THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

おちょぼミーティング5

2023-04-12 11:48:01 | NDロードスター


ロードスターのミーティングに参加してみた。
地元では最大のミーティングと言える「おちょぼミーティング」である。年に2回開催してきて、今回で5回目だそうだ。会場は千代保稲荷神社、通称「おちょぼさん」の駐車場。
NAからNDまでのロードスターと、NDロードスターとプラットフォームを共有するアルファ124スパイダーのミーティングで、地元のオーナーズクラブが主催してくださっている。
大変人気があるイベントで、駐車スペースにも限界があるため、200台という台数制限がある。今回は受付開始後、1日で満員御礼となったそうだ。



誤解されると困るので先に書いておくと、企画運営されているスタッフの方々には感謝の気持で一杯だし、ミーティングやオーナーズクラブを否定するつもりは全くナッシング。
また行きたいな、と思うし、何なら俺自身、オーナーズミーティングを主催したことすらある。
否定するつもりはないどころかウェルカムであ~る。

ここでは、物事を斜に見て、人間の特性について疑問を呈していると思ってくだされ笑

オーナーズクラブやオーナーズミーティングって、難しいのよ。
そもそもは、「共通の話題があるから仲良くなりやすい」というのが基本骨格だと思う。「〇〇つながり」で集まるのは、あくまでキッカケ。仲良くなったらクルマは関係なくみんなで遊びに行ったり食事したり・・・。ある程度小規模な集まりだと、これは実現しやすい。あるいは大きな集まりの中で、小さなグループを作る。ところが結局は、カスタムの自慢大会や、その車種の話しかしないオタクの集まりになってしまう。もちろん俺も、そういう情報交換はしたいんだよ。そしてカスタムを自慢したい気持ちもある。てか、そういう話をしたいからこそ参加するって人も、たくさんいるはずだ。

例えば5人くらいの集まりなら、一見さんが一人来たら、全員で仲良くしようとするだろう。
これがある程度以上の人数になってくると、どうしても知った人だけで固まっちゃう。
何度か参加して知り合いが増えてくると、輪の中に入っていける。しかし視点を変えると、今度は自分が、一人で来た初参加の人を受け付けにくい雰囲気を作り出しちゃってるわけだ。

バイクのミーティングには今まで散々顔を出してきた中で、やっぱ同様の問題はあって。
俺らのエリアでは「バイクの話題禁止」なんていう月1回のバイク乗りのミーティングが発生して、一石を投じた・・・けど、必ずしも成功したとは言えなかったかな。その後、そこから派生した集まりが定着した。俺は仕事が忙しくてほとんど行けなかったけど、刈谷での月イチの集まりは、この手のミーティングの欠点をほとんど払拭したといってもいいだろう。

俺自身、今回は割と積極的に人に話しかけた方かな。しかし、結局はロードスターの話、特にカスタムの話ばかりになってしまい、どうしても会話が続かない笑 ひょっこりと一人で来た人は、最後はどうしてもアブれちゃうのよ。かと言って、知り合いと一緒に参加したりすると、結局知り合いと一緒に過ごすだけになっちゃう。これ、一人で来た人からすると疎外感を感じる原因となる。また、こういった集まりではカスタム度合いによってカーストが発生する。
単独の初参加で「すっげぇ楽しかった!」っていう人は少数派なんじゃないかなぁ。
俺も事前になるべくSNSで繋がっておいたつもりだったが、どの人か分からないケースが多数。ここからコミュニティを広げるならば、何回か参加しないと難しそうだ。俺のような初心者は、もうちょっと少人数の集まりがいいな。



早めに集合場所に着いたのに、すでにロードスターがわらわらと集結していた。キモい笑
ここから高速道路を1時間ほど移動して目的地である「おちょぼ稲荷」に向かったんだけど・・・。日曜日の混み始める時間帯に100台位のロードスターが連なってツーリングするわけ笑 壮観ではあるものの、状況は想像できるだろう笑
バイク30台位のツーリングでも結構大変だからね~笑

俺のホイールはいわゆる「チューナーサイズ」といわれるサイズに、ギリで入るくらいのライトな部類のもの。純正のタイヤサイズをキープしたかったので、リム巾とオフセットのみ少しだけ変更した。純正の車高だとこのホイールでもツライチくらいだが、5cmほど落としているためキャンバーが付き、ツライチには程遠くなる。(最近はこれをツラウチというらしい)
集団の中にいると、俺のクルマは悲しいくらいに貧弱に見えるのよ笑 スーパーの駐車場に置いていると結構手が入ったように見えるのにな~笑
てか、ミーティングに来られた皆さんの多くはチューニング目的ではなく、ドレスアップ目的だと思うんだけど、タイヤセットで4本30万くらいのホイールが普通なのよ笑 お金持ってるのね笑



さすがに街中では滅多に見かけないフルエアロも、ここではゴロゴロ。俺のエアロ無しのロードスターですら駐車場の輪止めに当たっちゃうし、コンビニとかの駐車場も普通に入るとアゴを擦っちゃう。皆さん一体どうやってる生活してるんですかね笑



全体に年齢層は高めで、俺と同世代以上の比率がかなり高い。ご夫婦でみえた方も多かった。かなりイジってある人は独身貴族風が多く、明らかに若い人はNA&NBって感じかな。NDロードスターってまあまあ高いからね・・・。
ほとんどノーマルで、せいぜい小物類の交換だけという人も多かった。

で・・・すっごく申し訳ないんだけど、クルマにお金がかかっている割に、オシャレな人が少ないゴメンチャイ笑
バイクに乗る人は、一般人から見てオシャレかどうかはともかくとして、割とそれらしい服装をするじゃん。オープンカーってドライバーも外装になるわけで、俺は多少は気を遣うかな。てか、何人かからオシャレですねって褒められちゃった笑
ダンディーなナイスミドルです笑
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シフトノブの製作

2023-04-05 17:20:16 | NDロードスター
NDロードスターの純正シフトノブは、なかなか具合がいい。
交換する必要性は全然感じないんだけど、単純に自分で作りたいな、と。

素材として考えられるのは、まずは木。これは一番簡単。しかし、シフトノブをウッドにすると内装全体をウッド調にしないとミスマッチになってしまう・・・ということで却下。
次にアルミ。材料は在庫があるし、レーシーな雰囲気になる。問題は冬は氷のように冷たくなり、夏はチンチコチンに熱くなってしまうこと。触る気がなくなっちゃう。それに、所有する非力な卓上旋盤で丸棒から削り出すのは、ダルいのよ笑

で、ジュラコンで作ってみることにした。

ジュラコンは俺の仕事では縁がなく、在庫は無い。てか、触ったことすらない。シフトノブを2~3個作れて、他に少し実験できる量があればよいので、ネットで50Φの黒の丸棒を250mm、切り売りで買ってみた。送料、代引き手数料込みで¥2500くらいだった。



知らない素材なので、まずはテストしてみた。
丸鋸の刃だと熱を持って糸を引いちゃうくらいで、旋盤の場合はやたら気持ちよく削れる。
アクリルよりも柔らかく、何も聞かずに手渡されたら塩ビだと思ってしまうかな? 刃物では削りやすいけど、サンドペーパーだと毛羽立っちゃう。なので、コンパウンドで磨いても、すぐにはテカテカにならない。目の細かいコンパウンドで時間をかけて研磨すると、まあまあ艶が出る。

自分用のシフトノブを作るならば、形状はノーマルのような感じの球体がいいな。長さはもっと短く。シャフトのネジがノブの頭ギリギリまで深く入るようにして、ショートストローク化をしたい。

旋盤で球体を削るには、刃物台が弧を描いて動く治具があればよいが、凝ったものは作りたくない。適当に製作してみた。



簡易の治具なのでちょいちょい刃が食い込んで失敗したりして、メッチャ苦労!! 旋盤は素人で趣味レベルっスわ。仕事の合間にやるつもりが、ガッツリ時間を掛けてしまった。
純正と同じくらいの径まで削りたかったが、失敗を恐れて途中で諦めた。純正よりも少し大きい。
大きな旋盤ならワークをチャックの貫通穴に通して、片側からだけ加工して最後に突っ切りバイトで切り落とすんだろうけど(シランよ笑)、旋盤が小さくて非力なので、半球ずつ加工している。上手い事できんのよ。
まん丸にならず、木星みたいな感じになっちゃった笑



純正のシフトノブはかなり重くて、309g。磁石がくっつかないから、鉄ではなく真鍮か何かが入っていると思う。純性は何度もテストしてこの重さにしているはずで、短いシフトストロークのシフトフィーリングを考慮しているのだろう。



製作したジュラコン製は99g。ジュラコンの比重は1.41とのことで、2.71のアルミよりもかなり軽い。
純正よりも随分軽いので、シフトフィールが悪化するのを心配したけど、純正よりも少し直径が大きいこと(けがの功名)、ストロークが短くなったことで、上々な感じかな。ノブを外してシャフトを直接握ってシフトするような感覚にはならずに済んだ。
自分で製作したものだと満足感は高い。気に入らなくなったら作り直すだけだし笑

シフトパターンのステッカーも製作して貼り付けた。



製作物が小さいのに、このサイズの材料・・・笑


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