル部分をVブロックに載せて、定盤の上でダイヤルゲージを使って…といったところだろう。
DIYレベルでは定盤ではなく、平置きしたガラスでもいいような気がする。
俺は金属加工業でもあるので、板金用の定盤は工場にあるけど、Vブロックは無い。それにこの方式だと、ジャーナルベアリング間の振れは確認できても、右端から左端までの総合的な振れの修正は困難になる。

クランクシャフトの右端と左端は、プーラーなどのセンターシャフトをセットするために円錐状に窪んでいる。
ここを支持点にするような、簡単な芯出し治具が販売されているのを見たことがある。
その治具がですな、「え~~~???」というくらいにテキトーなもので(スンマヘン笑)、鋼材の端材を組み合わせた程度の簡素なもの。価格もせいぜい1万円くらいだったように記憶している。
確かに支点が動きさえしなければ、機能的には満たすわけだ。俺の場合はこの方法の方が金が掛からない。そもそも、気筒数の少ない小排気量車の場合は、この方が良さそうだ。

同様の物を作ろうと思って、芯押しのピンはボルトを旋盤で削ろうかなぁ、いや旋盤の芯押し棒が使えるか・・・などと考えていて閃いた。
旋盤そのものを使えばいいじゃん(笑)。

使い込んだ安物のミニレースなので、写真を載せるのが恥ずかしいんだけど(笑)、ホレこの通り。


結局今回、クランクシャフトの分解組み立てのために購入した道具は、銅ハンマーだけ。
クランクウェイトを叩いて芯出しをするという、チューナー気分がたっぷり味わえる作業を意気揚々と始めたのだが…これが大変な曲者で。
クランクピン圧入途中で何度か計測しながら進めたにもかかわらず、クランクピンを軸に扇子状にズレた誤差がなかなか直らない。
もちろんこれを予測していたので、圧入の途中で何度か測ったわけなのだが。

垂直方向に動作する油圧プレスではなく、水平方向に動作するバイスで圧入したので、どうにも安定した作業ができなかったのが敗因かと。圧入中にずれちゃう。どうしようもなく、テキトーなところで諦めた。次回はちゃんと油圧プレスを作ろう…。

さてさて、腰下の分解組み立てをすると、いくつかの特殊工具が必要になる。でも、ウチのような工場だと、わざわざ買わなくても何とかなるものが多い。あるいは何かの代用でOKとか。(ギヤプーラーやベアリングセパレーター、その他主要な工具類は所有している)
俺の場合は自作する事が多いかな。過去に自作しようとして大失敗したのはVmaxのフライホイールプーラー。古傷に触れたくないので(笑)、内容は割愛。

縦割りケースの組み立てには、クランクシャフトインストーラーが必要になる。ベアリングをハウジングに入れた後(ヒートガンと冷蔵庫を使用)、クランクケースを合わせながらクランク左ジャーナルをベアリングインナーに引き込むための工具ね。もちろんこれは、いままでも自作したものを使っていた。

問題はKX65の場合は右側も圧入だということ。で、このためのSSTは純正でも用意されていないみたい。
右側のプライマリギヤは逆ねじで固定されるので、単純に逆ねじアタッチメントがあれば、クランクシャフトインストーラーが使えるはず。
で、テキトーに製作した。


ホントにテキトーだ(笑)。




この作業は先週の日曜日の多度にて(笑)。
組み上げるつもりで色々と用意していったにも関わらず、プライマリギヤのセンターナットを忘れてきてしまい、途中断念した。

余談なんだけどさ。
モトクロス派の人は、やたらと考える事が細かいような気がするのは俺だけだろうか(笑)。コレはこうじゃなきゃダメ、ここにはコレを使わなきゃダメというのが多いような。
俺はかなりテケトーな男でして、エンジンを何台かイジり壊しているわけでして。そうすると、自ずとボーダーラインというものが見えてくる。
今回ふと思いだした事。俺って10年以上「液体ガスケット」というものを買ったことが無いんだよねー。
何を使っているのか?…非難を覚悟で書いてみよう。
実は、ずっと建築用のコーキングを使っている。普通のシリコンコークだと乾きが速くて使い難いと思うので、変性シリコンというやつ。
もちろんベストな選択ではないと思うけど、今のところ俺の使い方では、問題が出たことは無いよ。
仕事でいつも使うもので、変な色のコーキングだと使いきる前に固まらせてしまったりするため、バイクに使っている。今回使ったのは、茶色だす。

偉そうなこと書いても、クランクシャフトの分解組み立てなどという初めての作業。連休の練習初日は自分で自分を信用できず(笑)、壊れるんではないかとずっと心配していた。
いや、結構大丈夫なものだね(笑)。
面倒臭いだけで、今後も何とかなりそうだ。
部品代はASSY交換と比べて半分以下で済む。

ちなみに、もう一つ非難を覚悟で書いておこう。
俺、KX65のサービスマニュアルを持ってないし、見たこともないんですわ(笑)。コンロッドサイドクリアランスとかはテケトーです(笑)。

あらためて考えてみると、4ストロークの場合はエンジンオイルは潤滑だけでなく、部品を洗浄までしてくれる。2ストロークの場合は、少なからず出るであろう金属粉の大半はそのままクランクケース内に残るわけで。時々混合ガソリンやなんかで洗浄してやったら、もっと寿命が延びるんでないの?

さてさて、正吉君はおよそ2か月ぶりの65ライド。


さすがに最初のうちは戸惑ったようだが、2本ほど走るとすぐに感覚を取り戻したようで。
やはり、ツボさえ押さえていれば、必ずしも50と65を並行して練習させる必要はないという俺の持論は間違いではないようだ。

初日はほとんど乗りっぱなしで、65だけで6リッターも焚いてしまった。
正吉君は集中力を持続させるのが極度に苦手で、昼過ぎにはメロメロに。

TT-Rの練習車が絶不調で、ヘタすりゃお蔵入りになりそうなほどだったけど、夏合宿の二日間を楽しく過ごす事ができた。
14日は中部戦コスモだったんだね。多度は50&65天国でしたわ。


次に出場するレースは、8月最終週に行われるモトクロス全国大会。
50はエントリーするだけで出場できるんだけど、受理書同封のチラシには「全国大会出場おめでとうございます」とある。
多度の代表(自称)として頑張ってもらいたいよね。
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モトクロス界からの刺客

2016-08-08 04:41:42 | 自転車
出場予定のモトクロスのレースはしばらくインターバル。暑くてマジメに練習などしていられないこともあり、気分転換にBMXのレースに出てみる事にした。
レースと言っても本格的なものじゃなくて、ユルいローカルレースね。
桑名にあるGONZOPARKで行われる「中部カップ」というレースで、中部BMX協会が主催するナイターレース。ストライダーなどのキックバイクから大人の初心者までおり、エントリーは当日のみ。とてもユルいイベントである。正吉君は過去に何度か出場したことがある。

GONZOPARKは正吉君が育った場所で、年中さんの頃から毎週のように通っていた。
正吉君は2年半ほど自転車には乗っていないし、所有する16インチのREDLINE PITBOSSもそろそろいい加減小さすぎる。レースは完全にオチャラケのつもり。
でも何かしらヒントになることもあるだろうし、BMXライダーのシャカリキぶりを見て、何かを感じ取ってほしいなあというのが狙いなのである。

全くのぶっつけ本番では厳しいだろうという事で、17時からの受付の所、14時くらいに現地に乗り込んだ。正吉君よ、3時間でコツをマスターするのだ!!(笑)
プッシュ(ブランコのような動作でペダルを漕がずに下り坂で加速する、BMXの基本中の基本)を忘れてしまったようで、最初のうちはまるで話にならず。




モトクロスの場合は似たような動きや同様の効果を狙うテクニックはあるけど、プッシュという概念は無いし、やらなきゃやらないで走ることはできるからね。

KYな正吉君だが、しばらくして自分が場違いなところに来たという事は薄々感じ始めたようだ(笑)。




さて、レースである。
レース用のBMXは、一部の例外を除いて「子供から大人までホイール径が20インチである事」が基本となる。
これは元々、子供がモトクロスを真似して子供用の20インチ自転車でレーストラックを走ったことが原点になっているため。
20インチは大人にとっては小さく、自転車に乗り始めたばかりの小さな子にとっては大きい・・・ここがBMXレースの最大のポイントの一つね。

16インチや12インチのBMXは、大人が20インチに乗るのと同様の感覚を子供向けにサイズダウンした自転車で味わおうとするようなもの。レース以外のシーンではこちらが主流となる。

正吉君のREDLINE PITBOSSは16インチ。16インチBMXはフリースタイル向けが多い中、これだけはレーサー的な構成となっている。今回出場できるレースは、16・18インチクラスとなる。16インチは正吉君一人だけで、他の子は全員が18インチだった。もちろんホイールが大きい方が有利。
なんと3本の予選と1本の決勝、合計4回も走らなければならない(驚)。

走る前は「ビリに決まっとるわ」とか「ビリでもいいから頑張って走れ」とか言っていたのだが、4本全て1位で総合優勝という結果になった。








「スゲェじゃん!!」と言いそうになるけど、実は全然スゴくない(笑)。
種明かしをすると…。
他の子全員が乗っていた18インチBMXというのは、「マイクロミニ」という特殊なもの。20インチレーサーに乗ることができない小さな子が乗るためにHAROというメーカーだけがリリースしている特殊なサイズのレーサーである。
正吉君だけが3年生で、他の子は推定1年生以下。いくら不利な16インチとはいえ、インチキのようなものになってしまった。

以前は中部カップにもレース派ではない16インチライダーが出場していたので、今回もいるだろうと思ったのだが、他はレーサーに乗っているライダーばかりだった。

うーん、さすがにBMXまではお金が回らないから、ギヤチェンジ付きで普段使いもできるようなダートジャンプMTBでも買ってやろう。
すぐにはムリだけど(笑)。


かなりのショートギヤで、ずっと鬼漕ぎをしていたので足が攣って泣きべそをかいていた。


GONZOPARKは「スポーツマジック桑名」という集合施設内にあり、ナイター設備がある。








MCは中部地区のBMX界を牽引する塚原選手。
本業は保険屋さんなのだが、ウチの会社の保険屋さんと仲がいいらしい。


暗い中で動くものを撮影するのは、本当に難しい。失敗作ばかりだった。


モトクロス界とBMX界は、似ているようでかなり異なる。
俺がこの2つの世界の最大の差と感じている事、それはBMX界は「縦割り」であるということだ。
世代を問わず交流があり、成人で全国レベルだとかレジェンドと言われる存在であっても、小さな子たちにすら友達のように接する。
競技人口が少ないので、全員と仲良くしなければ自分の走るステージすら無くなってしまうし、バイクのような排気量差もないから年上の方が速いとは限らない。
バイクの場合はマシンを整備するふりをして他人と話をしないという作戦も取れるけど(笑)、自転車だと施設内で整備をすることは稀だし、音がしないので誰かと話をしないと間が持たない。
逆に整備ばかりしていると、他の人が心配してくれて、寄ってたかって助けてくれるような世界なのだ。

期待通り、正吉君がBMXをやっていた頃の同じ名前&同じ歳のライバルの子も来ていた。


彼はずっとBMXをやっているのでその差が歴然なのは当たり前だが、それ以上に彼には強いセンスがある。現在全日本ランキング3位、過去にはランキング1位で表彰を受けたこともあるほど。必ずや今後、日本を代表する選手になるだろう。
しかし、久しぶりに会ったら、コケた時のリアクションとか、キャラが全く変わっていないのには驚いた(笑)。

今回戸惑ったのは、モトクロスのレースとは、あまりにもリズム感が異なる事。
BMXのレースは1本走行当たり1分未満で終わってしまうほど短い。今回は全6クラスのレースなので、多少のタイムロスがあったとしても10分くらいで次の順番が回ってくる。1回走り終わったらすぐにスターティングエリアに戻ってきて、列の後ろに並んで待っていなければならない。4本の走行は1時間くらいで終わってしまうのだ。2回ほど呼ばれていたのに気が付かなかった(笑)。
レース前にしばらく「溜め」があり、午前1回午後1回しか走らないモトクロスとは勝手が違うね。

自転車界のレジェンドカメラマン、dsk24氏。


カメラマンといってもアマチュアね。彼のスゴいところは、自身もBMXライダーでありレースに出場しながら、自分が走る以外のプログラムの全てを写真に収めるところ。そしてBMXというカテゴリーには縛られず、ロードやクロスバイク、ダウンヒルなど行ける限り全てのイベントに赴いて写真を撮り、ネット上に無料で掲載しているところにある。
写真の腕どうこうではなく、写真を見るだけでも「俺は自転車が好きなんだ!!」という想いがとても伝わってくる。今の俺はある意味では彼を手本にしているのだが、レベル的には彼の足元にも及ばない。彼はきっと暇なのだろう(ウソです、ゴメンチャイ笑)。
寝そべる事が多いようなので、間違って踏まないようにだけは気をつけていただきたい(笑)。




そういえば彼は以前、馬小屋のレースにも写真撮影に来たことがあったはず。(この時は我が家はいなかった)撮影中にバイクに突っ込まれるという伝説を残している(笑)。

表彰式のジャンケン大会での景品がスゴすぎる。なんと新車の自転車!!


この日はこの後で風呂に入り、モトクロスランド多度へ移動して車中泊。
翌日早朝は多度大社へお参りに。






珍しく正吉君が、自分のライディングの感想を口にした。
「昨日自転車に乗っておいて良かった!」だそうだ。
確かに全体的に腰を引いて乗るようになっていた。


この日は荷物の関係で50ccの練習車1台しか持って行かなかったのだが、練習車は本番車と比べて個体差で調子が悪い。本番車と全く同じセッティングにしても、濃いようでボコボコ言って走らない。
何故かやたらペースが遅いと思ったら、バキッと音がして停止。

なんとリヤホイールのディスタンスカラーの取り付け忘れで、ベアリングが粉砕していた。
TT-Rのホイールベアリングは嵌め合いクリアランスがスカスカで、ホイールを取り外すと落っこちる。一緒にカラーが抜け落ちたのに気が付かなかったのだろう。

それにしてもいつからだ?
前回の馬小屋の前日練習の後か、この日のスプロケット交換時か・・・。
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独特な波長のアタシ・・・

2016-08-04 09:44:57 | チョイ毒エッセイのようなもの
みんなポケモンGOやってるかい?(笑)

俺は新しいものや話題のものは何でもとりあえずやってみる主義。ポケモンGOもやってるよ(笑)。

みんながやってるから真似するという訳ではなくて、流行のものが一体どんな物なのか知らないのも悔しいし、知らないくせに文句をつけるのも嫌。仕事柄、最新のものは知っておきたいし、マーケティングの成功事例としても興味がある・・・そんなところかなぁ。リリース後、すぐにインストールして、ちょこちょこ進めて・・・レベル12になったあたりで分かってきて、あまりカリカリやらなくなった。
めっちゃ面白いというよりも、ハマる人が続出するのも分かるなぁという感じ。

ポケモンGOは、ある意味エクササイズであり、オリエンテーリング的なものであり、育成ゲームであり、コレクター魂をくすぐるものである。20年前からあるポケモンが、GPSやグーグルマップを利用して実生活に入り込むというハイブリッドなところが斬新。ポケモンの出現率や、アイテムを手に入れる場所である「ポケストップ」の絶対数には地域差がかなりあるようで、街に良く行く人、街に住んでいる人は有利。俺の仕事場周辺にはほとんどポケモンは現れないし、ポケストップも無い。部屋でジッとしていても何も進展していかないゲームであり、積極的に動く事によって結果が出てくる。だから、もしもポケストップが自宅の隣とかにあったら、楽しさが半減するのかもしれない。自分のペースを崩さないと心に決めてしまえば、ほどほどに楽しめるんじゃないかなぁ。

過去にもブログ、ツイッター、フェイスブックなどのSNSが流行った時はとりあえず全てやってみた。
ミクシィやFBは全く俺に合わず、すぐに止めた。ツイッターは悩んで何度もアカウントを取り直したけど、現在放置中。
自分に合っていると思うのはブログくらいかなぁ。

ポケGOやSNSは普通に使う分には金が掛からないのでいいのだが、金が掛かるものに関してはすぐに飛びつくわけではない。その代表格が、カーナビ。

機械ごときに「あっち行け、こっち行け」と指図されるのが堪らず、いざという時に便利なのは分かっていても、金を出してまで買う気になれなかった。
もともと道を結構知っているしね。
新車購入時に取り付けたのは、今のハイエースが初めて。今でもほとんど使わない。ナビをセットしていても、ナビどおりに走らないので意味が無いのだ(笑)。初めて行く場所でも途中で経路に確信が持てれば、すぐに解除しちゃう。ナビに「うるせえ!」とか言いながら別の道に行くので、助手席の正吉君も笑っている。

初めて携帯を持ったのも、スマホに替えたのも割と早かった。
しかし、世の中で携帯電話ほど俺に合わないものは無い。仕事のために仕方なく持っているだけだ。

他に最近流行りな事に手を出しているといえば、写真か。
別に流行りだからではなくて、俺は元々フィルム一眼は2台も持っているカメラ好きである。
中学の頃にメカニカルな魅力にやられた。

ただ、趣味ではないなぁ。
俺が仕事に対して持っている厳しい気持ち、バイクに対する思いなどと比べると、まるで比較対照にならない。
ただ、メカというハード面、表現というソフト面の2面性があるのは、バイクに通ずるものがあると思わないか?

町内のお祭り・・・といっても盆踊りだけ!!(トホホ)


何度も並ぶのがメンドイので、最初から2杯買った。カップルで来ているわけじゃないのが悲しいところ(寂)。
















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KX65・コンロッド大端ベアリング交換

2016-08-02 10:34:06 | KX65
コンロッドの大端ベアリングの損傷で、お蔵入りしたままのKX65。
実はあれ以来全く何もやっていないんだけど(笑)、重い腰を上げてようやく取り掛かることにした。

他の65キッズのお父さんたちが「クランクを交換する」と言っているので、当初はなんでだろうと思っていた。KX65はかなりの頻度でコンロッド大端ベアリングがイカレるため、修理時は「クランクをASSY交換する」という意味なのね。

かなりの頻度ってのが問題で、多度の先人の話によればクランク1個あたりガソリン200リッター。
今の正吉君号は50㏄と並行して乗っている状態で、1日当たり3~4リッター程度の消費。週平均1.5日の練習走行として考えると、現在の正吉君の走行量でも1年持たない事になる。
ガンガン走っていると半年に一度のクランク交換とか…マジか(笑)。20リッターの携行缶10缶分と思うと、短命ですなぁ。

んでね、KX65のクランクASSYは部品代だけで¥20000を超える。シール類とかベアリング、その他の関連部品は含まないよ。気軽に交換するには「うーん、ちょっとねぇ」と言いたくなる価格…。

パーツリストを調べると、クランクはASSYだけじゃなくて、ちゃんと全てバラで部品が出るのね。
そこで、後学のために必要部品のみ取り替えしてみる事にする。

KX65のクランクはジャーナルベアリングが左も右も、軸・ハウジングともに圧入になっている。どんなエンジンでも右側ハウジングに対しては滑合だと思い込んでいたが、そうとは限らないのね。手間が倍になるので面倒くさい。
左側はケースセパレーターで分解&インストーラーで組み立てできるけど、右側はどうするんじゃいと思ったら、プレスで取り外し、組み付け時はクランクウエイトの間に楔形のスペーサーを咬ませてプレスで圧入なんですな。DIYのお父さんたちは、どうやっているんだろう?

もちろん、クランクシャフトのインストールだけでなく、クランクピンを取り外すのにも油圧プレスが必要になる。

そんな俺も、油圧プレスなんぞ持っていない。
その代わりにかなりバカデカいバイスを所有している。ほとんどのバイクの整備ならばこれで代用できるが、今後のために油圧プレスを製作する事にする。

大昔から「いずれ油圧プレスを作ろう」と思って取ってあった油圧ジャッキ。


確か前に乗っていたトラックの付属品だったはず。

頭の中でテキトーに設計図を描き、端材の鋼材から部材を2本切り出したところで、何だか面倒になってきた(笑)。


作業できるかどうかも分からないもののために油圧プレスを製作するのもねえ…。

んで結局、いつも通りバイスで作業してしまった。


こんな作業をするのは初めてだけど、何とかなりそうな気がする。自分でやるとどうしても時間は掛かってしまうので、もしかすると今回はASSY交換に逃げるかも(笑)。
もしもチャレンジしたいけどプレスもバイスも無いって人には、ガードレールの下側にジャッキを掛けてプレス代わりにするというインチキな裏技もあるよ(笑)。ご参考まで。

さて、部品を注文してくるか。今週末に走らせるのはちょっと厳しいと思う。
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負けてもらいます

2016-08-01 04:43:24 | 正吉君モトクロス


馬小屋ベースのダートスピリット第3戦に正吉君が出場した。


今シーズンのレースも、これで10戦目。7月は怒涛の4戦出場で、これが終わればようやくインターバルとなる。
その割にあまり結果を出していないんだよねー。まあいいけど(笑)。

馬小屋のレースに積極的に出ているのは、日帰りできるという地理的&家庭の事情もあるのだが(笑)、S君と走れるという理由が大きい。
そのS君には、今シーズンは今のところ全敗。

今シーズン中に必ず一度は負けてもらう予定なんで(笑)、今回は少し頭を使ってみた。

原則としてMFJのキッズ50㏄のレースはノーマル車両という事になっているので、いつもレギュレーション通り、丸っきりノーマル状態で出場している。
願わくば、正吉君には異常にキレた走りをしてもらい、他の親から抗議&分解要請でも来ないかなぁと思っているのだが、今のところはそんな気配もないのが寂しいところ(笑)。
多度には細かいレギュレーションは無いが、パワートレインはノーマルで…との規定だし、基本的にMFJのレースをベースにしているはず。空気を読んで、全てノーマル状態で走っている。馬小屋でも前回の第2戦までは全くのノーマル車両で、スペシャルなのはデカールのみだった。

多度に関しては、最近になってあまりに他のキッズの追い込みが激しいため(笑)、6月以降はレースでも練習走行でも、ドライブスプロケットを1丁小さいものに取り換えている。あと、TT-Rはノーマルのキャブセッティングが変なんですわ。上まで濃いままで付いて行ってしまうのを嫌って、吸気ダクトを取り外したうえで再セッティングをしている(ダクトを取り外すだけだとまるでダメ)。それ以外は現状、完全に見事なノーマルだす。チャイルドクロスのレギュレーションでは純正取り替えタイプのエアクリーナーエレメントも不可のはずだから、全日本に限ってはノーマルを使っている。

馬小屋では、ノーマルのTT-Rの場合はほぼ3速に入らない。外周のストレートで一瞬だけシフトアップできるだけで、その他は全て2速。小さなシングルジャンプのバックサイドで無理矢理シフトアップさせるようにしていたが、これではいくらなんでも戦えない。
フープスが飛びきれないのはこれが原因で、2速なので後半でショートしてしまうのだ。

正吉君はとても運動神経が良く、抜重テクニックはかなり高い。実力的には馬小屋のフープスは跳んでクリアできるはず。
知ってる人も多いと思うけど、正吉君にホッピングをやらせているのは抜重の練習のためね。

というわけで今回のレースでは、ノーマルの13/37から、12/41という鬼のようなショートギヤに変更した。チェーンはリンクが足りなくなるので、ノーマルよりも2リンク増やしてある。

実は多度でもこの二次減速比はテスト済みなのだが、最も要のS字が2速で吹け切ってしまい、パッシングポイントとして使えなくなってしまう。ドライブスプロケットを1丁小さくした上で、3速のギヤだけ低くできればいいんだけどねぇ。

結果、フープスは軽く跳べるようになった。


ただ、やはりスタートで出れない。スタートしてすぐに10m近く離されて、その距離を保ったまま引っ張られるような感じで走り、チェッカーを迎える。テールトゥノーズとまではいかないので、S君がミスしない限りは抜くことはできないだろう。


この差が詰まらない。


タイトコーナーの連続するインフィールドで詰め寄り、外周に出ると離される。これの繰り返し。

なんやかんやで多度っ子ばかり(笑)。








リヤを振り出すほどのウイップ。

いつもよりも3速が低くてスピードに乗るからだろう。

この日のベストショット(笑)


あばれる君Jr.が来てくれた!














スイカをごちそうになった。ありがとうございます。




みんな結構ワンパクなのね。この中では正吉君が一番大人しいくらい。


シメの恒例、うまい棒撒き(笑)


50㏄以外のエントリーが少なめだったおかげで、余裕のあるタイムスケジュールだった。
ちょっとテコ入れしなきゃイカンね(笑)。
めっちゃユルいので、ガチじゃないライダーのデビューレースにはとてもいいと思うんだけどなぁ。

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全くの余談なんだけど、写真をたくさん掲載するようになって、書いておこうかと思ったこと。
写真のキャプションは、紙媒体などでは通常は「写真の下側」にレイアウトするのが当たり前。一応俺は関連業界のヒトなので、当然分かっている事っす。確かJISで定められているはずだ。
ただ、このブログでは当初からキャプションを上に置いてきた。
なんでかっちゅーと、テキスト主体で記事が長いので、スクロールして読んでいくと、場合によっては上に戻らなければならなくなるから。
要するに、先に写真だけ見せられても何のことだか分かりにくいと思うのだ。先に説明文があったほうが写真を理解しやすい。
ブログで写真の下にキャプションを書く場合は、オチ的な効果を狙う場合かな、と思うわけで。
あと、純粋に写真だけ見て欲しいとか、説明不要なほど素晴らしい写真の場合は、キャプションが下でも大丈夫だと思う。
まあいいか(笑)
コメント
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