THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

オッサンの選曲vol.7

2010-01-25 22:35:52 | 俺のR45

現在、大いなる野望達成のために奮闘中。

このブログが放置気味になってしまい、申し訳ない。

とりあえず元気だすよ。また以前のようなギラギラ感が戻ってきた感じかな?

 

My Little Lover/Man&Woman

あずさ2号/狩人

ホントはコッチがオススメ

西脇唯/七月の雨なら

思いつきでうpしたので、時系列&ジャンル&季節設定がメチャクチャだわw

まあ、しばらく頑張ります。

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That looks like a ODEN

2010-01-19 13:06:03 | これはグルメなのか

そこそこセオリー通りにつくってみた。
 

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大根は下茹で。
「油抜き」とやらもしてみたり。
当然「素」は使わず、昆布と鰹節からダシをとった。
 
晩飯のために朝から仕込み。
投入する順番やタイミングにも気を遣い・・・
そのお味は如何なものか?
 
結果、メチャウマ! ビックリ!
 
しかし、出来合いの種を買ってくると、五人家族では高く付きますなあ・・・。

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スーパーママチャリグランプリ参戦記2

2010-01-12 23:02:40 | チョイ毒エッセイのようなもの

全く見所の無いオンボード映像w
 
リザルトもアップされてます
 
「額」・・・ってのは、多分「顔」の間違いでしょう(笑)
しかし、ルックスではなくパフォーマンスが評価されたのね!?
 
以下、写真を羅列。
コスプレ人とデコチャリ(?)ばかりだが、参加者全員がこうだった訳ではありませんヨ。

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スーパーママチャリグランプリ参戦レポート(長いよ!)

2010-01-11 18:13:11 | チョイ毒エッセイのようなもの

2010年1月10日(日)、富士スピードウェイにて行われた「スーパーママチャリグランプリ」に参戦してきた。
富士スピードウェイの国際レーシングコースを使って、ママチャリオンリーで7時間耐久レースをやってしまおうという、何とも楽しそうな、そして単純明快で敷居の低いレース。
主催は富士スピードウェイのカートコースで、年間シリーズ戦の第1戦と第2戦はカートコースで6時間耐久で行われているようだ。そして最終戦はレーシングコースでの7時間耐久となっている。
これが異常に人気のあるイベントで、第1回目(一昨年)は気がついたときには受付終了でキャンセル待ち状態、第2回目も9月頃に申し込もうと思ったら、既に受付終了。
今回は気合を入れて受付開始日にエントリーしてやった。
エントリーは日を追う毎にどんどん増えて、最終的には1300チーム超え! 選手数だけで1万人、来場者数ではその数倍になるのではというビッグイベントとなった。
 
さてさて、普通に参加するだけでも非常に楽しいはずだが、名門チームである田中麗震愚が、簡単に埋没するわけには行くまい。
そして、俺自身の工作技術、アイディアや企画力を試すためにも、特別賞を狙う必要がある。
アイディアは幾つかあった。しかし時間的な問題(5日くらいしか無かった)、最低限の走行性能の維持などを考えて、我らが地元の名物である「金シャチ」を製作する事としたのであった。
単純に笑いをとるだけであれば、もっとイージーなアイディアはいくらでもあった。
だが俺としては、それ以上に製作技術を評価していただく必要性と、何かしらの「ヒネリ」のある企画を求めていた。
時間不足で全てを実行できなかったものの、田中麗震愚がどこの地区出身なのかすぐに判るでしょ?
余談だが、田中麗震愚には実は「名古屋市民」は一人しかいないのは、ヒミツだ。
 
さてさて、時間を勘違いしていたペドロサ氏以外は、前日9日の20時前に集合。
ペドロサ氏の名誉のために書き加えると、俺が「20時」ではなく「8時」と掲示板に書き込んだために、混乱を招いたようだ。
元々はおでんの具材を事前に買出しし、袋井IC付近で我々の到着を待って待機する事を切望されていたペドロサ氏。
10日の朝に自走で現地に向かって合流・・・を主張する彼を必死の思いで説得し、晴れて6名揃っての現地入りとなったのであった。
 
事前情報から判断すると、10日に日付の変わった未明の2時頃以降、常識を超える混雑が予想されていた。

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0時半頃に大した渋滞もなく現地の駐車場に入った我々であったが、ピットエリアとパドックエリアは、既に先着チームのテントで埋め尽くされ、しばらく路頭に迷う羽目となってしまった。

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ピットでは火気使用厳禁なので、別途パドックの確保も必要になる。ピットとパドック、駐車場の3箇所を最小の三角形とするためには、前日入りが必須のようだ。
 
爆睡するN目君、N皮君、ペドロサ氏を尻目に、車とパドック、ピット間を何往復もして荷物を搬入。

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「マシンの最終チェック」と称して金シャチ号を乗り回す世界の田中代表。

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結局Jロウさんと田中代表、俺はほとんど眠れぬ内に夜が明けてしまった。

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金シャチをセットしたマシンをピットに運び込むと、人々の視線が集中。
どんなシチュエーションでも、女の子に「すご~~い!!」と言われるのは、エロいオヤジとしてはとても嬉しい。

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ちなみに金シャチは躯体はダンボール、ウロコはボール紙。その他の造形は発泡樹脂。万一の雨天に備えて、塗料で防水処理を施した。金色はメッキ調の塗料である。
ゼッケンは田中麗震愚伝統の、漢数字(他にもいるのでは・・・と思っていたが、ウチだけ)。こちらもカマボコ立体の文字採用。まあ、俺はプロなんで・・・。
加えてピットボードもかなりの注目を浴びており、眉間に皺を寄せた人々が暫く凝視する場面が多く見受けられた。
 
さてさて、流れでスタート担当となった俺。
事前情報から判断して「1周15分程度を目安にで2周で交代」と伝えておいた。
混雑するスターティンググリッドでメンバーとはぐれて軽く遭難しつつも、予定通り8時ちょうどのブルーシグナルでスタート。
他車と接触して金シャチを壊さないようにゆっくりと走る。
前半は概ね下り坂なのでほとんど漕ぐ必要はない。しかし自転車の性能の差は大きいらしく、どんどん抜かれてしまう。BAAマークの無い¥7980の自転車は、ポテンシャルが低いようだ。
スピードレンジが低いので第2コーナーや100Rはほとんどコーナーに感じない。
ダンロップを過ぎると登り坂が始まる。半数が自転車を降りて押し歩きを始めたが、俺はそのまま漕ぎ続けてやった。
するとプリウスコーナーを過ぎ、パナソニックコーナーも過ぎて・・・アレ、もう終わり? 意外と楽ですな。
そのまま1.7kmのホームストレートを過ぎる。予定通り15分ピッタリだ。メンバーがコースサイドで応援しているのを探すが、いない。
寂し~い・・・。

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そしてもう1周してピットイン。この周回も予定通り15分。
誰かが田中代表ご尊顔ピットボードを掲げているはずだ。探す・・・いない!
指定ピット位置の正面で止まってキョロキョロしていたら、ヘルメットすらかぶっていないT中代表が走ってきた。
「ええっ!? 準備してないの? くっそ~、もう1周行ってくるわ!」
若干キレ気味で再スタート。
しかし連続3周はちょっとキツい。
 
結局他のメンバーは、何故かピットにはおらず、全員パドックでくつろいでいた。おまけに俺のお茶を無断で飲みやがるし(怒)。
ある程度ユルくやるべきだとは思うが、ピットに誰もいないのはちょっとキビシイ(苦笑)
 

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その後は交代もスムーズ。金シャチは実況室からも注目を浴びているようだ。
我々のパドックの食事は、田中代表にちなんで「おでん」。

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3時間半経過前にまた俺にローテーションが帰ってきてしまったので、また3周。写真と動画も撮ってみた。

 

今回は田中代表もちゃんとヘルメットをかぶって準備していて下さるようで、何よりです。

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速いところはメチャクチャ速くて、俺の中ではママチャリにカテゴライズできない車両もチラホラ。

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仮装したり、自転車に装飾したりしてるチームが多い。痛チャリ、ガンダム系、をはじめとしたアニメ系が多かった。

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我らが金シャチも走行中に声を掛けられたり、写真を撮られたり。

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老眼の進行が著しい俺は、中間リザルトを表示しているモニターの文字が読めず、途中経過は分からない。

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二巡のローテーションで終わりにする予定。アンカーである軟弱なペドロサ氏の負担低減するため、4周の連続走行するN皮君。

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さすがチャリ通勤しているだけの事はある。
 

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最終的には1301チーム中799位という微妙な結果でペドロサ氏がゴール。

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トップは48周(平均8分45秒)も走ったそうだ。

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トロフィー(参加賞的に全チームがもらえる)を受け取るために並んでいると、場内放送で田中麗震愚が呼び出されている。
どうやら特別賞のようだぞ!
 
車に設備類を片付けに行ったメンバーに電話して(繋がり難い)、金シャチ持参で会場に戻るように伝える。

表彰者の控え室。

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ところが、田中代表だけ来ないのよ。表彰者控え室に入る前に突然行方不明になったらしい!
順番に表彰台に呼び出されていく。もう田中代表は間に合わない・・・皆がそう諦めかけた頃、光る額がドアの向こうから現れた! 田中代表だ!

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何でも一人で勝手に勘違いして、別の方向へ向かったとの事。
 
我々は、金シャチに加えて田中代表ご尊顔ピットボードも評価されて、「ベストパフォーマンス賞」に選ばれた。

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が、優勝ではなく、2位との事。くっそ~・・・。ライダーの服装などの統一性がマイナス要因となったのかもしれない。
 
全員がこんなカンジにしておけば、優勝できたかも・・・。

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※全く関係の無い通りがかりの人w
 
何はともあれ、田中麗震愚、遂に国際レーシングコースの表彰台に立つ!

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帰りは酷い渋滞。

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むりやり引きずり出された感のある他メンバーも、「来年」の話をしていた。
 
たくさん撮った写真と動画は次回。

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こんなレース、どう?

2010-01-08 04:56:24 | チョイ毒エッセイのようなもの

最近は、あまりバカな遊びをやっていない気がする。
 
以前は結構やったもんだ。
1日下道1000kmツーリングとか、24時間温泉アタックとか(笑)。600マイル○○やら、キャ○ンボールなんかも日常的にやってたなあ。坂内2DAYSに出始めたのもそんなノリからだったような。
2002年には、とある友人が企画した「タナカップ」というシリーズ戦も開催された。
月に一度、自転車とか、マラソンとか、オンロードサーキット、オフ走行などなど毎回違う競技を10戦行い、友人内のキングを決めるというものだった。
もちろん「タナカップ」の名は我らがT中代表の名前に由来するもの。年間チャンプはJロウさんだったな。
 
この頃はまだ友人の大半が独身で、声を掛ければ直ぐに集まっていた。俺は独立して間もない頃だったため仕事に必死で、この頃から何となく、そういう遊びからフェードアウトしてしまったのだった。そしてバイクからも離れてしまった。
 
今でもそんなマインドを持ったイベントがあると、つい反応してしまう。去年の「どろんこレース」とか、パンゲア淡路(結局行けなかった)もそうだな。
 
さてさて、次回予定は、もうすぐ。

09mama

1月10日に富士スピードウェイで行われる、「スーパーママチャリ・グランプリ」である。

富士スピードウェイカートコースHP

富士スピードウェイのレーシングコースを使って、ママチャリ限定の7時間耐久レースを行うってヤツだ。
今年で第3回目らしいのだが、ものすごく人気があって、直ぐにエントリー枠が埋まってしまう。去年・一昨年と出場できなかったので、今年はウェブ受付開始と同時に申し込んでやった。
 
まあその後メンバーが確定できず(みんなあまり興味を示していないw)、ちょっと苦労してしまった。
 
ママチャリは元々所有していたので安心していたのだが、レギュレーションには「26インチ限定」と謳われている。
なので「ママチャリは全て26インチなのだろう」と勝手に思い込んでいた。
ところが、念の為確認すると、所有するママチャリは24インチやんけ! ガ~~~ン・・・。
 
去年までは「26インチ以下」だったようだが、セコイ改造を規制するためか車両規定も厳しくなっているようだ。
 
どうしよう・・・。
で、結局近所のホームセンターで26インチのママチャリを新調してしまった。無駄遣いだ・・・。

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しかし¥7980。安っ!!!
 
まあ、普通に参加するだけでもいいのだが、簡単に埋没してしまうのもちょっと。
メンツからして、走りで他チームに差をつけるのは絶対に無理なので、やっぱり工作でしょう。
 
で、作り始めた訳ですワ。

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総エントリー約1300チーム(!)もある中で目立つのは大変な事だが、まあHSTRさんという強力なライバルがいないので、とりあえずは安心です(笑)。

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オッサンの初走り

2010-01-04 01:39:48 | オフロード

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オッサン数人でイナベに行ったのだ。
俺は前日に風邪を引いてしまって、爆睡によってある程度熱は下がったものの、ちょっとオカシイ状態のままで出動。
昼近くになって現場に着いたら、オッサン達はまだ走ってないらしい。

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10月の坂内2DAYS以来動かしていないという芋樽号だが、何だコレ。

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N目君がライトカウルを忘れたという事で、わざわざコースまで自分のYZのゼッケンプレートを持ってくるように言われたN川君は、二番目の写真の一番右。
別にライトカウルなんぞ無しで走ればいいんじゃねーのかと思うが、まあ出不精のN川君を新年早々見れただけでも良しとするか。
 
比較的元気な他のオッサン達に比べて、俺は連続走行2周も持たない。風邪のせいか、2ヶ月ほどマトモに走っていないせいか?
走っているより止まっている方が長い~~~。

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くだらん転倒を繰り返して終了。ダメダコリャ。
全然走り足りねーわ。
 
そういえばZETAのハンドガードのXCプロテクターですが。
他のブログでも同様のトラブルを見かけたのだが、数回の転倒で割れるのだすよ。(※しばらく前から割れていた)
意匠上の理由で入っている溝が仇になって、パックリと。ワレメちゃんバンザイ!

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是非、改善を願います。
次はX1タイプを買いますわ。
 
練習熱心な正吉君。俺も見習わなければ。

ヤメロって言っても、ヤメないのだ。延々とグルグル周回。
親バカ動画なので、見なくていいっスよ。

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宇宙戦艦ヤマト 復活編

2010-01-02 11:15:26 | チョイ毒エッセイのようなもの

あけましておめでとうございます。
久しぶりに映画なんぞ観に行った。正月って結構ヒマなのよ。
比較的近所に映画館があり、レイトショーなんぞやってるものだから、往年のヤマトファンの俺としては家族を家に残して、一人で行ってしまった訳だ。
 
以下、ネタバレを数多く含むので、観に行く予定の方は読まないで下され(笑)。
 

Yamato0

西崎氏が「ポニョ超え」を宣言していたので、嫌な予感がしつつも僅かながら期待していたのだが、客の入りはあまり宜しくないようで。客の年齢層はかなり高い(笑)。俺は若い方だった。

 
松本零士氏抜きのヤマトであるからして、キャラクターデザインに著しく違和感を感じるのは仕方が無いとしても、正直なところ「アリャリャリャリャ!」。
 
初代ヤマトから始まった全てのシリーズは、科学なのか妖力なのか判断に困るほどの、異常なまでのスケールのデカさが特徴である。もちろん本作でもその伝統はしっかりと受け継がれていた。
しかもストーリーが過去に例を見ないほどに単純明快なので、ストーリーに引き込まれることも無く冷静に観る事ができたのであった。
 
歴代ヤマトの伝統である「細かい部分のツッコミ所の多さ」は、正に筆舌に尽くしがたい。
ストーリーは、古代艦長と、初対面でいきなり艦長に殴りかかるアツい新人乗組員たちを中心に描かれる。
敵機はあっさりと撃破されるのに、爆撃されても壊れないヤマト。さすがコスモナイトだぜ!
「さらば宇宙戦艦ヤマト」で既に「古いんだよ」と言われていた煙突ミサイル発射には、感涙。
あの太陽を撃て!・・・窮地に追い込まれると敵の弱点に突然に気づく古代は、やはりヤマトの艦長に適任だ!
古代の娘を乗せて墜落した救命艇からは、古代の娘しか救出しなかったが、他にも大勢乗ってたような気が・・・。
そして土壇場に追い込まれたヤマトと古代、やはり窮地に追い込まれて、地球の全科学者たちですら気付かなかった、敵の弱点を見抜く!
長官にまで登りつめた真田さんの、往年の名ゼリフ「こんなこともあろうかと・・・」は、やはり用意されていた。6連発波動砲は、実は一度に発射可能だったのだ!
 

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非常に細かい事かもしれないが、BGMの選曲はちょっと・・・いや、かなり・・・。
どういう理由かわからないが、大半がクラシックなのだ。
クラシックが悪いのではない、メジャーな曲ばかりの選曲に、別の意味で涙が出た。
チャイコフスキーのスラブ行進曲とか、グリーグのピアノ協奏曲とか・・・義務教育中の鑑賞曲を安易にBGMに使ってしまう心意気には、平伏さねばなるまい。
ショパンとかベートーベンとか、場面に合わないわけではないんだけど、クラシックが好きな人間にとっては耳についちゃって、どーにも。
オリジナルよりもヤケにキーの高い、アルフィーのもちょっとね。
安心して聞けるのは、例のスキャットの「無限に広がる大宇宙」ってヤツだけだ。
 
試写会の時には意見を求めるために二つの結末が用意されていたらしいが、それよりも俺をノックダウンする結末が待っていた。
 
エンドロールを観終わった俺の目に飛び込んだのは・・・
宇宙戦艦ヤマト 復活編 第一部 完
 
ヤマトファンである俺は、少なくとも存在するであろう「第二部」も観なければならないようだ。
観なければならないのか・・・。
 
まあ、CGで再現された迫力のあるヤマトを観れただけでも良しとせねばなるまい。しかし、CGの最新技術ってこんなもんではないだろうけど・・・。
あと、デスラー総統が出てこないのが寂しいと思っていたら・・・
いた! 顔と名前が違うだけやん。コレは隠れキャラだな。

 

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