恐らく誰も期待していないであろう「宇宙戦艦ヤマト」の製作を開始。
ヤマトは実在のものでは無いだけに、形状が曖昧である。大体からして3次曲面で構成されているため、アニメーションの世界ではそれをカンペキに表現できないから当たり前だ。
しかしヤマトの場合は、シーンや資料によってかなり形状が異なる。艦首の形状、魚雷発射口の処理、艦橋の窓の数、羽根の有無・・・当時小学生であった俺と、友人たちの間でも会話になる事が多かった。形状に関してのみではなく、さっき敵に砲撃を受けてモウモウと煙を上げていた艦橋が、次のシーンではキレイに直っていたりとか、いくらでも湧いて出てくるコスモタイガーとか・・・。
いずれにしても俺はヤマトの再現性を求めている訳ではないので、「とりあえずヤマトに見える事」を目標に、軽く工作してみたい。
材料は、とりあえず現時点ではダンボールを想定する。
金が掛からないし(仕事の材料に大判のダンボールで梱包されている物があり、いくらでも余る)、転倒した場合にも危険が少ないため。
だがヤマトは3次曲面。単なるダンボールでどうやって表現したら良いのか?
当初考えていたのは、デフォルメしてしまう事である。で、適当に絵を描いてみた。
雑でスミマセン。
これでもヤマトに見えなくも無いが、ちょっとなあ・・・、と。艦尾のノズルは簡単に製作できるであろう。
となると、ペーパークラフト的な発想で製作せねばならない。でも俺、ペーパークラフトなんてほぼやった事ないぞ。娘たちと既製のペーパークラフトの本で、昆虫シリーズを何体か作った事があるだけだ。まあその昆虫ペーパークラフトは非常に楽しかったのだが・・・。
既製のペーパークラフトにヤマトがあれば、拡大して製作するという方法もあるのだが、わざわざこのために買う事はできない。 ※数年前に実際にリリースされたことがあるらしい
仕方が無いので自分でやってみる。
俺はペーパークラフトには全く知識が無い。で、まず3次曲面のヤマトを、なんとか平面で表してみようと考えた。
コレを直感的に絵に描いたのがコレ。超適当です。
三角や四角の部品を切り貼りすれば製作は楽な筈。さらにその考えを推し進めて、角ばった部分をなだらかに製作してやれば、そこそこ見れるようになるのではないか?
で、さらにこの絵を元に、全くの無根拠、全くの直感で展開図にしてみた。下図は最終的にデータ化する事を想定してスキャニングした物である。
坂内2DAYSでマシンに仮面ライダーの架装をしたチームのHPで、デンバード製作時はミニチュアを試作したと紹介されていたので、俺も真似してみた。
微修正をしながら鋏で切り、テープで貼り合わせ・・・を繰り返して出来たのがコレ。
展開図を描き始めてからここまでで、何と所要時間30分未満(爆)。ちなみに仕事の合間にやってますw
ミスプリントのコピー用紙の裏を使用しているので、クタクタで全く腰が無い。
まあこんなモンで許して下さい。
足りない部分や細かい部分、波動法の発射口、錨などは、実物製作時に現物合わせにて製作する予定。
まあボチボチと進めるので、進行状況には期待はしないように!!!
・・・誰も期待してないか・・・(寂)