なかなかシャキッとしてくれないDQNなYZ250F・・・。
クラッチをバラしてみる。
使用限度を過ぎたパーツは無いか、組み間違いは無いか?
目に付くのはクラッチバスケットとクラッチボスの段つき磨耗。
バスケットの方は最低一度は修正したようにも見えるが、どちらもそれなりにガタガタ。
金工やすりとペーパーで修正してやる。
それ以外のエンジン内部の部品は、それほどは悪くないように見える。
クラッチワイヤーも交換。
元々純正部品を取ろうと思っていたところ、たまたまダートフリーク・ストアに行ったら、社外品の在庫を発見。
ところがですな、アウターの長さは同じなのに、インナーが長いのよ。
コレでは意味が無い。メーカーにクレーム付けようかなー・・・。
取り付けてみたらやはり調整がギリギリ。何だコレ。
チェーンとスプロケットも交換する。
購入前に念のために確認したところ、ドリブンはノーマル丁数なのに、ドライブが13Tから12Tに変えられていた。ウーム、あんまり違和感無かったな(笑)。
とりあえずノーマル回帰ということで、ドライブ13T・ドリブン48Tを購入。俺は性能上問題が無ければ安い物が好きなので、どちらもDRCの物。
チェーンはノンシールではなく、280馬邪でも数本使用してきたEKのXリング。
結構フリクションは少なくて、リヤタイヤを手で回すとカラカラと回ってくれるのでお気に入りだったのだ。
しかし、問題が発生。
ノンシールに比べてチェーンの巾が広くなるので、ドライバーの先で指している部分がチェーンと干渉してしまう・・・。オイオイ。
仕方が無いのでスラストワッシャーを製作して取り付け。
そのままでは取り付け出来ませんよ。
さてさて。
坂内常連の方々は、気が付いて疑問に感じていた人もいることでしょう。
坂内バイクランドのHP内の「コーススケジュール」には、6月7日の坂内4時間EDの前日のみ「コース整備により走行不可」となっている事を。
本来は1週間前の日曜日から走行不可の筈。
イナベがフリー走行不可となっていたので、「坂内でも8の字の練習くらいは出来るだろう」と、ダメ元で出発。
9時半に坂内に到着すると・・・。
やっぱコース整備の真っ最中。
仕方ないのでとりあえず、関係者のようなフリをして清掃作業に参加。
結構頑張りました(笑)。いつも使わせて頂いている身、たまには「ラヴ・坂内」として恩返しもせねば。
どうやら清掃作業をしているのはイビデンの方々のようだ。作業終了後に弁当とお茶が配られたが、さすがにコレは頂く訳にはいかない(笑)。俺、部外者っスから。
俺以外にも、練習走行するつもりで来た人が2グループ。
走行していいのかどうかを聞いているようだが、訊ねる相手によって返事が異なるようで、困惑している様子。
俺はこの時に昨晩やりきれなかった整備をする。結局、クラッチワイヤーは元に戻してしまった(笑)。
クラッチの切れは、前回よりはかなりマシかな。
そもそもダメ元で来た俺。
昼休憩で揃って食事をしているスタッフの方々に声を掛ける。
「アッチの方(コース整備とは全く干渉しない場所)で8の字やってもいいですか?」
「いいけど、あんたら。レース前でコース走行できない事を知らんのか?」
俺はホームページでは走行不可にはなっていなかった旨を伝えると、スタッフ氏。
「○○(ホームページ担当の方と思われる)、あのヤロー!!」
ご立腹でございました(笑)。
俺はいつもの場所でグルグル8の字。結構YZに乗りなれてきたぞ。
しかし、エンジンの再始動性の悪さには閉口。
エンストしたり、バイクを止めてしまったりすると、何度キックしても掛からない。
それが暫く放置してからキックすると、アッサリと掛かるのだ。
何と言うか、セッティングが濃いようにも感じるし、薄いと感じる時もある。何が悪いのか判断が付かない。
ドロドロになりつつ、1時間ほど8の字を描いて終了。
エンジンを止めると、タンクから「シュコココッ!!」と空気の音が。
確認するとワンウェイバルブが逆に付いてやがる。
再始動性の悪さはコレが原因だったか?
あとは異音を何とかしなきゃ。