中部モトクロス選手権の第6戦が行われ、正吉君が出場した。会場はいなべモータースポーツランド。
12台出走、ヒート1は8位。ヒート2は9位。総合8位。
リザルトは最悪だったが、走りは最高レベル。順位からするとさすがに満点は付けられないけど、十分に満足できるもの。
この日のヒーローは、間違いなく正吉君だったと思う。
レース前日、65のエントリーが1台増えたと聞いた。
なんと、世界ジュニアに出場するライダーが、スポット参戦するとの事。
これは大チャンス!!
速いライダーが来ると、その分だけ自分の順位が下がるという見方もあるが、俺は全然そう思わない。
我が家は少なくとも当面は海外には行けないけど、世界が向こうから来てくれるという事だ。飛行機代も何にも掛からない。勝てるレースを選んで出場するのもいいが、速いライダーがいるところに行こうぜ!・・・というのが俺の考え方。チャイルドクロスの頃から遠征しているのは、そのためね。
ヒート1。
グリッド選択のくじ引きがまさかのビリ!!(笑) 他の11人全員がIN寄りグリッドを選択する中、1コーナーの魔術師、正吉君の特技を考慮して、敢えて敢えての大外グリッドを選択。
向こうのほうでピース出してるヒトは気にしないで下され(笑)。
ホールショットこそ逃したものの、件の#28君に続いて1コーナーをクリア。
実力は向こうが数段上、経験量はケタ違いで年齢も上。身長も随分違う。正吉君のアドバンテージは、イナベを走り込んでいること。とはいえ、さすがに勝負にならんだろうと思っていた。
しかし、序盤から背後に食らいついた。
そしてまさかの勝負でインを刺し、トップに浮上。
う、うそ・・・!!!
その後、数人の転倒があり、これで1位は間違いないと思った時、何を焦ったかバックマーカーに接触転倒してしまった。復帰に手間取り、マシンが逆さまになってしまったせいかカブッて吹けないまま走って8位。
ヒート2。
またまたアウト側のグリッドを選択。
なんでみんな真似しますのん(笑)。
ホールショットは取れず、中部のライバル#47君に続いて1コーナーをクリア。
オープニングラップ後半でトップに浮上、しばらく1位をキープ。
3位から追い上げてきた#28君が、フープス後のストレートエンドで正吉君をパス。ところがその後も食らいつき、なんと抜き返してトップに返り咲き! うそォ!!
ラスト1のボードが出て、このままチェッカーを受けてくれと祈ったのも束の間、中盤で路面がぬかるんだ部分でバランスを崩して、背後にいた#28君を巻き込んで転倒してしまった。
復帰に手間取って9位でチェッカー。
結果を出せてないが、正吉君は、今はこれでいいのだ!!
多度の頃からそうだったんだけど、強烈なスピード、まさかのゴボウ抜き。観客に見せ場を作るせいか、「正吉君に追いつけ追い越せ」というのがスローガンになった。
でも、リザルトを見るとそんなに勝ってないでしょ?
タナボタで1位とかって今まで一度もないし、あったとしたら正吉君らしくないじゃん。
しかも今回は、両ヒートとも実力でトップに出ながら、入賞すらしてないという(笑)。
要するに、正吉君はこういうスタイルなんですわ。自分で色々と考えて、結果を出せるようになるまで待つしかない。
何かの漫画の言葉を借りて言えば、勝利の女神だって女だろ? 面白みの無い走りをするヤツに、いつまでも味方してくれるとは限らない。最後の最後は、見せ場を作ることができるヤツに微笑むはずだ。
あ、今や時代が変わって、女神も安定志向だったりして・・・(笑)。
今回、前日昼頃から降った雨の影響で、公式練習時はかなりのマディだった。
今までの正吉君なら、ここで何度も転倒して丸一日のリズムを崩していただろう。
ところが他の全員が転倒したりスタックする中、正吉君だけがキッチリと走り切った。
これまでの正吉君は、マディが病的に苦手だった。
ライディングテクニック的ではなく、メンタル的にダメなようで、マディの克服は今後のモトクロスを続けていく上で、最大の課題だった。
で、REBOOT後、秘密のトレーニングをしていたってわけ。あ、ヒミツってのはここに書けないってだけなんで、直接聞かれれば教えます(笑)
今回、マディを克服したとまでは感じなかったが、マディは意外と楽しいという事が分かってきたようだ。
マディの最大の極意は、気にしない事!
今回のレースは、俺と正吉君にとって、必ずやターニングポイントになるだろう。
地元では、あそこまでのガチバトルはなかなか経験できない。
ありがとうございました!!
12台出走、ヒート1は8位。ヒート2は9位。総合8位。
リザルトは最悪だったが、走りは最高レベル。順位からするとさすがに満点は付けられないけど、十分に満足できるもの。
この日のヒーローは、間違いなく正吉君だったと思う。
レース前日、65のエントリーが1台増えたと聞いた。
なんと、世界ジュニアに出場するライダーが、スポット参戦するとの事。
これは大チャンス!!
速いライダーが来ると、その分だけ自分の順位が下がるという見方もあるが、俺は全然そう思わない。
我が家は少なくとも当面は海外には行けないけど、世界が向こうから来てくれるという事だ。飛行機代も何にも掛からない。勝てるレースを選んで出場するのもいいが、速いライダーがいるところに行こうぜ!・・・というのが俺の考え方。チャイルドクロスの頃から遠征しているのは、そのためね。
ヒート1。
グリッド選択のくじ引きがまさかのビリ!!(笑) 他の11人全員がIN寄りグリッドを選択する中、1コーナーの魔術師、正吉君の特技を考慮して、敢えて敢えての大外グリッドを選択。
向こうのほうでピース出してるヒトは気にしないで下され(笑)。
ホールショットこそ逃したものの、件の#28君に続いて1コーナーをクリア。
実力は向こうが数段上、経験量はケタ違いで年齢も上。身長も随分違う。正吉君のアドバンテージは、イナベを走り込んでいること。とはいえ、さすがに勝負にならんだろうと思っていた。
しかし、序盤から背後に食らいついた。
そしてまさかの勝負でインを刺し、トップに浮上。
う、うそ・・・!!!
その後、数人の転倒があり、これで1位は間違いないと思った時、何を焦ったかバックマーカーに接触転倒してしまった。復帰に手間取り、マシンが逆さまになってしまったせいかカブッて吹けないまま走って8位。
ヒート2。
またまたアウト側のグリッドを選択。
なんでみんな真似しますのん(笑)。
ホールショットは取れず、中部のライバル#47君に続いて1コーナーをクリア。
オープニングラップ後半でトップに浮上、しばらく1位をキープ。
3位から追い上げてきた#28君が、フープス後のストレートエンドで正吉君をパス。ところがその後も食らいつき、なんと抜き返してトップに返り咲き! うそォ!!
ラスト1のボードが出て、このままチェッカーを受けてくれと祈ったのも束の間、中盤で路面がぬかるんだ部分でバランスを崩して、背後にいた#28君を巻き込んで転倒してしまった。
復帰に手間取って9位でチェッカー。
結果を出せてないが、正吉君は、今はこれでいいのだ!!
多度の頃からそうだったんだけど、強烈なスピード、まさかのゴボウ抜き。観客に見せ場を作るせいか、「正吉君に追いつけ追い越せ」というのがスローガンになった。
でも、リザルトを見るとそんなに勝ってないでしょ?
タナボタで1位とかって今まで一度もないし、あったとしたら正吉君らしくないじゃん。
しかも今回は、両ヒートとも実力でトップに出ながら、入賞すらしてないという(笑)。
要するに、正吉君はこういうスタイルなんですわ。自分で色々と考えて、結果を出せるようになるまで待つしかない。
何かの漫画の言葉を借りて言えば、勝利の女神だって女だろ? 面白みの無い走りをするヤツに、いつまでも味方してくれるとは限らない。最後の最後は、見せ場を作ることができるヤツに微笑むはずだ。
あ、今や時代が変わって、女神も安定志向だったりして・・・(笑)。
今回、前日昼頃から降った雨の影響で、公式練習時はかなりのマディだった。
今までの正吉君なら、ここで何度も転倒して丸一日のリズムを崩していただろう。
ところが他の全員が転倒したりスタックする中、正吉君だけがキッチリと走り切った。
これまでの正吉君は、マディが病的に苦手だった。
ライディングテクニック的ではなく、メンタル的にダメなようで、マディの克服は今後のモトクロスを続けていく上で、最大の課題だった。
で、REBOOT後、秘密のトレーニングをしていたってわけ。あ、ヒミツってのはここに書けないってだけなんで、直接聞かれれば教えます(笑)
今回、マディを克服したとまでは感じなかったが、マディは意外と楽しいという事が分かってきたようだ。
マディの最大の極意は、気にしない事!
今回のレースは、俺と正吉君にとって、必ずやターニングポイントになるだろう。
地元では、あそこまでのガチバトルはなかなか経験できない。
ありがとうございました!!