THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

途中経過と近況

2008-01-16 22:39:30 | XR250

更新が足踏みしてマス・・・。毎日この妙なブログに足を運んで下さる方には申し訳無いのだが、4~5日以上更新してない場合は仕事が忙しいと思って諦めて下さい(笑)。
また仕事で非常に困難な物件が決まってしまった。
全く・・・何で俺にばっかりこんな難しい仕事を言ってくるんだよぉ。もっとフツーの仕事はないのか、フツーのシゴトは。
フツーのシゴトばかりしてる同業者が羨ましい。ホントのハナシ・・・。

まあそんな中でチマチマとサイレンサー製作も進めている。

Epsn4950

Epsn4951

ステーはあれからすぐに2tの7N01で再製作したのだが、かなり軽くはなるものの、ちょっと力を掛けると曲がってしまう。今回初めて7N01を加工したのだが、切断・曲げ・切削・溶接共にA5052あたりと加工性は大差なく感じる。逆に言えばあまり強度が出ない。もしかすると強度を重視して元の肉厚品に戻すかも。
サイレンサーは可能な範囲で限界までカチ上げ。MD30ノーマルサイレンサーとは似ても似つかぬ雰囲気となりそう。

Epsn4960

計算間違いしてテーパーコーンを作り間違ったりしながら、チャンバーを製作。前作よりもチャンバーは小さめにした。その他前作で抜けの悪さの原因となっていたかもしれない部分を改良。この辺のハナシは俺の勝手な思い込みに因る部分が大きいので、変更内容や理由はヒミツ。

実は、280馬邪にはセルを残す事に関して、秘策がある。まあセルレス車には敵わないと思うが、多分MD30カスタムでは前例は無いであろう。極秘裏にテストを行い、成功したらご紹介します。万が一ウマく行かなかったら・・・皆様にはこの話は忘れていただきます(爆)。

ところで今日、初めて長女の授業参観に行ってきた。
どの小学校でもそうなのかは判らないが、娘の通う小学校では行事の無い月には必ず授業参観がある。逆に言えば行事の無い月は無い。
嫁さんから何となくは聞いていた事なのだが、ウチの娘、先生が「解る人~!」っつっても手を挙げない。10回以上は発言のチャンスがあったろうに、ただの一度も挙げなかった・・・。
26人(多分)中、一度も手を挙げなかったのは、娘を含んで4人ほど。オイオイ・・・。
今日は算数の授業で、「十の位」の勉強。俺は、彼女が少なくとも200位の数字までは理解しているのを知っている。娘の席は右端一番前で、入口付近から机の上を覗き込む事が出来る。机の上に並べた「数え棒」から判断するに、彼女は勉強の内容もちゃんと理解しているようだ。
先生が「解る人~!」と言うと、腕は机から離れるのだが「挙手」までは至らず、体をくねらせてモジモジしている。
どうも俺が来ている事は相当意識しているらしく、嬉しそうな表情で時々こちらを見る。オイ、コッチを見とらんと、手を挙げんかい!!

能力があったとしてもそれを表現する事を知らなければ、無力と同じだ。
何でもいいから手を挙げて、発言しろィ!!
もしも間違えたら、一発芸をヤレ!!・・・つったら、本気で嫌がっていた(笑)。
とりあえず、にしおかすみこの「ア゛ーーーー!!」を勧めたんだが・・・。 ※お気付きの方も居られようが、俺はそういうタイプのガキだったw

何故か自宅にコレがあった。

Epsn4957

激ウマ。

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サイレンサー本体の製作・その1

2008-01-12 08:24:07 | XR250

前回は「サイレンサー製作に向けて」で、今回は「サイレンサー本体の製作・その1」・・・。「その1」があるっちゅー事は、少なくとも「その2」があるっちゅー事であり、なんかやたらと引っ張っているようですが、その通り(爆)。
普段このブログに記事をアップする場合は、とにかく一記事の内容が薄くならないように、ある程度の作業が進んでから一気に記事を書くように心掛けている。一つの話題を記事何本にも分けて書くのは、毎日このブログを見に来て下さる方にとっては良いかもしれないが、検索エンジンで引っ掛けて初めて訪れた方にとってはあまり面白くないと思うのです。なので記事内容が現在の状況とは限らないワケなのであります。一週間くらい苦しんで作った物でも記事一本で終わってたりする事もある。
裏を返すと、苦労して作った物でも、あまり苦労せずに作ったように捉えられてしまう可能性もある訳で。

っつー事で、地味な作業も多少は紹介してみようかなーーーーというのを大義名分にして、記事を引張り気味に書いてみます(笑)。

製作に入る前に不思議な事が一つ。カーボンパイプのラインナップ。全て外径の表記はなく、内径のみ書かれている。

内径37、48、58、60.2、62.5、66.9、77、88、97.5、101.5、102.8、106、112、125.6。一部省略。
俺の限られた少ない知識で考えると、規格パイプを型に使って、パイプの外側にカーボンFRPを積層するのでは・・・と思うのだが、鉄にしてもステンレスにしても、上記のサイズは無いのだ。
以下鉄パイプの規格寸法。
34、38.1、42.7、48.6、50.8、60.5、76.3、89.1、101.6、114.3、139.8.一部省略。

ウーム。どうやって作ってるんだろう? 何を型に使ってるんだろう? ワカラン。
余談だが、一頃俺はFRPの製作に凝っていた。現在Vmaxで使っている前後フェンダー(マニアでないとノーマルと見分けがつかない)はその時製作したもの。現在は使用していないがアンダーカウルも作った(所用あって取り外し、その後面倒で取り付けてない)。この時、幾つかのCFRP(カーボン)も製作した事がある。DTやKSRのラジエターシュラウドなど。この時、カーボンパーツとしては、「ドライカーボン」はホンモノ、「ウエットカーボン」は紛い物(カーボンとしての特性が活かせない)・・・と聞いた事がある。ドライカーボンの方が強度が高く、また軽量なのだそうだ。FRPと同じように積層して製作する物はウエットカーボンになる。が、どうやらサイレンサーのカーボンパイプに関しては事情が異なるようだ。ウエットカーボンの方が耐熱性に優れているので、サイレンサーの場合はウエットカーボンが主流とのウワサ。但し、今回使用するカーボンパイプがどちらなのかは判らない。

まあいいや。行く行くちゃんと調べよう。

さて。
新作ミャフリャーの出口口径は、何φにしたらいいのだろう?
こればっかりはやってみないと判らないので、できる事ならバッフルで調整可能にしたいものだ。
んで、カンタンにバッフルの取り付け取り外しができるように、ミャフリャーのエンドピースを作ってみる・・・。

Epsn4947

・・・カッコ悪すぎ。すぐさま廃棄処分です(爆)。
やっぱり凸面のみで構成するとカッコ悪いねえ。しかもコリャ平面部分まであるし。
次はもうちょっとマジメに考えた。テーパーコーンは中学1年生くらいの数学の応用で展開図を製作できる。PCでやっているが、それほど難解な計算ではないので手計算も可。

1

原寸をプリントして、1.0mmのステンレス(SUS304)2B板に貼る。2Bってのは表面仕上げの規格の一つで、適度に光沢がある万能な仕上げ。#400研磨品はほぼミラー仕上げだが、2Bはその前工程。ミラーにもヘアラインにも加工する事ができて便利なのだ。

Sus_2

上の資料のPDF形式をダウンロード

実は・・・コレは、手を加えてあるものの某メーカーのパクリです。不親切にも文字をアウトライン化(図形化)してあるのでコピペが効かねぇ。PDFの意味があまり無い。
原寸は「デザインボンド」で2B板に貼り付ける。ケガキは、俺はこういう場合はカッターでやる。カーボン転写とかよりも正確に描けるし、ケガキ針は紙の上からでは使えない。ケガキをせずに板を切断していくと、コンター使用中は問題ないのだがサンダーで仕上げようとすると紙が捲れたり、剥がれたり、場合によっては燃えたりしてしまう。

Epsn4930

ケガキ通りに整形したら、筒状の物に押し付けながら丸めていく。初めてやった時はメチャクチャ苦労したが、コツを掴んだ今では屁みたいなもんだ。外周部分を作ったら、今度は凹面。カーボンパイプにビシッと入るようにしたいので、カーボンパイプ端面に当る部分をテーパーコーンの裏面に溶接。外径90φ、内径86φの円盤だが、最初から完全に切り出そうとすると歪んでしまうだろうという事で、先に内径のみ加工。テーパーコーンを点付けした後で外周を切った。

Epsn4934

丸穴を開ける場合、希望の径のドリルやホルソーを所有していれば良いのだが、無い場合は・・・。
レーザーでカッティングするか(そんなもんあるか!)、径が大きければコンターやジグソーで切り出すか。円の外周は適当に切り出してもサンダーで整形できるが、内周はそうはいかない。

Epsn4932

比較的径が小さいドリルで、円周に沿って穴を開けまくるという方法もあるが、それをホルソーでやれば多少は手間が省ける。ホルソーは円周上に刃が並んでおり、中心にドリルがある。ホルソーで繋ぎあった穴を連続して開けようとすると、二番目以降の加工時にセンタードリルで穴を開ける部分が無くなってしまうので、角パイプに板を溶接固定(ビスでもOK)してやれば連続穴を加工できる。・・・文章化するのは難しいですな。判り難くてスミマセン。写真をジックリ見て考えて下さい。

Epsn4933

仕事では軸付き砥石は全く使わないので、近所のホームセンターで購入。ステンレス用と超硬材用を入手。写真は後者。

Epsn4912

出口パイプは板を手で丸めて、50.8φの短いパイプを製作。

Epsn4937

カーボンパイプへの飲み込み部分も作る。

Epsn4939

溶接後、ベルトサンダー等を駆使して形状を整え、鏡面加工を施す。最初にサンディングの目を消すためにハイラップで研磨。

Epsn4940

オフセットサイザルディスクに換えて白棒研磨。フェルトディスクに換えて青棒研磨。凹面はサンダーのディスクが入らないので、手作業(テキトー)。

Epsn4942

サンダーのディスクに興味がある方はコチラをご参考下さい。

ミッドパイプ側も形状の違いはあるが、同様の作業をする。

Epsn4908_2

Epsn4909

Epsn4946

入手したカーボンパイプはL=480と、XR250に使用するには長すぎる。バンドソーにてちょうど真ん中で切断。240mm弱となる。これでスペア確保だ(笑)。パンチングパイプもそれに寸法を合わせて切断した。

Epsn4943_2

サイレンサーステーは適当にアルミ板を切り出して製作。が、ちと気に入らん・・・。ゴツイのよ。この部品だけで70g以上あるのだ。とりあえず車体に仮付けしてみたりして、サイレンサー本体の製作はここで保留。ステーは気に入らんのでリャウメンテープで仮に固定しただけ。

Epsn4945

次はミッドパイプを作る。

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サイレンサーの製作に向けて

2008-01-10 11:46:31 | XR250

タイトルを見て、「アレ、シートレールは?」と思った方もいらっしゃいましょう。
が、実は当初より「まず真っ先にサイレンサー」と決めてあったのです。

理由は、ME08(国内限定レーサー)に乗った時に最初に気付いたのが、ミャフリャーの抜けの違いだったから。
明らかに俺の280馬邪は、ミャフリャーの抜けが悪い。
なんだかんだ言ってもやはり俺は音量には気を遣っていて、クローズドコースしか走らないとは言え、他者に迷惑が掛からないようにすべきだと思うが故の造り。ウルサイと自分が疲れるってのもある。
これでもエンジンがノーマルの時は結構調子は良かった。音量もそれほど大きい物では無かったし、上の方でも詰まる感じや抜けすぎた感じは無かった。
280になってからは上の回転域で不満が出てきた。もちろんエンジンのパーツチョイスや細かい仕様、組み方の影響もあろうが、ME08(俺の280馬邪よりもかなりウルサイ)に乗った時に直ぐに感じたのは、ミャフリャーの抜けだったのだ。
当然上手く作れば、現在進行中のプロジェクトである軽量化も同時に果たせる。なので現状を今一度見直すという意味では効果が高いと思われる。

実は現状の280馬邪で使っている自作ミャフリャーには、性能面以外でもいくつかの欠点がある。一つ目はエキパイとミッドパイプのジョイント位置がノーマルと異なる事。当初はノーマルと同位置でのジョイントとするつもりだったのだが、パイプレイアウトを優先するあまりにジョイント位置を変えないとエキパイが取り付け取り外しできなくなってしまったのだ。二つ目は砂を詰めてバーナーで炙って曲げたパイプが、楕円形的に潰れてしまっている事。材料選択上の都合で重くなってしまっている事もそうだし、慣れないパイプの曲げ加工で、見栄えが今ひとつってのもある。
逆に良い所として、サイレンサーのカチ上げ角度に拘ったので(笑)、水平気味に取り付ける他のほとんどの社外品に比べて戦闘的。結果としてパイプレイアウトがなだらかになって古臭い感じが無い。自画自賛(笑)。

それと異常に頑強。A5052よりも一段軟らかいA6063を使用したので強度に不安を感じ、締結部分をやたらゴツく作った。・・・結果、クラッシュ大魔王である俺が使っていても外面に傷が付くだけで曲がらない。A6063でもやり様によっては、強度的に問題は無いという証明ですな。ちなみに市販品でもA6063のサイレンサーは多いと思われる。楕円サイレンサーなんかはみんなA6063じゃないかなあ。
XR250のノーマルミャフリャーは、もっと頑丈。設計の段階でシートレールの補強として強度を期待されていると思われる。手で抉っただけでフニャフニャと動くシートレールに対し、ノーマルミャフリャーはビクともしない。社外品のミャフリャーはサイレンサー本体とミッドパイプが別体(スプリングなどで外れ防止)の物が多い。コレはバイクとミャフリャーの個体差を吸収するためとリペア性の向上のためと思われるが、シートレールの補強としては全く役に立たない。

さて、エキパイはまたいずれ作り直すとして、今回はサイレンサーのみ。ジョイント位置の違いはカラーを製作して対処する予定。

Epsn4922

軽く製作するためにサイレンサー本体はカーボンにする。現状はA6063の100φ-3tのところ、内径88φのカーボンパイプをチョイス。径を小さくしたのは、少しでも軽くする為。中身に使うパンチングパイプは内径50.8φとしてトガシエンジニアリングさんで扱っていたものだが、実物を見て少しガッカリ。どうやって作ってあるんだろう・・・とワクワクしていたのだが。実物はパンチング板を三本ローラーで癖を付けたあとで(多分)、手で巻いたと思われる。これなら自分でも作れたなあ。
フロントパイプ・ミッドパイプを含めて、エキパイを製作するためのパイプだが、チタンと迷ったものの結局諸々の都合上でステンレスと決めた。ステンレスパイプは仕事の仕入先からも入手可能なのだが、トガシエンジニアリングさんで扱っている物とは少々ラインナップが異なる。
例を挙げると・・・
34φ-1.0tは在庫を所有。コレは普通にステンレス化粧パイプとして入手できる。
38φ-1.0tも在庫を所有。コレも普通にステンレス化粧パイプとして入手できる。
42.7φは一般規格品で最も薄いのは1.2tであり、これも在庫あり。が、トガシエンジニアリングさんには1.0tがラインナップされている。ちょっと迷ったが、在庫の1.2tで我慢する。
60.5φ。現状の自作ミャフリャーでもチャンバー部分に使用しているのだが、これは偶然道路に落ちているのを拾った物で、1.5t。一般規格品で一番薄いのはこの1.5tである。対してトガシエンジニアリングさんでは1.0tも扱っている。たまたま仕事で某製品(バイク用品ではない)を使用した際、必要があってパイプを切断した。その余りを取っておいたのだが、これの厚みを測ると、ナンと1.2t。多分大量生産するために特別に作った材料なのであろう。
ちなみにステンレスメーカーによっては、「自動車マフラー用」と称して5mm刻みの妙なサイズがラインナップされている場合もある。

ところで、一般的なノーマルサイレンサーがどのような構造をしているかご存知だろうか? 俺は過去に何本かノーマルサイレンサーを切って、中身を見たことがある。
実はノーマルサイレンサーにはあまりグラスウールなどの消音材は使われていない。これは多分、抜けやすいグラスウールを使用すると経年劣化で音が大きくなってしまうためだと思われる。
本当は所有しているMD30のノーマルサイレンサーも切り開いて中身を見たいところなのだが、万一のためにストックしておきたいのでガマン。過去に見たものはみんな内部で一往復半していて、何度も細いパイプを通してチャンバーに入れ、また細いパイプを通り・・・というカンジ。WR250Rの試乗会の記事にカットモデルの写真があり、サイレンサーも写っているのでご参考下さい。キャタライザーの有無の違いはあれど、ほとんど同じような造り。XLRはその割りに非常に軽く出来ていて、感心した(随分前の事なので記憶が薄い・・・)。
ME08(国内レーサー)は全然違っていて、サイレンサー本体がチャンバーの様な空間となっており、エンドピースにはネット(網)のパイプが接続され、先端には隔壁が取り付けられている。しかも出口口径は280馬邪よりも2割ほど大きかった。そりゃ抜けがイイはずだ。

各メーカーからリリースされているミャフリャーの重量(公表されているものもある)は、一般的なSUSパイプ+アルミサイレンサーのもので2kg程度のようだ。
対するノーマルは3.8kg。 ※俺が所有する初期型のものを体重計で量った数値。某メーカーの資料では『ノーマルサイレンサーは4.4kg』と書いてあった。途中で一度サイレンサーは変更されているようだが、そんなに違うかなあ・・・?
俺の自作サイレンサーは1.8kg。チタンのミッドパイプ+サイレンサーの某メーカー物で1kg台前半のようなので、恐らく1kgを切るのは無理だろうが、新作は目標1.2kg。

達成できるか?

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あけましておめでとうございます。

2008-01-05 21:49:56 | チョイ毒エッセイのようなもの

Epsn4904

ちょっと気がかりな仕事があって、その影響で他方面へのモチベーションが上がらないままに4日から仕事を始めてしまった。
一応公的には6日まで休みになっているのだが。

子供たちと一緒にいると、それだけで時間は過ぎてゆく。特にやる事もないので何となく家事を自主的に手伝ってみたり(大した事はしてない)、自分の買い物(ホームセンター)に子供を連れて行ったり。
まさにありがちなお父さん・・・か?
こうして休日を過ごしてみると、世の中のお父さんが自然とそうなってしまうのも解る気がするなあ。ほんの少しの心の持ち方の違いで家族ベッタリになるか、趣味ドップリになるか。両極端な結果が待っている。
まあどちらが良いとか悪いとかはそれほど思わないが、サラリーマンだったら必ずその気になれば両立できると思う。その辺はちょっと羨ましかったりして・・・。

今日会社で仕事をしていたら、ガス(プロパン)の検針の人が来た。
「あのう、ここにあったガスのメーター、どこに行ってしまったんでしょう?」
「ああ、邪魔だったので自分で外して捨てました」(爆)

会社社屋は賃貸物件で、6年ほど前に入居。
その時点でガスは不要だと判断して、ガス会社に電話して既設の設備を引き上げてくれるように頼んだのだが、来た人はボンベのみ外してメーターは残して帰ろうとする。
「メーターも外してください」っつったら、「いやあ・・・。」とゴマカして帰ってしまった。
その後ずっとそのままだったのだが、数ヶ月前に外壁を塗り替えた際に、思い切って外して捨ててやったのだ。

俺は困惑する検針の人にそう説明した。

すると小1時間ほどして、ガス会社の人が現れた。彼にも全く同じ説明をする。
メーターは不要の場合は返却しなければならないらしい。そしてボンベが接続されていなくても1ヶ月に1度は検針に来る決まりなのだそうだ。
だが、メーターを外したのは確か9月か10月。つまりその間検針に来ていなかった事になるので、別の問題にも発展するかもしれない・・・とガス会社の人は言う。

たまたま外したメーターを処分したときに、他物件で所用があったので産業廃棄物処理のマニフェストを作成しており、伝票を見せつつ説明する。
だが現物が無いとダメなようで、廃棄物処理業者にも連絡を取ってみるとの事。見つからなかったら始末書なのだそうだ。
こちらの気持ちも酌んで下さるガス会社の人には、大変申し訳ない気持ちになった。

しかし事の発端は、現場に撤去作業に来た人が客のニーズに応える努力をせずに、ゴマカして帰ってしまった事にある。自分の担当する作業でなかったならば、社内での申し送りをするとか、費用がかかるのであればソレをこちらに伝えるとかしていれば、今回のような事態には発展しなかったであろう。

ちなみにガスだけではない。電話線もだ。前に入居していた会社がかなりたくさんの回線を引いており、そのまま電話線が残されていた。入居時にやはり撤去するように頼んだのだが、ほぼ同様の対応。
その後何度か電話工事を依頼した際に同じように頼んでみた。しかし、みなゴマカして帰っていった。何故??
コレも頭にきて、外壁塗り替えの時に不要の線を自分で外してやった(笑)。壁に取り付けられていた4つの箱は、たった1個になった。張り巡らされた無数の電話線は、たった一本になった。

このブログを読んでくださっている方の中にこれらの職業の方が見えたら大変申し訳ないのだが、公的な仕事をされている方は、どうも客のニーズに応える努力や責任を全うする事を忘れている方が多いように感じる。もしもあなたの会社の仕事が、そっくりそのままラーメン屋にでもなったら、即刻ツブれまっせ。

まあ俺自身どうか?と問い詰められると、甚だ自信は無いのだが・・・。

ちなみにやり過ぎも良くない。
お客様に製品(我社は看板屋なので、製品=看板)を納品する際、納品する人間に「お届けするだけの約束だが、看板が小さいので、もしもお客さんの要望があれば多少は設置作業を手伝ってくるように」と伝えた所、バッチリ穴を掘って建ててきたそうな。マトモだったら製品よりも作業代の方が高いんですけど・・・(笑)。

まあこんな感じで今年もスタート。仕事が忙しいのでXRカスタムの進行はあまり期待しないで下さい。
この季節はコレが美味い。

Epsn4906

過去記事見てチョ。

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