THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

燃える餃子魂Ⅱ

2009-10-31 21:41:36 | これはグルメなのか

邪道なのかもしれないが、前記事で余った具に更に調味料を足すなどして、3種類の餃子を作ってみた。
足したのはショウガ、コショウ、オイスターソース、しょうゆ、砂糖。
結果、味は変わるものの、仕上がりレベルは変わらない事が判明した。
当然「コレは多かったな」とか「まだ足りないな」というものは感じた。しかし究極を目指すので無ければ、分量はそれほど仕上がりに影響しないということだろうと思う。
ただ、何かが足りない気がするんだよなあ。
その「何か」については既に候補が幾つか挙がっている。それは次回。
 
それよりも気になる事がある。
それは、ベチャッとした仕上がりになる事である。
どうやら野菜からでた水分がイタズラをしているようだ。しっかり絞ったつもりだったのに、甘かったらしい。
ネット上には「切ったままの野菜を入れると、手軽にジューシーな餃子ができる」という情報もあったものの、大変申し訳ないのだが、それは間違いだという結論を出さざるを得ない。
水っぽいのとジューシーなのは、違う。

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しかもこの水分は焼く時にも悪さをするようで、水餃子っぽい(?)仕上がりになる半面で部分的に焦げるという事態も発生。

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布巾を使って絞るなど、更なる手間が必要なのだろう。
 
餃子の皮は買い足して具を全て包んだ結果、当初の分量で何と60個の餃子ができあがってしまった。

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数時間置いただけで皮が具の水分を吸ってしまい、焼くときに厄介であった。
必ず冷凍保存するべしという事だろう。
 
その後、余った餃子を冷凍、それを焼いてみた。
何故か上手く焼ける・・・。
どうやら水分の処理にキーポイントがありそうである。

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揚げ餃子っぽくなっちゃった・・・

 
ここのところ、昼は店に入って餃子、晩は自作餃子を食い続けている。
さすがに朝は食ってない(爆)。
焼き方は段々コツみたいなものを掴んできた。
ちなみに・・・俺の自作餃子。
「ダメだ」とは書いてるけど、結構食えますよ(笑)。

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燃える餃子魂

2009-10-28 22:02:16 | これはグルメなのか

ウチの奥さんは、ハッキリ言って料理がヘタクソである。
あまり食い物に文句を言いたくないので、滅多にケチはつけない。
だが、彼女の作った飯は不味い。俺が自宅であまりメシを食いたくない理由は、そこにある。
 
頻繁に食卓に並ぶメニューは一通りレベルが低い。
まずお米。コレは必ずしも彼女の腕のせいではないが、安い米を買ってくるのだ。
外食の多い俺はどうしても舌が肥えてしまうので、なるべくいい米を使って欲しい。
米のブランドを替えるように何度か言ってみたのだが、彼女には分からないらしい。
 
米が不味くてもそこそこイケるメニューといえばカレー。
しかし彼女の作るカレーがまた酷い。
俺の地元には「CoCo壱番屋」というカレーのチェーン店があり、ランチをそこでとる事が多い。
CoCo壱番屋のカレーは旨い。それをしょっちゅう食っているのに、何故に自宅で不味いカレーを食わなければならんのだ。
 
他にも焼き魚、味噌汁、うどん・・・全体に味付けが塩っぱくて、焼くものは生焼けが多い。
ここではこんなに酷い事を書いているが、面と向かっては文句はほとんど言わない。(言うのは生焼けの時くらい)
何せちょっと何か指摘しただけで強烈に拗ねたり逆ギレしたりするので、タチが悪い。迂闊に物が言えないのだ。
 
彼女には創意工夫というものが全く無い。失敗したとしたら、それは何かが間違っていたわけだ。次回は方法を変えるのが普通だと思うが、それをやってないのだがら進歩はありえない。
人に何か言われたら、当然悔しいだろう。誰だってそうだ。だが、その後も同じ事を続けていたら、ずっと文句を言われ続けるか、見放されるかどっちかだ。
事は料理に限った事ではなく、何でもそうだと思う。言い訳ばっかしてて負けを認めない人は、何事も上達しない・・・というのは、以前から俺の持論だ。
 
以前の記事に書いたが、ハンバーグを作った事がある。
コレは彼女の作るハンバーグがあまりに酷かったので、さり気なく見本を見せる意味もあった。(ちなみに、料理を俺がやってやるよ、というと、怒る・・・何故?)
結果、ハンバーグは幾分マシになった。
 
さて、そんな理由で今回俺が作ろうと考えたのは、餃子である。
半年ほど前までは、ウチの奥さんが作る餃子は、そもそも見た目が餃子ではなかった。
コレは焼き方がチャランポランだったからだ。ちなみに過去十年以上、一度も文句を言った事は無い。
たまたま子供が熱を出したときに、俺に餃子を焼いてくれというので(餃子は作ってあった)、ラーメン屋の厨房で見た手順で、初めて焼いたワケだ。
これがなかなか上手くいって、見た目だけは見事に餃子だった。
 
その後奥さんの餃子は、焼き方だけは微妙にマシになった。
しかし、いまだに味は酷い。
先日夜遅く帰宅したら、食卓の上には不味い餃子しか置いてなかったので、遂に俺も堪忍袋の緒が切れた。

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旨い餃子を作ってやる。
 
ネットで調べてみると、材料は非常に単純のよう。という事は、旨い餃子を作るには、なにか独特のコツがあるのかもしれない。自宅で作る前にコッソリと研究してみよう。
ちなみに奥さんの作る餃子にはニンニクは入っていない。なので俺が作る餃子も「ニンニク抜き」が大前提となる。
 
材料。
キャベツと白菜とどっちがいいのか分からなかったので、頭の中でイメージして白菜に決定。
1/4カットを買ってきて、全部みじん切り。

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あまりに大量なので心配したものの、浸透圧恐るべし。

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豚の挽肉250gくらい、白ねぎ一本みじん切り、ショウガ、しょうゆ、コショウ、オイスターソース、酒、ごま油を入れて混ぜ合わせる。
挽肉は事前に練っておいた方が良かったかも。
最後にニラ一束のみじん切りを混ぜる。白菜みたいに水分を追い出そうと思って塩を振ってみたが、全く意味無しだった。

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しばらく寝かせてやる。

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しかしコレ、量多くねえか?
ゆくゆくは皮も自分で作るつもりではあるが、今回は具に集中するため、既製品を買ってきた。

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一つ目を包む。

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ウ・・・上手くできん。やってて思い出したけど、昔オフクロと一緒に包んだ事があったな、そういえば。確か幼稚園年少の頃だ。
包み方はだんだん上達。最終的にはまあまあな見栄えとなった。

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しかし具は半分近く余ってしまった。なんてこった。
焼き上がり・・・甘いな(笑)。

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肝心の味だが。
作ろうと思い立った時点で、実は結構自信があった。
結果は、不合格。
ニンニクを入れれば誤魔化しも利くのかもしれないが、これではちょっと・・・。
ニンニク抜き餃子としては名高いホワイト餃子、ラーメンと併せてお気に入りの「うま屋」の「ニンニク抜き餃子」の足元にも及ばない。
プロ中のプロと、今日初めて作るアマチュアの差は置いといて、なんだろう、この違いは?
 
まあとにかく、新しい目標ができた。

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元気男、失脚!

2009-10-27 12:57:13 | チョイ毒エッセイのようなもの

俺はポジティヴな男である。
ネガティヴな考え方は嫌いだ。
歳食ったとか、体がシンドイとか、面白く無いとか、やったことが無いからできないとか、その日はちょっと用事があるもんでとか・・・
そういうネガティヴな発言を避けるようにしている。
そういう事を口に出して言っていると、自分で自分をつまらなくしてしまうから。ネガティヴ発言を聞かされる周りの人間も、気分は良くない。
まあ「ネガティヴ発言を避ける」といっても実生活では限界があるので、仮に口にするときは出来る限り明るく、デカイ声で元気に言うようにしているのだ。
そうすればあんまり深刻そうには見えないでしょう?
 
ところが最近、体力の衰えを感じる事が多くなってきてしまった(笑)。
以前は2~3日連続で徹夜仕事してもへっちゃらだったのに、今では一晩徹夜しただけで一週間くらい体調がおかしい。
最高で8日間連続徹夜したのは遠い過去の栄光。3~4年前から明らかな体力の低下を感じるようになり、丸一日力仕事しただけで翌日に疲労が残るようになってしまった。
 
坂内2DAYS以降、なかなか体力が回復せず、あまりに疲労していて机に突っ伏して寝てしまい、余計に疲れが取れないという悪循環に陥ってしまった。
まあ、事前準備でかなり無理をした上で、更に本番でも無理をするんで、こんなものかもしれないが。
知人とそんな話をしたら、「それが普通だ、今までが変だったんだ」と言われてしまった。
 
この日曜日も子供と何処かへ行こうかと思っていたのに、結局体が動かなくて、一歩も外へ出ず。
それもようやく復活してきた。
キャバクラにでも行ってくるか。

 

オマケ

フルチンで遊ぶ正吉君。右手にはYZ。

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すっかり大人っぽくなったチャチャ。

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’09 24H思い出写真とツッコミ

2009-10-23 23:38:28 | オフロード

毎年ご苦労様です。今年のバトルホッパーは比較的オフ走行に向いているようにお見受けしましたw

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スゲー! 終盤になるまで気付かなかったけど、DT50ベースの同様のマシンもいましたな。

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ウチのもある意味では痛車ですが、これは本家。

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これで走るんですか?

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グラフィックもさることながら、マグナムに地味に感動しました。

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ウ~ム、チーム内に俺の同業者がいるとお見受けしましたw

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スタート前にT中代表から最後のアドバイスを受けるN目君。内容は、XLRのキック始動方法が主であった。

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行こうかな(爆)

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このチームはライダーのほとんどがコスプレイヤー・・・。

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壮観ですな。280馬邪はこの中でも異彩を放ってました、ヒヒヒ

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スターーート!!

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真っ先にダンロップヘアピンを抜けたライダー。

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2番目に来てオイシイとこ持って行ったS本氏(スンマセン)
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前は見えてるんですか?

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チェーーーンジ!!・・・する前だっつートコがシブい。

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合成写真じゃありません。他チームからも人気でした、ヒヒヒ

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今年はエントリーしなかった「ひとりでできるもん。」さんが現れた!ご結婚おめでとうございます。
280馬邪のベースとなったXR-BAJAの元オーナー、N造さんと。

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前半は苦戦してます。

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合成写真じゃありません。

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チームの司令塔たるT中氏も、疲れが溜まってウトウト・・・。

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ようやく大台に。

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河原のホームストレートは使わず、道路側を周るコース設定。

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集計前のシケイン。右に曲がるのが面倒だったw

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戦いを終えた赤組のXLR芋樽号。芋樽って何?・・・それは「IMMORTAL」という事です、下らねェ!(名付け親は俺w)

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奇跡のショット、仮面ライダーBLACKとT中代表。

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ちょっとビミョーな方ですが、非常にいい人です。T中代表をよろしこ!

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全ては俺の指導の賜物だな・・・とのT中代表のお言葉です。

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ミニモト争奪ジャンケン決勝戦! JAYBIRD奥さん、惜しかった~!

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バトルホッパーの造型が参加者に認められて、ドレスアップ賞を受賞したHSTRのS田氏。回を重ねる毎に、皆の期待によってハードルは高くなりますぞ(笑)

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草レースに於ける女性の色気の極みだ! ・・・とT中代表も絶賛してました。

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友人・関係者のブログなど(順不同)
なんでも屋・夏目商店・・・赤組の芋樽号オーナーのブログ
モリテックの「ダカールまで行ったる!」・・・青組ライダーmoritech氏のブログ。ファラオネタも見てちょ!
遠州鉄道ルルル・・・赤組ライダールルル氏(別名ペドロサ)のブログ。坂内から帰宅後、そのまま海外出張中とかw
田中麗震愚な呟き・・・田中麗震愚オフィシャルブログw ライターはN川氏。
田中麗震愚HP・・・田中麗震愚オフィシャルホームページ 参戦予定やリザルトなど。
Diaries of JJ・・・#27のマネージャーのブログ。自分自身が大変で、お話できなくて残念です。
cafeHELIOS・・・#27のカントクのブログ。実は2回ほど24Hで同じチームで走ってます。
HSTR・・・いわずと知れた仮面ライダーチームのオフィシャルホームページ。マシン製作以外でも他チームとベクトルが違ってて、何となく怖いw
生涯壱単車乗りのブログ・・・280馬邪のベースとなったXR-BAJAの元オーナーのブログ。応援ありがとうございました。
クラブオフ・・・主催者ホームページ。

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壊れるなよ、280馬邪

2009-10-22 00:58:17 | オフロード

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夜半過ぎ、オイルの減り方が深刻な状況だと言う事で起こされた。
右側クランクケースカバーのどこかからか漏れているのではという事らしい。なので、クランクケースカバーをスペアエンジンのものに取り替えれば直るのでは、と。
しかし、夕方にクラッチを取り替えるのに35分掛かった。右側クランクケースカバーを交換するのは、クラッチ本体の取替えはしないとはいえども作業内容的にはほとんど同じだ。
ケースカバー交換のみでも20分以上は掛かってしまうだろう。
 
実はスタート前からマークしていたのが、#10のチーム。阪下の常連さん達らしいからだ。当初は4位あたりだったものの、予想通り安定した速さを見せて12時間時点で2位。ウチに2周遅れ。
ケースカバーの取替えで協議している時点では4周差。1周8分と考えて32分差。ケースカバーを交換していると、他に何かトラブったら終わりになってしまう。
なのでライダー交代の度にフィラーキャップから溢れるまでオイルを継ぎ足していく作戦にする。
 
結果としては良好で、なんとかそのまま走行を続ける事ができたのである。
 
しかし今回はパンクも2回・・・。

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夜半過ぎにチェーンガイドも撤廃。無しでも意外と持つモンですな。

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N目君にキック始動のレクチャーをするT中氏。

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K頭さんは日曜日の午前中に仕事の予定が入っているので、遅くとも朝6時前には走行を終了したい・・・との事。
ME06さんのハイペースな走りに刺激されたのか、これまたかなりのペースで走行を終了。
ME06さん曰く「K頭さん、ホントにキッチリ仕事していきましたなあ」・・・俺も大きく頷いてしまった。
 
夜明けが近づいてきた。

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ライダー交代時にライトを取り外す予定だったが、思いの他明るくならず、ME06さんが走行中に一旦ピットインする形でライトを取り外した。

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ME06さん「軽すぎてポンポン跳ねますワ」
そう、280馬邪はXR250改としてはアホみたいに軽く、特にフロント周りの軽さは特筆モノ。敢えて正立のままのフォーク、ネオプレーンゲーターなどで重量を抑えている。
 
朝食はJロウさんが担当。

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コレはマジで体が冷えてたのでありがたかった! 洋風でウマかったっス。

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料理の名称は不明。洋風だから「鍋」じゃないですよね。
 
朝7時半頃、俺もようやく2回目のライディング。かなりヤレた感触だが、大事に走ればマシンも持つだろう。夜間のオイル切れの影響か、カチャカチャとタペット音が喧しい。ちょっと飛ばすとクランクケースからゴロゴロ・・・と空転するような感触が伝わってくる。

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プロカメラマン夏目健司氏撮影
無難に7分半~8分程度のペースで11周して終了。ライダーとしての俺の役目は終わりだ。
クラッチがトラウマになってしまったT田さんも4速を使うのは止めたそうで、いいペースで無事走行を終えた。

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そして唯一人4本の走行となったアンカーのmoritechさんへバトンタッチ。

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ローテーションを気にしすぎて何本の走行かを考えてませんでした、すんません。

やっぱ俺はマネージメントには向いてない。マシンの調子に気を取られすぎたな。
 
さてさて、ゴール時間が近づいてきた。
もうここでクラッチが逝こうが、エンジンがぶっ壊れようが、マシンを押してでもチェッカーを受けさえすれば優勝だろう。
そんじゃまた、一丁やりますか。
他のレースだったら即刻失格なウイニングラン。
去年はコレで全開で走ってしまったのを反省して、ゆっくり走りますよ。

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プロカメラマン夏目健司氏撮影
つーか、今年は『田中代表実物よりも大き目ご尊顔入りピットボード(人面魚並みにビックリ)』をフロントに取り付けたので、絶対に速く走れない。
最初はナントカ走れるだろうと思っていたのに、ダンロップ裏あたりで既に猛烈に後悔。右側の視界が遮られているので左コーナーの方が楽かと思いきや、逆。バイクを倒すので右コーナーの方が楽なのだ。
直線走るだけでも大変。
何とか1周。ゆっくり走ったのでもうチェッカー振られてるかと思ったら、あと3分だそうで・・・。
トホホ、もう1周コレで走ってこなければイカンのね・・・。

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プロカメラマン夏目健司氏撮影
 
結果は168周で総合優勝。

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周回数が歴代リザルトに比べてかなり少ないのは、河原のホームストレートを使わず、道路側の荒れた部分を使ったため。
赤組は138周で14位。結構走れてたのに、速いチームが多くて埋没してしまいましたな。代表自ら足を引っ張ったし(笑)
赤組のピットももっと手伝うつもりだったのだが、青組の方が大変で、あまり出来なくて申し訳ない。
 
従来はクラス区分での表彰しかなかったのだが、今回は総合優勝の表彰もあった。

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何でも来年からオープン、250、125の区分は一本化するとの事。確かにオープンはあまり意味無いですな。
個人的には総合とは別に、JNCCのクロスオーバーみたいに125ccやレディースの表彰があるといいと思うんですが。
坂内では、4stの125だと250相手には戦えないので、使えるマシンがTTR125しかないというようなチームにはちょっと厳しい。
ライダーに女性が一人でも入っていれば、総合とは別にレディースでも表彰される可能性が出る・・・とか。まあ、例えばの話です。
 
優勝カップは来年返還しなければならないそうで、と言う事は必ず出なければならないという事ですな。ハハハ・・・。
まあとにかく、連覇できて良かったわい。

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====================================
                        記
  
■#24 田中麗震愚・青組 オープンクラス優勝&総合優勝 周回数168周
[マシン:280馬邪]
[ライダー:ME06氏・T田氏・K頭氏・moritech氏・N川氏・俺]
  □マシントラブル
   Rタイヤパンク2回
   チェーンガイド折損(最終的には取り外して走行)
   クラッチの滑り
   オイル漏れ
  □ガソリン:ハイオク 約60?使用
  □エンジンオイル WAKO'S 4CR60 約10?使用(継ぎ足しのため)
  
■#25 田中麗震愚・赤組 250クラス13位&総合14位 周回数138周
[マシン:XLR芋樽号]
[ライダー:N目氏・Jロウ氏・ルルル氏(別名ペドロサ)・JAYBIRD氏・世界の代表T中氏]
  □マシントラブル
   キャブはりつき
   他マイナートラブル
-------------------------------------------------------------------
Special THANX(順不同)
■Rすけ君(4CR協賛ありがとう!)※怪我の為メンバー入りできず!
■和光ケミカル ご担当者様
■K頭氏(ちょっと応援の筈が、フル活躍! スペアエンジンもありがとうございます)
■K原氏(ピットクルー&タイムキーパーありがとうございます)
■ケータリング班 Jロウ氏 N川氏(心に沁みました)
■酔いどれメカ長・T浦氏&ケン少年
■N造氏(280馬邪のベースとなったXR-BAJAの元オーナーw)差し入れもTHANX
■他、関係者全ての皆様
====================================
 
次回は、レポート本文中で使えなかった写真(by俺なので大したものは無し)のアップと、このレースに参加された方々のリンク集にしたいです。
直接面識の無い方も、俺の、私のブログを紹介しろい!・・・って方は、コメント下さい。

人気ブログ(哂)にて紹介させていただきます。
知人は無許可でリンク貼る予定。ヒヒヒ 不可の方は今の内にコメント下さい。

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暗雲垂れ込める

2009-10-21 00:24:57 | オフロード

「クラッチが滑る!」
T田さんの叫び声にメンバーの脳裏に浮かび上がったのは、去年の悪夢。
しかもこんなに早い時間に起ころうとは。
 
去年の同レースで、終盤にクラッチトラブルが発生。クラッチの遊びがマイナス状態となり、滑るという物だった。
280馬邪はかなりのハイパワー。
ピークパワーではXR400よりも上。静音サイレンサーのYZ250Fに近いパワーを出している。
かといって低速がスカスカな訳でもなく、アイドリングでも走れてしまうほどのトルク。
クラッチに負担が掛かるのも当然の話だ。
今回はそれに備えて、クラッチ関係は全て新品に取替えてある。
逆に慣らしが出来ていないのが仇になったのか、T田さんのライディングに悲鳴を上げてしまったようだ。
去年の経験から真っ先にクラッチワイヤーの遊びを確認すると、やはりマイナス状態。
コレを調整して再びコースへ送り出す。
 
ところが、数周走行しただけなのに、またT田さんが叫びながらピットイン。
「クラッチがまた滑りはじめた!」
再びワイヤーを調整するも、調整ネジ山は手元側もエンジン側も、既にほぼ限界位置だ。
 
とにかく大事に走ってもらうように伝え、再びコースへ。
 
T田さんの走行終了後にヘッドライトを装着する予定。
ヘッドライトユニットは2.2kg程度あって、とても重い。
ハンドリングへの影響を嫌って、T田さんにはギリギリまで無灯火で走ってもらうつもりだったのだ。
ヘッドライト装着と同時にエンジンオイル交換もする事になっている。
 
ピットで協議が行われ、次のピットインで思い切ってクラッチを交換する事になった。
現在280馬邪に取り付けているクラッチは、バスケット以外全て新品。
プレッシャープレート、ボスも新品だ。バスケットだけは去年の坂内2DAYS後しばらくして交換したもので、それほど使用していない。
対して次で取り替えようとしているクラッチは、ボス、プレッシャープレート共に2年ほど使用した中古。
クラッチ板、フリクションプレートは去年の坂内2DAYS直後に取り替えた物。
こんな物で最後まで持つのか?
 
ピット作業は、俺がヘッドライトの取り付け、チェーンガイドの修理、自作のアンダーガードの取り外し&取り付けをはじめとした細かい作業を行い、K頭さんがクラッチの交換を行う事とした。実はK頭さんはバイク屋さんなのだ。
 
T田さんがピットイン。
6~7人が280馬邪に群がり、一気に作業を進める。
必死に作業を終わらせて、再びmoritechさんが走り出す。
タイムキーパー的な存在となったK原さんによると、ピットストップは35分程度だったそうだ。4~5周のロスか・・・コレは痛い。
出てきたクラッチは、こんなの(笑)。

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黒く塗った訳ではないよ。
 
もうダメだと思いこんで、しばらく順位をチェックに行く気はしなかったのだが、1時間ほどしてN川君がボールの数をチェックに行った。
すると、どちらがトップか分からないが、#22とウチが同一周回との事。他チームにも何かトラブルがあったか?

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K頭さんが持ってきてくれたスペアエンジンから、念のためもう1セットのクラッチを取り外しておく。

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ほっと胸を撫で下ろし、N川君の作った「坦々ゴマ鍋」をいただく。

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レシピサイトとして高名な「COOKPAD」を印刷した紙に首っ引きだった事は内密に。
今年は、我がチームに「担当制」が導入された。
例年は個人の負担の差がかなり大きく、準備や後片付け、当日のピットの作業まで、何でもかんでもやっている人もいれば、ほぼ走るだけで終わってしまう人もいる。コレではいつか参ってしまうという事でワーワー言ってたら(スミマセンw)、N川君とJロウさんが食事係に名乗りを上げてくれたのだ。

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おかげで俺は非常用にカップラーメンを数個持って行っただけ。それなのに食べ物には困らなかった。今年はほぼピット作業に付きっ切りとなったが、空き時間にすぐに何かが食べれて助かった。まあ、肝心な俺の荷物の量はあまり減らなかったけど(笑)。
他のチームの方々はどうやっているんだろう?
 
さてこの頃、赤組のXLR芋樽号が帰ってこない。
280馬邪で走行中のmoritechさんがピットに立ち寄り、T中代表の乗った芋樽号がダンロップ看板付近で止まっているとの事。コレができるのが、2台体制の強みだ。Img_4981
俺は適当な工具をバッグに入れて、徒歩で救出に向かう。
後の詳細は割愛するが、工具を使わずに復帰した・・・とだけ書き記しておこうw
ちなみに次のローテーションでも全く同じ事態がw

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280馬邪は、ライダー交代時にクラッチの遊びをチェックする。とりあえず今のところは大丈夫そうだ。

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特に必要は感じなかったが、エアクリーナーエレメントも念のため交換。坂内は川渡りがある。大した水量ではないけど、何周も周回していると水がボディーブローの様に効いてくる。雨が降ったら覿面だ。
ということで、水の浸入については新しい方法で対策した。結果、この時点でのエアクリーナーエレメントは、湿った気配もない。侵入対策の方法についてはヒミツ。田中ワークスマシンですから(笑)。
 
夜8時を回った頃、土曜日の仕事を逃げる事ができなかったME06さんが登場。コレでフルメンバーだ。やっと俺も走れるぞ。
ウェアに着替えて280馬邪に跨る。
ウーム、かなりマシンの調子は落ちているようだ。ビルダーである俺がマシンを壊してしまうとシャレにならないので、ペースを落として走る。
時々、エンジンの左側からヒューーーーン・・・・と笛のような音がする。暫くすると消える。何だろう? セルモーターが回りっぱなしか?
結局あまりテンションも上がってこないままに10周のノルマを終えて、ME06さんに交代。

Img_4983

 
メンバー中最も速いME06さんは、クラッチトラブルの瞬間を見ていないためか、いきなり全開走行だ。大丈夫かいな、マシンは。
ME06さんがピットインし、予定のオイル交換をする。
ドレンボルトを緩めたが・・・
何と、オイルが出てこない!!!

Img_4988

 
右側クランクケースカバー辺りがオイルで汚れている。オイル漏れか?
とりあえず規定量を入れて、走行を継続させる。この時点で2位以下に4周程度しかリードしてないので、とりあえずはオイルを足しながら走るより仕方が無い。
しかし、油が全く入っていないのに動き続けていたエンジン。
コレは、焼き付きに滅法強い特性のWAKO’Sの4CR60のお陰に違いない。

Img_4996

 
度重なるトラブルによってかなり消耗してしまった俺は、トラブったら起こしてくれるように頼み、トラックの運転席で仮眠する事にした。

 

つづく。

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暴れ馬、始動!

2009-10-20 02:30:38 | オフロード

280馬邪は前日にHIDのインバーターの取り付けなどを完了。
インバーターの取り付け位置はこんな所。

Img_4937

280馬邪の細かい仕様は秘密にしているが(笑)、これはノーマルマフラーや市販のマフラーでは真似できないので公開に踏み切った(爆)
ホイールなどのスペアパーツの多くは、XR乗りであるME06さんとT田さんがやってくれた。
今年は準備からレースまで色々と分担できて、いい雰囲気で終了することができた。もう少し贅沢を言わせていただければ、もうちょっと俺とN目君の負担が減ると助かるんですが(笑)

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前日の晩8時頃にマシンは完成したものの、いつの間にか寝てしまっていた。
起きたら何と朝の4時!
コレはイカンと慌てて荷造りして(マシンは積んであった)、風呂に入ってから出発。いよいよ長い2日間の始まりだ。

 

現地には7時過ぎに到着。
我らが田中麗震愚代表のT中氏とN目君、JAYBIRDさん、moritechさんが既に来ていた。
受付順にパドックエリアに進入する決まりになっており、エントリーが遅かったので心配したものの、希望の位置にスペースを確保することができた。
メンバーからは不評な櫓を設営。設営と撤去は大変だが、PIT作業ではバツグンの威力を発揮する。

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ところで、280馬邪は実はこの時点でセルが回らなかった。去年からのセル不調は原因を突き止められず、そのまま持ち込んだのだ。
ちなみにスイッチ取替え、リレー取替え、バッテリー新品、ブラシ取替え、配線取替え済み。

 

今年も必勝体制の青組とエンジョイの赤組に分かれる。しかしメンバーが規定数6人ずつに足りず、超強力な助っ人をお願いすることになった。坂内バイクランドの創世記から地元で活躍されているK頭氏。海外ラリーや国内BIGレースにも出場しており、非常に顔も広い方である。
で、前日にK頭さんに電話したところ、MD30のセルを所有してみえるとの事だっだので持ってきてもらい、スタート前に取り替えた。
ところがやはりセルが回らんのよ。そのままスタートすることになってしまった。

 

某氏が暗黙の了解にてゼッケンを製作してくれる事をアテにしていたものの、見事に裏切られてビニールテープで書き入れる赤組芋樽号とN目君。

Img_4948

スタートはファラオ帰りのmoritechさんから。
ライダー全員の実力からして普通に走っていれば勝てるはずなんで、moritechさんであればトップグループをキープしたまま確実に次に回してくれるであろうと考えたのである。

Img_4953

青組は1日目の昼間は、俺を含めて4人しかいない。予定しているピット作業の前後のタイミングで俺が走っていると、ピット作業の効率が落ちてしまう。
何せ280馬邪は俺の手によるオリジナルパーツが多すぎる。
なので俺は極力メカニック専属と考えて、作業服のままだ。

 

しかしピットは賑やかだ。
作業を手伝ってくださったK原さん、M山さんなど坂内の大御所をはじめ、K頭さんの知り合い、HSTRの方々、その他多数の知人が訪れる。

Img_4956

田中麗震愚もメジャーになったもんだ(笑)。
田中麗震愚メジャー化に尽力くださっている我らが代表田中氏も、空を見上げて肩を震わせていらっしゃった。

 

11時25分。遂に国旗が振り下ろされた。ルマン式である。

Img_4958

moritechさんも順調なスタートを切ったが、セル付きのバイクがほとんどなので、スタート直後の順位は真ん中くらい。

Img_4960

ヒヒヒ、こりゃ作戦通り。
当然走らせれば速いので、走行を終了する頃にはトップグループだ。

Img_4964

 

 

キャブの不調を訴えながらも走り続けるN目君。

Img_4971

ピットからは世界の代表田中氏より的確な指示が下される。

Img_4972

 

青組の次のライダーは、K頭さん。
初めて280馬邪に乗る彼は、スタート前からFブレーキのタッチが気に入らない模様。
「キャブのセッティングは出てるの?」など、マシンの仕上がりに信頼してもらえてないようだ。
走行開始直後は、ピット前を通り抜けるたびにFブレーキのプアーさをアピールしていく。
ウ~ム・・・ME08のマスターだと、あんなカンジなんですが。
走行終了後、K頭さんの一言。
「乗りやすい! 坂内のエンデューロマシンとしては、無欠だ。Fブレーキを除いては。」
それと、走行中にセルが復活したそうだ。どうなっているんだろう。

 

時を前後して、本来は日没後にしか来られない筈だったN川君が現れた。

Img_4974

「今日は早く来られたんですが・・・早く帰らなくてはならなくなりました。」
何~イ!
そんな訳で、K頭さんの次に俺が走ろうと思っていたのをN川君に変更。
元気良くピットを飛び出して行ったものの、数周後、規定時間を過ぎても帰ってこない。
ピットは大騒ぎ。そして様子を見に行ったmoritechさんが血相を変えて走ってきた。
マシンが止まっている!・・・と。

 

チェーンガイドが折れて巻き込み、チェーンが噛み込んでしまったとの事。
工具を持って駆けつけると、スイングアームに溶接されたチェーンガイドのステーが、見事にモゲていた。
噛み込んだチェーンは叩き出したのだが、リヤタイヤがパンクしている事が発覚。
急遽ピットインだ。
チェーンガイドは当面は無しとし、スペアホイールに交換。

Img_4975

暫く気付かずに走っていたのだろう、チューブはタイヤの中で激しく捩れてしまっていた。
ライト装着時にチェーンガイドを付け直す為、修理用の材料として持参したアングル材を加工してブラケットを製作。

Img_4976

順位は同一周回がいるものの、既にトップ。「ジワリと速く」の作戦通りだ。コース上でのストップや、5分程度のピットストップも物ともしていない。

 

次は破れたモトパンを履いたT田さんである。※次のローテーションが夜中なので、濡れたウェアで走る事を嫌って、初回に使い古しのモトパンを履いている

Img_4977

彼もかなりのペースで走る人なのだが、それとは裏腹に、マシンに負担を掛ける事でも高名である(スミマセン)。
30分ほど走行したところで、突然ピットに戻ってきた。
「クラッチが滑る!」
 

 

ピット内は凍りついた。

 

つづく。

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V2達成!

2009-10-18 19:20:37 | オフロード

2009年 第13回坂内2DAYSエンデューロから無事帰還。

数点のマシントラブルにより苦労してしまったが、田中麗震愚・青組は何とか二連覇できた。

Img_5039

 

来年からクラス分けが変更になるようで、その布石としてか(?)、クラス別表彰の他に総合優勝の表彰もあった。

オープンクラスの廃止を願ってやまない俺としては(爆)願っても無いことである。

 

レポートはボチボチと、数回に分けてアップする予定。

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Top Secret

2009-10-16 06:25:07 | XR250

Img_4936

職業上、台風の影響で数日のロスがあり、マシンは予定通りには仕上がってない。
まあ、去年よりはかなりマシかなあ。
 
少なくともマシンの仕上がりに関しては、絶対にナンバーワンでなくてはならない。
これ、俺のプライドそのもの。
あとは速いメンバー達が何とかしてくれるでしょう。
壊さないで~~~・・・。
 
こんな280馬邪に興味のある方は、当日ピットウォークで見に来てください(笑)。
何か聞かれても、チャランポランな答えしかしませんがw
そうそう、旧メンバーの方々も、遊び半分で覗きに来たらどうでしょう?
 
本番前の最後の書き込みかな?
できれば出発前にもう一度、記事をアップする予定。
 
以下、覚え書き。
●HIDインバーターのステー製作
●ヘッドライトガード類仕上げ
●前後ブレーキパッド交換
●ブレーキフルード交換
●チェーン&スプロケ交換
●サイレンサーOH
●エンジンオイル交換
●バークバスター取り付け
●キャブ・オーバーフローチューブ取替
●スペアホイール準備

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坂内4Hエンデューロ・第50回記念大会

2009-10-12 19:12:08 | オフロード

夜叉ヶ池登山から帰った後、すぐに道の駅藤橋の「藤橋の湯」に行き、またバイクランドに戻る。
夕方6時から前夜祭が行われるのだ。
前回大会時に初めて前日の昼間に来たのだが、駐車場はガラガラだった・・・。
しかし今回はイベントがあるので、夕方の時点でほぼ満車!
 
登山に参加した人はバイキング無料、その他の人の参加もたった100円! 熱燗はタダ!
レポートに先立って書いておきたいが、この100円という金額が本来の金額ではない事は誰もがわかることであろう。
生々しい話ではあるが、100人来ても売り上げはたったの10000円ですぞ。
これらが町費とかで賄われているのかどうかは分からないけど、ちょっと心配になっちゃう。レースのエントリーフィーも極端に安いしね。
もしも何か無理してるんだったら、値上げして下さいって言いたくなってしまうほど。
坂内4Hは年2回行われ、今回は50回。と言う事は、25年もやっとるんですよ。スゲェ!
ローカルレースでここまでの開催数を数えるというのも、非常に珍しい。
レースはほとんどがボランティアによって成り立っている。
イベントの運営には完璧はありえない。文句を言い始めたらキリが無い。もしも文句を言いたい人は、何か一つ位でも運営を手伝われてみては如何でしょう。1回じゃダメですぜ。何年もやらないと。
俺は2~3回位が限界かな~。だから平伏すのみなのだ。
参加者に出来る事といえば、何はともあれ参加して、たらふく食って飲んで、自分が出したゴミくらいは片付ける・・・って事くらいであるのだ。
 

4h0

スタッフの方々に心の中で手を合わせつつ、まずは熱燗(竹酒)と地獄うどん。

4h1

熱燗はナントカいう地元の日本酒で(名前を失念!)、甘口で飲みやすい。
地獄うどんの方は所謂「釜玉」になるのか「ぶっかけ」になるのか? 某チェーン店で食って以来、釜玉はあまり好きではないのだが、結構旨いぞ!
何といっても唐辛子が旨い。野菜的にして調味料的な味があるのだよ。
聞けばこの唐辛子も地元の特産との事。唐辛子を炒めるとか揚げるとか言っていたような気がするが、失念w

4h2

激辛党の俺も超オススメ! この唐辛子は道の駅で売っているそうで、写真の物はJAYBIRDさんからのおすそ分け。
 

4h3

スタッフの工夫が凝らされたゲームが行われる。
コレだけ準備するだけでも大変だろうに・・・。
今枝さんのMCも楽しい。

4h4

レースの進行も彼のMCで行われるが、特筆すべきは時間ピッタリに行われる事。
ここまで完璧なリズムでの進行は、何処のレースでもあまり無いだろう。
 
5人1チームでコーラの早飲み競争が行われたので、5人家族のウチも参加。

4h5

しかし子供が3人、その内に2歳児が含まれるので、単なるオチャラケにしかならん。

4h6

触感クイズっていうんだったっけ・・・?

4h7

ここで使われているプリンは、何と手作りですぞ。
 
地元の高校生(だと思う)のヨサコイ演舞。

4h8

しっかり練習してあって見ごたえあり。それぞれの顔をよく見ると、見たことあるぞ。いつもレースの運営を手伝っている子たちだった。

4h9

坂内地区では女の子の方が元気なのかな?(笑)
 
地元の消防団の方々のバンド、「笑望暖」のライブ。

4h10

元々ドラマーでもあった俺(ホント)、見てると自分もやりたくなってしまう。

4h32

前日ほとんど寝ていないのと、登山の疲れで意識が朦朧と・・・。
そんな楽しい夜は、アッという間に過ぎていくのであった。

4h11

 
次の朝。レースである。
左腕の骨折が完治していない俺は、今回は出ない。
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
と言っていたはずなのに、アレ、おかしいな。
なんでYZを持ってきているんだろう。

4h12

何故既にゼッケンが貼ってあるんだろう。
自分の意思とは裏腹に、吸い寄せられるように車検を受ける(オイ)。
 
しかし、当初から参戦表明していたN川君が来ない。
時々変な時間に来るヤツなので、少々の事ならば心配しないが、もう直ぐ車検の受付時間も終わろうとしているのに来ない。
俺、エアゲージを忘れてきたので借りようと思っているのに、来ない。
何かあったのかと思って、一度携帯電話の圏内に入る場所まで移動しようかと思いつつ、トイレでウンコ待ちをしていると・・・
窓の外にYZを積んだ軽の1BOXが・・・来たーッ、俺のエアゲージ!
ウウウ~ッ!!!次でウンコが出来るのに~!!!
 

4h13

レンタカートランポが途中で故障して止まってしまい、レンタカー屋に代車を持ってきてもらって積み替えた・・・との事。なかなか冴えませんなあ(笑)
 
自分の意思とは関係なくレースに出場する俺のYZは(オイ)、今回は前後中古タイヤ、曲がったハンドルの取替え、エンジンオイル交換無し、屁の突っ張りでフロントサスの油面を下げたくらい。
完全にやる気ゼロ。来週の24時間の練習のつもりで走る事にする。

4h14

 
対してN川君のYZは、正に「走る実験室」。コチラのブログに詳しいが、パンク対策に中古チューブを2枚重ね、木製のアンダーガードというスペシャルチューンだ。

4h15

彼は必ずしも整備や工作が得意な方ではないと思うが、彼を見習うべき人も多いのでは?
俺もチューブ2枚重ねには興味深々だ。似たような事は何度か考えた事があるが、実例を聞いた事が無い。上手くいけば貧乏ライダーにとっては大いなる福音となるであろう。
 
昨日の疲れからか、両足が攣っている状態で最後部グリッドからゆっくりスタート。
周回を続けるものの、調子が出てこない。

4h16

4h17

腕も足も直ぐにパンパンで、クラッチを握る握力も低下。右手はエンジンの振動で痺れてきた。
オマケにロールオフが巻き上げなくなってしまった・・・またか。仕方なくゴーグルを外す。

4h18

1台ずつパスしながら走行していると、出走前に軽く話した#161氏に追いついた。抜く事は出来そうだが、スタート前に交わした会話からすると、もっと速いはず(戦績などからして)だが・・・?
しばらくしてラインを譲ってもらうような形でパス。
ところがこの後、離れない。一度前に出た以上は、簡単に先を譲るのも何なので頑張ってみたが、既にバテバテ。しばらくすると#161氏はありえないスピードでカッ飛んで行った。
 
じっくりと走る事にした。するとだんだん調子も上がってきたようだ。その頃、集計のシケインでホイールを持った男が「ウォーイ」と叫んでいたような・・・。
ア、アレ・・・? N川君か? まさかね。
 
2時間経過して給油のためにピットイン。既にヘロヘロ状態だ。
偶然目の前に居合わせたでんでん丸氏に手伝ってもらい、給油を済ませる。ありがとうございます。助かりました。
この時にゴーグルを取り替えて出たのだが、直ぐにドロドロ。またゴーグルを外す。

4h19

4h20

目が痛い。視界が霞んできてしまった。
何度か止まってゴーグルを拭いてみたり、川渡りのところでゴーグル外して洗ってみたり(笑)、ピットに入ってスポーツドリンクで洗ってみたりしたが視界が良くならない(眼自体が霞んでいるので、ゴーグルが少しでも汚れると極端に見えない)。
裸眼で走るのもそろそろ限界だ。走りもダラダラだし、思い切ってリタイヤしよう。
 
そう思いながら走るが、抜いたばかりのバイクが後ろにいたり、前方にバイクが見えていたりするとなかなか勝負を諦められんのよ。
2時間以上経過した事もあって2人で走るクラスのバイクには時々抜かれてしまう。コレはイカン。
 
結局そのまま3時間が経過。ここで吹っ切れた。このまま行ってやろうじゃないの。
で、何故か今更ド全開。モータースポーツはやっぱメンタルのスポーツですなあ。

4h21

4h22

 
最終ラップで突然後ろから4stの音。さっき後方を確認したばかりなので、誰も来ていない筈。
後ろを見ると、ゼッケンには「M」の文字が(爆)。
ボンボン煽ってくる。K頭さん、勘弁してくださいよ。もうバテバテなんですから。

4h23

 
結局1時間経過ごろに集計ポイントで見かけた謎の男は、N川君。スペシャルチューンなチューブ2枚重ねは失敗に終わり、見事にパンクしたらしい。ヒヒヒ
どうりで前半にコース上で見かけないと思った。
その後自力で修理して復活したのは、大したモンだ。俺ならリタイヤだな。
前回の大会では猛烈に消耗していた彼だが、今回はパンクのおかげでそれほどの消耗もない。
が、無言でパンを食う姿にはやはり哀愁が漂っている。

4h24

 
俺は骨折の痛みが復活してしまったが、何とか完走できて満足。6月以降、ロクすっぽ練習も筋トレもしてないので、バテテしまってイカンなあ。
レース中にはコケなかったのに、パドックに戻るときにスッ転んでしまった。なんてこったい。
まあ来週の練習にはなっただろう。
家族総出で出かけると、この有様。

4h25

グランドキャビンが欲しい・・・でもアレは仕事では困るんだよな。
 
ヨシッ! 気合充分で坂内2DAYSエンデューロだ!
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
 
・・・
えっ、レースの結果?
何故かタナボタで2位でした、ハハハ。1位はもちろん#161氏。

4h26

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