ニップルはピンクがいい。

ヤマハ車は俺が知る限り、スポークとニップルはホイール1本分のセットでしか出ない。
部品構成が変更されているようで、デリバリーされたスポークは、元のスポーク（’08)と2㎜ほど長さが異なっていた。


'08ではクロメートめっきだったニップルは、三価クロメート（たぶん）に変更されている。
仕事で使用するボルト類・タッピングビスなどは、以前はユニクロめっきが当たり前だったが、現在ではほぼすべてが三価クロメートになっている。防錆の性能的な問題ではなく、毒性の問題で切り替えられたのだそうだ。

夜中にスポークを組み換え。


ついでにフロントホイールも振れとりをしておいた。


フロントホイールは購入当初からかなり激しくブレているのは知っていたんだけど、面倒くさいので今まで放置してきた。今回調整しようとしたら、リムが溶接箇所で完全にグネっており、振れはほとんど収まらなかった。ヤマハ車とはいえ生産国が異なると、クオリティが変わってくるようだ。まさかこんな品質のリムが部品だけ日本国内で、海外でノックダウン生産されているという事はないだろう。
ちなみに俺は、自転車を含めると30本以上はスポーク組みしたことがあるので割と自信があるんだけど、今回はリムの変形のせいで最も酷い組みあがりとなった（笑）。

あと、前から気になっていた、二次減速比を変更してみた。

自分で乗っているわけではないのでハッキリとは言えないが、TTRはCRF50、DRZ50と比べてトルクが弱いような気がする。他の子たちが２速３速を使い切って走っている中で、正吉君のTTRは３速に入るタイミングがかなり遅く、ギヤをフルに使いきれていないように見える。

ドリブンスプロケットをウェビックに注文したら、藤野玲子さんからメールが来た。


注文した丁数が用意できないとのことなので、仕方なくドライブスプロケットを１丁落としで注文。


さすがにこれでは二次減速比が低すぎるような気がするが、仕方がない。ダメだったらドリブンスプロケットをオーダー製作してくれるところに頼むことにしよう。

日曜日はモトクロスランド多度。


二次減速比はボチボチみたいで、３速にも入るようになった。ただ、今までの癖かなかなか３速に入れないので遅い（笑）。
おまけに毎週、１週間前に教えたことを忘れちゃうみたいで、午前中はだいたいダメダメ。
やっとこさ調子が出てきたかなーというところで「アクセルが固い～」。

おおっこれは！？

チェックすると、スロットルワイヤーが中で切れかかって解れちゃってるみたいで、スロットルがまるで動かない。


スロットルワイヤーの予備くらい持ってないようなら、バイクに乗る資格はねえ！！（by早瀬左近・・・って知らねぇか笑）

資格がないなどとは全く思わないが（笑）、たまたま新品の予備を持っていたので取り替えた。


お昼休みに２人で徒歩でコースに入り、ラインを確認してみた。
正吉君はいつでも同じラインばかり通る。しかもそれが「ど～ぞ抜いてってください」と言わんばかりのイン側ガラ空き状態で、口で説明しても何も変わらないのだ。おまけに前車に追いついても後ろに付いて走るだけなので、前の子がミスしない限り抜く事ができない。

お昼からの走行では、割と前に出ようとする意識が見て取れた。やっとこさブレーキを遅らせてインに入るという基本も分かったみたい。

んが・・・。
ダンゴ状態の中に割って入っていき、接触転倒。さらに後ろのから来た子に轢かれてしまうという大クラッシュ！！
以前の事もあってか、ちゃちょう、おばちゃん、他のパパ達も心配してくれて集まってくるほどだった。
怪我は大した事なかったんだけど、凹みっぷりが酷い。

とりあえず、「前に出ようとした事」を褒め、あとは俺は遠くに離れて放置プレイ。
どうするかな～と思ったら、次の走行枠ではまた自分で準備して走っていた。結構楽しかったみたい。

俺も走った。
走行台数が多いというか、同じ枠で65の子も走っているので、とにかく疲れる。キッズを含めた３～４台がダンゴになっているんで、抜くに抜けない場面も多くて大変。抜きやすい場所までセーブして走ってる時、さっき抜いたばかりのライダーが前に入ってきたりして・・・。

昼の2本目にはかなりバテてきて、足が攣り始めたので（ヘルニアだと攣りやすいらしい・・・）、そこで終了。

さてさて、ここのところ毎週練習してるだけに、かなり自信を持って走れるようになってきたんだけど、多度の第1戦には出られないかもしれない。

理由は、仕事。
何もこんな年度末にせんでも・・・（笑）。もちろん他のモーターサイクルイベントの日程を考慮しての決定だろうし、誰もがそれぞれ事情があるので、ホンキで言ってるわけではないよ（笑）。
俺は大事を取ってエントリーは見送って、できれば正吉君だけでも何とか走らせてやりたいんだけどね。

ゼッケンはエントリー順の希望ナンバーなんで、1年間親しんだ＃１７をまた使いたいし。元々はモトＧＰ時代のノリックに因んだナンバーだけど、今＃１７って言ったら、話題のクーパー・ウェブでしょ！　多度のちゃちょう言うところの「グーチョキパー」だよ。また使わせてもらうぞ、＃１７。

そもそもこの日は休めるのか？？？

完敗に乾杯！！

日曜日はやっぱりモトクロスランド多度。

準備中に大変なことに気が付いた。

ウエアを忘れてきたっ！！！

正吉君は家からウェアを着てきているので大丈夫だが、俺の分はそっくりそのまま自宅に置いてきた・・・。

正吉君だけ練習走行させようと思って受付も済ませた後、少し冷静に考えた。
「ヘルメットもブーツもプロテクタもあるから、走れるじゃねーか」

んなワケで、ウン十年ぶり（？）にカジュアルウェアで走行することに(笑）。


下半身はジーパン（敢えてデニムという表現は避ける）に外付けプロテクタ。上半身がチェックシャツならば完璧だが、無地のポロシャツだけしかなくて寒かったので、ウインドブレーカーを着た。
モトクロスウェアは当たり前だがモトクロス専用品なので、動きやすさとか色んな意味で快適にできている。
だからと言ってジーパンでモトクロスをやってはイカンという法律はない。

俺はここで声を大にして言いたい。
モトクロスをやっている連中は、形から入りすぎだ。
普段着にプロテクタをつけて走っている人、古いマシンを手に入れてモトクロスを始めた人。いーじゃねーか、見てくれなんてカンケーねぇよ。俺としてはベテランこそそういうスタイルで走ってほしいね。みんなでカジュアルウェアでモトクロスをしよう！！（笑）　ユニクロをモトクロスウェアのトップブランドに押し上げるのだ！！

そんな俺は割と調子が良くて、とても楽しく走ることができた。最初は3クラスに分けての走行が2巡目から4クラスになり、体力的にも楽だったね。何より６５や８５のキッズと走るのはとても疲れるので、大人だけの走行枠があるのはとても嬉しい。
スピードガンの測定では、なんと40㎞をマーク・・・つーかコレ、絶対無い！！　壊れてるよベイビー。ジーパンではそんなスピードは出ねぇよ。

正吉君は先週と打って変わって冴えない走り。何で？？？　前へ前へと出ようとする意識がとても希薄で、スタートバーを使ったヒート練習でもギアを入れ忘れて出遅れるし・・・。話をすると、抜かれたり負けたりすると悔しいみたいなんだけど、ノーテンキというかなんというか。

ヒート練習を終えたとき、他のキッズライダーのパパから指摘を受けてチェックすると・・・。

ガーン！！　リヤホイールのニップルが飛んどる！！


冴えなかった理由はこれか？？

最後の1本を諦めて片付けて帰ろうと思ったら、正吉君が一言。「着替えが無いー」。
わ、忘れてきたっ

モディファイどーのこーの以前に基本がなっとらん！！　全てに完敗の一日であった・・・トホホ
早めに帰ったので、YSPに行って部品注文しておいた。

本日も時間切れ

やっつけ仕事でDQN250Fのリヤブレーキをオーバーホール。

・・・とは言っても、部品は一切替えてない（笑）。ごまかして組みなおしただけ。
エア抜きはこれで一発。


ブリーダーも持っているんだけど、こんな方法で十分。

フルードの漏れは、「リヤブレーキマスターシリンダーのフルード漏れ修理に最適」と謳われているホームセンターコーナンのシリコンで対応。


直りゃいいのだ。細かいこと考えてはイカン！！

さすがにこのパッドの減りは捨て置けないが・・・。


近所のバイク用品店に在庫が無かった。近いうちに何とかしよう。

リヤサスに窒素ガス充填して、DQN250Fの整備は終了。



TT-Rは、転倒時のエアクリーナーBOXへのエンジンオイルや生ガスの流入対策をすることにした。まず、ケースブリーザーの改良。
クランクケースブリーザーホースは直接エアクリーナーボックスに接続されており、転倒するとエンジンオイルがエアクリーナーボックスに流れ込んでしまう。
これを防止するため、ブリーザーホースの途中にオイルキャッチタンクを取り付ける。キャッチタンクといっても少し形状が異なり、いわば単なるトラップのようなもの。


大気解放も考えたけど、しばらくはこれで様子を見る。

キャッチタンクはマフラーガードのボルトに共締め。


キャブのオーバーフロー対策は、ドレンの取り付け位置を決められなかったので、今回はここまで。

ハンバーグはおかずになるに決まっとる。

日曜日はいつもの多度。

雨だったので、しばらく使ってないテントを出した。


自分も練習走行すると片付けが面倒臭いんで、普段はテントなんぞ出す気にならない。
初めてサイドにストレッチフィルムを張ってみたら、準備も楽で割とあったかい。不経済なのがちょっとね。

お昼はこれまた久しぶりに、おにぎり以外のもの。
カレーうどん。汁少ねぇ！！（笑）


晩御飯がカレーの日の翌日の昼飯は、我が家ではリメイクのカレーうどんと決まっている。必然的にカレーは金曜日か土曜日となる。
激辛派の俺はCoCo壱番屋の「とび辛スパイス」必須。中華の時は俺の分だけ四川豆板醤を入れまくる。

この日、正吉君は絶好調。


インチキハイシートの効果もあるし、何よりコーナーでスロットルを開けれるようになってきた。
フープスも割と上手にクリアする。


スタートバーは、いつもみんなが出てからスタートするくらいに反応が鈍いので、今回は背中をポンと押してみた。しばらくこの方法でやってみよう。

正吉君にはまたアドバイスをするようにし始めたんだけど、これはやっぱ言い方の問題だね。
彼が骨折して以来、俺も随分と反省して考えた。特に最近色々とあって子供たちへの接し方を変える努力をしてるので、3人とも気味悪がっているよ（笑）。

俺ももちろん練習走行したんだけど・・・途中でリヤブレーキが効いてないな～とは思っていた。
ガバッとノーズダイブしてバランスを崩したりしてたんで、そこで止めろよというハナシなんだけど（笑）、まあいいかと思って走ってたら、ついに握りゴケ。

理由はフルード漏れ。


実は随分前から漏れてるのは知っていた（笑）。なんちゅーか、DQN250Fには全く手をかけてやる気にならないし（オイ笑）、何より今現在、ブレーキのメンテすら諦めるほどに全く時間がない。

フルードを入れようとしたんだけど、ポンプカップがダメみたいでポンピングだけでは入っていかず、走行枠2本残して終了。テントの片付けの事もあるしね。
それに、1枠あたりの走行台数が多すぎてキツかった。

出てきたフルードはコレ（笑）。


エンジンオイルかっちゅーに（笑）。

晩飯はパン粉成分バリバリのハンバーグ（笑）。焼いても肉汁がほとんど出なかった（笑）。


パン粉が入っているということは、ごはんのおかずにすると炭水化物同士って事でしょ？
肉がメインとはいえ、ちょっと不思議だよねぇ。

グラタンはおかずにならない。

毎日寒いけど、ボチボチと活動中。

ヘルメットラッピング。




これは単なる試作なんでデザインはテキトーだけど、今後一応、適価で販売する計画あり。
今までは仕事ではバイク関連のものはやらないようにしてきた。趣味と仕事がゴッチャになっちゃうのがイヤだったんだよね。でも少し考え方を改めようかと。
仕事と家の事を両立させようとすると、ある程度ゴッチャにしてしまったほうが楽だし、何よりPCだけでかなり仕事ができる。納期が本業ほど厳しくないのもいい。デカールはやたら近所に2件も大御所があるので積極的にはやらないつもりだけど、もしも注文があれば受けるようにしようかと思って、新しい材料をテスト中。詳しくは別サイトで（爆）。

日曜日はやっぱりモトクロスランド多度へ。
3コーナーと4コーナーの間がフープスになっていてビックリ。


正吉君は怪我で4か月も多度を走らなかったので、フープスの練習がほとんどできなかった。
この場所はショートカットルートを使えばセクション練習ができるのがいいところ。繰り返し練習したら、随分上手になったよ。

俺はコースインして早々、意味もなく転倒。チンチンの先っちょをハミ肉的に挟んでしまい、しばらく休憩を余儀なくされた。ビッグマグナムが腫れて、もっと大きくなるかと思ったけど、痛みはほどなく治まった。
で、クラッチレバーが曲がってしまったが・・・溶接した箇所は折れてない。


ライディングの腕はともかく、溶接の腕は確かなようだ（笑）。

この日も台数が多くて4クラスに分けての走行で、それでもフルサイズの走行枠の台数が多い。一応いつも自分なりの課題をもって走っているつもりなんだけど、それができなくなっちゃう。
他車に関係なく華麗な走りができるようになるといいんだけどねぇ・・・。

フープスは前よりも深くて、スパンが微妙に遠い。何度か首がグキッとなった（首のヘルニア）。でもエスケープルートを通ることなく何とか走り切った。

多度は右コーナーばっかりなんで毎回左足の筋肉痛が酷い。今回はフープスのせいか、それに加えて二の腕。俺の生活パターンを考えるとトレーニングをきっちりやるのはキビシイ。
今後のレースでは、スタートバーが降りたらジャガイモの皮むきしてから発進、てのはどう？？　それなら勝てる（笑）。

そんなわけでポテトグラタン。


実はグラタンはあまり好んで口にしない。そりゃ食べれば旨いと思って食べるんだけどさ。
理由は、存在が中途半端だから。主食なのかおかずなのか分かりゃしない。

たとえばファミレスでも単品￥1000弱くらいの価格設定で、成人男子には物足りない量しか出てこないし、セットメニューも見たこと無いような気がする。結果、グラタンを選ぶことが無いのだ。

あらためて調べてみたら、スープやガーリックトーストなどを一緒に出すケースが多いみたい。
写真の量で腹ポンポン！！

子供たちに「フランスパン食ったことある？」って聞いたら、「無い」って・・・。なかなか細かいことまで気が回らんからなあ、粗末な育て方になっちまっている。
まあ、3人とも好き嫌いなく食ってくれるのは助かるね。